ロボット掃除機をお探しの皆さま。
中でも、低価格・ハイコスパなアイテムをお探しのあなた。
今回紹介するのは、AIRROBOの最新ロボット掃除機「AIRROBO P20」。
Amazonでもかなり売れた「AIRROBO P10」の後継モデルになります。
上位モデルの「AIRROBO T10+」を愛用している僕としては、気にならざるを得ません。
実際に使ってみて感じた特徴はなんと言ってもコスパ!
2万円をきる価格でいながら、必要十分以上のお掃除性能を披露してくれました。
これは、気にいる方が大勢出る予感!
- AIRROBOとは?
- 価格
- 開封・外観
- 使い方
- メリット・デメリット
- こんな人におすすめ
以下、実際に使ってみた感想をくわしく紹介します。
AIRROBO P20のスペック
製品名 | AIRROBO P20 |
---|---|
吸引力 | 2800Pa(スクレーパーテクノロジー搭載) |
バッテリー容量 | 2600mAh |
最大連続稼働時間 | 120分 |
サイズ | 32cm(直径)× 7.8cm(高さ) |
ダストボックス | 600ml |
乗り越え高さ | 2cm |
清掃面積 | 140m2以下 |
ポイントは以下です。
- 他社に負けない吸引力2800Pa
- スクレーパーテクノロジー搭載
- 7.8cmの本体高さでソファなどの下もラクに掃除
低価格帯のロボット掃除機ですが、吸引力は必要十分!
2800Paという数値は、他メーカーよりも高めです。
スクレーパーテクノロジーと呼ばれる機能が搭載されていて、清掃効率はなんと99.2%を達成しています。
2万円以下のロボット掃除機では、この清掃効率はびっくりな数値です。
7.8cmの本体高さも魅力で、家具の下にうまく入り込み、掃除しにくい場所もスイスイ掃除してくれます。
AIRROBOとは?
「AIRROBO」はスマートホーム関連のブランド(ホームページはこちら)。
AI分野での10年の研究開発・製造の実績があり、現在ホームクリーニング分野へ参入しています。
僕自身、ロボット掃除機「T10+」と空気清浄機「AR400」を利用した経験がありますが、どちらも気に入っています。
「スマートホームを多くの家庭に提供する」をテーマとし、「AIRROBO」は運営されています。
今後の製品登場が楽しみなブランドでもありますね。
AIRROBO P20の価格
2023年4月現在、Amazonにて19,900円(税込)ほどとなっています。
先程紹介したスペックでいて、2万円を切る価格帯は、AIRROBOさんさすがだなと感じました。
ロボット掃除機他社と比較しても、かなりの高コスパです。
AIRROBO P20の開封・外観
それでは開封していきます。
外箱自体は、一般的なロボット掃除機とくらべて小さいなぁと感じました。
箱に記載されている「AIRROBO P20」の特徴は以下です。
中身はこんな感じです。
- 本体
- 充電ドッグ
- 電源アダプター
- リモコン
- お手入れツール(清掃用ブラシ)
- サイドブラシ(替え込み)
- 取扱説明書
- 保証書
実にシンプルでいいですね。
リモコンも付属しています。
スマホで操作もできますが、ちょっとした操作時にリモコンは役に立ちます。
「掃除スタート!」なんて時に、ボタンをポチでOKです。
サイドブラシは、替えの分も付属しています。
消耗品なので、替えまで付いてくるとうれしいですね。
ロボット掃除機自体を清掃する際に使う「お手入れツール」。
ブラシやツメのような部分に加え、からまった髪の毛を切るためのカッターも付いた3Way仕様です。
取扱説明書類は日本語対応です。
充電ドッグになります。ロボット掃除機のお家です。
充電ドッグ右側面にケーブルを接続します。
お家をつくりました。壁に沿わせて設置するようにしましょう。
手のひらと比較するとわかるのですが、充電ドッグはとってもコンパクト。
床に設置してもじゃまになりにくいので◎です。
それでは、早速本体を見ていきます。
本体を初めて見た時の第一印象が以下。
- 思ったより小さい
- 幾何学模様のデザインがおしゃれ
出っ張りや飛び出たセンサーもないので、スッキリとした見た目です。
特徴のひとつが本体の薄さ!
