ここで、この記事をお読みになっているあなたは、身体に心に、なにかしら不安を抱えて、キーワードを打ち込み、自分の身体に起こっている『何か』を明らかにし、それをどうにかしたいと心から思っている人たちだと思います。
数年前、僕(プロフィールはこちら)もその中のひとりでした。
日に日に悪化する症状と、それに伴う体重減少、そして膨れ上がる不安感に、もう自分ではどうすることもできないまでになっていました。
病院に行っても、原因がわからず、ただ『大丈夫、心配ないですよ』と言って欲しかっただけなのに、『原因不明』という診断を突き付けられ、それをただひたすら繰り返し、症状だけは悪化していく・・・
病院に行くたびに、不安感だけがつのっていました。
そんな繰り返しをどうにかしたくて、自分でどうにかするしかなくて、自分の症状を検索欄に打ち込み、『原因』や『改善方法』といったキーワードとセットで、ただあてもなく探すといったことをも繰り返していたのでした。
あなたはどうですか?
いつになれば治るのかわからない症状に悩んでいませんか?
とりとめもない不安感に押しつぶされそうになっていませんか?
どうにかしたいのに、どうにもできなくて、もがいていませんか?
僕はそうでした。
そして、その気持ちを少しでも軽くしたくて、ただ必死に、僕はネット上に溢れる「ありとあらゆる情報」を飲み込んでは、それを病気や不安感に変えていったのでした。
だからわかるのです。どうしようにもどうにもできないその気持ちが。
そして、抜け出したくても抜け出せない、治したくても治らない、その状況が。
本当につらいですよね。
ただ、ひとつだけ言えます。
その症状には必ず原因があり、どうにかすることが出来ると。
(この言葉は、本当はお医者さまから言って欲しかった言葉ですがね・・・)
僕は、2015年5月に自律神経失調症を発症し、2016年4月にこの病気を克服しました。
克服までは、正直、かなりつらかったですし、絶望もしました。
もうずっとこのままなのかな?とも思いました。
けど、克服できたのです。
克服までいろいろありました。
いろんな情報を耳に目にしました。
いろんなことを試しました。
やって良かったことも、悪かったことももちろんありました。
僕がまだ、たくさんの症状に悩まされているとき、藁にもすがる気持ちで自分の病名を探していたとき、僕は『自律神経失調症を克服した人の情報』が欲しかった。
少しだけでいいから、希望とそこまでの道しるべが欲しかった。
全く初めてで真っ暗な道を、少しでもうまく歩きたかった。
その道しるべになればと、少しでもなればと、今、この記事を書いています。
僕は医療従事者ではありません。
この薬が良いよとか、こんな治療法があるよとか、責任のあることは言えません。
でもただ、医療従事者よりもずっと、ずっと自律神経失調症のつらさはわかっているつもりです。
だからこそ、その経験を、今、現在進行形で悩んでいるあなたへ、お伝えしたいと思っています。
過去の自分が知りたかった、あのとき、僕が探していた記事を、今、僕が書きたいと思います。
改めて言います。
僕は医療従事者ではありません。
ただ、あなたが少しでも、ほんの少しでも気持ちが楽になるように、僕の経験をここにつづります。
不安感じゃなく、安心感を与えられるような話を。
安心して読んでください。
だって、結末は『自律神経失調症の克服』なんですから。
- 自律神経失調症(うつ状態)を2015年6月発症
- 内科に通院して悪化、心療内科に通院して改善
- 症状:吐き気、耳つまり、動悸、頭痛、不安感
- 原因:仕事、ペットロス、検索のしすぎ
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始まり
![f:id:sk96a:20200125164736j:plain 始まり](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125164736.jpg)
![f:id:sk96a:20200125164736j:plain 始まり](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125164736.jpg)
それは仕事中に気づきました。
鼻をやたらとすするようになっていました。
そして、耳に少しの違和感を感じたのです。
それが僕の始まりでした。
「風邪かな?」
本当に小さな違和感でした。
これが後に大きく大きく膨らんでいくなんて、そのときは思ってもみませんでした。
2015年5月、僕は気づいていなかったけれど、僕の身体はもう、気づいていたのかもしれません。
気づき
![f:id:sk96a:20200125164923j:plain 気づき](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125164923.jpg)
![f:id:sk96a:20200125164923j:plain 気づき](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125164923.jpg)
「なんだかおかしいな?」
気づいて、一週間ほど経ちました。
ただの風邪だと思っていたその症状は、一週間後もそのままでした。
「さすがに長引きすぎだな」
僕は、市販の風邪薬を飲み、その長引く風邪のような症状を不思議に思っていました。
でも不思議に思っていただけで、不安に思うなんてこと、そのときは全くありませんでした。
「さすがに病院にいってみるか」
その日の仕事の帰り、僕は、帰り道にある内科に、行ってみることにしたのです。
内科
![f:id:sk96a:20200125165026j:plain 内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125165026.jpg)
![f:id:sk96a:20200125165026j:plain 内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125165026.jpg)
「なんか風邪っぽい症状が長引いていて・・・」
僕の訴えに対して、医者は、のどを見たり、目をみたり、聴診器をあてたり・・・
そして、ベッドに横たわって、おなかを押されたりしました。
そこで僕は初めて、これからどんどん膨らんでいく症状のひとつ『胃腸炎』の話を受けたのでした。
「風邪ですかね。あと、おなかが張ってますので消化にいいものを食べてくださいね」
診察を終え、風邪薬と整腸剤をもらい、僕の長い苦痛な日々の一歩が踏み出されたのでした。
治らない風邪
![f:id:sk96a:20200125165419j:plain 治らない風邪](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125165419.jpg)
![f:id:sk96a:20200125165419j:plain 治らない風邪](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125165419.jpg)
それからというもの、毎日、処方された風邪薬と整腸剤を飲み、消化に良さそうなものを調べ、それを食べるように心がけました。
「風邪がなかなか治らないんですよ」
会社では、そのように言い、自分でもそのように思っていたのです。
これが2015年6月、僕がまだ、自分の不調の原因は『風邪』だと思っていた頃の話です。
そして、『風邪 長引く』だったり『胃腸炎 食べ物』だったり、病気について調べるようになったのは、この頃からでした。
「なんだかおかしいなぁ」
ただ漠然と、そのように考えていました。
でもこの頃は、不思議と不安感や焦りなんてものはなくって、
「季節の変わり目は調子悪くなるんですよ」
なんて話しながら、そのように自分に言い聞かせてもいました。
夜はなるべく早く寝て、規則正しい生活を心がけようと、そう思い始めました。
不摂生しがちだった僕は、そのツケが回ってきたのかも、なんて考えながら。
当時、社会人三年目、ワンルームマンションで一人暮らしだった僕は、かなりの自堕落生活だったものですからね。
「一人暮らしの風邪はなかなかつらいなぁ」
なんて、ひとりで勝手に思っていました。
そうこうしている内に、内科でもらった薬は、底をつきました。
二度目の内科
![f:id:sk96a:20200125165026j:plain 二度目の内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125165026.jpg)
![f:id:sk96a:20200125165026j:plain 二度目の内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125165026.jpg)
「なかなかよくならないんですよ」
僕は、風邪のようなものが長引いていることを訴えました。
喉を見られ、目を見られ、聴診器を当てられる。
そして、前回と同じでベッドに仰向けになり、おなかを押したりされました。
「おなかの張りが強くなってますね」
そしてこのとき初めて、ある症状について聞かれました。
「吐き気はないですか?」
「いえ、そんなことはなかったと思いますが」
「疲れからくる胃腸炎かもしれませんね」
そのような問診があり、前回と同じ薬を貰い、二度目の内科は終わったのでした。
「自分の病名はなんなんだろう?」
「これで本当によくなるのだろうか?」
そんな不安を感じ始めたのは、この頃でした。
調子の悪い自分
![f:id:sk96a:20200125170615p:plain 調子の悪い自](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125170615.png)
![f:id:sk96a:20200125170615p:plain 調子の悪い自](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125170615.png)
今までの人生で悪いところはあまりなく、体調に関してはなんの不自由もなく生きてきました。
その僕が、風邪と軽い胃腸炎という診断ではありますが、薬というものを飲み続けることになり、それが少し嫌でした。
健康のすばらしさは、悪くなって始めて気づきます。
僕は、調子が良くならない自分をかえりみては、『はやく良くなりたい』とばかり思うようになっていました。
不摂生していることが悪いのだと思い、当時、かなり熱中していたPCゲームを、少しお休みすることにしました。
そして、この頃から、小さな違和感として感じていた『耳の詰まり』、いわゆる『耳閉感』を徐々に感じ始めました。
この耳閉感というものがやっかいで、飛行機に乗ったときに感じる耳への違和感が、ずっと続く感じです。
この耳閉感は、徐々に徐々に強くなっていくのでした。
そして、この耳閉感とこの先ずっと付き合っていくなんて、この頃はまったく思っていませんでした。
僕はこうして、僕の自律神経失調症の主な症状のひとつであった『耳閉感』を、このタイミングで発症したのでした。
耳鼻科
![f:id:sk96a:20200125170811j:plain 耳鼻科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125170811.jpg)
![f:id:sk96a:20200125170811j:plain 耳鼻科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125170811.jpg)
「耳が詰まった感じが2、3週間くらい続いているんです」
ネットで調べて、近くで一番評価の良かった耳鼻科にいってみました。
先生は、鼻の中、耳の中を見て、そしてレントゲンを撮るよう、看護師さんに指示しました。
レントゲンを撮った結果、僕は『軽い副鼻腔炎』と診断されたのです。
見せてもらったレントゲン写真の鼻の周りに、うっすらと影があったのを覚えています。
「最近、風邪をひきませんでしたか?」
とか
「鼻をすすってませんでしたか?」
とか聞かれ、その通りだったものですから、少し安心したのを覚えています。
その後、僕はネブライザーという、もくもくした煙みたいな薬剤を鼻から吸い込む治療をし、抗生物質と点鼻薬を処方されました。
こうして、僕は風邪と胃腸炎に加え、『副鼻腔炎』という病気を、またひとつ診断されたのでした。
調子の悪い日々
![f:id:sk96a:20200125171045j:plain 調子の悪い日々](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125171045.jpg)
![f:id:sk96a:20200125171045j:plain 調子の悪い日々](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125171045.jpg)
「風邪は少しはいい気がしますが、胃腸炎と副鼻腔炎だって言われました」
会社では、そのように報告しました。
これも、僕が日に日に元気がなくなるのを見た上司が、気にかけてくれているからでした。
この頃、僕は、食後、内科でもらった薬と耳鼻科でもらった薬を、じゃらじゃらど口に放り込み、水で流し込むという、僕の中での『薬漬け』の日々に、嫌気が差し始めていました。
こんなに薬を常に飲んでいるという経験がなかったのに加え、毎日毎日、風邪のような症状と耳詰まりが続き、一向に良くなる傾向がみられなかったのも、イライラ感を助長させていました。
「いつになったらよくなるのだろう」
数えると、2015年6月の通院回数は、9回にもなっていました。
風邪の症状を感じ始めた頃から数えると、だいたい一か月が経過しようとしていました。
吐き気
![f:id:sk96a:20200125171223j:plain 吐き気](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125171223.jpg)
![f:id:sk96a:20200125171223j:plain 吐き気](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125171223.jpg)
2015年7月を迎えました。
蝉も鳴きはじめ、世間は夏で、僕にはその活気が、正直うっとうしいと思えるまで、切羽詰まっていました。
最初はおなかが張っていただけの胃腸炎の症状は、吐き気を覚えるまでになり、食べ物をろくに食べられなくなりました。
内科の先生が言うように、消化のいいもの消化のいいものをと、自分の食べるものに制限を付け始めました。
内科では、もう良くなっているはずだと言われるも、症状があるため、薬は処方され続け、吐き気止めも飲むようになりました。
体重は少しづつ減少し始めました。
「ちゃんと薬を飲んでるのに、規則正しい生活をし始めたのに、なんで?」
誰に相談するわけでもなく、この湧き出てくる不安を、ただ自分で握りしめていました。
内科では、なんど通っても同じ対応で、同じ薬しか処方されませんでした。
内科へのいらだちは膨らみ続けました。
同時に、他の病気の可能性も頭に浮かんでしまい、最悪の事態まで想像してしまうようにもなりました。
ネットで、同じような症状の人のブログを探しては、なにかいい情報はないか、改善方法はないかと、調べることが日課になりました。
耳
![f:id:sk96a:20200125170811j:plain 耳](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125170811.jpg)
![f:id:sk96a:20200125170811j:plain 耳](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125170811.jpg)
耳閉感も、全く治る傾向はありませんでした。
耳鼻科では、副鼻腔炎はもう良くなっていると言われました。
「ならなんでこの耳の詰まりは治らないんですか?」
「わかりません」
いつもの薬だけを手に、なんの解決方法も得られないまま、病院を後にすることばかりでした。
わからないのなら、なぜわかるようにしないのか?
そのことにいらだちを覚えていました。
何回通ってからでしょうか?
10回は行ってないと思いますが、もうこの耳鼻科はだめだと思いました。
「他の先生の意見も聞こう」
そう思い、いつもとは違う耳鼻科に行ってみました。
セカンドオピニオン
![f:id:sk96a:20200125171331j:plain セカンドオピニオン](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125171331.jpg)
![f:id:sk96a:20200125171331j:plain セカンドオピニオン](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125171331.jpg)
耳鼻科で4件、内科で3件、藁にもすがる思いで、通いました。
「もう二か月くらい症状が続いてるんです」
「薬を飲み続けても、一向に良くならないのです」
「検査をしても、原因がわからないんです」
必死に、医者が判断できるような情報と自分の症状を伝えました。
でも、結果はどこでも同じ、同じような薬をもらって、同じような話をされるだけでした。
「もうこの症状は、自分でどうにかするしかないのだろうか?」
そのようにも思うようになりました。
そのような思いから、自分で自分の病気について調べ、「なにか重大な病気にかかっているのではないか?」なんて考えるようになったのです。
病は気から
![f:id:sk96a:20200125171651j:plain 病は気から](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125171651.jpg)
![f:id:sk96a:20200125171651j:plain 病は気から](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125171651.jpg)
この言葉、よく聞きますよね。
この頃の僕は、まさにそのような状況にあったと思います。
「どの医者も信用できない」
そんな思いからか、病院はとりあえず薬をもらう場所に変わっていました。
今だから言えることですが、僕が最初に病院に行ってなければ、この病気はここまで悪化してなかっただろうと強く思います。
「病は気から」
医者が病名さえわからないものですから、自分で自分の症状から、その病名を探しました。
ネットで、自分の症状を打ち込み、病名と付け加えると、様々な可能性が浮かび上がります。
もちろん、軽いものから重いものまで。
そのひとつひとつをじっくり見つめては、今の自分とくらべていました。
よく出てくる記事は、こんなのでした。
『大丈夫?あなたのその症状!その裏に隠された病名とは?』
みたいな。
なんで自分の症状を調べるのか?
