アクティブノイズキャンセリング(ANC)対応の「外でガシガシ使えるイヤホン」をお探しのあなた!
今回紹介するのは、SOUNDPEATSの「Capsule3 Pro」というイヤホン。
実際に使ってみて一発目に思ったのが「ノイズキャンセリングの効きいいな〜」でした。
スーッと雑音が消える感覚は、まさにクセになります。
音質自体も洗練されていて、聴いていて楽しくなる、ノれるイヤホンでした。
外で使うなら、価格・スペック天秤にかけてコイツを激プッシュします。
- スペック
- 価格
- 開封・外観
- 使い方
- メリット・デメリット
- Air3 Deluxe HSとの比較
- こんな人におすすめ
以下、くわしくレビューしていくとともに、SOUNDPEATSの傑作イヤホン「Air3 Deluxe HS」との比較もします。
視聴環境はこちら
- 5時間程度のエイジング後
- Androidスマホ、LDACコーデック
- 低音寄りのダイナミックなサウンド
- ノイズキャンセリング(ANC)の効きは抜群
- つけ心地◎
- 外音取り込み対応
- 騒がしい場面でも抜群のパフォーマンス
- 高級感あり
- 音質的にはこもりがち
- 長時間の装着には不向き
SOUNDPEATS Capsule3 Proのスペック
製品名 | SOUNDPEATS Capsule3 Pro |
---|---|
Bluetoothバージョン | 5.2 |
対応プロファイル | HSP,HFP,A2DP,AVRCP |
対応コーデック | AAC、SBC、LDAC |
通信範囲 | 10M |
本体寸法(L*W*H) | 50.07 * 67.31 * 25.9mm (ケース込み) |
重量 | 約5g(イヤホン/片側) 、約48g (充電ケース+イヤホン両側) |
防水規格 | IPX4 |
ANCノイズキャンセリング | 対応 |
バッテリー容量 | 500mAh (ケース)、 35mAh * 2 (イヤホン) |
最大再生時間 | 約52時間 (充電ケース併用) | 約8時間
イヤホン本体 充電時間 | 1時間 |
充電ポート | USB Type C |
パッケージ内容 | SOUNDPEATS Capsule3 Pro イヤピース:6 (S/M/L) 充電ケース USB-C充電ケーブル 取扱説明書 |
ポイントは以下。
- LDACコーデック対応
- アクティブノイズキャンセリング(ANC)対応
- バッテリー持ちは十分
LDACコーデック対応で、ワイヤレスでハイレゾ音源を楽しめます。
Capsule3 Proと同価格帯でLDACコーデックに対応しているイヤホンは少ないです。
1番の特徴が「アクティブノイズキャンセリング」対応!騒がしい場面でも音楽が楽しめます。
ノイキャンの効きは、以下しっかりレビューしていきますよ。
バッテリー持ちも十分で、外出先での使用もバッチリです。
SOUNDPEATS Capsule3 Proの価格|クーポンあり
2023年12月現在、Amazonにて8,580円(税込)ほどとなっています。
ANC搭載でこの価格、間違いなく満足できるイヤホンだと感じました。
イヤホン本体の質感も良く、後述しますが高級感もあります。
同価格帯の他メーカーと比較しても、コストパフォーマンスに長けたイヤホン、さすがSOUNDPEATSと言ったところです。
SOUNDPEATS Capsule3 Proの開封・外観
ここでは「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」の開封および外観チェックをします。
開封
それでは開封していきます。
ハイレゾ、LDAC対応であることがアピールされています。
実際に聞いてみるのが楽しみです。
開けてみました。
パカっとめくるとSOUNDPEATS Capsule3 Proのお目見えです。
同梱物は実にシンプル。
- Capsule3 Pro本体
- イヤピース:6(S/M/L)
- 充電ケース
- USB-C充電ケーブル
- 取扱説明書
取扱説明書類は日本語です。
イヤーピースも3タイプ付属します。
イヤーピースって音質に影響するので、つけかえてお好みのものをチョイスしてくださいね。
充電ケーブルは、USB-A to USB-Cのモノが付属します。
外観
それでは本体を見ていきます。
ケースはマットなブラックカラー。
ゴールドにSOUNDPEATSのロゴがおしゃれです。
ケース下部に充電用のUSB-Cポートとペアリング用のボタンがあります。
手のひらサイズですが、ワイヤレスイヤホンとしては大きめのかな?と個人的には思いました。
画像の通り、厚みもあります。
ただ、持ち運びなどには支障はないです。
フタを開けると、Capsule3 Proのお目見えです。
開けた瞬間思ったのが「これカッコよくね?」でした。
イヤホン本体には、ブロンズカラーの差し色が効いていて、高級感があります。
ケースから出してみました。
質感の高さが伝わるといいな〜。
SOUNDPEATSのロゴがキラリ。
細かい部分もしっかりデザインされています。
本体自体はマットなブラックカラーで、着ける人を選ばないのが良いですね。
どうです?良くないですか?