なんと7.8cmしかありません。だからこそ、家具の下にもスイスイと入り、うまく掃除してくれます。
充電ドッグ込みだと、壁から30cm以上はスペースをとります。
ロボット掃除機とするとコンパクトなサイズにはなりますが、どこに設置しておくか購入前に考えておくといいですよ。
立体感のある幾何学模様のデザイン…気に入りました。
立体的に見えますが、平面です。なかなかロボット掃除機では見ないデザインですよね。
本体上部には、電源ボタンおよびホームボタンが配置されています。
本体側面を見ていきます。
- ダストボックス
- 電源スイッチ
- 各種センサー
これらが配置されています。
裏面はこんな感じで、メカメカしくなっています。
ロボット掃除機の機動力のキモになるホイール。
サスペンションもしっかり効いているので、走破性は高そうです。
ちなみにメーカー公表値ですと、段差2cmまで越えることができます。
この数値的には、ごく一般的なロボット掃除機と同等クラスです。
メインブラシになります。
ここがクルクルと回り、床面のゴミをかき出しながら吸い込みます。
床面だけでなく、細かい隙間や溝もしっかりと掃除してくれますよ。
本体前部に沿うように3つの落下防止センサーが付いています。
このおかげで、段差から落下する心配はありません。
我が家で実際に使ってみたところ、階段から落下することは一度もありませんでした。
前部ホイールの両サイドにサイドブラシを取り付けできます。
ダストボックスは、つまみに手をかけ押しながら引き出すことで取り出せます。
めっちゃ取り出しやすいし、前面にありアクセスもしやすいので、好印象でした。
ダストボックスはこんな感じです。
ダストボックス上部を開けると、Hepaフィルターが付いています。
微粒子をキャッチしてくれるので、排気が汚れていないのも好印象ですね。
ダストボックスは、親指の部分を押し込みフタを開きます。
フタがガバッと開くので、ゴミ捨てする際に助かっています。
これだけ開くと、水洗いも乾燥もしやすく、キレイに保てるのがいいですね。
本体にダストボックスを取り付けるのも、ガチャっと押し込むだけなので超簡単です。
サイドブラシを取り付ければ準備OK。いつでも掃除の指令を出せますよ。
「AIRROBO P20」くんのお家での様子をパシャリ。
精悍な顔つきで、なかなかイケメンです。
いつでも掃除の指令を待って待機してくれている可愛いヤツです。
ちょっと出すかどうか迷ったのですが、出します。
コレ、初めて掃除した後のゴミです。
1回でこれって多くないですか?
普段からロボット掃除機で掃除しているはずなのにな(笑)。
つまるところ、これだけ床は汚れているし、常に汚れ続けるということです(うちだけ?)。
それを常に掃除しつづけてくれるのが、ロボット掃除機なんですね〜。
我が家のゴミを大胆に公開することになりましたが、「AIRROBO P20」の優秀さを示せて何よりです(笑)。
AIRROBO P20の使い方
ここでは、「AIRROBO P20」の使い方を紹介します。
初期設定
初期設定は、メリットのところでも書きますが、とっても簡単でした。
まずは、AIRROBOのアプリをダウンロード。
アカウントを作成します。
メールアドレスを登録します。
パスワード等々を登録します。
「データへのアクセス」や「現在のトレンド」に関する権限をどうするか決めます。
ここまでで、AIRROBOのアカウント作成は完了。
続いて、「AIRROBO P20」を追加していきます。
ロケーションへのアクセス許可します。
本体の電源をオンにすると、「AIRROBO P20」を探し始めます。
「AIRROBO P20」が見つかりますので、追加します。
「AIRROBO P20」と自宅のWi-Fiを接続しましょう。
以上で初期設定は完了です。簡単ですよね。
アプリの使い方
基本的に、「AIRROBO P20」はスマホのアプリで操作することになります。
このアプリがとっても使いやすくて秀逸です。