僕は「大丈夫だ」って言ってほしかったのです。
けど、ネット上にあるのは、重篤な病気を僕にインプットする記事ばかりでした。
「自分は大丈夫だ」
そうは思ってはいましたが、心の奥底では、少しづつ少しづつ、それを自分の病気に変えていったのでした。
相談できなかった僕
![f:id:sk96a:20200125171820j:plain 相談できなかった僕](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125171820.jpg)
![f:id:sk96a:20200125171820j:plain 相談できなかった僕](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125171820.jpg)
僕には彼女がいました。
遠距離恋愛でした。
普段はメールでやりとりしています。
僕の不調が、あまり伝わらないように、心がけました。
「心配をかけたくない」
その一心でした。
僕は、相談できませんでした。
彼女が遊びに来ても、気づかれないように気づかれないように、気丈にふるまいました。
今考えると、なんで相談しなかったのだろう?と思います。
けど当時は、なんの病気かもわからない、薬を飲んでもよくならない、そんな状況でしたので、相談できなかったのです。
家族にもそうでした。
心配かけたくない、ただそれだけの気持ちで、自分の状態を隠していました。
自分の中でどうにか解決しようと、そう思っていました。
けど、今思えば、自分だけじゃどうすることもできなかったのです。
頭痛
![f:id:sk96a:20200125172056j:plain 頭痛](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125172056.jpg)
![f:id:sk96a:20200125172056j:plain 頭痛](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125172056.jpg)
この頃、僕にまたひとつの症状が出始めました。
「頭の右側だけ痛い」
不安に思いながらも、治るだろうと勝手に思っていました。
その思いも裏腹に、びりびりとした頭の痛みはやむことなく、少しづつ悪化しているようでした。
右の頭をさすることがクセになりました。
これまでの症状に加え、頭が痛いとなると、不安にならざるをえません。
掌で右側をさすっては、同じ症状の人をネットで探しました。
ただ、調べても調べても、自分の頭痛の原因がわかるわけではありません。
日に日に、不安は増していくのでした。
そんな不安を抱いている中、父が、田舎から、こちらに遊びに来ることがありました。
ごはんもあまり食べられず、痩せ、つらそうにしている僕を見た父は、僕を心配してくれました。
「胃腸炎とかになったんだ」
そう言いながら、ポロっと、頭も痛いことを話すと、
「検査してもらえ」
と、そう言ったのでした。
頭の検査って、怖くないですか?
なんか、テレビとかでも検査してたら腫瘍が見つかったなんて話、よくありますよね。
心配性の僕は、検査したらなにか見つかるんじゃないか?
そもそもこんな症状で検査してもいいのだろうか?
なんてこと、考えていた僕にとって、父がそういうなら、と、背中を押された気分になりました。
「お母さんにはあんま言わんとってね」
「わかった」
父が帰ったあと、近くの脳神経外科を探してみました。
電話をして、事情を話すと、MRIの予約をとることができました。
正直、すっきりしたような、心配なような、そんな心持ちでした。
初めてのMRI
![f:id:sk96a:20200125172359j:plain 初めてのMRI](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125172359.jpg)
![f:id:sk96a:20200125172359j:plain 初めてのMRI](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125172359.jpg)
MRI当日、少し予約時間より早めに病院につきました。
前日は、MRIの中に長時間入ってなければならないことを思うと、憂鬱な気持ちでしたが、当日はどちらかというと早く検査をしてしまいたいという気持ちでした。
早い時間に予約を入れたため、病院の前には行列ができていました。
おじいさんおばあさんの列にまぎれ、最後尾に、静かに並びました。
あとは不安と闘いながら、自分の時間を待ちました。
それから一時間くらいたったでしょうか?
僕の名前が呼ばれ、専用の服に着替えるように、うながされました。
MRIの部屋は、少し薄暗く、部屋の真ん中にMRIがどんと鎮座していました。
その大きな機械に、頭部を固定された僕は、静かにその機械の中に吸い込まれていきました。
ザッザッザッという、定期的にテンポの変わる音の中、僕はMRIの中で真上を向いていました。
寝てはいないのですが、ただ一点を見つめていました。
思ってたより、不思議と不快感はなく、ただぼーっとすることができました。
4、50分、中にいたでしょうか?
僕の体が、自動的に外の世界へ呼び起されました。
「気分は大丈夫ですか?」
「服を着替えて、しばらくお待ちくださいね」
少しぼーっとした気分の中、服を着替えると、待合室に戻りました。
僕のひとつ前にMRI室にいたおばあちゃんはまだ、結果待ちをしているようでした。
「もうしばらく待ちそうだなぁ」
そんな気分で、備え付けの雑誌に手を伸ばしました。
それからしばらく待って、僕の名前が再び呼ばれたのでした。
MRIの結果
![f:id:sk96a:20200125172552j:plain MRIの結果](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125172552.jpg)
![f:id:sk96a:20200125172552j:plain MRIの結果](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125172552.jpg)
不安な気持ちをギュッと抑え、僕は診察室に入りました。
と、僕が椅子に座り、お医者さんと面と向かうその前、診察室に入ってすぐに言われました。
「うらやましいほどきれいな脳をしていますよ」
先生はそうおっしゃってくれました。
並べられたたくさんのMRI画像、僕ははじめての自分の脳をまじまじと見ましたが、どのようにきれいなのかはさっぱりわかりませんでした。
おそらく輪切りにされた僕の脳を、先生は指差しました。
「なんの問題もなかったよ」
とフランクに話しかけてくれたことに、かなりの安心感を感じたことを覚えています。
良かったと、胸をなでおろす僕に、先生はニコニコしながら話を続けました。
「もしあるとすればこれかなぁ?」
と、僕の肩をもみ、
「でも、そこまで凝ってないな」
とおっしゃっていました。
「お世話になりました」
そう言い、診察室を出ると、なんだかさらにホッとしました。
会計をすませました。
結構、お金かかりました。
薬は処方されず、「肩こりの塗薬を買って、首筋とか右の頭にぬるといい」という先生のアドバイスに従って、帰りにドラッグストアでバンテリンのようなものを購入しました。
その日は、いつもよりグッスリ寝ることができました。
膨らみだした症状
![f:id:sk96a:20200125172835j:plain 膨らみだした症状](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125172835.jpg)
![f:id:sk96a:20200125172835j:plain 膨らみだした症状](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125172835.jpg)
2019年8月はじめ、僕の病気は、大きく膨らみだしていました。
ものを食べられない、食べても吐いてしまうのです。
73kgくらいあった体重は、63kgくらいになっていました。
耳の詰まりは悪化し、眠っているとき以外は、常にその症状に悩まされ続けました。
頭痛は悪化はしていないものの、改善はされていませんでした。
動悸がして、不安感が増しました。
特に、昼寝をしたりしたら、心臓がバクバクいって、ハッと目が覚めることが増えました。
疲れが抜けなくて、「疲れた」が口癖になりました。
唾液が極端に増えたり、極端に口が乾いたりするようになりました。
のどに何かつっかえがあるみたいに、呼吸がしにくくなりました。
不安な気持ちが増しました。
とにかく夜が長く、時間の経過が遅いと感じるようになりました。
普段は緊張しないところで緊張するようになりました。
リフレッシュしようと思っても、好きだった趣味にも手が出なくなり、なにもかも億劫になりました。
この頃の僕は、昔の僕が、健康だった頃の僕が、どんな風だったのかも忘れかけていました。
それほど急に、どんどんどんどん、悪いところだけが増えていきました。
この頃の自分
![f:id:sk96a:20200125173050j:plain この頃の自分](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125173050.jpg)
![f:id:sk96a:20200125173050j:plain この頃の自分](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125173050.jpg)
この頃の自分は、この病気を治すために、少しでもいいと思われることは何にでも手を出しました。
余談だけど、病気になって、宗教とか、科学的に根拠のない治療法とか、オカルトの類とか、そんなものに手を出してしまう人の気持ちが、わかったような気がしました。
気分転というより、気分が落ち着かずそわそわするから、散歩をするようになりました。
なんとなくだけど、すれ違う人にはなるだけ挨拶をしようとも心がけました。
散歩する公園には、たくさんの木々があり、その木に触っては、なんだか力がもらえた気がしました。
マッサージや整体にも通ってみました。
食べ物も変えてみました。
というよりは、変えざるを得ませんでした。
間食をしなくなりました。
カフェインをとらなくなりました。
健康にいいものを取ろうと思いましたが、あまりものを食べなくなりました。
寝具を変えてみました。少しでも眠れるように。
とにかく、なんでもやってみました。
仕事は休みがちになりました。
吐き気がひどくて、仕事どころではなかったのです。
会社の食堂では食べ物に悩み、小サイズのかけうどんを頼んでは、残したりしていました。
お昼がウィダーインゼリーだけのときもありました。
会社では心配されました。
ただ、胃炎であると、そう言っていました。
この頃の自分は、遅すぎる時間の流れに、ただじっと耐えていました。
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内科での出来事
![f:id:sk96a:20200125165026j:plain 内科での出来事](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125165026.jpg)
![f:id:sk96a:20200125165026j:plain 内科での出来事](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125165026.jpg)
内科に通い続け、二か月くらい経ちました。
目的はもう、吐き気止めをもらうことだけになっていました。
いつも通りの診察、いつも通りのやりとり、いつも通りの会計を予想していたのですが、少しだけ、僕から聞いてみたのです。
「この症状って、実際どんな病気なんでしょうか?」
二か月も同じ症状が続き、気が滅入っていた僕は、そう聞いてみたのです。
そして、ネットで症状を調べて、自分に近かった症状の人が患っていた病気のことについても聞いてみました。
「僕の症状って、自律神経失調症なのではないでしょうか?」
内科の先生は、「そうかもしれません」と。
自分からアクションを起こさないと、治療に変化が起きなかったことに少し腹が立ちましたが、これまでずっと同じままだった薬に、新入りがひとつ追加されました。
その薬は「トフィス」というものでした。
薬剤師の方からの説明では、気分を落ち着かせる薬と聞きました。
正直なところ、これまでまったくと言って変化のなかった治療や薬に、変化が少しでも出たのがうれしかった。
それほどに、効果が全くないでない薬を、これでもかと飲んでいる状況は、僕の中でつらいことでした。
「これで、僕の病気はよくなるんだ」
そんな希望を少しだけ持ったのでした。
トフィスを飲んだ三日間
![f:id:sk96a:20200125173304j:plain トフィスを飲んだ三日間](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125173304.jpg)
![f:id:sk96a:20200125173304j:plain トフィスを飲んだ三日間](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125173304.jpg)
2015年8月の一週目、僕はトフィスという薬を飲み始めました。
小さな薬を一日三錠です。
「三日後にまた来てください」
そのように内科で言われていたので、それまでにはなにかしらの変化が起こるものだと思っていました。
ただ、一日三錠、忘れずに飲んでも、不安は改装されないし、病気が好転することはありませんでした。
がっかりしました。
治療法の変化に期待していた僕にとって、効果がなかったことに対する失望は、かなり大きなものでした。
三日後の内科
![f:id:sk96a:20200125165026j:plain 三日後の内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125165026.jpg)
![f:id:sk96a:20200125165026j:plain 三日後の内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125165026.jpg)
「薬はどうでしたか?効果はありそうでしたか?」
僕は正直に、効果は感じられなかったことを話しました。
「そうですか」
落ち込んでいた僕を見て、先生はこう言いました。
「テストをしてみます」と。
いわゆるよくある「鬱」のテストでした。
「仕事はきついですか?」とか
「不安感を覚えることはありますか?」とか。
よくあるストレスチェックのような項目に、答えていきました。
僕は今の状況を踏まえ、そのテストに正直に答えました。
そして、最後の質問、僕はよく覚えています。
「死にたくなることはありますか?」と。
僕は、それだけは「いいえ」と答えました。
テスト結果を、まじまじと見つめる内科の先生。
「鬱の傾向がありますね・・・」
そのように診断されてしまいました。
もう、本当に切羽詰まっていた僕は、「鬱でもなんでもいいから、この症状が少しでも収まってくれればそれでいい」
そのように思っていました。
三日飲んだトフィスは、それでおしまいになりました。
そして、新たに「レクサプロ」という薬を処方されました。
でも、もう、その薬に期待をするとか、希望を持つとか、そういうことは全くありませんでした。
正直、その頃はもう、医者を信頼していませんでした。
胃カメラ
![f:id:sk96a:20200125173653j:plain 胃カメラ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125173653.jpg)
![f:id:sk96a:20200125173653j:plain 胃カメラ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125173653.jpg)
そしてもうひとつ。
とうとう、胃カメラをとることになりました。
正直、さっさと検査してほしかったのですが、「若いから」といって、とらなくていいと言われていたのです。
四日後の土曜日に、予約をとりました。
胃カメラ前日は夜九時までに食事を済ませること。
当日の朝は食べずにくること。
たばこはひかえること。
そんな注意を受けました。
心配していた他の病気があるかないかがわかるということで、少しうれしい気持ちもありましたが、どちらかというと怖いという気持ちの方が大きかったです。
最後の耳鼻科
![f:id:sk96a:20200125170811j:plain 最後の耳鼻科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125170811.jpg)
![f:id:sk96a:20200125170811j:plain 最後の耳鼻科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125170811.jpg)
いつも通り、耳鼻科に行きました。
いつもと全く変わらない診察方法。
それが普通でした。
耳の詰まりが全く改善していない中だったので、改善に役に立つかもと、内科でこれまであった話を改めて相談してみることにしました。
「自律神経失調症かもしれないという診断をうけました」
「そうですか。大変だったですね」
それだけで、診察も変わりなければ処方も変わらない。
何もなかったかのように流されました。
それ以降、その耳鼻科に通うのはやめました。
レクサプロ
![f:id:sk96a:20200125173809j:plain レクサプロ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125173809.jpg)
![f:id:sk96a:20200125173809j:plain レクサプロ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125173809.jpg)
薬が新しくなりました。
この薬がどんな薬であれ、僕の症状が少しでも軽くなればそれでいいと思っていました。
一日目、言われたとおりにレクサプロを飲みました。
特になにかいいこともなければ、悪いこともなく、症状に変化もありませんでした。
いつものように、この薬についていろいろ調べてみました。
効果やその仕組み、そして副作用まで。
効果が出るまで、二週間くらい必要ということでした。
今すぐにでも症状をどうにかしたかった僕にとって、それはあまり嬉しい情報ではありませんでした。
二日目の夜、明らかにおかしな症状になりました。
副作用に吐き気があることは知っていたのですが、その吐き気がかなり強く出たこと。
そして、いてもたってもいられないくらい、気持ちが高ぶっておさえられなくなったこと。
特に後者はひどく、翌朝から内科へかかりました。
そのときの僕の症状はかなりひどかったみたいで、待ち時間にはベッドで横にならせてもらったほどでした。
「セロトニン症候群という副作用かもしれません」
そう言われました。
レクサプロは飲むのをやめることになりました。
「レクサプロと同じような薬がありますけど、それを処方しましょうか?」
そう言われましたが、お断りしました。
