その身体の異常、『自律神経失調症』かもしれません。
筆者(プロフィールはこちら)は、2015年5月に発症、2016年4月頃に克服しました。
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本記事では、『自律神経失調症を克服したからこそ書ける記事』をテーマに、経験に基づく症状、治ったきっかけ、そしてアドバイスなどをまとめたいと思います。
今、現在進行形で、自律神経失調症にお悩みの人、少し自分の身体が変だとお悩みの人、病気が良くならず不安な人、様々な人に役に立つ内容となるよう心がけています。
僕にはよくわかります。
症状はあるのに、病院に行っても原因がわからない。
治らないから、あふれ出す不安。
つらいから病院に行くのに、行けば行くほど悪化する症状。
そして膨らんでいく症状、増える薬。
書き出せばきりがないです。
そんなあなたに、少しでも有益な情報をと、今、この記事を書いています。
少し、話はそれますが、僕が自律神経失調症を患っていた当時、「同じ症状の人はいないか」、「その人はどうやって病気を克服したのか」などの情報が欲しくて、ネットで、そんなことをただひたすらに調べていました。
今この記事を読んでいるあなたも、同じではないですか?
少なくとも、僕はそうでした。
当時の僕に、読んでほしい記事を書きます。
一分一秒でも速く、不安を取り除けるように。
一分一秒でも速く、つらい症状がなくなるように。
そして、一分一秒でも速く、自律神経失調症を克服できるように。
あのときの僕に必要だった記事を、今、必要とする人もいるかもしれない。
あなたの不安な気持ちが少しでも癒え、自律神経失調症を克服されることを心から願って、本編に入っていきたいと思います。
- 自律神経失調症(うつ状態)を2015年6月発症
- 内科に通院して悪化、心療内科に通院して改善
- 症状:吐き気、耳つまり、動悸、頭痛、不安感
- 原因:仕事、ペットロス、検索のしすぎ
Twitterにて情報を発信しています。
フォローしていただけたらうれしいです。
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自律神経失調症をどうやって克服したの?|一番大きな理由
![f:id:sk96a:20191227125920j:plain 自律神経失調症をどうやって克服したの?|一番大きな理由](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227125920.jpg)
![f:id:sk96a:20191227125920j:plain 自律神経失調症をどうやって克服したの?|一番大きな理由](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227125920.jpg)
自律神経失調症の克服のために多くのことを実践してきました。
その中で、一番大きな理由をまず最初にお答えします。
それは『心療内科への通院』です。あくまでベースはここにあります。
それを頭において、読み進めていただければと思います。
たったそれだけか?とお思いになるかもしれません。
でも、それは自律神経失調症を患っている人にとって、大きな一歩となります。
これから、詳しく解説します。
自律神経失調症とは|この病気の難しさとは?
![f:id:sk96a:20191227130211p:plain 自律神経失調症とは|この病気の難しさとは?](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227130211.png)
![f:id:sk96a:20191227130211p:plain 自律神経失調症とは|この病気の難しさとは?](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227130211.png)
まず、『自律神経失調症とは?』について考えていきたいと思います。
Wikipediaではこのように記載されていました。
自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう、英: Dysautonomia)とは、交感神経と副交感神経の2つから成り立つ自律神経機能の失調によると思われる病態の総称[1]。 自律神経機能障害(autonomic dysfunction, autonomic neuropathy)とも呼ばれる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%BE%8B%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E5%A4%B1%E8%AA%BF%E7%97%87
自律神経失調症・・・読んで字のごとくといった説明です。
自律神経を失調することで、『身体症状』や『精神症状』を発症します。
では、自律神経を失調する原因は?
そう聞かれると、『メンタル面』に原因があることが多いです。
元患者の立場として、ここに厄介なポイントがあります。
まず、最初に気になりだすのは『身体症状』です。
「なぜかだるい」とか「なぜかおなかの調子が良くない」とか・・・。
だから、その身体症状を良くしようと、患者は病院に行きます。
しかし、その症状は全く良くならないのです。
なぜか?
