超朗報です。
TP-Linkのスマートホームのラインナップに、新製品がドドンと7つ追加されました。
3年以上スマートホームを追っかけている身としては、むっちゃアツイ。
それくらいのビッグニュース。
これまでのTP-Linkのスマートデバイスはこんな感じでした。
正直に言えば「ちょっと物足りないかな」という印象。
他のスマートホームメーカーとくらべれば、ラインナップの少なさはいなめませんでした。
ですが!今回一気に7製品追加です。ワクワクです。ハイテンションです。
- スマートハブ「Tapo H100」
- スマートモーションセンサー「Tapo T100」
- スマート接触センサー「Tapo T110」
- スマート温湿度計「Tapo T310」
- スマートデジタル温湿度計「Tapo T315」
- スマートボタン&調光器「Tapo S200B」
- スマートボタン&調光器+プレート「Tapo S200D」
実際に使用させていただく機会を得たので、ゴリゴリとレビューしていきますよ。
ラインナップは「センサー類」が多め。プラス特殊な「スマートボタン」がひとつ。
今まででも便利だったスマートホームを、さらに便利に一歩先へ進めてくれるアイテムが豊富でした。
できることが増えますよ。そんな印象です。
- TP-Linkとは?
- 新製品7つを紹介
- TP-Link 新製品でできること
- メリット・デメリット
以下、全製品くわしく紹介します。
TP-Linkとは?
TP-Linkとは、中国の深センに拠点を置く、ネットワーク機器のメーカー。
1996年の設立後、日本でも認知されるメーカーになっています。
Wi-Fiルーターで有名ですよね。自宅で使っている人も多いはず。
我が家でも、「メッシュWi-Fiシステム」周りで活躍してくれています。
また、スマートホーム周りでも「スマートプラグ」や「スマートライト」、「スマートカメラ」を愛用中。
スマートホーム分野も力を入れている印象です。
今回、そのスマートホーム分野に、さらに力を入れてきましたね。だって、7製品追加ですよ。
TP-Linkの今後の展開が楽しみ、かつ「スマートホームといったらTP-Link」となる予感。
以下、新製品をみっちりチェックしていきますね。
TP-LinkのTapoシリーズ新製品は7つ
ここでは、TP-Linkのスマートホーム新製品をすべて紹介、レビューしていきます。
以下、7製品です。
- スマートハブ「Tapo H100」
- スマートモーションセンサー「Tapo T100」
- スマート接触センサー「Tapo T110」
- スマート温湿度計「Tapo T310」
- スマートデジタル温湿度計「Tapo T315」
- スマートボタン&調光器「Tapo S200B」
- スマートボタン&調光器+プレート「Tapo S200D」
スマートハブ「Tapo H100」
まずは、スマートホームの核となるハブ「Tapo H100」から紹介します。
最大64台までのデバイスを管理できるアイテム。
「TP-Linkのスマートデバイスをネットにつなげる」がメインの機能です。
今回紹介するスマートホームデバイスを購入するなら、こいつもセットで購入したほうが便利に使えます。
本体はスピーカー付属で、音が出る仕組み。
- スマートアラーム
- スマートドアホン
などのように使うことも可能。アイデア次第でいろんな使い方が考えられます。
実際に、今回紹介するスマートデバイスと接続して、こんなことできます。
- 手のひらサイズの小さなサイズ
- コンセントにさして使用
- 置き場所に困らない
- 目立たすインテリアの邪魔をしない
我が家では、接触センサー「Tapo T110」とリンクさせて使用中。
郵便物が届くと、お知らせがくるシステムを構築しました。まじで便利。
音がでるだけですが、使用用途は無限大。
他にもいくつか試してみようと思っています。
TP-Linkのスマートデバイスを複数使う上で必須なのですが、+αの使い方ができる点が気に入りました。
スマートモーションセンサー「Tapo T100」
次は、モーションセンサー「Tape T100」です。
いわゆる「動作を認識するセンサー」で、これもめちゃめちゃ応用が利きます。
- 赤ちゃん
- ペット
- 駐車場の車
- 宅配ボックス
ありとあらゆる「動き」をキャッチできます。
しかも、ただ動きを認識するだけでなく、それをトリガーとして利用可能。