「では、薬どうしましょうかね?」
僕はこのとき、ここに通院を続けても、この病気は絶対に治らないと確信しました。
胃カメラ前日
![f:id:sk96a:20200125173932j:plain 胃カメラ前日](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125173932.jpg)
![f:id:sk96a:20200125173932j:plain 胃カメラ前日](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125173932.jpg)
胃カメラをとる前の日、この日の夜はずいぶんと長く感じました。
スマートフォンを片手に、なにも考えずにフェイスブックを見ていました。
そこである広告に目が付きました。
漫画の広告だったと思います。
主人公は家族の前で泣いていました。
ごめんと家族に謝りました。
そして「癌になったんだ」
そう、家族に告げていました。
家族も泣いていました。
奇しくも僕と同じ齢の主人公。
「あぁ自分もこうなるのかな?」
これまでのどの日よりも長い夜でした。
胃カメラ当日
![f:id:sk96a:20200125173653j:plain 胃カメラ当日](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125173653.jpg)
![f:id:sk96a:20200125173653j:plain 胃カメラ当日](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125173653.jpg)
この日は、胃カメラをとるために、胃腸専門の病院へ行きました。
内科の先生の紹介状を持って。
不安でたまらないかと思ったけど、意外とそうでもありませんでした。
初めての胃カメラという不安はありましたが。
病院につくと、すでに多くの人が来ていて、胃カメラとる人って意外と多いんだななんて思っていました。
看護師さんに呼ばれ、いくつか質問などを受けました。
麻酔で眠りながら胃カメラをとる方法と、意識があるままとる方法があると聞き、車に乗って帰ることを言うと、意識あるままになりました。
そして、ピロリ菌検査をするかどうかを問われ、検査をすることになりました。
しばらくすると、部屋に呼ばれ、ベッドに座るよう言われました。
そのまま、のどの麻酔のためうがい薬のようなものを使いました。
何度かうがいすると、のどの奥がしびれたような感覚になり、少し気持ち悪くなりました。
ベッドに右向きで横になると、先生がきました。
そのまま、ボールペンより少し太くて、ホースより細い、そんな管を、僕の口に挿入しました。
長かった。
本当に長かったです。
のど元を通過したカメラを異物ととらえた僕の体は、必死にそれを外に出そうとしていました。
看護師さんが手を握ってくれて、それがどれだけありがたかったか。
うすい意識の中、眠りながら胃カメラをとるようにしなかったことを後悔しました。
そして、うすい意識の中で、僕が普段感じていた吐き気なんて、たいしたことないんだと、うっすらと思ったのでした。
何分経ったのでしょうか、僕を苦しめに苦しめた細めの管は、僕の体からとりだされたのでした。
ベッドのまま、休憩室のような、静かな部屋へ移動されました。
麻酔で寝ている人がほとんどでした。
前日、あまり寝れなかった僕は、そこで寝ようかとも思いましたが、眠れませんでした。
「いい結果であるといいな」
そう思いながら、天井を見つめていました。
胃カメラの結果
![f:id:sk96a:20200125174451j:plain 胃カメラの結果](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125174451.jpg)
![f:id:sk96a:20200125174451j:plain 胃カメラの結果](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125174451.jpg)
どれくらい天井を見つめていたでしょうか。
スマートフォンなどは、胃カメラを受ける前に預かってもらう仕組みでしたので、かなり暇でした。
そして、暇だと思えるほど、そんなに不安や緊張のない自分に、少し違和感を覚えました。
むしろ、落ち着いていたといってもいいくらいに。
そんな暇な時間も終わり、とうとう僕は、別の部屋へ呼ばれました。
「問題なかったです」
たくさんの画像を見せられながら、問題がなかった旨を説明されました。
「胃炎だと言われていたのですが・・・?」
「それも全くありません。健康な胃です」
「それと、ピロリ菌も見られませんでした」
二か月くらい、僕を苦しめていたものは、胃炎ではないことがわかりました。
帰りに、アコファイドという薬と、お守り代わりの診断書を手に、家に帰りました。
思ったよりも淡々と、自分が想像していたつらい結果となることなく、その日を終えました。
少しだけ安心しましたが、やっぱりまだ吐き気は治っていませんでした。
心療内科の予約
![f:id:sk96a:20200125174617j:plain 心療内科の予約](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125174617.jpg)
![f:id:sk96a:20200125174617j:plain 心療内科の予約](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125174617.jpg)
通っていた内科も、耳鼻科も、もう頼りにできないことは、僕が一番わかっていました。
僕は、ここで、本当に良い選択をしたと、今でも思います。
心療内科に行くことに決めました。
今まで、いろんな科に行ったことはありますが、心療内科は初めてでした。
近場で、何件かの心療内科をピックアップして、電話をかけてみました。
その中で一件、はやめに予約がとれたので、二週間後、そこに行くことになりました。
胃カメラの調子もよかったこともあり、今度こそは、なんだかうまくいくような気がしていました。
最後の内科
![f:id:sk96a:20200125165026j:plain 最後の内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125165026.jpg)
![f:id:sk96a:20200125165026j:plain 最後の内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125165026.jpg)
胃カメラの結果をもって、いつも通っている内科に行きました。
そこで、心療内科を予約したことを告げました。
先生は、紹介状を書いてくれました。
それが僕にとって、本当に長かった、内科通院の最後の日となりました。
お盆
![f:id:sk96a:20200125174852j:plain お盆](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125174852.jpg)
![f:id:sk96a:20200125174852j:plain お盆](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125174852.jpg)
2015年8月、お盆が来ました。
僕は、約3か月ぶりに、地元へ帰省しました。
帰る前、正直僕は、痩せてやつれているところを見せたくなかったので、帰らないつもりでしたが、帰ってこいとのことでしたので、帰ることにしました。
最寄りの駅まで、新幹線で。
駅のロータリーで、迎えの車を待ちました。
「誰かと思った」
迎えに来た弟に、そう言われました。
それもそのはずです。10kg以上も痩せたのですから。
車に乗り込み、地元への道。
なんだか、本当に久しぶりな気がしました。
この数か月が長すぎて、そのように感じたのだと思います。
そんなに久しぶりに帰ったわけではないのに、懐かしく、温かい、そのようにも感じました。
夕方頃、家に帰り着くと、家族が待っていました。
久しぶりの家族との夕食。
そのときも吐き気が続いていた僕は、量を少なくして欲しいことを母に伝えました。
少なくはなったものの、一人前の食事。
このような食事を目の前にするのは久しぶりでした。
「こんなに食べきらんかも」
そのように言う僕に対して、母はそれくらい食べれるやろと。
恐る恐る、一口づつゆっくり口に運びました。
「おいしい」
そうだろと笑う母、家族みんな笑っていました。
そのとき、僕は久しぶりに、本当に久しぶりに、まともなごはんを食べることができたのでした。
もちろん吐き気止めは飲んではいましたが。
食後、愛犬のお墓に参りました。
8か月前に死んだばかりでした。
地元の空は真っ暗で、本当に静かで、久しぶりに少し穏やかになれた気がしました。
静かだからかわからないけれど、耳の違和感は、少しだけ落ち着いたように感じました。
その日は、よく眠れました。
実家
![f:id:sk96a:20200125175039j:plain 実家](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125175039.jpg)
![f:id:sk96a:20200125175039j:plain 実家](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125175039.jpg)
実家での生活は、短いながら、そのときの僕に活気を与えてくれました。
無気力だった僕は、この病気をどうにかしようという気力をもらいました。
実家を後にするときに、これから心療内科に通うことを打ち明けました。
「きっとよくなるよ」
と、僕は、どんな言葉よりも安心する、一番言ってほしかった言葉をかけてもらいました。
この帰省で、病気が治ったわけではないけれど、病気が治り始めるスタート地点に立てた気がしました。
初めての心療内科
![f:id:sk96a:20200125175534j:plain 初めての心療内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125175534.jpg)
![f:id:sk96a:20200125175534j:plain 初めての心療内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125175534.jpg)
2015年8月の後半、心療内科を予約した日になりました。
内科に最後に行ってから、二週間くらい経っていましたので、かなり久しぶりの病院です。
ギラギラの太陽の中、僕は歩いて病院へ行きました。
エレベーターで三階のボタンを押し、僕は、これから数か月お世話になる、本当にお世話になる病院の扉を、はじめて開けました。
そこは、そんなに広くなく、少しだけ暗くて、漫画が壁にたくさん置いてある部屋でした。
そこには様々な人がいました。
明らかに普通のサラリーマン。
漫画を読んでいる子ども。
少し太ったおばさん。
ヘッドフォンで音楽を聴いている若い女の子。
本当に普通の人たちという印象でした。
ただほんの少しだけ、もやっとした空気を感じたのは、そのときの僕がそういう気分だったからかもしれません。
僕は、空いているソファーに、静かに座りました。
どれくらい経ったでしょう。
しばらく待ちました。
一時間くらいかな?
僕の名前が呼ばれ、部屋へ案内されました。
初めてのカウンセリング
![f:id:sk96a:20200125222720j:plain 初めてのカウンセリング](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125222720.jpg)
![f:id:sk96a:20200125222720j:plain 初めてのカウンセリング](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125222720.jpg)
その部屋には、50代くらいの女性がいました。
眼鏡をかけ、その目はとてもやさしかったことをよく覚えています。
椅子に座るよう促され、こんにちははじめましてとあいさつされました。
「はじめまして。よろしくお願いします。」
僕の初めてのカウンセリングがはじまりました。
カウンセリングの先生は、優しい口調で、僕にいろんなことを聞きました。
まず、年齢や自分自身のこと。
家族や彼女のこと。
ひとりひとりについて詳しく話しました。
そして、自分がどんな子どもだったのか。
趣味や仕事のこと。
どんなスポーツをしてきたか。
覚えられないほどたくさんのことを尋ねられ、そしてたくさんのことを返しました。
そして、最近のこと。
つらいことはないかと。
僕は三つのことをメインに話しました。
話したというよりは、こみ上げてきたと言ったほうが適切かもしれません。
まずは、数か月前に死んだ愛犬のこと。
そして、仕事のこと。
そして、病気が全然治らないこと。
この段階になると、もう質問に答えているのではなく、僕の話を聞いてもらうといった状態でした。
どれくらい時間がたったのかわかりません。
気が付くと、自分は泣いていて、カウンセリングの先生はうんうんと、心の底から自分の話を聞いてくれました。
カウンセリングの先生の前に置かれたカルテには、真っ白な頃が思い出せないほどに、たくさんの字が書いてありました。
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受診
![f:id:sk96a:20200125175750j:plain 受診](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125175750.jpg)
![f:id:sk96a:20200125175750j:plain 受診](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125175750.jpg)
カウンセリングを終え、しばらく待った後、僕は診察室へ呼ばれました。
先に書いておきます。
先生は、こんなに時間を割いて大丈夫かというくらい、僕の話を聞き、そして問い返してくれました。
診察室に入ると、60代くらいのおじちゃん先生がいました。
先生はさっき、カウンセリングの先生が書いたカルテをまじまじと見ていました。
先生の机の上にはたくさんの本とパソコン、そして背面の棚にも本がたくさん置いてありました。
「よろしくお願いします」
そう言って、椅子に座りました。
このとき、なんでかわかりませんが、病気が治るような気がして、期待したことを覚えています。
カルテをみながら、
「どういう症状がありますか?」と。
「吐き気が強いです」
「不安感があります」
「耳が詰まります」
と、そのときの症状をすべて、先生に伝えました。
先生は、うんうんと、それにうなずいていました。
「いつ頃からこの症状はありますか?」
「二か月ほど前からです」
ある程度、症状についての話があって、その後はカウンセリングの先生とした内容について聞かれました。
犬のこと。
仕事のこと。
そして、病気が治らないこと。
家族のこと。
彼女のこと。
たくさんのことを聞かれ、そしてたくさんのことを返しました。
ここには書ききれないほどたくさんのことを話しました。
その中で、最も印象に残っている話だけを、ここに書きます。
僕は聞かれました。
「病気について、誰かに話しましたか?」と。
「あまり詳しくは話してないです」
そう僕は答えました。
そして聞き返されました。
「なぜ話さなかったのですか?」と。
「心配かけると思って」
そしてまた聞き返されました。
「心配かけてはだめなのですか?」と。
僕はハッとしました。
なんで、相談しなかったのだろうと、そのとき思いました。
病気のつらさは、すべて自分でしまいこんでいました。
人に頼っていいんだと、そのとき思い出しました。
「まわりに頼れない人ばかりなのですか?」
そのとき、「とんでもない、僕のまわりには頼れる人ばかりだ」と、心の中でそう思いました。
そして、先生は、彼女に話してみるようにと、そうアドバイスしてくれました。
病院では病気のことばかり考えていた僕。
はじめて病院で病気以外のことを考えることができた気がしました。
診察室を出た後、僕は心がかなり軽くなっているように感じていました。
その後
![f:id:sk96a:20200125223008j:plain その後](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125223008.jpg)
![f:id:sk96a:20200125223008j:plain その後](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125223008.jpg)
先生は、このように言っていました。
「いままでいろいろ診察や検査をしてきて、問題なかったということですね。調べてきてくれてありがとう。あと血液検査だけしよう。」
そのため、診察室を出た後、血液検査をすることになりました。
看護師さんが血液検査の準備を、僕は横でそわそわしていました。
実は、注射、苦手なのです。
そのことを伝えると、看護師さんは、僕をベッドに横たわらせ、そこで血液検査をしました。
看護師さん、かなりやさしかったです。
無事に血液検査を終え、体重をはかり、僕の初めての心療内科の受診は終わりました。
その日の夜
![f:id:sk96a:20200125223224j:plain その日の夜](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125223224.jpg)
![f:id:sk96a:20200125223224j:plain その日の夜](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125223224.jpg)
「今日、病院行ってきた」
彼女にそう電話で伝えました。
心療内科はこんなところだったとか、こんなこと聞かれたとか、多分、どうでもいいようなことばかり。
でも彼女は聞いてくれました。
自分の中で抱え込んでいた体調や病気のことも話しました。
別に隠していたつもりもないのですが、「なんで相談しなかったのだろう」、そのようにあらためて思いました。
「病気よくなるかな?」
なんとなくそう、彼女に聞いてみました。
「きっとよくなるよ」
なんだか、救われた気になりました。
そして同時に、「どうにかするぞ」という気力も、沸いたのでした。
二度目の心療内科
![f:id:sk96a:20200125175750j:plain 二度目の心療内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125175750.jpg)
![f:id:sk96a:20200125175750j:plain 二度目の心療内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125175750.jpg)
初めての受信から三日後、僕は、二度目の心療内科を訪れました。
「人多いな」
今日は平日の仕事終わり。
僕と同じような境遇の人が多いようでした。
多くの人は備え付けてある漫画を読んだり、音楽を聴いたりして、待ち時間を過ごしているようでした。