それは、その症状の原因は『メンタル面』にあるからです。
この、『原因と症状の乖離』に、この病気の難しさがあると思っています。
実際に、筆者もそれにかなり悩まされました。
薬を飲んでも飲んでも、身体症状は全くと言っていいほど良くならなかったものですから。
そりゃ原因となるメンタル面をどうにかしないと、良くならないのはわかりますよね。
では、まず最初に、自律神経失調症で筆者が実際に感じた症状について見ていきましょう。
自律神経失調の原因について、詳しく知りたい方は以下の記事が役に立つかもしれません。
![](https://sentakubaco.com/wp-content/uploads/2020/09/text819-300x200.png)
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体感した自律神経失調症の症状
![f:id:sk96a:20191227130506p:plain 筆者が実感した自律神経失調症の症状](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227130506.png)
![f:id:sk96a:20191227130506p:plain 筆者が実感した自律神経失調症の症状](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227130506.png)
ここでは、筆者の自律神経失調症の症状を、『身体症状』と『精神症状』に分けて見ていきたいと思います。
「もしかしたら、自分も自律神経失調症かも?」
そのような人には参考になるかもしれません。
あとアドバイスになるのですが、現在、自分が気になる症状をメモしとくといいと思います。
実際に、筆者もメモを取っておいたから、このような記事が書けています。
身体症状
![f:id:sk96a:20191227130715j:plain 身体症状](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227130715.jpg)
![f:id:sk96a:20191227130715j:plain 身体症状](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227130715.jpg)
筆者が経験した自律神経失調の身体症状は以下です。
- 吐き気ごはんが食べられない(体重減少)
- 耳の詰まり
- 喉になにかひっかかった感じ(呼吸がしにくい)
- 動悸(昼寝ができない、汗をかいてハッと目覚める、動悸がしている)
- 頭痛(右が多かった)
- 口が乾いたり、唾液が増えたり
- あまり眠くならない
- 疲れが寝ても取れない(疲れたが口癖になっていた)
特に吐き気がひどかったです。
体験談を読んでいただけている方はお分かりかとは思うのですが、ごはんが食べれずに、体重が10kg以上落ちました。
あと、耳の詰まり(耳閉感)もひどかったです。
おかしいなと思い始めた頃は、そんなにひどくなかった症状も、日単位で急速に悪化していきました。
ひとつ、またひとつ、症状が増えていくイメージ。
そして、身体症状が強くなればなるほど、精神症状もまた強くなっていきました。
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精神症状
![f:id:sk96a:20191227130900j:plain 精神症状](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227130900.jpg)
![f:id:sk96a:20191227130900j:plain 精神症状](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227130900.jpg)
筆者が経験した自律神経失調の精神症状は以下です。
- とにかく夜が長い
- 不安感
- そわそわする
- やる気が起きない
- 好きだった趣味に手が出なくなる(億劫になる)
ただの風邪などの病気と違って、この精神症状があったからこそ、本当につらかったです。
夜は寝れないのも相まって、とても長く感じました。
仕事やプライベートでも暇なときって時間が長く感じませんか?
その時間をもっと長くしたような感覚に、毎晩なっていました。
なにをするにも不安で、そわそわしていました。
その時間を埋めようと、趣味やゲーム、読書などをしようとするのですが、なにもかもやる気が起きず、億劫になっていました。
自律神経失調症の原因は『ストレス』にあるとわかってはいたのですが、それを発散するためのエネルギーが無い状況でした。
そのため、自律神経失調症を乗り越えるための一歩を出すきっかけがないまま、ズルズルとつらい症状を引きずっていました。
今だから言えるのですが、自律神経失調症を克服するためには、最初の一歩、きっかけがとても重要だったと思います。
筆者が自律神経失調症を克服したきっかけについては、この記事の後半に記載しています。
「自律神経失調症の症状」をテーマに詳しく書いた記事も用意しています。良かったら読んでみてください。
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筆者にはなかった症状
![f:id:sk96a:20191227134152j:plain 筆者にはなかった症状](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227134152.jpg)
![f:id:sk96a:20191227134152j:plain 筆者にはなかった症状](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227134152.jpg)
筆者には、これらの症状はあまりありませんでした。
- 肩こり