アプリの操作画面は以下。
中央に現在のステータスが表示されます(スタンバイ、充電中、掃除中)。
掃除関連のボタンは以下。
中央下の真ん中の掃除ボタン:掃除開始
中央下の左の充電ボタン:充電ドッグに戻る
中央下の右のマップボタン:マップを確認する
掃除の方法については、以下4パターンから選ぶこともできます。
基本的には、自動でOKです。
- 自動
- エッジ
- 螺旋
- スポット
詳細設定はこんな感じ。
消耗品の寿命が確認できるのいいですね。
スケジュールを追加すると、日々のお掃除を自動化できます。
例えば、「平日は仕事に行く間に掃除を勝手にやっておいて~」みたいな設定も可能。
- 掃除開始時間
- 繰り返し(一週間の好きな曜日を設定可)
これだけ設定してあげれば、後は「AIRROBO P20」が勝手に床掃除しておいてくれますよ。
掃除時間も、しっかり掃除する「細かく清掃」や、サクッと終わらせる「スピード清掃」から選べます。
時間があるときは、細かく清掃がおすすめです。
マップ画面はこんな感じ。
上位機種とくらべれば少し大まかなマップですが、部屋をスミズミまで掃除してくれているのがわかります。
AIRROBO P20のメリット
ここでは、「AIRROBO P20」を使ってみてわかったメリットを紹介します。
以下8点です。
- 掃除の正確性
- 吸引力の強さ
- 静音性
- 本体の薄さ
- 設定めっちゃ簡単
- アプリが使いやすい
- デザイン性の高さ
- 価格
掃除の正確性
実際に使ってみるまで、低価格帯のモデルだからと正直なめてました。
ただ、実際の掃除の正確性は間違いなく高いです。
そう感じたのは以下2点が理由。
- 60m2の2LDKでもスミズミ漏れなく掃除
- 初めての使用時も一度止まっただけ
3部屋プラス洗面所のある我が家でも、掃除の漏れなしでした。
しっかり見張ってたのですが、すべての床面をなめるように掃除してくれましたよ。
あと特筆すべきは、「スタックしにくい(障害物で止まりにくい)」こと。
正直ね、イマイチなロボット掃除機ってそこら中で止まっては、助けを呼ぶのですよ。
その点でも、「AIRROBO P20」は初めて使ったときでも止まったのは1回だけ。
これってね、かなり優秀中の優秀な結果ですよ。
今までロボット掃除機はいくつか使ってきましたが、その中でも見劣りしない掃除の正確性でした。
吸引力の強さ
「AIRROBO P20」は低価格モデルでありながら、吸引力は上位モデルと見劣りしません。
なんと2800Paの吸引力。
僕が初めての買ったAnkerの最上位ロボット掃除機「Eufy RoboVac L70 Hybrid」でも、2200Paですからね。
やはり、掃除機だけあって、吸引力は重要中の重要ですよ。
その点で、吸引力をケチってない「AIRROBO P20」は好印象でした。
静音性
ロボット掃除機で、少し気になる点が「静音性」だと思います。
爆音で部屋中を駆け回られたら困りますからね。
その点でも、「AIRROBO P20」は静かです。
もちろん、それなりの音はしますが、一般的な掃除機とくらべると、そよ風くらいの音(笑)。
「AIRROBO P20」が動き回っていても、我が家の妻と娘(0歳)は爆睡だったと、お伝えしておきます。
本体の薄さ
ロボット掃除機として、他と差別化できてい?のが、本体の薄さです。
なんと、7.8cmという薄さ!
これはエグい数値で、一般的なロボット掃除機は10cm以上あるのが普通です。
この本体の薄さから、ソファーやベッドの下など、普段掃除しにくい場所にもスルスルと入っていける特徴があります。
これね、何気に嬉しいポイントなんです。
現に、我が家のロボット掃除機たちが入っていけないソファー下にも、「AIRROBO P20」はグイグイと入っていき、キレイに掃除してくれます。
ソファーの下とか特に汚れている場所なので、そこに入れるのは大きなメリットだと感じました。
設定めっちゃ簡単
めちゃくちゃ好印象だったのが初期設定!