僕も、その待ち時間を、漫画を読んで過ごしました。
そんなに広くない待合室は、人で埋まっていました。
「意外と受診する人多いんだな」
漫画を読みながら、すこしキョロキョロして、周りの様子を見ていました。
それから一時間以上待って、ようやく、僕の名前が呼ばれました。
漫画を四冊くらい読み終えた頃でした。
三日ぶりの診察室。
前回と同じ格好で、先生が待っていました。
「彼女には話した?」
「はい。しっかり聞いてもらいました」
「それはよかったですね」
そんな会話から、また、先生との会話が始まりました。
今回も、前回とまではいきませんが、ゆっくりとしたスピードで、長い時間お話をしました。
「体調はどうですか?」
「まだあまりよくないです」
「これからよくしていきましょうね」
そして、血液検査の結果の説明を受けました。
おそらく水の飲みすぎで、イオン濃度が少し低い以外は、問題なしでした。
その後、改めて、僕の症状について尋ねられました。
「一番つらい症状はなんですか?」
「吐き気がつらいです」
「ほかは?」
「耳が詰まることと、あとは不安感が強いです」
「そうですか」
そういう会話をじっくりとして、ここには書ききれないほど、様々な症状がつらいことを伝えました。
先生は、ゆっくり頷きながら、その内容をカルテに書き込んでいました。
処方された薬
![f:id:sk96a:20200125223443j:plain 処方された薬](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125223443.jpg)
![f:id:sk96a:20200125223443j:plain 処方された薬](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125223443.jpg)
「今回は二種類の薬を出してみますね」
僕は、ドグマチールとセニランという薬を処方されました。
「これを食後に、一日三回」
これまで、なんかごちゃごちゃ飲んでいた薬が二錠になりました。
「先生、前に内科でもらっていた吐き気止めは飲んでいいのですか?」
「なくなるまで飲んでいいよ」
「なくなったら処方してもらえるのですか?」
吐き気止めがないととんでもない状態になっていため、それは死活問題でした。
「必要だったら出すよ」
そんな会話を最初にして、薬についての説明を受けました。
かなり丁寧に教えてくれましたが、副作用とかについては深くは聞きませんでした。
先生を信じて、何も考えずに薬を飲んでみよう。
そんな気になっていたことを、よく覚えています。
「一週間後にどうだったか教えてね」
そうして、僕の二度目の診察は終わりました。
体重測定
![f:id:sk96a:20200125223705j:plain 体重測定](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125223705.jpg)
![f:id:sk96a:20200125223705j:plain 体重測定](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125223705.jpg)
診察室を出ると、こちらへどうぞと、看護師さんに部屋に誘導されました。
この間、血液検査をした部屋です。
「体重はかりますね」
体重計に乗ると、相変わらず63kg。
「体重減り続けてるんです」
と看護師さんに話しました。
「元に戻るといいですね」
「でもせっかく痩せたから、ほどほどに戻します」
そう言うと、看護師さんは笑っていました。
体重測定が終わると、処方箋を受け取り、一つ上の階、四階にある薬局に向かいました。
四階の薬局
![f:id:sk96a:20200125224113j:plain 四階の薬局](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125224113.jpg)
![f:id:sk96a:20200125224113j:plain 四階の薬局](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125224113.jpg)
「お願いします」
処方箋を薬剤師さんに渡しました。
「しばらくお待ちくださいね」
感じのいい、おじいさん薬剤師さんでした。
僕より先に来ていた患者さんに、テキパキと薬が渡っていきます。
普段、聞かないような名前の薬の名前ばかりでしたので、なんだか心療内科に来たのだなという実感が沸いていました。
僕の番になり、さっき説明を受けた薬たちを、受け取りました。
初めてだからか、少しだけ詳しい薬の話をおじいちゃん薬剤師さんから聞きました。
「人、多かったでしょ?」
「はい、いつもこんなに多いのですか?」
「多い日は本当に多いよ。かなり待ったでしょ」
「はい、退屈でした」
そんなたわいもない会話をし、心療内科に関係している人は、本当に優しいのだなということを実感していました。
初めての薬
![f:id:sk96a:20200125223443j:plain 初めての薬](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125223443.jpg)
![f:id:sk96a:20200125223443j:plain 初めての薬](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125223443.jpg)
家に帰って、あいかわらず味気のない晩御飯をとりました。
ヨーグルトとか。
食前には、もちろん吐き気止めのアコファイドは服用していました。
相変わらず。吐き気はあったし、耳は詰まるし。
けど、不安感は少し薄れたような薄れてないような。
そんな感じでした。
食後に、今日もらったドグマチールとセニランを各一錠づつ飲みました。
前に比べたら、この二錠という薬の量は、とても少なく感じました。
期待と不安半々で、でもその薬がどんなものであるのかとか、副作用がどうだとかは、調べずにいました。
それが、今の僕には必要なことだとも思っていました。
今日ははやめに休むことにして、ベッドの上で天井を見つめました。
いつの間にか、眠っていました。
朝
![f:id:sk96a:20200120232041j:plain 朝](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200120/20200120232041.jpg)
![f:id:sk96a:20200120232041j:plain 朝](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200120/20200120232041.jpg)
朝、目覚めました。
夜は長くて、早く過ぎて欲しいという一心でいた日々を過ごしてきた僕にとって、寝落ちしてそのまま朝なんて、本当に久しぶりでした。
それがたまたまなのか、薬のおかげなのか、はたまた病院に行ったおかげなのかは、わかりませんでした。
ただ、一日目からなにかが変わったのは確かでした。
その日は、いつもより軽い気持ちで会社に行くことができました。
この感覚は、勘違いなんかじゃなくて、今後もそのまま、いうなればもっと良くなっていくことを、このときはまだ知りませんでした。
その日から
![f:id:sk96a:20200125224338j:plain その日から](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125224338.jpg)
![f:id:sk96a:20200125224338j:plain その日から](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125224338.jpg)
その日の夜も、次の日の夜も、なんだかよく眠れました。
薬の効果かどうかは、調べてないからわからないけれど。
時間の経過が早くなったというか、不安な時間が短くなったというか、そんな感覚。
この薬を飲み始めた頃、僕が一番感じたこと、それは、元の自分に戻りつつあるという感覚でした。
ご飯もなんだか食べれる気がしてきました。
日課にしようとしてしていなかった散歩も、毎日続けるようにしました。
無気力だった僕は、気力を少し取り戻した、そんな感覚でした。
三度目の心療内科
![f:id:sk96a:20200125175750j:plain 三度目の心療内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125175750.jpg)
![f:id:sk96a:20200125175750j:plain 三度目の心療内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125175750.jpg)
薬を飲み始めて四日目、僕は、また心療内科に行きました。
この日はなぜか病院は空いていて、かなり早く僕の名前が呼ばれました。
「具合はどうですか?」
「自分でもびっくりしているのですが、調子がいいです」
「それはよかった。薬があっていたのかもしれませんね。」
そんな会話から始まり、取り留めのない会話なんかもしました。
彼女とちゃんと話しているか?なんてことも聞かれて、ちゃんと話していますよと返しました。
そして、当時、喫煙者だった僕は、たばこを吸いますかと聞かれ、「はい」と答えると、「やめたら?」なんて笑って言われました。
「薬は二週間分同じのを出しときます。また二週間後にきてね」
僕は、前回と同じように、処方箋をもらうと、四回の薬局へ、そして同じ薬を二週間分もらいました。
薬代は2000円くらいか、それより安いかくらいの価格だったように思います。
三度目の心療内科は、僕がケロッとしていたからか、意外と早く終わりました。
変わった生活
![f:id:sk96a:20200125224519j:plain 変わった生活](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125224519.jpg)
![f:id:sk96a:20200125224519j:plain 変わった生活](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125224519.jpg)
薬を飲み始めて、生活が大きく変わりました。
変わったというよりは、元に戻ったというか。
ご飯を食べれる気がしだして、少しづつ食べるようになりました。
吐き気止めは、あまり飲まなくてもいいようになりました。
不安感がなくなりました。
そわそわしなくなりました。
夜が短くなりました。
変な緊張をしなくなりました。
体調を徐々に悪化させていた自分。
あの頃の僕に、はやくこのことを教えてあげたかったと、そのように思いました。
四度目の心療内科
![f:id:sk96a:20200125175750j:plain 四度目の心療内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125175750.jpg)
![f:id:sk96a:20200125175750j:plain 四度目の心療内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125175750.jpg)
「調子はいかがですか?」
いつも同じ会話から始まります。
「かなり調子がいいです」
「それはよかった」
先生は、いつもゆっくりとした口調で、やさしく話しかけます。
2019年9月の初め、前の受診から二週間が経過していました。
ご飯が食べれるようになったこと。
吐き気止めも飲んでないことを伝えると、喜んでくれました。
「調子の悪いところはないですか?」
「あと耳の詰まりが気になるくらいです」
客観的に見て、僕は、一回目の受診の時とは別人だったと思います。
それくらい、あっという間に、僕の体調は良くなっていったのでした。
「薬を減らしましょうか」
「もうですか?」
僕は本音が出てしまいましたが、それでも大丈夫だと自分でも思いました。
ドグマチールを飲まなくてよくなりました。
前の自分だったら、薬が減ることに不安を感じていたでしょう。
ただ、このときは、うれしいという気持ちの方が大きかったです。
薬が減ったことに対して。
薬局で薬を受け取りました。
「薬、減っていますね」
「そうなんですよ!」
おじいちゃん薬剤師さんが、きさくにでも丁寧な言葉づかいで、僕に話しかけてくれます。
「なんだか最近調子いいんですよ」
そんな話をすると、おじいちゃん薬剤師さんは、「先生、いい人でしょ」と、心療内科の先生をほめていました。
「あの先生、やっぱりすごい人なのかな?」
心の中でそう思うと、ここにきて本当によかったなと、そのように思いました。
二か月間、苦しんだ症状。
でも、二週間で、僕は僕を取り戻しました。
いろんな人のおかげで。
二週間毎の心療内科
![f:id:sk96a:20200125175534j:plain 二週間毎の心療内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125175534.jpg)
![f:id:sk96a:20200125175534j:plain 二週間毎の心療内科](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125175534.jpg)
それからというもの、二週間毎の通院が続きました。
木曜日が、僕の通院の日。
ドグマチールを飲まなくてよくなり、体に変化がでるかな?と思っていたけれど、変化は特になし。
調子はかなり良いままでした。
先生との話は、ほとんど雑談になりました。
ただ、
「調子はどうですか?」
最初の一言は同じままでした。
看護師さんがはかってくれる体重は、初めての通院以来、減ることはなかったです。
それを看護師さんは、毎回記録し、いい傾向にあるよと、自分のことのように親身に、
そして自分のことのように喜んでくれました。
病院が終わると、あるラーメン屋に絶対行くようになりました。
こんなに食べれているのが嘘のようですが、替え玉はしないけど、一人前ちゃんと完食できます。
看護師さんにはないしょですが、このせいで太ったのかもしれない、なんて考えたりもしていました。
減っていく薬
![f:id:sk96a:20200125224810j:plain 減っていく薬](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125224810.jpg)
![f:id:sk96a:20200125224810j:plain 減っていく薬](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125224810.jpg)
僕の体調はどんどん良くなりました。
それと反比例するように、僕の薬はどんどん減っていきました。
最初はドグマチールがなくなりました。残りはセニラン一日三錠。
一か月後くらいに、セニランが一日二錠に。
その一か月後、セニランの一錠が半分の量になり、半分になったセニランを一日二回飲みました。
ここから、二週間に一回だった通院が、一か月に一回でよくなりました。
そして、このタイミングで、僕の人生で最悪だった年、2015年を越しました。
少しづつ減っていく薬は、僕に病気の終焉を見せてくれているようで、なんとなく自信になったことを覚えています。
そして年が明け2016年一月。
僕の飲む薬は、一日にセニラン半錠だけになりました。
僕はよく「誤差の範囲だろ!」なんてふざけて言うようになりました。
それほど、薬をじゃらじゃら飲んでいた僕にとって、その半錠はとても少なかったし、
それが自信でもありました。
そして、僕を長い間苦しめた、この病気ともおさらばなんだと、そう思わせてくれました。
さよなら自律神経失調症
![f:id:sk96a:20200125224941j:plain さよなら自律神経失調症](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125224941.jpg)
![f:id:sk96a:20200125224941j:plain さよなら自律神経失調症](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125224941.jpg)
一日にセニラン半錠。
この生活が三か月くらい続きました。
一日に一回薬を飲むといっても、とても小さな半錠。
忘れたりすることも度々ありました。
そして、それと同じで、薬が絶対不可欠だった僕が薬を忘れるように、病気のことも少しづつ忘れていきました。
食べ物を食べれなかったことを忘れました。
もちろん吐き気止めなしで。
おかげで体重も通常体重にちゃくちゃくと戻りつつありました。
不安感も忘れました。
そわそわしなくなりました。
いてもたってもいられない、そんなことがなくなりました。
真夏の暑い日、終わりの見えない長い夜を過ごしたのも過去の話。
すっかり寒くなり、夜も長くなったけど、それは例年通りでした。
残念なことに、耳詰まりだけは少しだけ残りました。
でもあの頃としたら、全然気になりません。
そして2016年4月、僕の薬が0錠になりました。
僕の中では、このときが、自律神経失調症を克服したときだと思っています。
たくさんの人にお世話になりました。
そして、たくさんのことを学びました。
僕と自律神経失調症。
悪いことばっかりだったようだけど、いい経験だったのかもしれません。
そして、克服したとき、僕が自律神経失調症を克服したそのとき、思ったことがあります。
「今の僕なら自律神経失調症の人の力になれる」
僕が身をもって経験したこと、そして人からもらったもの。
それらを伝えることができる。
治るキッカケを知らせることができる。
——————–
こんな日々が自分にまた訪れないように、そして僕と同じような境遇の人が増えないように。
そんなことを思っていたのでした。
最後に
![f:id:sk96a:20200125225057j:plain 最後に](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125225057.jpg)
![f:id:sk96a:20200125225057j:plain 最後に](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20200125/20200125225057.jpg)
きつくて長い日々、言葉で言い表すと僕にとって地獄の日々を過ごしました。
この記事をここまで読んでいるあなたは、おそらく僕と同じような境遇にあるのでしょう。
僕も、自分の症状をどうにかしたくて、ネットの情報を頼りました。
藁にもすがる思いで。
この長い記事を最後まで読んでくださった人に、僕が一番伝えたかった事を最後に書きます。
この病気は治ります。
きつくてつらい日々は、必ず終わります。
だから、つらくてなかなか行動に移しづらいけど、自分で一歩を踏み出してみてください。
僕にとっての一歩は、内科や耳鼻科を切り捨て、心療内科に行ったことです。
あのタイミングで、この一歩を踏み出していなかったらと考えると、ゾッとします。
ただ、僕はその一歩を踏み出したから、この病気を克服しましたし、このような記事を書けています。
あなたはどうですか?