- めまい
- 耳鳴り
- 自殺念慮
つまりは、自律神経失調症の症状は千差万別、人それぞれだということだと思います。
また、それが、自律神経失調症の診断を難しくしている原因でもあり、自律神経失調症を克服することができない人が多い原因でもあるように思います。
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自律神経失調症は誰にでもなる可能性がある
![f:id:sk96a:20191227131349p:plain 自律神経失調症は誰にでもなる可能性がある](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227131349.png)
![f:id:sk96a:20191227131349p:plain 自律神経失調症は誰にでもなる可能性がある](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227131349.png)
この記事は、様々な人から読まれていると想定し質問します。
自律神経失調症になってしまった人に質問します。
「自分が自律神経失調症なると思っていましたか?」
自律神経失調症ではない人に質問します。
「自分が自律神経失調症に今後なると思いますか?」
僕が、自律神経失調症なる前だったら、このように答えていたと思います。
「僕はならないと」
僕が自律神経失調症になる前、こんなことがありました。
上司と話をしていた時のことです。
上司は僕のメンタル的なところについて心配してくれていました。
「メンタル面は大丈夫です」
僕はそのように答えました。
そのとき上司はこのように答えたのでした。
「そういう奴ほど、メンタル面で痛い目見るぞ」と。
そのときは健康で、なんのストレスも不安ない状態でしたから、その言葉を冗談として受け止めていたのを覚えています。
その一年後くらいに、僕は自律神経失調症を患い、不安でつらい日々を過ごしました。
メンタル面で不調を覚えたことがない人は、自分は大丈夫だと言います。
そういう人は、自分でも『なる可能性がある』ということを頭に入れておくといいかもしれません。
絶対にならないと思っている人ほど、自分に不調が出たとき、それを受け入れようとしませんから。
そして、自律神経失調症になってしまった人。
この病気は、誰にでもなるということを受け入れると、少しは気分が楽になると思います。
自律神経失調症のように、主にメンタル面からくる病気は、「自分はそうじゃない」と受け入れない人がいます。
僕も、そうだったように思います。
自分は違うと思いたいからこそ、心療内科や精神科に通いたくないという気持ちが出てくるのかなとも思います。
『自分は大丈夫』
そう思っている人こそ危ないという上司の言葉は、今思えば、その的を射ていると思っています。
だからこそ、改めて頭に入れてみてください。
自分はならないと思っている強い人でもなるのだと。
だから、自分が自律神経失調症になっていることは、おかしなことではないということ。
それを受け入れると、僕は、気持ちが楽になりました。
早く治そう、早く治そうと、焦る気持ちがなくなりました。
この楽に考えるということは、自律神経失調症を克服するためにとても大事なことです。
「自律神経失調症には誰でもなる可能性がある」
自律神経失調症の人も、そうでない人も、そのことをまず頭に入れて、もっと楽な気持で向き合ってみるといいかもしれませんね。
それが自律神経失調症克服への近道です。
自律神経失調症に誰でもなる・・・そのひとつの理由として、「自律神経失調症のだった有名人」をまとめました。知るとちょっとだけ気がラクになるかもしれませんよ。
![](https://sentakubaco.com/wp-content/uploads/2021/05/text25-300x221.png)
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自律神経失調症が治ったきっかけ
![f:id:sk96a:20191227131629j:plain 自律神経失調症が治ったきっかけ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227131629.jpg)
![f:id:sk96a:20191227131629j:plain 自律神経失調症が治ったきっかけ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227131629.jpg)
改めて書きますが、僕は2016年4月に、自律神経失調症を克服しました。
その過程の中で、この病気が治ったきっかけだと思う点がいくつかあります。
それを、自律神経失調症をまだ克服できていない人へ、お伝えしたいと思います。
体験談を読んでいただいた方には、そんなことあったなと気付いていただけるかもしれません。
今、思い返すと、そのきっかけは3つあったと思っています。
精密検査をしたとき
![f:id:sk96a:20191227132434j:plain 精密検査をしたとき](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227132434.jpg)
![f:id:sk96a:20191227132434j:plain 精密検査をしたとき](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227132434.jpg)
まずひとつめが、『精密検査をしたとき』です。
- 胃カメラ
- MRI
- レントゲン検査
- 血液検査
僕は当時、吐き気、頭痛、耳の詰まりの三つの症状に、主に悩まされました。
そのとき思っていたことを書きます。
吐き気がありました。
「胃炎である」と診断されました。
薬を飲みますが、一向に良くなりません。
こんなとき、あなたならどのようなことを考えますか?
