ここ最近、さまざまなメーカーがワイヤレスイヤホンを発売開始しだして、価格競争が激化しています。
そんなイヤホン業界で、コスパ光るモノを展開しまくっているメーカーが「SOUNDPEATS」。
今回は、そのSOUNDPEATSの「Air3 Deluxe HS」を紹介します。
これがね、驚くレベルの音質でビックリ!
SOUNDPEATSならアクティブノイズキャンセリング(ANC)付きの「Capsule3 Pro」だろ!って思ってた僕に、喝を与えたいレベルで良いイヤホンでした。
- 聴いていて気持ちがいいイヤホン
- 音の解像度が高い
- つけ心地も良く快適
まじで一聴してほしいですね。
自宅だったり静かな場所で本領を発揮するイヤホンで、ヘッドホン派の僕でもヘビロテしています。
- スペック
- 価格
- 開封・外観
- 使い方
- メリット・デメリット
- Capsule3 Proの比較
- こんな人におすすめ
以下、くわしくレビューします。
視聴環境はこちら
- 5時間程度のエイジング後
- Androidスマホ、LDACコーデック
- 高音が気持ちがいい
- 解像度の高さが体感できる
- インナーイヤー型のつけ心地が◎
- 装着自動検出が便利
- キラキラした音と相性が抜群
- ケースに指紋つきがち
- アクティブノイズキャンセリング無し
- インナーイヤー型で遮音性は低め
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSのスペック
製品名 | SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS |
---|---|
Bluetoothバージョン | 5.2 |
対応プロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、SPP、GATT |
対応コーデック | AAC、SBC、LDAC |
通信範囲 | 10M |
ドライバー | 14.2mmダイナミックドライバー |
通話用内蔵マイク | 通話用内蔵マイク:高感度MEMSマイク*2(片側) |
本体寸法(L*W*H) | 60*22.5*48 mm(ケース込み) |
重量 | 約4g(イヤホン/片側) 、約36.3g(充電ケース+イヤホン両側) |
防水規格 | IPX4 |
ENC通話ノイズキャンセリング | 対応 |
バッテリー容量 | 300mAh(ケース) 30mAh*2(イヤホン) |
最大再生時間 | 約5時間、約20時間 (充電ケース併用) |
イヤホン本体 充電時間 | 約1.5時間 |
充電ポート | USB Type C |
パッケージ内容 | SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS本体 充電ケース USB-C充電ケーブル 取扱説明書 |
ポイントは以下。
- LDACコーデック対応
- 14.2mmダイナミックドライバー
- バッテリー持ちは必要十分
うん万円するイヤホン(SONY WF-1000XM4)らへんが対応している「LDACコーデック」に対応。
ワイヤレスでハイレゾ音源を楽しめます。
価格は後で紹介しますが、対応している1万円以下のイヤホンは少ないです。
個人的には、このへんはあまり重視しないのですが、対応しているにこしたことはありません(でもちょっと楽しみ)。
音質に関しては、14.2mmと大きめのドライバーユニットを搭載。
どんな音を鳴らしてくれるか楽しみです。
バッテリー持ちも十分で、使い勝手は良いはずです。
何はともあれ、イヤホンの本質は「音の良さ」にあります。
以下、丁寧にチェックしていきます。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの価格
2023年6月現在、Amazonにて7,180円(税込)ほどとなっています。
1万円をきる価格なのに、スペックは優秀。
コスパ高のイヤホンといって間違いないないです。
実際にAir3 Deluxe HSを使ってみて、「この価格でこの音が鳴るんだ…」とビックリしたのが本音。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの開封・外観
ここでは「SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS」の開封および外観チェックをします。
開封
それでは開封していきます。
ハイレゾとLDACについて書かれています。ワクワクです。
開けるとこんな感じ。
中身はいたってシンプル。
- 本体(ケース内に入ってます)
- 充電ケース
- USB-C充電ケーブル
- 取扱説明書
取扱説明書類はしっかり日本語です。
シンプルに書かれてはいますが、わかりやすく、初期設定などは問題なしでした。
充電ケーブルはUSB-A to USB-Cのモノが付属しています。
外観
それでは外観を見ていきます。
ツルっとしたツヤのあるケースです。
デメリットのところに書きましたが、少し指紋が目立ちます。
ケースはコンパクトで、ポケットやバッグに入れても違和感ないレベルです。
ゴールドの背景にSOUNDPEATSのロゴがブラックに映えますね。
厚みもなく、よくこんなにコンパクトにまとまったな!と感心しました。
これでいて、バッテリー持ちはめちゃめちゃ優秀ですからね。
丸みがあってかわいらしいデザインのケースです。
ケースを開けるとAir3 Deluxe HSのお目見え。
何度も言いますが、めちゃめちゃコンパクトでスッキリしています。
ケースから出してみました。
使うまで知らなかったのですが、イヤーピースは付いていないのですね。
細かい部分を見ていきますね。