この病気は治らないんだとか、一生付き合っていくとか、そんなこと考えていませんか?
僕はそれはおすすめしません。
なぜなら、その頃より、病気を克服した今の方が絶対に良いから。
もう一度言います。
自律神経失調症は治ります。
不安でどうしようもない中の一歩は難しいですが、その一歩は絶対に無駄ではありません。
この長いお話を最後まで読んでいただけた方は、この病気を本当にどうにかしたい人だと思います。
ぜひ、小さくてもいいので一歩を踏み出してみてください。
そして、その一歩を踏み出し、そして、元の自分に戻れたのなら、その一歩を必要としている人に伝えていただきたいと思います。
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- 自律神経失調症(うつ状態)を2015年6月発症
- 内科に通院して悪化、心療内科に通院して改善
- 症状:吐き気、耳つまり、動悸、頭痛、不安感
- 原因:仕事、ペットロス、検索のしすぎ
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関連記事
筆者が自律神経失調症を『どうやって克服したのか?』、そして『どのような症状があり、どうやって治ったのか?』などを詳しくまとめた記事はコチラです。この体験談を読まれてみて、同じ症状があったり、同じような境遇にある人にはオススメできます。
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自律神経失調症を治すためにやって良かったことを12個、思いつく限り記事にしてみました。自律神経失調症を克服する一歩目として、そして完治するまでの道しるべの一助として、参考にしていただければと思います。
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![](https://sentakubaco.com/wp-content/uploads/2020/01/image10-300x200.png)
健康な身体を取り戻した今だからこそ、自律神経失調症を悪化させた原因や物事を、まとめてみました。実際に、筆者が体感したものを6つあげています。生活習慣を改めたい人や、自律神経失調症を根本改善したい人などには参考になるのではないかと思います。
![](https://sentakubaco.com/wp-content/uploads/2020/01/rect8511-300x199.png)
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コメント一覧 (53件)
はじめまして、自律神経失調症の体験記を拝見いたしました。
私自身、1ヶ月以上、自律神経の乱れが原因とされる強い倦怠感と疲労感が続き、治療は漢方と、休養あるのみとされている状態です。
少しでも同じような症状の方や、改善した方の体験を知りたく検索したところ、こちらの記事を見つけました。
治るまでの過程を読み、いつかきっと良くなる、良くなるまで色々頼ったり試してみようという気持ちになれました。
また、やって良かったこと悪かったことを読み、自分でもやると楽になること、辛くなることと同じで、心強くなりました。
ありがとうございます。
厚かましいようで恐縮ですが1つお聞きしたいのですが、心療内科を受診しようと決めたきっかけや理由はどのようなものでしたでしょうか。差し支えございましたら、ご返答いただかなくて結構です。
ご体験、心の支えに回復を目指したいと思います。
よーさん
はじめまして。記事を読んでいただき、ありがとうございました。
ご質問の件です。
心療内科を受診しようと決めたきっかけは「少しでも自律神経失調が治るきっかけが欲しかった」これが理由です。
きっかけのきっかけ・・・なんだか変ですかね?
気力もなくて、全然治る傾向もなくって、もうどうしようもない。けどなにかをしないと・・・と思って行ったのが心療内科でした。結果的には、これが功を奏し、僕は完治に至った・・・そんな経緯です。
この記事は、自律神経失調症というあいまいな病の人に、少しでも楽になってもらいたいという気持ちで書きました。
よーさんの心の支えに少しでもなったようで、書いて良かったと心から思いました。読んでいただき本当にありがとうございました。
倦怠感や疲労感とおつらい症状、とてもよくわかります。
他人には伝わりにくい分、苦労されていることも多いのではないでしょうか?
是非とも、ごゆっくりされてくださいね!
1秒でも早い回復を、こころより願っています。
選択のお手伝い.com センタクメイド
私は今年の4月11日頃から体調が悪くなり様々な検査をしても異常がなく生後7か月の娘もいるのですが、毎日様々な症状に苦しみ死にたいと思いながら生活しています。
心療内科にも行って抗うつ薬も飲んでみましたが、よけい しんどくなってしまい絶望になっています。
この記事を読んで私も先生に提案して抗不安薬のレキソタンをおとといから飲んでいます。
効果はあまり感じられず眠気と気持ち悪さが強いです。
筆者さんは副作用は感じられましたか?
飲んですぐに効果が分かり体の症状が治まりましたか?
突然の質問すみません。
ゆきこさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
突然の質問、全然ウェルカムですよ~。
レキソタン、僕は副作用は感じませんでした。正確に言うと、副作用と感じなかったと言った方が正しいかもです。
僕も眠気は感じました。けど、ただでさえ気持ちが高ぶって不安でどうしようもない中、ぼ~っとするような眠気は、そのときの僕にとって副作用というより、こころが休まっているようで嬉しかったです。
効果は、なにかが変わったことはすぐに感じました。でもそれがなにかはわかりませんでした。症状は数日ではそんなに変わりませんでした。ふと気づいたとき、薬を飲み始めて2週間くらいですかね、なんだか症状が治まってきたことを感じました。僕の中では、この「ふと気づいたとき」というのがポイントになっていたような気がします。治らない治らないと思って薬を飲むより、なんだかわからないけど、飲んどきゃ良くなるだろ!みたいな感じで、薬を飲むようにしていました。
参考になりましたか?読みにくい文章でしたら申し訳ないです!
4月11日頃という、ピンポイントでその日付を覚えていらっしゃる時点で、ゆきこさんはかなり苦しい思いをされていることが伝わりました。本当に涙がでました。お子さんもいてとても忙しい中、エネルギーをご自身に向けることもなかなか難しいのではないでしょうか?
でも、ゆきこさんのコメントを拝見しまして、完治までの大きな一歩は歩まれている!と勝手に受け取りました。
おとといからご自身の意思で新たな薬を飲み始められた・・・まだ2日です。お薬はゆっくりゆっくり、いつか気づいたときに効いていたことを知ります。
そう考えると、ゆきこさんはもう、どう考えても治る方向を向いているのでは?と思うのですがどうでしょう?
もちろん薬は合う合わないがあります。もし合わなかったら、次があります。山のような種類の薬があるので、ゆきこさんにピッタリな薬があります。個人的にはもうレキソタンでピッタリな気もします(笑)。
ちなみに僕も抗うつ剤(レクサプロ)を飲みましたが、最強に合いませんでした。奇遇なことに同じですね(笑)。合わなかったら絶望的につらいですよね。
長文になってしまい、また言いたい放題の返事で申し訳ありません。
できたら、経過をたまにコメントしていただけたらなぁ~と思います。
初めまして!
体験記、興味深く拝読させて頂きました。
細かな違いはありましたが、現在の私の症状や、(病院探しの)状況とあまりにも似ていたため、最後まで読ませて頂きました、物凄く参考になりました!
一つだけ質問させて頂きます。
当該疾病の場合、心療内科又は神経内科の受診を推奨しているようです。(あくまでネット情報です・・・)
神経内科の受診は考えませんでしたか?
それがどうであれ、何かしら理由があったなら教えて頂けたなら幸いですm(_ _)m
何もなければ、それはそれで結構です。
経済的な理由もあり、どちらの科を受診すべきか迷っています。。。
ゆきこさん、齢55さん
コメントありがとうございます✨
今現在、PCが手元にありませんので、帰りしたい返信させていただきますね!申し訳ないです!
ゆきこさん
お返事遅くなりまして申し訳ありませんでした。
意識を失うほどの眠気は、もしかしたら薬があっていない可能性があります。
先生に相談してみてはいかがでしょうか?
僕の場合は、そこまでの眠気はなく、どちらかというと「うとうと」する程度のものでしたので、そこまでツライと言う感覚はありませんでした。
セニランを飲んで、不安感に対して効果を明白に感じたのは、おそらく1週間後くらいです。
明らかに、そわそわ感やいてもたってもいられないような感覚が治まっていくのを感じました。
ゆきこさんは4ヶ月よくならないと言うことですが、薬を初めて飲んでからどのくらいの日が経過していますでしょうか?
それによっては、薬を変えたほうが良い可能性もありますし、それによってスッキリすることも考えられます。
前回のコメントでも書いたとは思うのですが、きっとゆきこさんに効果のある薬もありますし、ずっと苦しみが続くこともないと思います。
僕が自律神経失調症のときも「この苦しみがいつまで続くのだろう?」と考えたりもしました。けど、いつの間にか、そんなことを考えなくなっていきました。
なるべくこころ穏やかに、そういう時間を1日1日、少しづつ伸ばしていければ、きっとゆきこさんも完治へ向かうはずですよ~。
ここのコメント欄でよければ、どれだけでも質問していただいてOKですよ!
もしかしたら、ゆきこさんと僕の情報共有で救われる人もいるかもしれませんので、できたら、この場でのやるとりができたらな?と思っていますがいかがですか?
齢55さん
コメント遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
また、本記事を読んでいただき、コメントまでいただき、本当にありがとうございます。
質問についてです!
>神経内科の受診は考えませんでしたか?
とのことですが、僕は考えませんでした!
というよりも、僕が自律神経失調症だった当時、もはや病院の選択肢を考える余裕すらなくって、家から1番近いメンタル面を見てくれる病院を探した結果が「心療内科」だったのです。こんなの参考になりませんよね(笑)
経済的な理由とのことでしたので、僕が心療内科で毎回支払っていたお金を書いておきますね。
心療内科:1200円くらい(なんかカウンセリング費も込みみたいです)
薬:2週間で1500円くらい(だった気がする)
1番薬を飲んでいた時期で、トータルで月1万円はいっていないと思います。
確かに、自律神経失調症って「何科」を受診すればいいかって迷いますよね。タイムリーなんですが、この「何科を受診すればいいか?」についても、今記事を書いています。
宣伝すいません(笑)。
これで質問に答えられているか不安ですが、遠慮なく指摘してくださいね!
僕でよろしければ、お力になりたいと思いますので。
ご回答、ありがとうございました!
受診科の次に知りたかった薬代等、非常に参考になります。
色々な記事を読みましたが、心療内科が適切な選択なような気がします。
最近、少しだけ症状が和らいできている(煙草を控えているせい?)のですが、夕方になると何らかの症状が現れ、その時は憂鬱というか不快な気分になります。
なので寒くなる前に、一度心療内科で診てもらうことにします。
情報、ありがとうございました!
お返事ありがとうございます。
薬は4ヶ月間の間に内科でドクマチール5日間、心療内科で抗うつ剤(セルトラリン、リフレックス) セルトラリンは1回飲んだだけで よけい体調、精神状態もおかしくなり1回で中止、リフレックスは8日飲みましたが体調もおかしいままで精神も追い詰められ眠気と頭もボーッとするし家族にもいつもの様子と違うと心配され散々でした。
私には抗うつ剤は合わないのだと思い絶望的になっていた所にセンタクメイドさんの記事を拝見してセニラン(レキソタン)を自分からお願いして心療内科で処方してもらいました。
前回投稿した時はレキソタンを朝、昼、夜と計5回くらい飲んで何の効果も感じられず眠気が異常で私には もう残された治療法はないんだと絶望し整体の先生にも薬は飲まない方がいいと言われ飲むのを中止しました。
ですが、体調もですが日に日に精神面が自分でも恐怖になるくらいおかしくなっているのが怖くなり もう一度レキソタンを飲み始めました。
今飲み始めて3日目です。
前回は2ミリで異常な眠気だったので今回は半分に割って飲んでいます。
センタクメイドさんは何ミリを飲んでいましたか?
私は気持ちの悪さ、目眩、頭痛、のぼせ、痺れ、息苦しさ、不眠などの身体症状もたくさんあるのですが、恐怖感、不安感、神経過敏、聴覚過敏、じっとしていられない、いてもたってもいられない様な感覚が襲ってくる、横になり寝ていると突然動悸がしたり小刻みに全身が震えてくるなど自分が 取り返しのつかない状態、どうにかなってしまったと本当に怖いです。
センタクメイドさんも昼寝をしていると動悸がするとありましたが、それも2週間ぐらいで症状が治まってきましたか?
寝ることにも異常な恐怖を感じるようになり悪循環になっています。
まだまだ質問がたくさんあるのですが、こちらで質問させて頂きたいと思います。
たくさんあり申し訳ありません。
齢55さん
僕もベストは心療内科かな?と思っています。
症状、少し和らいでいるとのこと、とてもうれしく思います。
でも日によったり時間によったりで、気分は結構変わりますよね~。
ちなみにですが、禁煙の記事も書いていますので、よろしければ是非。
心療内科でスッキリすると良いですね^^
すんなり回復されることを祈っております。
こちらこそ、コメントいただきありがようございました!
ゆきこさん
非常にお辛い症状、治らない今、とても不安に感じていること、伝わりました。
先に、ご質問にお答えしますね。
>センタクメイドさんは何ミリを飲んでいましたか?