僕は深刻な病気を疑ってしまいました。「胃がんなど」です。
頭痛も、耳詰まりも、別の深刻な病気ではないかと思っていたのです。
症状をネットで検索すると、怖い病名を見つけてきたりしてしまいます。
「吐き気・治らない」なんかで検索すると、怖い病名が出てきます。
僕もそのように検索して、自分の病名を探しては、自分の病気を悪化させていました。
ではどうすれば良かったのか。
さっさと検査してしまえばよかったのです。
僕のかかっていた内科の先生は、二か月胃炎と診断しておいて、ようやく胃カメラ検査に踏み切りました。
若い人は大丈夫だとか言って。
検査するまでは、本当の病気はわかりません。
不安な日々を過ごしました。
でも、胃カメラを飲んで、自分に胃炎や胃がんがないと知ったとき。
MRIをとって、脳に異常がないと知ったとき。
僕は心底ほっとしました。
そして、不安な気持ちがやわらぎました。
だからこそ、『精密検査をしたとき』をひとつのきっかけにしました。
そして、病気が治らないと不安に思っている人には、少しでも早く、精密検査を受けて欲しいと思います。
それで見つかる病気もあれば、僕のように異常なしと診断されることもあります。
でも、何の病気かわからないまま、うやむやになって不安に思うより、はっきりさせた方がいいと思うのです。
ある症状に悩まされているあなたには、ぜひ早めに精密検査することをオススメします。
まだ通院していないという方には、以下の記事をおすすめします。
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もし「何科に通院すればいいのだろう?」とお悩みの方には、以下の記事が役に立つと思います。
![](https://sentakubaco.com/wp-content/uploads/2020/09/rect847-300x225.png)
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実家に帰ったとき
![f:id:sk96a:20191227132810j:plain 実家に帰ったとき](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227132810.jpg)
![f:id:sk96a:20191227132810j:plain 実家に帰ったとき](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227132810.jpg)
これは切実に僕の中で治ったきっかけになりました。
風邪をひいた時でさえ、誰かがそばにいてくれたらと思うのに、ましてや自律神経失調症となると、本当にひとりではしんどいのです。
「ならば、家族に頼ればいいじゃないか?」
という声が聞こえてきそうですよね。
でもここで、ある障害が立ちはだかるのです。
それは『自律神経失調症ということを人に言いづらい』ということです。
風邪とか腹痛だったら、全然言えると思うのですが、メンタル的な部分が関わってくる自律神経失調症については、なかなか人に言いづらいのです。
これは僕が典型的にそうでした。
だから人には会わずに、ひとりでこの病気を抱え込んでしまったのです。
この『ひとりでどうにかしなきゃ』という気持ちがよくなかったのですね。
僕は、症状が悪化してから、実家に帰りました。
最初は、あまりこのような自分の姿を見せたくないと思っていたのですが、実際に帰ってみると帰って良かったと心の底から思いました。
ここら辺、詳しくは体験談に書いているのですが、本当に心が落ち着きました。
この自律神経失調症という病気は、人に頼ることが特効薬なんだとも思いました。
そのため、僕は第二のきっかけに『実家に帰ったとき』を選ばせてもらいました。
少し勇気をだして、今の自分を見せに帰ってみてください。
もちろん、実家じゃなくても、信頼できる人のもとへ。
必ず、よかったと思えると思います。
少なくとも、僕はそう思いました。
今だから言えることですが、悪化する前に実家に帰っていたら、「通院せずにすんだのかもな?」なんて考えたりします。
それほど、自律神経失調症を自分だけで抱えるのはつらいことですし、それは改善には繋がりません。
ぜひとも、今だけは甘えてみてください。
きっと、あなたの克服へのきっかけになりますよ。
もし相談する人がそばにいない場合、以下のようなサービスを利用すると改善のきっかけになるかもしれません。
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心療内科に行くと決めたとき
![f:id:sk96a:20191227133322j:plain 心療内科に行くと決めたとき](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227133322.jpg)
![f:id:sk96a:20191227133322j:plain 心療内科に行くと決めたとき](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227133322.jpg)
僕の自律神経失調症の症状は、心療内科に通いだしてから急速に良くなりました。
だからこそ、僕の症状を直してくれた大恩人は、まぎれもなく『心療内科』です。
ただ、自律神経失調症の克服のきっかけとしては『心療内科に行くと決めたとき』を挙げさせてもらいます。
僕は、心療内科に通ういだす前は、内科そして耳鼻科に通っていました。
そこでは大した診察も受けないままに、風邪や急性胃腸炎、慢性胃腸炎、副鼻腔炎、鬱・・・様々な病名をつけられ、それに対する薬を山のように処方され続けていました。
薬を飲んでも、通院を続けても、良くならない症状。
でも、しんどいから病院には行き続ける。
そして、同じ診察が続き、悪い症状が増え、薬が増え続ける。
なんて悪循環のど真ん中に、当時いました。
今考えれば、「さっさと病院変えなよ?」と思うのですが、そのときはそういう気力や体力がありませんでした。
でも、違う内科や耳鼻科にも、たくさんセカンドオピニオンを聞きには行ったのですよ。
内科や耳鼻科の先生は、「心療内科に行ってみたら?」なんてアドバイスはくれませんでした。
そりゃそうですよね。僕は客で、長期的にお金を落としてくれる人なんですから。
僕は二か月くらいの内科と耳鼻科への通院で、この先生たちは本気で自分を治す気はないと、そう考えるに至ったのです。
そうして僕は、第三のきっかけである『心療内科に行くと決めたとき』に至ったのです。
全然ない気力と体力を振り絞って、僕は自分で心療内科を探し、通院が始まり、そのおかげで僕は自律神経失調症を克服したのです。
ここに至るのに、障害が二つありました。
ひとつは気力がなくて、内科と耳鼻科にだらだらと通い続けていたこと。
もうひとつは、心療内科というメンタル面を見る病院のハードルを、勝手にあげていたことでした。
だらだらと内科と耳鼻科に通っていた日々、様々な症状を薬で押さえつけようとするだけの治療法を、それでもいいやと続けていました。
同じような人いませんか?