SOUNDPEATSのゴールドのロゴが、シェルにプリントされています。
マットなブラックカラーにゴールドが映えます。
コロッとしたフォルムがかわいいです。
飾らないシンプルなデザインが気に入りました。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの使い方
ここでは「SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS」の使い方を紹介します。
ペアリング方法
ペアリング方法はぶっちゃけ簡単。
以下の3ステップになります。
- ケースのフタを開ける
- ペアリングボタンを長押し
- スマホでBluetoothの接続をする
一度ペアリング設定すると、次回からはイヤホンを取り出すだけでペアリングしてくれます。
操作方法
操作はマルチファンクションボタン(本体のSOUNDPEATSのロゴ部)をタッチして行います。
電源オン | 自動: 充電ケースの蓋を開けます 手動:イヤホンのタッチパネルを1.5秒間長押しします |
電源オフ | 自動:イヤホンを充電ケースに戻し、 充電ケースの蓋を閉じます 手動:イヤホンのタッチパネルを約10秒間長押しします |
再生/一時停止 | 自動:左右どちらのイヤホンを取り外すると、 音楽が一時停止します。 両側のイヤホンを付け、あるいは片方だけ付けると再生が再開します 手動:左右どちらのイヤホンのタッチパネルを2回タッチします |
音量ダウン | L側のタッチパネルを1回タッチします |
音量アップ | R側のタッチパネルを1回タッチします |
曲戻し | L側のタッチパネルを約1.5秒間長押しします |
曲送り | R側のタッチパネルを約1.5秒間長押しします |
着信受話/通話終了 | どちらのイヤホンのタッチパネルを2回タッチします |
着信拒否 | どちらのイヤホンのタッチパネルを約1.5秒間長押しします |
通話切替え | イヤホンのタッチパネルを2秒間長押しします |
手動でペアリング | イヤホンのタッチパネルを2秒間長押しします |
音声アシスタント | 充電ケースのマルチボタンを3秒間長押しします |
ゲームモード | R側ののタッチパネルを3回タッチします L側ののタッチパネルを3回タッチします |
詳しくは以下の動画をチェック!
アプリ
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSは、SOUNDPEATSアプリに対応しています。
- バッテリーの確認
- ボリュームコントロール
- イコライザーのカスタマイズ
- ゲームモードのオンオフなど
アプリ側からイヤホンを操作できるので便利。視覚的に見れるのが◎です。
自分の耳に合うようにイコライザーをカスタマイズできるのも良いですね。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSのメリット
ここでは「SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS」を使ってみてわかったメリットを紹介します。
以下5点です。
- 高音が気持ちがいい|音質は間違いない
- 解像度の高さが体感できる
- インナーイヤー型のつけ心地が◎
- 装着自動検出が便利
- キラキラした音と相性が抜群
高音が気持ちがいい|音質は間違いない
音には、高音・中音・低音とありますが、Air3 Deluxe HSは高音がめちゃめちゃ気持ちがいい。
これはね、聴いてすぐそう感じました。
- ボーカル
- 楽器
スーッと高音が伸び、低音・中音がそれを支えている、そんなイメージです。
再生帯域が最大20Hz~40kHzと広いのも効いてきているのかな?
繊細かつ高音でも厚みがあります。
もちろん、低音・中音は高音に埋もれているワケでなく、しっかり軸のある音。
このバランスが非常に気持ちがいいんですよね〜。
全体的な音質で言えば、1万円をきっている事実を忘れるレベルです。
忖度抜きで、本当にビックリしたのが本音。
どんなジャンルでも気持ちよく音を鳴らしてくれる、そんなイヤホンでした。
解像度の高さが体感できる
音の解像度の高さ…かなり高いです。
普通だったら埋もれるはずの小さな音まで、しっかり鳴らしてくれます。
例えばドラムのハイハットだったり、小さな高音の効果音など、しっかり耳に入ってきます。
これね、普通はなかなか体感しにくい部分なのですが、Air3 Deluxe HSはすぐにわかりました。
それくらい解像度が高く、リアルに近い音が鳴っているように思いますね。
曲の作者さんが伝えたい、表現したい領域の限りなく近い音を聴ける、そんな感覚です。
- LDAC対応
- 14.2mmのダイナミックドライバー
このへんが効いているように思います。
「素の音質(原音)にこだわりたい」、そんな人に向いているイヤホンです。
ジャガジャガドンドンと色付けした音ではないので、気持ちよくすんなりと耳が受け付けますよ。
インナーイヤー型のつけ心地が◎
イヤホンは基本的に以下の型があります。
カナル型:耳の奥に入れ込む
インナーイヤー型:耳にのせる
Air3 Deluxe HSはインナー型。
個人的志向としては、カナル型が好みでした。
が!Air3 Deluxe HSのつけ心地、めちゃめちゃ気に入りました。
耳にフワッとのせるイメージのつけ心地です。
- 軽いつけごこちで圧迫感がない
- 長時間つけていても苦にならない
「インナーイヤー型もありだな」と思わせてくれました。
インナーイヤー型だからといって、首をそこそこ振ってもとれないくらい装着感も◎です。
カナル型の圧迫感が苦手な人には、特におすすめしたいですね。
装着自動検出が便利
地味に便利なのが「装着自動検出」の機能!