僕は、セニラン1mgを1日3錠飲んでいました。
>センタクメイドさんも昼寝をしていると動悸がするとありましたが、それも2週間ぐらいで症状が治まってきましたか?
その症状が治まったのが具体的にどの時期かというのは、正直覚えていません。
ただ、薬を飲み始めて1ヶ月以内ではあると思います。
ただ、治まったというよりは、気にしなくなったという方が正しい表現だと思います。いつの間にやら、気にしなくなっていました。
いくらでも質問OKですよ!
人に、今の気分や症状をぶつけることは、僕は良いことだと思っています。
ここからはアドバイスになりますので、参考程度に聞いてください。
(僕は医療従事者ではないので、薬とかについてどうこう書く資格がないのです)
3点あります。
まずお気になされたら申し訳ないのですが、ご自身でお薬を調整されたりするのは、僕の経験上あまり良くないと思います。
もし調子が悪いとか合わない場合は、主治医に電話で聞いてみるのがベストです。
(そのようにされていた場合はご容赦ください)
2点目ですが、お薬を飲むことに抵抗ありませんか?と言うことです。
不思議なもので、お薬が効かないと心のどこかで思っていたり、抵抗があったりすると、逆効果になるのです。
いかがですか?
3点目です。
ゆきこさんが飲まれた薬は、めちゃくちゃ山のようにある薬の中のごく一部です。医者の仕事は、ゆきこさんの病気の原因を探すことと、薬を処方することです。これから、ゆきこさんにピッタリの薬を探していく作業が始まっていきます。
僕は運良くたまたま始めからピッタリな薬が来ましたが、ゆきこさんはどうやらまだのようですね。
でもですよ、ポイントは、山のようにあるのです薬は。
僕が知っている限りでも、セニランのようなベンゾジアゼピンの薬だけでも、20以上ありますよ。
治療法がない・・・そんなことはないと思いませんか?
気分を害されたとしましたら、申し訳ありません。
でも、この病気って、いろんな人との信頼関係、特に医者との信頼関係はとても大切になってきます。
まずは自分を第一に、少しづつ少しづつ、前に進んでいただければと思います。
ブログまさに今の私にぴったりで泣きながら読んでしまいました。以前から更年期障害の症状はありながらも普通に暮らしていたのですが、顎関節症を患ってから、調子が悪くなってしまい、今は毎日ひどい頭痛で参ってました。顎から来るのか、脳に異常があるのかわからないうちに、どんどんネットで調べ不安が増大するだけでした。治らない頭痛でいっぱいいっぱいになり1人でいたくなくなり、涙が止まらなくなり、自分でもおかしいと思い、精密検査よりも
先に診療内科に行きました。自律神経失調症の不安神経症と言われました。鬱病だと思ってたのでしたが、違うと言われました。レキソタンを処方されました。1ミリ処方でしたので、ひどいときは1ミリ増やしていいよとのことでした。私も薬に抵抗がある方でしたので、調子が良いと急にやめてしまったりしてましたが、今は朝、昼、夜と飲むようにしています。同じように依存性とか怖いなと思ってたのですが、今は頼ろうと割り切って飲むことにしました。不思議なことに、このひどい頭痛にロキソニンよりもレキソタンが効いてるみたいです。本当に良くならないんじゃないかと真剣に悩みました。ブログ見て勇気もらいました。絶対なおるんだと信じて日々過ごしたいです。周りの人にも話して協力してもらい、もう無意味なネット検索はしない、と決めました。
海さん
はじめまして。記事を読んでいただき、ありがとうございます。
顎関節症からの頭痛・・・とてもつらかったでしょうし、不安だったことと思います。特に頭痛は、頭という大事な器官のコトですので、不安感は尋常じゃなかったと思います(僕も頭痛はすごく怖かったです)。
ただ、レキソタンが効いているとのこと・・・僕はとても良い状態だと勝手に思っております(勝手にすいません笑)。
海さんは「朝、昼、夜」と飲むように決めたとのことで、調子がいい状態がどんどん伸びていくことと思います。飲んだり飲まなかったりを繰り返して、調子に波があるよりも、ずーっと気分がいい状態を保つことが大切だと思っています。
ブログを読んでいただき、「勇気をもらった」と言ってもらえ、とても嬉しいです。僕はこの記事を書いた理由が、まさにそれですから。
おつらい状態で、エネルギーもあまり残っていない状況だと思います。でも、前向きに、この病気と向き合っている海さんは、きっといい方向に向かっていると思います。
これからまた寒くなり、体調を崩しやすくなる季節になりますので、どうぞご自愛ください。そして、今は自分を一番に、頑張りすぎた身体を労ってあげてくださいね。
選択のお手伝い.com センタクメイド
はじめまして、むらかみと申します。
ブログ読まさせていただきました。
現在自律神経失調症と診断されてから3ヶ月が過ぎました何度も読み直し落ち込む時は励みにさせていただいております。
そこで質問させていただきたいのですが、
①自律神経失調症の症状の中に、気圧の変化・寒暖差に弱くなったなどありましたか?
②自律神経失調症の症状は心療内科に通われ出した後右肩上がりに回復されていったのでしょうか?それとも良くなったり停滞したり、悪くなったりを繰り返しながらでしょうか?
よろしくお願いします。
むらかみさん
はじめまして。記事を読んでいただきありがとうございました。
「励みにさせていただいている」という言葉、とても嬉しいです。
お辛い状態の中、コメントしていただき、本当にありがとうございます。
さてご質問なのですが、僕の場合はどうだったかということをお答えしていこうと思います。
①気圧の変化・寒暖差に弱くなったということ・・・ありました。
特に僕の場合は、寒暖差に弱かったような気がします。例えば、体温調節機能がうまく機能していない感覚がありました。
寒いところから、暖房の効いた部屋に行くと極端に暑かったりと、そんなこともありました。
また、布団に入ってもあまり身体がポカポカしないといったこともありました。
おそらくこういう体温調節も、自律神経系が担当していることだと思うので、今思えば自律神経の乱れの影響だったのように思います。
②心療内科後の回復までなのですが、右肩上がりと言えば、右肩上がりでした。むらかみさんがおっしゃるように、停滞や悪くなったりも、その右肩上がりの中にありましたよ。感覚的には、小さく上下ギザギザしながら、大きく見ると右肩上がりに良くなっていっている、そんな感じです。
回答になっていますでしょうか?見当違いな回答をしてましたら気軽にご指摘ください(笑)。
選択のお手伝い.com センタクメイド
むらかみです。
コメント返信ありがとうございます。
やはり寒暖差厳しいですよね!
今までは一度も気にしたことがなかったのでこんなに影響受けるものだとは思いもしませんでした。寒いとどうしても家に引きこもりがちになりますし。
やはり自律神経失調症という病気は一喜一憂しないほうが良い見たいですね。
私もセンタクメイドさんと同じく吐き気・食欲減退に悩まされており今年の夏の終わりから75kg→61㎏まで落ちてしまい職場でも心配されていました(笑)今までがウェイトトレーニングが趣味でガッチリ体系だったので。
強靭な肉体を持つプロ野球選手でも自律神経失調症で苦しんでいるんだから本当にやっかいな病気です。反面彼らが活躍してくれてる記事を見ると勇気ももらえます。
今年はコロナ禍、自粛、マスク、猛暑etc今までに経験したことのないような1年でストレスがメンタルに及ぼす影響ははかりきれないものがあったと思います。
きっと私だけでなく多くの方がメンタル疾患に悩まされているのではないでしょうか。
2021年は自律神経失調症を克服し、2020年は大変だったなと笑い話にできるようにできれば最高です。
これからもセンタクメイドさんのブログ楽しみにさせていただきます。
ありがとうございました。
むらかみさん
寒暖差・・・お辛いことと思います。
僕の場合、一番ひどい時期が夏から秋にかけてでしたので良かったのですが、それが冬に来ると考えるとやはり不調はいろんな面で出てくることと思います。
>やはり自律神経失調症という病気は一喜一憂しないほうが良い見たいですね。
これ、めちゃくちゃごもっともです!
いろんな不調がでてくる病気ですから、あれもこれも気にしていては脳も精神もついていかないです。
自律神経失調症の改善の第一歩は、「気にしなくなること」なのかもしれません。
吐き気・食欲減衰・・・当時の自分のことを思い出すようで、お気持ちは誰よりもわかります。
75kg→61kgは、体重計に乗るのが怖くなるほどの辛さがあったことと思います。
プロ野球選手・・・自律神経失調症から復活して活躍選手、いらっしゃいますよね。
そこで受けた勇気は、とてもむらかみさんを助けたことでしょうね^^
自律神経失調症って病気は、調べても調べても、ネガティブな情報ばっかり出てくるので、そういう意味では、有名な選手が復活されたことはめちゃくちゃ心強いですよね~。
そのポジティブさは、絶対に絶対に自律神経失調症の改善を早めます。
ネガティブな情報よりも、ポジティブな情報をたくさん吸収していってくださいね!
>今年はコロナ禍、自粛、マスク、猛暑etc今までに経験したことのないような1年でストレスがメンタルに及ぼす影響ははかりきれないものがあったと思います。きっと私だけでなく多くの方がメンタル疾患に悩まされているのではないでしょうか。
これもその通りだと思います。
おそらく「自分が自律神経失調症になっていること」すら気づかずに、ただただ苦悩している人も山程いると思います。
そういった意味では、むらかみさんは自律神経失調症という診断を受け、その先に向かおうと努力されているワケで、良い方向に向かっている中のひとりであることは間違いないです。右肩上がりの途中にあるのかなぁとも思います。
少しづつ、少しづつ、ゆっくりスローペースが一番です。
「今日はなんだか調子がいいなぁ」とか「今日はイマイチだなぁ」とか、そんな繰り返しで、いつしか「最近調子がいいなぁ」に変わり、最終的には「あれ?気になっていた症状が・・・消えてる!!!」なーんてことになっていると思いますよ^^
>2021年は自律神経失調症を克服し、2020年は大変だったなと笑い話にできるようにできれば最高です。
その意気です!!!僕の2015年の年末の気持ちと同じですよ^^
僕は笑い話というよりは、こういう記事として残せていますので、結果的にはプラスだったのかな?とも最近では思っているところです。
これからまだ辛いこともあるかもしれません。
でも、絶対にこの病気は治ります。ぐーたら人間の僕だって治ったのです。
ウエイトトレーニング、良くなったらまた再活動して、80kgを目指しましょう!(ウエイトトレーニングのことあまり知らないので見当違いなこと言っていたらスミマセン)
ちなみに僕は今、筋肉はないですが、71kgです(笑)。(当時は62kg)
また何かありましたら、是非コメントくださいね^^
むらかみさんが、一秒でも早くよくなること、祈っております。
選択のお手伝い.com センタクメイド
センタクメイドさん、以前コメントを残しました海です。この前は返信頂きありがとうございました。いろいろな方のコメントを拝見しながらまたコメントしたいなと思いしました。
自律神経失調症の不安神経症と言われレキソタン1ミリを2か月半、通常朝昼晩合計3ミリ飲んできました。
たまに2回、1回など飲んでまた調子が悪くなり3回に戻したりしていたりしました。センタクメイドさんのブログにも
あるように薬は信じて飲むのが一番効くと。そしてやっちゃいけないのは重々承知なのですが、薬の検索など
やってみたりなど。ぶっちゃけ薬を早くやめたいと思うようになっております。医者に尋ねると1ミリだし依存性もないしやめたいときにやめていいんだよと。でも私にはやめ時がわからないです。やめようとしてるときが一番薬が必要だともおっしゃってたと思うのですが、医者には自分のペースに任せると言われました。薬剤師さんは急にバシッとやめるのは駄目だといってました。どの程度でやめれるのか先生と一緒に計画を立てて進めていけたらいいのですが、そういうタイプではなさそうですし、試しに1日1回とかにしたら、翌日とかに不安感がやってきたり、頭痛になったりで離脱反応なのでしょうか?それで薬を飲んでしまったら、罪悪感のような自分に負けた気持ちになってしまってるのが嫌です。最初あんなに効いて体を助けてくれたのにです。抗不安薬なのにたまに涙がでたりしているのは薬が効いてないのだろうかとか思ったりしています。他のセカンドオピニオン的に別の心療内科にでも行ってみようかとも思ったりしてます。センタクメイドさんならどのくらいの時期を飲んで、どのくらいの間隔で減薬していきましたか?返答が他の方と被ってたりしたらお手数おかけすると思いますが、アドバイス頂けたらと思っています。
海さま
お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
コメント、ウェルカムでございます(笑)。
さて、まずは僕の減薬についてですが、ざっくり書くとだいたいこんな感じでした。
1日3錠(朝昼晩):1か月ちょっとくらい
1日2錠(朝昼):1か月くらい
1日1錠(朝昼):2か月くらい、割って飲む
1日0.5錠(たしか朝):3か月くらい
僕の場合、あくまでお医者さんの言うとおりに減薬していった感じで、減薬による不調はほぼありませんでした。
そして、減薬って、こうしてみるとかなりゆっくりペースですよね。
ここからはコメント等々をしていこうと思うのですが、僕自身、あくまで医療従事者ではないので、あまり詳しいことをアドバイスできないことをお許しくださいね。
まず、「お薬をやめたい」という気持ちについてです。
これはね、すごく分かります。多分ね、自律神経失調症を患った人ほぼすべてがそのように思うのではないでしょうか?
ただ、この気持ちがあるからこそ、自律神経失調症は完治が難しいのだとも思います。
だって、風邪薬とか胃腸薬、もちろん血圧やその他の薬だって、飲むのにそんなに不安ってないじゃないですか?
でも、自律神経失調症の薬・・・めちゃくちゃ不安になっちゃいますよね。
それは、自律神経失調症を患った人が、不安を抱えやすいというのもあると思いますが、一番はやはり「副作用や依存性」が、情報としてどんどん頭にインプットされていくためだと思います。
海さんも、そうではありませんでしょうか?
ネットで調べても、副作用とかめちゃくちゃ書かれてますからね・・・。
でもね、改めて考えてくださいよ。
かなりそばで海さんを見ているお医者さまのアドバイスと、どこの誰とぞが書いたわけわからない記事のアドバイス・・・どちらが信用できますでしょうか?