これを続けても、自律神経失調症は絶対に好転しません。
少しづつかもしれませんが、徐々に徐々に、あなたのつらい症状は、もっとつらいものに変わっていきます。
気力が出ないのは僕も本当によくわかります。
だって、自分の趣味にすら力をいれるのが億劫になるほどですよ。
でも、そこで、力を振り絞って、心療内科に行ってみるというアクションを起こしてみませんか?
近所の心療内科に電話してみませんか?
そして、ここで第二の障害が立ちはだかります。
心療内科のハードルです。
心療内科や精神科って、ハードル高いですよね。
これは、皆さん、そうだと思います。
なんだかメンタル面をみられるのを嫌がりますよね日本人は。
自分も本当にそうでした。
でも心療内科に通ってみて思ったのは、全然普通だということ。
そこらにいるサラリーマンや女子高生、子どもに。おじさんおばさん、スポーツしてそうな若者、普通の人たちがそこにはいました。
ハードルが高いのはわかります。
でも少し足をあげて、そのハードルを越えてみませんか。
『心療内科に行くと決めたとき』
きっと、あなたの自律神経失調症克服の最大のきっかけになってくれると思います。
心療内科での治療について詳しく書いた記事は以下です。
![](https://sentakubaco.com/wp-content/uploads/2020/09/text819-1-300x201.png)
![](https://sentakubaco.com/wp-content/uploads/2020/09/text819-1-300x201.png)
心療内科に通院されている方で、もしお薬にお悩み場合には、以下の記事が役に立つかもしれません。
![](https://sentakubaco.com/wp-content/uploads/2020/08/rect829-3-300x200.png)
![](https://sentakubaco.com/wp-content/uploads/2020/08/rect829-3-300x200.png)
自律神経失調症まとめ
![f:id:sk96a:20191227133804j:plain 自律神経失調症まとめ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227133804.jpg)
![f:id:sk96a:20191227133804j:plain 自律神経失調症まとめ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sk96a/20191227/20191227133804.jpg)
まとめると、自律神経失調症を克服するために大切なことは以下です。
- 自律神経失調症は誰でもなりうる病気だと知ろう
- 早めに精密検査をしっかりして、自分の身体に原因がないことを知ろう
- つらい症状や気持ちを信頼できる人と共有しよう
- 勇気をもって心療内科に相談してみよう
筆者の経験を元にしているので、共感できることも、なかったこともあったと思います。
ただ、自律神経失調症を克服したひとりの経験として、事実しか記載しておりません。
この記事をここまで読んでくださった方は、今すぐにでも自分に降りかかっている症状をどうにかしたいと思っている方だと思います。
どうにかしたいけど、どうしようもない気持ち、すごくわかります。
この記事の終わりに、そんなあなたへ、僕なりのアドバイスを書いておきます。
『あせる必要はない』
焦ったら負けです。
今はつらいかもしれませんが、それとうまく付き合って、なるべく心穏やかにいましょう。
今は、薬に頼ってもいい時です。人にも頼っていい時です。
それを頭に入れて、深呼吸して、今の自分に向き合ってみてください。
今回の記事は、あくまで筆者の場合での話です。
すべてを実践したり、やみくもに信じるのではなく、自分に合いそうなものをチョイスして、実行してみてくださいね。
僕も経験者ですので、あなたの気持ちが痛いほどよくわかります。
ただ、僕が最後に言えることは、自律神経失調症は克服できるということ。
あなたが、この人生におけるひとつの山を、うまく登って下りれるよう、心から願っています。
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自律神経失調症関連の記事も多数書いています。お時間のある方はぜひ覗いていってくださいね。
また、自律神経失調を経験した上で、ちょっとしたTipsをまとめています。気になる方は、ぜひ以下の記事をチェックしてみてくださいね。
- 自律神経失調症(うつ状態)を2015年6月発症
- 内科に通院して悪化、心療内科に通院して改善
- 症状:吐き気、耳つまり、動悸、頭痛、不安感
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