「AIRROBO T10+」の初期設定が少しめんどくさかったので、今回もかな…と思っていました。
ですが!初期設定は2,3分程度で終わり、難しいところは一切ありませんでしたよ。
管理するスマホアプリもリニューアルされていて、AIRROBOの本気を感じました。
アプリが使いやすい
「AIRROBO P20」は基本的にスマホアプリで管理するのですが、そのアプリがとても使いやすいです。
- 単純明快なユーザーインターフェース
- シンプルな使用感
- ムダな機能なし
設定のところで話しましたが、スマホアプリが一新され、見た目も使い勝手も上がっています。
誰でも簡単に使えるようにアプリ設計されているので、使い始めからスムーズにいくと思います。
デザイン性の高さ
デザイン…気に入りました。
- 黒を基調としたクールな外観
- 幾何学模様の立体感あるデザイン
特に、男性の方にハマると思います。
ロボット掃除機はいくつも見てきましたが、P20のようなデザインのモノってなかったです。
シンプルなのに他とかぶらない、他のロボット掃除機と差別化できていると感じました。
価格
最後にして、最強のメリットがこれ。
価格ですよ価格。
ここ最近、ルンバ以外のロボット掃除機がたくさん出てきて、それに伴い価格もググっと下がってきました。
それにしても「AIRROBO P20」はかなり安いです。他メーカーと比較しても。
例えば、コスパでおなじみのAnkerのロボット掃除機(Eufy RoboVac 15C)と比較しても、同等か、それ以下。
コスパを重視する方には、まさにおすすめのモデルです。
AIRROBO P20のデメリット
ここでは、「AIRROBO P20」を使ってみてわかったデメリットを紹介します。
以下3点です。
- 上位モデルと比較すると効率性にかける
- マップの精度
- 厚手のラグは苦手
上位モデルと比較すると効率性にかける
上位モデルと比較すると、レーダーの関係上、効率性は劣ります。
同じ範囲(2LDK、60m2)を掃除させると、これくらいの差に。
「AIRROBO P20」は他とくらべると時間はかかってしまいます。
ただ、ロボット掃除機って家を空けているときに使うことが多いので、時間は気にならないかなってのが本音です。
掃除残りがないよう一生懸命がんばるので、効率は許してあげましょう。
マップの精度
マップの精度は、さすがに上位モデルとくらべると落ちます。
搭載しているレーダーが違うので、ここばっかりは仕方がない部分ではありますが。
部屋をしっかり認識して、掃除をしてほしい人には気になる部分だと思います。
ただ、部屋をざっくり全体的に掃除してほしいって人には気にならない点ではありますね。
厚手のラグは苦手
実際に「AIRROBO P20」を使ってみて、厚手のラグやカーペットなどは苦手だとわかりました。
我が家のラグを何度かめくり上げたことがありましたからね。
この場合、滑りにくくするアイテムなどで、対策してあげると◎です。
キッチンマットのような薄手のものは、まったく問題ありませんでした。
AIRROBO P20はこんな人におすすめ
ここでは、「AIRROBO P20」はどんな人におすすめするのか紹介します。
こんな人に使って欲しいですね。
- 一人暮らしの人
- 部屋数が多くない人
- コスパの高いロボット掃除機を探している人
一人暮らしの人
まず、一人暮らしの人におすすめします
- 部屋数が多くない
- 部屋を空ける時間がある
この2点から、「AIRROBO P20」は一人暮らしにぴったり。
これ以上にハイスペックになると、宝の持ち腐れになりかねません。
デメリットである、掃除時間の長さも、部屋を空けている間に掃除すればOKです。
まさに「一人暮らしにちょうどいいロボット掃除機」がコレなんです。
部屋数が多くない人
部屋数が多くない場合、ハイスペックなセンサーを搭載した高価なロボット掃除機は必要ありません。
だって、部屋数が多くない場合、掃除の難易度は下がるから。
1LDKくらいまでは、この機種で十分だと感じました。
我が家は2LDKですが、全部屋を自動清掃できましたしね。
逆に部屋数が多い場合は、上位機種である「AIRROBO T10+」をおすすめします。
コスパの高いロボット掃除機を探している人
コスパを重視する人には、間違いなく「AIRROBO P20」ハマるはずです。
ロボット掃除機としてのスペックも、実際に体験してみて必要十分以上だと確認できました。
この価格でめちゃくちゃ快適な生活を得られるので、満足してもらえると思いますよ。
AIRROBO P20のレビューまとめ
AIRROBOのP20を紹介しました。
まずは価格におどろき、使ってみて性能におどろく、そんな予想以上のロボット掃除機でした。
- はじめてのロボット掃除機として
- サブのロボット掃除機として
そのどちらにもおすすめできます。
特に「ロボット掃除機使ってみたいな」って人には、まず最初にこれを押しますね。
「AIRROBO P20」で、床掃除から開放される快適な生活をゲットしてほしいと思います。
AIRROBO製品の記事はこちら。
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