動く⇒ライトを点ける
動く⇒Tapo H100から音を出す
動く⇒スマホに通知
などなど、動きを他のデバイスと連携させ、さらに便利に使えるのがポイントです。
ちっこいサイズで置き場所に困らず、電池駆動なのでケーブルもありません。
めちゃくちゃフレキシブルに、どんなところにも設置可能。磁石でくっつくのも◎。
好きな場所にちょこんと置けば、それだけでモーションセンサーとして使えます。
- 防犯対策
- 赤ちゃんやペットの見守り
- 離れて暮らす親の安否確認
価格は安いですが、得られるメリットはかなり大きいですよ。
スマート接触センサー「Tapo T110」
ドアの開閉などを認識するスマート接触センサー「Tapo T110」。
本体は2つに分かれていて、それ同士の「近づく」と「離れる」を認識します。
設置場所は自由。「近づくと離れる」を応用できる場所なら、どこにでも使えます。
我が家では、郵便ポストにTapo T110を設置、ポストが開くと「Tapo H100」の音が鳴るよう設定しています。
窓が開く⇒アラームを鳴らす
玄関が開く⇒ライトを点ける
箱などを開く⇒記録する
こんな使い方もできます。
開け閉めのデータはすべてスマホに記録されます。
- 防犯対策
- 離れて暮らす親の安否確認
- ドアが今開いているかどうかチェック
単純な機能なだけに、応用が利くのがポイントですね。
Taro T110も「Tapo T100」同様、ちっこいサイズで電池駆動。
どんなところでも、両面テープで設置可能です。
スマート化しにくかったモノを、簡単にスマート化できますよ。
スマート温湿度計「Tapo T310」
めちゃくちゃ小さなスマート温湿度計「Tapo T310」。
もうね、いらないモノはそぎにそぎ落としたシンプルな外観。
ディスプレイがなく、あくまでセンサー、結果はスマホからチェックします。
何が良いって、このシンプルさのおかげで「どんな場所にも置ける」ところですよね。
電池も内蔵しているので、ポンと置くだけで温度と湿度を計測・記録し続けます。
取り付け方法も豊富。
- 置くだけ
- 両面テープ
- 付属のマグネット
我が家では、玄関の扉(内側)にマグネットで取り付けています。
温度や湿度はトリガーとしても使用でき、「スマートプラグ」と連携して家電の操作もできます。
自宅のありとあらゆる場所の環境を把握できるので、快適な部屋作りに役に立ちますよ。
スマートホーム化をさらに一歩先に進めるアイテムです。
スマートデジタル温湿度計「Tapo T315」
本体で温度・温度をチェックしたいならコレ。
スマートデジタル温湿度計「Tapo T315」です。
「Tapo T310」とは異なり、本体にディスプレイが付いています。
- 温度・湿度
- 快適かどうか
- 電池の残量
これらが本体でチェックできます。スマホからでももちろんOK。
ディスプレイは、「2.7インチE-inkディスプレイ」。
「Kindle Paper White」のような質感のディスプレイで、めちゃくちゃ視認しやすいです。
サイズはコンパクトなので、置き場所にも困りません。
「Tapo T310」同様、トリガーとしても利用可。温度・湿度から家電を操作しましょう。
リビングや寝室など、本体で温度・湿度をチェックしたい場所は、「Tapo T310」よりこちらがおすすめです。
スマートボタン&調光器「Tapo S200B」
次は、スマートボタン&調光器「Tapo S200B」を紹介します。
これがね、今までになかったタイプの特殊なデバイス。
- ボタンのように押す
- クルクルと回す
このふたつの動作に、スマートホームのあれこれを登録できます。
ボタンを押すだけでなく、回転に動作を割り当てられるのが良いですね。
我が家では、間接照明「テープライト」のオンオフと明るさの調整に使っています。
ポチックルクルで、好みにすぐ調整でき、使い勝手はめちゃめちゃ良いです。
- 両面テープ
- マグネット
- 机に置く(すべり止めあり)
設置方法が豊富なのも良いですね。デスク、壁、どこにでも設置できます。
シンプルな外観で、見た目も気に入りました。
アイデア次第で、さまざまな使い方が考えられるアイテムですね。
スマートボタン&調光器+プレート「Tapo S200D」
最後は、スマートボタン&調光器プレート「Tapo S200D」。
「Tapo S200B」にウォールプレートが付属する製品になります。