高級感があって、視聴する前からテンション上がっちゃいました。
SOUNDPEATS Capsule3 Proの使い方
ここでは「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」の使い方を紹介します。
ペアリング方法
ペアリング方法は実に簡単。
以下の3ステップです。
- ケースのフタを開ける
- ペアリングボタンを長押し
- スマホでBluetoothの接続をする
一度ペアリング設定すると、次回からはイヤホンを取り出すだけでペアリングできます。
操作方法
操作は基本的に、イヤホン本体のタッチセンサー部位で行います。
電源オン | 自動操作:イヤホンを充電ケースから取り出します 手動操作:イヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップします |
電源オフ | 自動操作:イヤホンを充電ケースに戻します 手動操作:イヤホンのタッチボタンを10秒ロングタップします |
再生/一時停止 | 手動操作:イヤホンのタッチボタンを素早く2回タッチします |
音量を下げる | 左側のイヤホンのタッチボタンを1回タップします |
音量を上げる | 右側のイヤホンのタッチボタンを1回タップします |
次の曲 | 右側のイヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップします |
電話を受ける/切る | イヤホンのタッチボタンを素早く2回タップします |
着信拒否 | 着信中、イヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップします |
通話切替 | 通話中、イヤホンのタッチボタンを2秒ロングタップし ます |
ペアリングモードへ変更 | 充電ケースのボタンを3秒ロングタップします |
端末の音声認識アシスタント機能 (Sirl/Google)を起動 | 左側のイヤホンのタッチボタンを素早く3回タップします |
ゲームモード (低遅延モード)を有効/停止 | 左側のイヤホンのタッチボタンを素早く3回タップします |
ノイズキャンモード/ヒアスルーモード/ノーマルモードの切替 | 左側のイヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップします |
使い始めはちょっとあたふたするかもですが、使っていくうちになれるはずです。
耳元でササッと操作できるので、ラクだし、何よりスマートです。
詳しくは以下の動画をチェック!
アプリ
SOUNDPEATS Capsule3 Proは、SOUNDPEATSアプリに対応しています。
- バッテリーの確認
- ボリュームコントロール
- イコライザーのカスタマイズ
- ノイズキャンセリングのオンオフ
- 外部取り込みモードのオンオフ
- ゲームモードのオンオフなど
アプリ側からイヤホンが操作できるのは良いですね。
イコライザーで自分好みの音にカスタマイズできるのも◎。
SOUNDPEATS Capsule3 Proのメリット
ここでは「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」を使ってみてわかったメリットを紹介します。
以下6点です。
- 低音寄りのダイナミックなサウンド
- ノイズキャンセリング(ANC)の効きは抜群
- つけ心地◎
- 外音取り込み対応
- 騒がしい場面でも抜群のパフォーマンス
- 高級感あり
低音寄りのダイナミックなサウンド
実際に聴いてみて、低音が実によく響くダイナミックなサウンドでした。
低音をベースに、高音・中音がついてくる、そんなイメージです。
カナル型という装着感も相まって、音はズンズンと耳に心地良く届いてくれます。
個人的に好きな音作りで、BOSEなどの音が好きな方にはハマるはず。
EDMやHIPHOPなど、低音ベースの音と相性が良いと感じました。
ノイズキャンセリング(ANC)の効きは抜群
アクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載が、Capsule3 Proの最も大きな特徴。
ANCをオンにした際に訪れる静寂は、なかなかの驚きでした。
生活音はもちろん、電車や騒音など、大きめの音までしっかり消してくれます。
1万円をきる価格でいて、この体験ができるのは、さすがSOUNDPEATSと言ったところ。
外出先での利用がメインの方には間違いなくおすすめします。
つけ心地◎
カナル型のイヤホンで、耳に入れ込んで装着するタイプになります。
僕自身、カナル型が好きってのもありますが、装着感はとても好み。
しっかりとした装着感とともに、遮音性を高めてくれます。
カナル型でよくある圧迫感などのデメリットは、特に感じませんでした。
外音取り込み対応
外音取り込みにもしっかり対応しています。
外出先で利用する際、コンビニとか駅とか、そんな場面で活躍する機能です。
ノイズキャンセリングといい、外で使用するユーザーの思いが反映されていますね。
騒がしい場面でも抜群のパフォーマンス
- ANC搭載
- カナル型の遮音性
この2点からもわかる通り、騒がしい場面で抜群のパフォーマンス発揮します。
外出先でもそうなのですが、さまざまな場面、特に集中したいときにも活躍してくれます。
ANCの部分でも書いたのですが、外部の音がスーッと消える感覚は、やはりCapsule3 Proなどのアイテムがないと達成できませんからね。
- 電車などの乗り物に乗る
- カフェなどでの勉強
- 自宅でも集中したい時
こんな場面で、持ってて良かったと実感するアイテムです。
高級感あり
開封して最初に感じたのがこれでした。
高級感!!!