Air3 Deluxe HSを耳からはずすと瞬時に音楽が止まります。
わざわざスマホ側でオフ…なんてことしないで済みます。
数ステップが省けるので、とてもラク!ストレスフリーな仕様ですね。
あるとないとじゃ大違いの機能です。
キラキラした音と相性が抜群
Air3 Deluxe HSはキラキラした、鮮やかだったり、ノリが良かったり、疾走感がある音と相性が良いです。
特に、イマっぽい音楽とは相性抜群な気がします。
- 4つ打ち
- シティポップ
- テクノポップ
- チルアウト
音が詰め込まれた・幾重にも重ねられた、そんなサウンドを、より気持ちよく聴かせてくれます。
音の広がりもいいし、耳にカラフルに音が入ってくるので、キラキラした音を聴いてほしいですね。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSのデメリット
ここでは「SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS」を使ってみてわかったデメリットを紹介します。
以下3点です。
- ケースに指紋つきがち
- アクティブノイズキャンセリング無し
- インナーイヤー型で遮音性は低め
ケースに指紋つきがち
イヤホンケースはツヤがある見た目。
だからこそ、ちょっと指紋が付きがちです。
個人的には、ツヤ無しのほうが良かったかな。
気になる人は気になると思います。
アクティブノイズキャンセリング無し
外の騒音を消して快適に音楽を聴くためのアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能はついていません。
通話時のノイズキャンセリング(ENC)はついていますが、あくまで別物です。
ANC搭載イヤホンが欲しい場合はSOUNDPEATSの「Capsule3 Pro」がおすすめです。
インナーイヤー型で遮音性は低め
インナーイヤー型のイヤホンなので、どうしても遮音性は低めです。
外出先での利用を考えると、雑音が気になるなるケースが出てくるかもしれません。
その点が気になる場合も、はSOUNDPEATSの「Capsule3 Pro」がおすすめ。
以下、簡単に比較を行いました。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSとCapsule3 Proの比較
SOUNDPEATSの同価格帯のイヤホン「Capsule3 Pro」との比較をしました。
Air3 Deluxe HS | Capsule3 Pro | |
---|---|---|
イヤホンタイプ | インナーイヤー型 | カナル型 |
ドライバー | 14.2mmダイナミックドライバー | 12mmダイナミックドライバー |
アクティブノイズキャンセリング | 非対応 | 対応 |
対応コーデック | AAC、SBC、LDAC | AAC、SBC、LDAC |
最大再生時間 | 約5時間 約20時間 (充電ケース併用) | 約8時間 約52時間 (充電ケース併用) |
詳細 | 詳しく見る | 詳しく見る |
ポイントは「外で使うか?中で使うか?」。
外:Capsule3 Pro
中:Air3 Deluxe HS
外で使うとなると、アクティブノイズキャンセリング付きで遮音性の高いCapsule3 Proがおすすめ。
逆に、室内や静かな場所での使用がメインならば、素の音質が高いAir3 Deluxe HSがおすすめ。
室内での利用が多い僕は、やっぱりAir3 Deluxe HSが気に入りました。
SOUNDPEATSのイヤホンはすみ分けができていて好印象です。
どちらのイヤホンもトガッていて気持ちがいいです。
SOUNDPEATS Capsule3 Proのくわしいレビューは以下。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSはこんな人におすすめ
- 解像度の高いイヤホンを探している人
- 静かな場所で音を楽しむイヤホンがほしい人
Air3 Deluxe HSは、どちらかと言えば静かな場所で本領を発揮するタイプのイヤホンです。
静かな場所でしたら、間違いなくその「高い解像度」と「音の広がり」を楽しめるはずです。
音質自体、同価格帯と比較してもとびきり良いので、ぜひまったりと音に浸ってほしいですね。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSのレビューまとめ
「SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS」を紹介しました。
1万円以下で音を楽しみたいなら、僕は間違いなくコレ(Air3 Deluxe HS)をおすすめします。
それくらい、解像度高い音を鳴らすのに長けていて、気持ちよく楽しめるイヤホンでした。
いろんなこだわりが詰め込まれているですが、わかりやすく「もうめちゃめちゃいい音」ってのが結論。
- 解像度の高さ
- 音の広がり
- 高音の伸びの良さ
ぜひ、お気に入りの曲とセットで、SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSを味わってほしいです。
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