できることはTapo S200Bと同じですが、「壁に取り付けたい」って人にはこちらがおすすめ。
壁に取り付けるためのアイテムが付属していて、スッキリと設置できるようになります。
スマートライトを壁で操作したい場合にうってつけです。
もちろん、ボタン自体は取り外し可能です。
TP-Link Tapoシリーズ新製品でできること
ここでは、TP-Linkのスマートホームデバイスを使ってできることを紹介します。
これまで3年以上、スマートホーム化してきた経験を元に、いくつかアイデアを出してみました。
以下、9点です。
- 郵便物のおしらせ
- 赤ちゃん・ペットのチェック
- 玄関をスマートホームのトリガーに
- 離れて暮らす人の見守り
- 薬箱チェック
- 全部屋の温湿度の管理
- 照明の自動化
- セキュリティの向上
- 室内でのコミュニケーションに
郵便物のおしらせ|ポスト、宅配ボックス
スマート接触センサー「Tapo T110」をポストに取り付け
スマートハブ「Tapo H100」でリビングに音声通知
「郵便物のおしらせシステム」が簡単に構築可能。
「お届け物が届いても気づかない」、そんな人に試してほしいですね。
家から少し離れた場所にポストがある人にはうってつけかも
- ポスト
- 宅配ボックス
- その他おしらせが欲しいもの
開け閉めする操作であれば、何にでも応用可能です。
赤ちゃん・ペットのチェック
スマートモーションセンサー「Tapo T100」を取り付け
スマートハブ「Tapo H100」でリビングに音声通知
たったこれだけで、赤ちゃんやペットの見守りに使えます。
例えば、ベッドでスヤスヤ寝ている赤ちゃん、目を離すときもあるはずです。
そんなとき、この見守りシステムを使えば、赤ちゃんが動き出してもすぐにわかります。
ちょっとだけ手が抜けるようになるのも、子育てにはポイントかもしれません。
ペットも同様に見守りが可能。
簡単なシステムですが、使い道は多いですよ。
玄関をスマートホームのトリガーに
スマート接触センサー「Tapo T110」を玄関のドアに取り付け
スマートライトをオン
玄関の開閉をトリガーに、スマートライトなどを自動でオンにできます。
玄関を開ければ自動で点灯、暗い部屋に帰ることはなくなります。
同様にこんなこともできちゃいますね。
- スマートプラグを使って家電をオン
- リビングのスマート照明もオン
これが、玄関を開けるだけでできる、むちゃくちゃラク。
玄関だけでなく、どんなドアでもこの設定は可能です。
ひと手間ふた手間くらい削減できて、ストレスフリーです。
離れて暮らす人の見守り
離れて暮らす親や祖父母、気になりませんか?
- 毎日電話をかけるのも嫌がられる
- カメラを設置するのはプライバシーが
そんな時に、スマートセンサーがちょうどいいんです。
スマートモーションセンサー「Tapo T100」
スマート接触センサー「Tapo T110」
使い方はこう。
洗面台にモーションセンサー⇒今日も起きてるな〜
玄関にスマート接触センサー⇒今日も外出したな〜
プライバシー的にも「ちょうどいい安心」が得られます。
もしもいつも通りの動作がないときは、電話したり近くの人に見てもらうことも考えられます。
「早めに気づける」ってのがポイントですね。
何かあったときに、頼れるセンサーとして活躍してくれるはずです。
薬箱チェック
スマート接触センサー(Tapo T110)を薬箱に設置
今日お薬飲んだっけ?記憶にないこともしばしば。
そんなケースに、スマート接触センサーがあれば、薬箱を開けた日時が記録されています。
おのずと薬飲んだっけ?はなくなりますよ。
もちろん自分だけでなく、家族の状況の把握もできるし、離れて暮らす家族でもOKです。
忘れがちなお薬を、スマートにサポートしてくれますよ。
部屋の温湿度の管理
スマート温湿度計「Tapo T310」
スマートデジタル温湿度計「Tapo T315」
複数の部屋に導入することで、部屋の管理がずいぶんとしやすくなります。
特に夏や冬、極端に暑かったり寒かったりする時期には、大活躍。
部屋の過ごしやすさや居心地の良さは、主に温度と湿度で決まります。
ただ、温度や湿度って、思ったより人間って鈍感にできているのです。
だからこそ、温湿度計を使ってデータ化するのがおすすめ。
- エアコンをつけるタイミング
- 除湿器をつけるタイミング
- 窓を開けるタイミング
- その日の服装
- 寝具をどうするか?