(僕がここでコメント書いていることは抜きに考えてください(笑))
ちょっと横道それますが、ネットの情報は、見てもらうために大げさに書いてあったりするのですよ。見てもらわないと、お金になりませんからね(笑)。
「本当は怖い、抗不安薬の副作用と依存性」とかタイトルにして書くと、患者はどうしても見ちゃいますよね。僕は、そんなやり方は嫌いですけど(笑)。
是非とも、お医者様の意見を信じてみてください。
「医者に尋ねると1ミリだし依存性もないし」・・・このコメントは、僕は的確だと思います。
僕はまず「薬はやめるものである」という認識をやめ、「薬は必要なくなるものである」という認識にすべきなんじゃないかなぁと思います。
罪悪感は持たずに、言っちゃえば「今の海さんに必要なもの」として、薬は飲んじゃっていいと思いますよ。
詳しくは別の記事に書いていますので、よかったら読んでみてくださいね~。
https://allomakase.hatenablog.com/entry/2020/08/26/212421
あと減薬についてです。
減薬のペースを患者に任せる・・・ちょっと先生は海さんに任せすぎかもしれないですねこれは。
僕が減薬して思うことは、一錠という小さなサイズの薬ですら、患者には大きな影響を与えるということ。
三錠と二錠じゃ、結構大きく違うのです。
これは海さんも実感済みかもしれませんね。
だからこそ、僕は、薬は大きく変動させるべきではないと思います。
僕が減薬したときは、個人的にすごくゆっくりなペースに感じました。
僕も早くやめたいと思ったこともありますしね。
「調子良いんだから、すぐに減らしてもいいんじゃないの?」みたいな。
でも、それは間違っていたと今になって思います、
ゆっくりでいいんです。薬を飲んでもいいんですよ。
これまでゆっくり悪化していった症状を、ゆっくり治す・・・こんなマインドで、お薬も必要なときのんで、必要でなくなれば、勝手に飲み忘れるものですよ~。
だからこそ、減薬が頭にあるうちは、僕はまだ減薬のタイミングではないと、そのように思います。
先生に減薬のペースを決めてほしいと提案してみるのもいいかもしれませんね。
でもね、減薬のペースを決めるのは意外と難しくて、「海さんがつらくないのならやめる」、そういった感覚的な部分があるのも確かです。
一番よくないのは、ガッと減らして、体調が悪くなることを繰り返すことです。
ゆったりまったりできる時間を、薬に頼ってもいいからすこしづつ伸ばしていく・・・こんな考え方が必要なんじゃないかなぁ?と思いました。
薬をやめることが目的になっていると、なにが本当の目的なのかがチグハグになったりするので、お薬をやめるということ自体をしばらく考えないようにするのも、ひとつのポイントかと思いました。
ご質問にお答えできたでしょうか?
コメント等々、僕でよければウェルカム中のウェルカムですので、足りない部分がありましたら、またよろしくお願いしますね。
選択のお手伝い.com センタクメイド
センタクメイドさん返信ありがとうございます!
センタクメイドさんのコメントは薬よりも効きます!
1ミリを1日に3回2ヶ月半飲んだあといきなり1日1回にして
3日すぎたところでした。朝1回飲んだ後いつもと違うなと
言う感覚でした。いつもなら眠くなって落ち着いて行く
のに、すさまじくだるくなって頭痛がしてきました。
おかしいと思って薬剤師さんに聞いてみたら急に少なくしたから副作用がでてきたのかもしれないとからまたもとに
戻したほうがいいとのことでした。それでその日は3回に
戻して、翌日朝1回飲んだ後またすごい倦怠感に襲われて
しまいました。医者に聞いてみたのですが、なんでかねー。1ミリだし作用時間も長いから離脱反応もないと思うし、何かのタイミングではないかと。、何回も減薬のペースを聞いたのですが、いつも自分のペースでということでしたので、聞くのもきまずかったんですが、とりえあず1日2回を2週間様子をみるということになりました。確かに1ミリですが1日3ミリ数か月連用しているので、いきなりやめるのは怖いですよね。
確かに薬をやめることがメインになってしまって、治療が目的なのに方向が違うところにいってしまってますもんね。センタクメイドさんの減薬プランを参考にすると
わたしもそろそろ1日2回に挑戦してもいいころかとも
思ってますが、ひとそれぞれ病状や体質も異なりますから
無理そうだったらまた3回に戻してゆっくり自分の体に
聞いて調整できたらと思ってます。今回のことで急に減らすのは良くないと実感いたしました。ちょっと転院も考えてます。センタクメイドさんは1回でいいお医者さんに
めぐり合えてよかったですね。私はやはり一緒にプラン
立てて指導してくれるところを選びたいです。
センタクメイドさん、ちなみに1日に1ミリ2回飲むのを1日に割って四等分して
朝昼夕夜の4回飲むとかはどう思いますか?めんどくさい
ですかね?ここ数日1ミリでも怠く感じるので。
センタクメイドさん、丁寧でわかりやすいブログ、コメント本当に励みになります。ありがとうございます!
また経過きいてください!
海さま
コメント、読んでいただきありがとうございました。
喜んでいただけたみたいでとても嬉しいです。
自律神経失調症の改善と薬は切っても切れない関係にあり、そこを悩むのは当然のことです。
その中で、より上手く付き合っていく関係性はとても重要ですので、海さんも「自分のペース」を少しづつ掴んでいかれたら良いのではないかと思った次第です。
今は「とりあえず1日2回を2週間」ということで、自分なら大丈夫という感覚を是非掴んでいただければなと思います。
海さんがおっしゃるように、人によって、薬の効きも体質も違います。
だからこそ、ご自身の気持ちを一番に優先して、辛かったら人にも薬にも頼る・・・そういう考えで今は良いと思いますよ~。
転院を考えてらっしゃるとのこと。
自律神経失調症を克服するには、先生への信頼もとても大切になってきます。
信用できない人の出す薬なんて、そりゃもう信頼できませんからね・・・。
そう言った意味では、僕は転院もアリかと思います。
ただ、精神科、心療内科の先生は、合っている合っていないがありますので、そこは慎重に判断することをおすすめしますよ。
とりあえず今の先生に、今の素直な気持ちを打ち明けてみてはいかがでしょうか?
それを受け入れてくれるかどうかで判断するのも、僕は良いと思いますよ。
>ちなみに1日に1ミリ2回飲むのを1日に割って四等分して朝昼夕夜の4回飲むとかはどう思いますか?
このことについてですが、僕は医療従事者でないので、詳しくコメントすると怒られちゃうので、簡潔に。
僕は良いと思いますよ。ある意味、回数にこだわりたいという気持ちはすごくよくわかります。
このことも、是非先生に相談してみることをおすすめします。
こういう意図で、こうしたいということをはっきり伝えてみたら、先生も納得してくれるかもしれませんね。
ただ、レキソタンは、比較的効きのながーいお薬なので、意味ないぞ!って言われるかもしれませんが。
ここは、よく相談してみてください。ご自身のみで判断されるのは、僕はあまりおすすめしません。
また、ここ数日1ミリでも怠く感じるとのこと!
これは良い知らせかもしれませんよ~。
こころがダルっと落ち着いている状態は、僕は良い知らせだと思っています。
確かにこれは、薬の減らし時かもしれませんね。
よくよく今の状態をご相談されて、判断をあおいでみてはいかがでしょうか?
経過、聞かせてくださいね~。
経過を把握し、それを記録しておくことは、自律神経失調症の改善のためにはとても役に立ちます。
僕でよろしければ、本ブログとしてもウェルカムですので、いつでもコメントください。
海さんの、1秒でも速い改善と完治を、お祈りしています。
選択のお手伝い.com センタクメイド
拝見させて頂きました。
なんでも調べて勝手に不安になること。
や症状が増えて行く所が同じ性格だなと思いました。
症状が違えど私も自律神経失調症なんだと思えました。
読んでいて涙が出ました。精神科医にはかかっていますが雑談だけしてエチゾラムを貰うだけです。
不安感も薬を飲んでこれで良くならなけらば死ぬしかないかもと思う程ぐらい酷いです。
それを4年ほど続けております。
でも治るんだと思わせて頂きました。
ありがとうございました。
ひなどりさま
記事を読んでいただき、ありがとうございました!
不安になること、調べてしまうこと…とても良くわかります。だめだとはわかっていても、そうなってしまいますよね。
雑談とエチゾラム…あまりいい傾向ではない気がしますね!お医者様との関係はとても大事ですので、ひなどりさんが信頼できない!って思った医者なら変えるべきだと思います。
4年続けていても遅いといったことはありません。きっと体力もなくつらい状況だとは思いますが、少しだけ力を振り絞ってアクションを起こすことをおすすめします!
センタクメイド
全く同じ状態だったので、びっくりしました。そして、その時の自分にまさに読ませてあげたいと思いました。色々ネットや本も買い漁りましたが、まさに体験談が知りたかったです。薬を飲まなくて良くなり1年が経ちました。が、また最近調子が悪くなり診療内科に行き薬を1日1錠と吐き気止めを飲んでいます。完全に完治したと思っていたのでガッカリして悔しくて記事を読みながら泣きました。その後、再発はしてませんか?
全く同じ状態だったので、びっくりしました。そして、その時の自分にまさに読ませてあげたいと思いました。色々ネットや本も買い漁りましたが、まさに体験談が知りたかったです。薬を飲まなくて良くなり1年が経ちました。が、また最近調子が悪くなり診療内科に行き薬を1日1錠と吐き気止めを飲んでいます。完全に完治したと思っていたのでガッカリして悔しくて記事を読みながら泣きました。その後、再発はしてませんか?
ぽんさま
記事を読んでいただきありがとうございました!
同じ症状だということ、僕もビックリしました。
ご質問の件です。
その後、再発しませんでしたとのことでしたが、結果からお話すれば、再発はしておりません。もちろん、「ちょっと調子が良くないな~」なんてときはあります。ただ、あくまでちょっとくらいです。体験談のときのように苦しい思いをすることはなくなりました。
ご質問にお答えできていますでしょうか?
ぽんさんは、再発されたとのこと・・・お力になれずに申し訳ありません。ぜひとも自分を一番に思って、療養されてください。ガッカリと言う気持ちは、僕もすごくわかります。やっぱり、治ったと思っていたものがぶり返すのはとてもキツイ部分があると思います。ぽんさんの症状が一分一秒でも速く良くなるよう祈っております。他になにかありましたら、ご気軽にコメントいただければと思います。
センタクメイド
お返事がまさか来るとは…
ありがとうございます。
感激しました!
自分の体力年齢を受け入れようと思います。
薬も今は必要だと思い受け入れようと思います。克服できたんだから、また克服出来るはず!
色々前向きになれたのは、この記事のおかげです。本当に本当にありがとうございました。
お忙しい中の返信も、とても嬉しかったです!
応援してます!( ´∀`)
ぽんさま
感激していただけるなんてそんなそんな!
でもありがとうございます。
前向きになることは、自律神経失調症克服には必須だと思います。
そのお手伝いができたのでしたら、かなりの本望です^^!
ぽんさんは一度克服できたわけですから、ゆっくりでいいので!
ぽんさんの症状が一分一秒でも速く改善することを願っております。
もし良ければ経過など聞かせていただけると嬉しいです。
応援までありがとうございました^^!!!
センタクメイド
7月の頭から体調を崩し、そこからは大分よくなってきました。
毎日の育児家事、たまに内職をしているんですがこなしています。
毎日の犬の散歩も欠かさず行き、寝起きの白湯を飲み、風呂上がりにはストレッチをしています。
毎日が調子悪いわけではなく、あれ?治った?と勘違いする程、体が軽く気持ち悪くもなく。と言う日もあれば、朝からだるさ、ちょっと気持ち悪いな…って時もあります。緊張すると気分が悪くなりフラフラして倒れそうになるので手をつねったりして誤魔化しています。かわらず1日1錠メイラックス飲んでます。あと命の母ですね。まだ良くは無いですね。こんな感じです~
今日、すごくだるくて気持ち悪く、でもお腹は空くので納豆ごはん味噌汁を食べました。でも調子が悪く、週末は学校行事があるし予定もあるしで、このままは困ると思い相談がてら診療内科へ行ってきました。自分でも焦ってるのがわかります。早く良くなりたい!仕事したい!元気に動きたい!って。
ゆっくりゆっくり治そうね。って言われ納得して帰ってきました(_ _)
でも、調子悪いのが辛いからという事でレクサプロ0,5㎎を夕方に1錠、頓服にクロチアゼバムっていうのをもらって帰ってきました。
今日から追加でひとつ増えちゃたけど、これでよくなるなら!普通に生活できるなら!と期待しています。稀に副作用あるみたいですが、もうどうせ気持ち悪い(^○^)
勝手に報告しました!
連続して投稿すみません。
レクサプロ一回で断念しました。
副作用が思っていたよりキツかったです。
これを2週間も耐えれないほどの吐き気とダルさ。
飲む前よりも体調不良(・・;)
こんな少量なのに、そしていつになったら副作用は消えるのか?( ;∀;)
またもや勝手に報告しました!
薬が抜けたのか?ちょっとだけ楽になってきましたが、レクサプロ飲む前より体調不良になりガッカリしています。
元気をもらうために、また記事を読み泣いて勇気をもらいました!( ;∀;)
焦ってはいけないとわかっているのに幼稚園の送迎も出来ない、学校の行事も行けない。この状況を少しでも早く打破する為に、調子良かった頃の日記を読み、また藁をすがる思いでフラフラになりながら病院へ。漢方をもらってきました。調子が良かった時、命の母ではなく処方された漢方を飲んでいたのを思いだしました!単純に、良かった時の事をマネすれば良くなるかと?と
この体調不良がすごくストレスで更に吐き気を起こしているみたいです。なんと悪循環な~です。
相変わらず、朝は吐き気とダルさと下痢気味でした。
でも子供達を見送った後、1週間ぶりに犬の散歩ができました。フラフラしながらですが。散歩の量もいつも通り。漢方のお陰にしては効果が早い気もするし日にち薬?とまぁ、どっちでもいい!
きたきた!この感じ。きっとちょっとずつ良くなる!
自分の為にも、どんどん経過を書いちゃいます。
ますます、調子がよくなってきました。
今日も犬の散歩をして洗濯干したり
食事はまだ沢山は食べれないですし、体はまだちょっとダルさはあるけれど、ピークを考えれば全然苦痛ななく、心穏やかな時間が増えました。
今は漢方、メイラックス、サプリメント(鉄、マルチビタミン)、プロテイン、ビオフェルミンを飲んでいます。
明日から幼稚園送り迎え行けそうで嬉しいです。
まだダルさと少しの吐き気がありますが、幼稚園の送迎出来てとても嬉しく思ってます。
本当に、厄介な自律神経ですね。
本当に、ちょっとずつしか良くならない。
焦ってはいけない。
センタクさんの記事は元気がもらえます!