- イヤホン本体
- ケース
高級感バチバチです。
特に、イヤホン本体の細かいディテール、しっかり作り込まれています。
音質にも言えるのですが、見た目も1万円以下とは思えないと感じました。
今回、同時に「SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS」もレビューしたのですが、Capsule3 Proの方が外観の良さは完全に上です。
SOUNDPEATS Capsule3 Proのデメリット
ここでは「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」を使ってみてわかったデメリットを紹介します。
以下2点です。
- 音質的にはこもりがち
- 長時間の装着には不向き
音質的にはこもりがち
低音よりのイヤホンにはありがちなのですが、音はこもりがちです。
聴く曲によっては「ボワボワ」とした感想を持つかもしれません。
ただ、このこもるという特徴は、裏を返せば厚みがあるサウンドとセット。
ドンシャリ系のイヤホンが好みな方には、デメリットにはならないはず。
抜けの良い、解像度の高いイヤホンが好みの方には、SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSをおすすめします。
長時間の装着には不向き
カナル型のイヤホンにありがちですが、長時間の装着には不向きです。
耳に入れ込むという仕様上、長時間つけると耳が痛くなったりというデメリットがあります。
これはカナル型の遮音性の高さとトレードオフなので仕方がないですが…。
長時間の装着が気になる方には、これまたインナーイヤー型のSOUNDPEATS Air3 Deluxe HSをおすすめします。
耳にのせるソフトな装着感なので、長時間つけても違和感を感じにくいです。
SOUNDPEATS Capsule3 ProとAir3 Deluxe HSの比較
SOUNDPEATSの同価格帯のイヤホン「Air3 Deluxe HS」との比較をしました。
Air3 Deluxe HS | Capsule3 Pro | |
---|---|---|
イヤホンタイプ | インナーイヤー型 | カナル型 |
ドライバー | 14.2mmダイナミックドライバー | 12mmダイナミックドライバー |
アクティブノイズキャンセリング | 非対応 | 対応 |
対応コーデック | AAC、SBC、LDAC | AAC、SBC、LDAC |
最大再生時間 | 約5時間 約20時間 (充電ケース併用) | 約8時間 約52時間 (充電ケース併用) |
詳しく見る | 詳しく見る |
ポイントは「外で使うか?中で使うか?」。
外:Capsule3 Pro
中:Air3 Deluxe HS
外や騒がしい場面での利用がメインならば、アクティブノイズキャンセリング搭載かつカナル型で遮音性の高いCapsule3 Proがおすすめです。
自宅や静かな場所での利用がメインならば、素の音質が高められたAir3 Deluxe HSを押します。
SOUNDPEATSのイヤホンはすみ分けがしっかりできているので選ぶのが簡単ですね。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSのくわしいレビューは以下。
SOUNDPEATS Capsule3 Proはこんな人におすすめ
- 外や騒がしい場面で使うイヤホンを探している人
Capsule3 Proはノイズキャンセリングとカナル型の遮音性が何と言っても大きなポイントのイヤホンです。
間違いなく、外出先や騒がしい場面にて最も本領を発揮します。
これまで「うるさいな〜」って思っていた雑音がスーッと消える体験は、きっとクセになるはずです。
逆に、家でしか使わないとか、静かな場所での使用がメインの場合は、Air3 Deluxe HSがおすすめ。
SOUNDPEATS Capsule3 Proのレビューまとめ
「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」を紹介しました。
低音よりの迫力あるサウンドに、アクティブノイズキャンセリングが乗っかった、誰しもに魅力的なイヤホンでした。
実際に使ってみて、ノイズキャンセリングの効きはもちろん、遮音性の高い装着感もあり、「外出する際にバッグにしのばせておこう」と思いましたね。
- 通勤・通学
- 外での勉強や読書
- 自宅にいても集中したいとき
きっと、最高の相棒になってくれるはずです。
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