データにもとづいた最適な行動ができます。
できれば、部屋ごとの温湿度計の設置をおすすめします。
照明の自動化
スマートモーションセンサー「Tapo T100」
スマート接触センサー「Tapo T110」
センサー類があれば、照明の自動化ができます。
部屋に入る⇒照明オン
ドアを開ける⇒照明オン
このように、照明オンのひと手間をなくせます。
もちろん逆に消すことも可能。
- めんどくさいを自動化
- 手がふさがっていてもOK
- 節電効果にも
スマートホーム化をさらに一歩先にすすめてくれますよ。
セキュリティの向上
スマートハブ「Tapo H100」
スマートモーションセンサー「Tapo T100」
スマート接触センサー「Tapo T110」
スマートハブとセンサー類があれば、家のセキュリティが向上します。
センサー類に反応があれば、
- 日時を記録
- スマホに通知
- スマートハブにアラート
いち早く異常に気づくことができます。
部屋を空けているときにも安心です。
安価で導入できるセキュリティ対策としておすすめです。
室内でのコミュニケーションに
スマートボタン&調光器「Tapo S200B」
スマートハブ「Tapo H100」
これらがあれば、部屋同士の簡単なコミュニケーションができます。
スマートボタンを押せば、スマートハブから音が出る
これを応用するワケです。具体例はこんな感じ。
- ごはん出来たよの合図
- お風呂あがったよの合図
- ちょっとこっちきての合図
別の部屋同士、つながることができるのです。
家族が増えると、各々別の部屋にいることが多くなります。
そんなケースに役に立つ環境が、スマートハブとスマートボタンで簡単につくれますよ。
TP-Link Tapoシリーズ新製品のメリット
ここでは、TP-Linkのスマートホームデバイスのメリットを紹介します。
以下、3点です。
- スマートホームを一歩先へ
- Wi-Fiに強いTP-Linkのスマートホーム化
- Tapoアプリひとつですべて管理できる
スマートホームを一歩先へ
今回のTP-Linkのスマートデバイス、スマートホームを一歩先へ進めてくれるモノばかり。
特にセンサー類が豊富になりました。
- 温湿度センサー
- モーションセンサー
- 接触センサー
これらがあれば、スマートホームの自動化や簡略化が簡単にできます。
スマホや声で操作⇒完全自動化
これがね、スマートホームの醍醐味ですよ。どんどんラクになっていく。
その足掛かりになるアイテムが、TP-Linkから豊富にラインナップされたワケです。
今後のアイテム展開が楽しみですね。
Wi-Fiに強いTP-Linkのスマートホーム化
TP-Linkと言えばWi-Fi関連のアイテムが豊富です。
スマートホームとネットは、切っても切り離せない関係にあります。
ネットが確立して、その後にスマートホームが成り立ちますからね。
スマートホームは、ひとつひとつのデバイスをネットにつなぐトコロから始まります。
その点で、Wi-Fi 周りにとことん強いTP-Linkですから、スマートホームデバイスも安定しています。
そこがやはりTP-Linkの強みでもあり、メリットであると感じました。
- ネット関連デバイス
- スマートデバイス
どちらも同じTP-Linkでそろえられるのはデカイです。
Tapoアプリひとつですべて管理できる
使いやすい「Tapoアプリ」にすべて集約できるのが良いですね。
Tapoアプリひとつ開けば、今回紹介したデバイスはすべて見れますし、操作できます。
- ひとつにまとまり使いやすい
- 複数デバイスの管理も簡単
- なによりラク
Tapoアプリ自体の完成度も高く、めちゃくちゃ使いやすいです。
スマートホーム初心者の方でも、簡単に使えるはず。
スマホひとつ、アプリひとつでスマートホームを操れます。
TP-Link Tapoシリーズ新製品のデメリット
ここでは、TP-Linkのスマートホームデバイスのデメリットを紹介します。
以下、2点です。
- スマートアクションの選択肢が少ない
- スマートリモコンがほしい
スマートアクションの選択肢が少ない
お気づきの方もいると思いますが、今現在、スマートアクションの選択肢は多くないです。
スマートアクションとはこんなやつ。
「センサーをトリガーに何かを動かすシステム」です。
〇〇が反応⇒〇〇が動く
これの自由度が高くないですね。
今後スマートアクションが拡充されると、もっと便利に使えるはずです。
※追記:アプリ下「スマート」のタブにて、柔軟なスマートアクションの設定ができると、メーカー様に教えていただきました。
スマートリモコンがほしい
TP-Linkのスマートデバイス、むちゃくちゃ便利なのですが、ひとつだけ弱点が
それが、「よく使う家電を操作できない」ってこと。
具体的には、
- エアコン
- テレビ
ここらへんの家電。
となるとですよ、やはり「スマートリモコンがほしいなぁ」がホンネ。
センサー類が豊富になり、スマートホームのガッチリとした基礎ができた感覚です。
今後のTP-Linkのスマートデバイスの展開を楽しみにしています。
TP-Link Tapoシリーズ新製品まとめ
TP-Linkのスマートホームデバイス「Tapoシリーズの新製品」をドドンとまとめました。
気になるデバイスはありましたか?
- スマートハブ「Tapo H100」
- スマートモーションセンサー「Tapo T100」
- スマート接触センサー「Tapo T110」
- スマート温湿度計「Tapo T310」
- スマートデジタル温湿度計「Tapo T315」
- スマートボタン&調光器「Tapo S200B」
- スマートボタン&調光器+プレート「Tapo S200D」
どのデバイスも需要がある、かつ汎用性の高いアイテムばかり。
必要なものをチョイスして、自宅のパワーアップに使ってもらえたらと思います。
個人的には、スマートボタンでポチポチクルクルと、スマートライトをいじるのがハマりました。
スマートホーム関連のおすすめ記事はこちら。
コメント