みんなに見てほしいですね
余裕が出てきたので他の記事も読ませてもらってます(^○^)
我が家はハイエースにベット作って車中泊したりキャンプ行ったりしてました。また、そんな事出来るように…良くなりますように!
ぽんさん
なかなかコメント返し出来ずに申し訳ありません。
コメントは毎回しっかり読ませてもらっています。
やはり良くなったり悪くなったり、繰り返しますよね。
僕も本当にそうでした。
ただ重要なのは、良くなったり悪くなったりしながらも、少しだけでも良い方向に向いていることだと思っています。
ぽんさんの経過は・・・少しづつでも良い方向に向かっていると僕は感じていますがいかがですか?きっと間違いないと思います。
そういった意味では、あとは時間が薬!のんびりのほほんとした気持ちで、深呼吸しながら目の前のことをひとつひとつこなしていけばOKだと思いますよ。
あとぽんさん!車中泊されていたのですね!!ハイエースうらやましいです。来年の春くらいが車中泊にはちょうど良いかもですね。行った際にはぜひお話聞かせてくださいね。
いつもコメントありがとうございます^^!
センタクメイド
私の場合は頭にモヤがかかったような感じになり、胃が詰まります。食欲はもちろん減りました。
今年7月に夕食中、急に胃の詰まり感、息苦しさがきてから今まで症状が強くなったり弱くなったりです。
ここまでしんどさが長引くと思わず絶望していましたが、主さんの体験談を見て勇気づけられました。
忙しい中、お返事ありがとうございます( ´∀`)
こんな風にコメント書いたり、お返事もらったりするの初めてで、嬉しいですね!元気が出ます。
相変わらず、ちょっとダルいし、ちょっと気持ち悪いですが、完全体に向かっていってます。
そして今回、何故再発してしまったのか?を考えてみたら、センタクさんの記事にありました。まさに、暇さえあれば携帯ばかり見ていたな…
深呼吸、ストレッチやらなくなったな…
カフェイン取りすぎかも…
あと、今回の体調不良で気づきました。
ストレス発散方法がわからない。
でも先日、旦那がファミコンやら昔のプレステを出してきて一緒にゲームしたんです。すごく懐かしくてすごく下手くそで(・・;)
でも、何だか体がいい感じがしたんです。楽しいー!って。
今日も、ちょっとだけ友達と話をしたら、何だか体が軽く感じてきました。
センタクさんと同じで、私もメンタルは強いと思ってました。
でもこのありさま( ;∀;)
殴り書きみたいですが、勝手に報告です!
初めまして。突然コメント失礼します。
私は20代女性です。先月の初めぐらいから、動機、めまい、不眠、不安感があり、病院を受診しました。先生からは、自律神経から来るものと言われました。
私は、介護職をしており、仕事中も症状が出る時もあった為、また、仕事中に体調が悪くなったら、どうしようとか、高齢者と一対一で入浴介助などする職場なので
その時に体調がわるくなったら、怪我をさせてしまうのではないかなど、考えてしまい、よけい、不安感を感じてしまいます。また、シフト制の仕事なので、その日に突然休むことも早退する事も他の職員に迷惑になるんじゃないかと思い、仕事に行くのが恐怖に感じてしまい、現在、休職してるところです。
この先、人を相手にする職業から離れた方がいいのかも悩んでます。日によって体調の変化があり、調子がいい日もあるし、一日ベッとにいるときもあるので、調子がいい日は、できるだけ、気分転換に外に出るようにしています。少しでもいいのでアドバイス頂けると嬉しいです。
ぽんさん
いえいえ、こちらこそコメントいただきありがとうございます。
元気が出ると言っていただき本望です。それを目指したブログ記事なので。
ぽんさんは、
・少しづつ良い方向に向かっていること
・再発の原因がつかめていること
・楽しいことが楽しいと思えるようになっていること
ここからも、自分の今に自信を持って大丈夫です^^!
特に、楽しいことを楽しいと思える状況は理想的ですよ。
ファミコンだったりプレステだったり、昔のやつとりだしてやるのって楽しいですよね(笑)。僕もたまにファミコンやってます。
良くなっている今に自信をもって、昨日より少しアクティブに・・・って、もはやぽんさんはそれができていそうです。
あと少し、「なんで自分そうなっちゃったんだろ?メンタル強いはずだぜ!!!」って、そう言える日も近いですね^^!
センタクメイド
まーさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
おつらい状況ですね。僕なりのアドバイスになりますが、聞いていただけたらと思います。
まず、お仕事お疲れ様です。ただでさえ気を使い、心身ともに使う介護職というお仕事。コロナもあり、大変なことは間違いないと思います。
話はズレますが、僕の祖母も介護施設にお世話になっており、そこの介護職員さんにとても良くしていただいているので、そのありがたみはむちゃくちゃ感じています。
その中で、強い責任感を持ったまーさん、尊敬します。
ただ、その責任感からいろいろと考えてしまう・・・そのような状況なのではないでしょうか。
休職されているとのことで、僕は良い選択だと思います。
でね、僕はこう思います。「とりあえず今は仕事のことぜーんぶ忘れてしまおう!」と!!!
長い人生です。今はまーさん、しっかり休むときですよ。
今まで介護される人に向けていたやさしさを、自分に向ける番です。
一日中ベッドにいてもOK。もちろん、調子がいいときは外に出てもOKです。だーれもそれを責める人はいませんよ^^!
今日は何を食べようだとか、いい香りのお香を買ってみようだとか、入浴剤をいれてお風呂にゆっくりつかろうだとか、今できる自分へのいたわりの時間をしっかりとっていただきたいと思います。
ただ、職業の選択についてを今考えるのは時期尚早ですよ!しっかり休んで、頼れる人に物に頼って、そして頭がスッキリと軽い時に、改めて思い出してください。そのとき、きっとまーさんの本当の気持ちがこもった答えが出てくると、そう思います。
これまで使いに使った体と心、そして頭、とりあえず頭をからっぽにするイメージで、ゆっくり呼吸するようにのんびり過ごしてみてくださいね。
答えになっていますでしょうか?
まーさんが一分一秒でも早く、スッキリとした毎日を送れるようになること、心より祈っております。そのお手伝いが僕ができるかわかりませんが、何かありましたらぜひコメントいただけたらと思います。
センタクメイド
クドイですが、また私です(^○^)
センタクさんは、再発しない為に気をつけている事ってありますか?習慣にしている事とか。
病院の先生にも接骨院の先生にも、女の人はホルモンバランスが崩れやすいからなりやすい、と言われた事があります。疲れたな~と思ったら休む事、体調不良を考えすぎたりしない。とこれは今回も言われてます。
疲れたな~と思って休んでいるつもりでも、旦那から見れば、いつも生き急いでセカセカしてるらしいです(・・;)忙しいのが好きなんですよね。前回はそれで体調崩しました。
自分のキャパかわかってないようです。
朝は必ず5時に目が覚め、ちょっと心臓がドキドキして起きます。
何が言いたいのか?笑
すいません、また殴り書きみたいです。
スーパーも行けるし外食は出来ないけど、友人にも会えてます。幼稚園や学校行事も、途中ヤバイか?と思う時もありつつ、吐き気止め飲んだから大丈夫大丈夫っていい聞かせて無事終らせました。犬の散歩中に立ち話が出来る事も嬉しいです。
今、内職をお休みしています。自分都合で働けるありがたい仕事です。でもやりだすと、お金を稼いでる!って気持ちが楽しくてキャパオーバーしているのかもしれない。
また色々考えてしまってますね
休む事を忘れず、ダラダラ主婦目指します!
またまた勝手に報告でした!
ごめんなさい。ブログを移行したのでコメントがある期間から反映されておりません。
その期間分を移行させていただきます。
ぽんさまからのコメント
2022-01-17 09:24:51
次、コメント書く時は、もう元気になりました!( ´∀`)かな?なんて思っていた年末年始 ちょっとダルいのは、あったものの吐き気止めものまず、家族でAEONいったりして(疲れたけど) もうこのまま、どんどん良くなっていくんだろうな!なんて心踊らせていました。が、 また最近、朝から吐き気とダルさがカムバック。 良くなって悪くなっての繰返しで徐々に良くなっていくのは前回経験済みでわかっているはずなのに。悔しくて泣いてしまってます。どうしたらいいのか?何がいけないのか? センタクさんのように完治している方がいる!それを励みにしています。 明日は通院日。 何とかなかないかなぁ?笑
KEIさまからのコメント
2022-01-19 11:12:15
初めまして、こんにちは。 私は、昨年3月から自律神経失調症に悩まされていました。腰痛から始まり、手足の痺れ、頭痛、めまい、過敏性大腸炎、後鼻漏、動悸、そして両耳詰まりと、それに伴って少しだけ左耳から耳鳴りがします。いろいろな症状がどんどん出てくるので、不安で心気症みたいになりましたが、ひとつひとつ検査して病気がないとわかってから、だんだん良くなってきました!今はジムで運動もして、体力作りに励んでいます。ただ、ひとつやっかいなのが、センタクメイドさんと同じで、耳詰まりだけ残ってしまいました。耳鼻科にも3軒回りましたが、鼓膜や聞こえにも異常がなく、耳管狭窄症かな?耳管開放症かな?のような判断で、Bスポット治療などもしましたが、あまり改善が見られなく、困っています。人の声はきちんと聞こえますし、自分の声がこもったり響く感覚はありませんが、膜が張った感じで口をパクパクすると、鼓膜?耳管?がパチパチ開く音がします。そして、調子がいいときに耳が通った感じがするときが稀にあるんですが、そのときに、やっぱり普通ってこんなに快適なんだと気付かされます。5月から四六時中耳が詰まっていて、初めは夕方にかけてさらに耳の奥に迫ってくるように詰まったりして大変でしたが、そういうことはなくなりました。が、相変わらず膜感はあり、鼻を噛むと耳が詰まって、大変です。。。センタクメイドさんも、耳詰まりが残ったようですが、その後の調子はどうですか?何か良い治療法があれば教えてください。 長々とすみません。
スズキさまからのコメント
2022-01-23 20:42:38
初めまして。スズキと言います。 この記事を読んでとても励まされました。 先週辺りから動悸と吐き気に悩まされています。 食欲も以前と比べたら落ちているので不安な生活を過ごしています。 一応、心電図と血液検査では異常なしでしたが自分で症状を調べている内に物凄い不安と恐怖が襲ってきます。 それで好きなことや好きな食べ物にも関心がなくなってきました。 症状は良くなったり悪くなったりで、症状が出るときは不安感がまず出てきます。 自分ではストレスから来るものだと思っているのですが、胃カメラの検査もやった方がいいのでしょうか。
ぽんさま
お返事遅くなってしまい申し訳ありません!
最近の調子はいかがでしょうか?良くなったり悪くなったり、一喜一憂する気持ち、すごくわかります。実際に僕も一喜一憂しながらも、少しづつ快調に向かっていきました。
その過程も今となっては良くなるためのプロセスだったのかな?と思っています。そう考えると、気持ちもなんだか穏やかになる気もしますよ。
KEIさま
初めまして!コメントいただきありがとうございます。サイトの移行のため、お返事が遅れてしまったことお許しください。
つらい症状、さぞかし不安だったと思います。ただ、改善方向にあるとのこと、おめでとうございます。僕も改善方向に向き、少しづつ良くなっていった日々を思い出しました。
耳詰まりの件、今はいかがでしょうか?
耳詰まり、本当にやっかいですよね。すごく不快で、ずっと意識してしまう・・・そんなところが本当にいやでした。
僕の現状をお話しすると、現在でも耳詰まりはあります。けど、当時とくらべたらわずかなものです。症状自体もおだやかになっている気もしますし、そもそも慣れてしまったのかも?という感覚もあります。
そんな僕ですので、良い治療法は知らないんですよ。申し訳ないです。ただ、ながーくこの症状と付き合っている経験論からお話しすると、なんだか、首こりとか肩こりとか、そんな耳とは関係なさそうなところに原因があるようなないような、そんな気がしています。
僕自身、医療従事者じゃないので責任あることが言えないこと、お許しください。
スズキさま
初めまして!コメントありがとうございます。返事が遅くなってしまいまして申し訳ありません。
つらい症状、不安感、今現在いかがでしょうか?
自分の症状を調べると不安が襲ってくる・・・とてもよくわかります。僕自身もそうでした。ただ僕の件をお話ししますと、結果から言えば調べることをやめました。これはこれで不安はあったけど、マイナスな情報を取り込みすぎるよりはましでした。
胃カメラに関しては、主治医の先生に相談してみることをおすすめします。あまりにもヒドイ時は、受けたい旨を提案してみてもいいと思いますよ。もし、胃に関して不安で、それが症状を助長している場合は、ぼく個人としては受けたほうがいいと思います。
心電図や血液検査では異常なしの結果もありますので、ポジティブには慣れないかもですが、少しだけ自信をもって、なるべく心穏やかに過ごすことをおすすめします。
お久しぶりです。
卒園式、入学式を無事終え、まぁまぁな体調で過ごしていたのに。この、まぁまぁな体調をもっと早く治したいと焦ってしまいました。
漢方専門の病院へ
今までの経緯を全てはなし、漢方を処方してもらいました。その先生は不安薬、反対のようで。その日から4日間、その漢方だけで。
不安薬を飲まなかったのがダメだったのか?漢方が合わなかったのか?生理がきてホルモンバランスが崩れたのか?全くわからないですが、体調が不調になってしまいました。吐き気、ダルさがカムバック。焦った自分に後悔しました。
何やってるんだか…
7月で再発して1年。
焦っていけないの、まだわかってないみたいです。残念な自分にガッカリです。
すぐ良くなる薬ないのかなーばっかり、考えてしまいますね。せめて吐き気が…
またドンペリドンにお世話になって。
勝手に報告でした!(^.^)
今日は朝から何かが違いました。
そうそう、これこれって感覚。
体が軽くお腹もペコペコ。
あれもしたいこれもしたい!って気分に
車はなるべつ使わずスーパー以外は歩くのを心がけて。
愛犬の散歩の量も増やしました。
飲み物も全てノンカフェイン。
センタクさんの言う通り、薬をやめる事ばかり考えるんじゃなくて、まずは薬を飲んで不調を忘れる毎日を送ろうと思います。
たまたまTwitter発見したので読ませていただきました!(^.^)また元気になりました!
焦らず、ゆっくり、治そうと思います。
勝手に報告でした!(^.^)
ちなみに愛犬は柴犬80歳でお互い労りながらの散歩です(^.^)
こちらのコメントには別途返信させていただきました。
またコメントや悩み等お待ちしております!