- 音質は十分
- ノイズキャンセリングの効き◎
- なのに低価格
この3つにビビッときた人は、今回紹介する完全ワイヤレスイヤホン、ハマるはず。
それが、QCYの「ArcBuds HT07」。小さくコロっとした見た目から、驚くほどのサウンドを鳴らしてくれます。
使いはじめは「スカスカした音かな?」と思ったのですが、数時間鳴らしてあげたら音が変わりました。
また、アクティブノイズキャンセリング(ANC)の効きも良く、音に集中できる環境をつくれるのも◎。
で、これが6,000円台、もはやANC付きでこの価格帯なのかと、イヤホン業界の発展には驚くばかり。
いわゆる「コスパ重視」の方に、間違いなく気に入ってもらえるモデルに仕上がっています。
実際に聴いてみて、ひと回り上のクラスのイヤホンとも戦えるレベルの製品だと、忖度抜きで思いましたよ。
- スペック
- 価格
- 開封・外観
- 使い方
- メリット・デメリット
- こんな人におすすめ
もちろん、音の好みやデメリットなどもあるので、以下くわしくレビューしていきます。
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使用期限:2023/8/28 23:01 JST〜2023/9/4 23:59 JST
- この価格帯では音質は最高クラス
- ANCの効き◎|カスタマイズもできる
- カスタマイズできる項目が多く調整幅が広い
- 電池持ちは良さげ
- 軽いつけ心地
- ケース込みでもかなりコンパクト
- 本体のロゴが好みによる
- タップ操作が使いにくい|特に3回タップ
- LDAC未対応
QCY ArcBuds HT07のスペック
製品名 | QCY ArcBuds HT07 |
---|---|
ドライバーサイズ | 10 mm |
アクティブノイズキャンセリング(ANC) | 対応(45 db) |
再生時間 | 8時間 |
再生時間(ケース込) | 32時間 |
急速充電 | 対応(5分充電、最大60分再生) |
対応コーデック | SBC / AAC |
マイク数量 | 片側3基、計6基 |
ゲームモード | 搭載 |
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.2 |
スマホアプリ | 対応 |
防水規格 | IPX5 |
マルチポイント | 非対応 |
本体重量 | 4 g |
ポイントは以下。
- この価格帯では納得の音質
- ANCは十分使える
- バッテリー周りが優秀
- スマホアプリ対応
- わずか4gの軽さ、つけ心地にも影響
音質も十分、ANCもしっかり効く、イヤホンとして十二分に優秀なスペックでした。
ただし、LDAC非対応、マルチポイント非対応と、マイナスな点もちらほら。
でもでも、次項で紹介する価格を考えたら、むちゃくちゃ納得できる仕上がりと言えます。
QCY ArcBuds HT07の価格
2023年12月現在、Amazonにて6,250円(税込)ほどとなっています。
同業メーカーとくらべると、正直ひと回り安い印象。
で、同等のレベル、いやそれ以上の音質なので満足度は高め。
コスパは間違いなく良いイヤホンだと素直に感じました。
QCY ArcBuds HT07の開封・外観
ここでは「QCY ArcBuds HT07」の開封および外観チェックをします。
開封
それでは開封していきます。
パカッと開封すると、イヤホンとケースがお目見え。シンプルなパッケージで好印象です。
内容は以下。
- イヤホン本体
- イヤホンケース
- 替えのイヤーピース
- 充電ケーブル
- 取扱説明書
取扱説明書は残念ながら、英語と中国語表記しかありません。
ただ、読まなくても使えると思います。
イヤーピースは、大きめ小さめと付属しています。
イヤーピースのサイズで音質かなり変わるので、ご自身にぴったりのモノを選ぶと◎。
替えのイヤーピースまで付属しているのはうれしいですね。
電源ケーブルは、完全ワイヤレスイヤホンによくついてくる短めのType-Cケーブル。
これ、我が家に無限にあります(笑)。
外観
それでは、本体を見ていきます。
ケース、イヤホン共に、丸みをおびたかわいらしいデザインです。
今回はカラーはブラックをチョイス!ホワイトも用意されています。ツヤのないマットなカラーです。
ケースは、前面にLEDインジケータ、背面に充電用USB-Cポートがあります。
第一印象はちっちゃ!!でした。ケース自体、めちゃめちゃコンパクト。
手のひらやカードとくらべるとわかりやすいかな?
僕が所有している完全ワイヤレスイヤホンの中では、1番小さいです。
ケースの下面には、QCYのロゴ。ロゴは画像だと白に見えがちですが、ゴールドカラーになっています。
ブラックの下地に映えますね。
ケースをパカッと開けるとこんな感じ。
イヤホン本体にもLEDインジケータが付いています。イヤホンとケースはマグネットでカチッとはまる仕組み。
イヤホン自体、小さめの作りになっています。片耳4gと軽いですしね。
イヤホン正面には、ゴールドカラーのQCYのロゴ。この大きめのロゴは、賛否両論ありそうです。
ANCおよび通話用のマイクも、各部に備えています。
こうやってつまんでみると、小ささが伝わるかな?実にシンプルなデザインで、耳につけてもスッキリです。
イヤホン、ケースともにコンパクト。マットなブラックのカラーも相まって、スッキリとした印象を持ちました。
QCY ArcBuds HT07の使い方
ここでは「QCY ArcBuds HT07」の使い方を紹介します。
本体のタッチ操作
本体は基本的にタッチ操作になります。
電源オン | フタを開けてイヤホン取り出す |
電源オフ | ケースにイヤホンをしまう |
通話の応答 | いずれかのパネルにタッチ |
通話を拒否 | いずれかのパネルを1.5 秒長押し |
曲送り | 右パネルをトリプルタッチ |
音声アシスタント起動 | 左パネルをトリプルタッチ |
再生/一時停止 | 左/右パネルをダブルタッチ |
ゲームモード | 左パネルを1.5 秒長押し |
ANC モード | 右側のパネルを1.5 秒長押し ANC、通常、透過モードが切り替わる |
タッチ操作はカスタマイズ可能です。
アプリ
QCY ArcBuds HT07は専用アプリを利用できます。
アプリトップではバッテリー残量を確認可能。
音声項目では、かなり細かくカスタマイズ可能。
イコライザーはプリセットから好きなものを選んだり、好みにカスタマイズもできます。
ノイズキャンセリングのオンオフや効きも細かく設定可能です。
このカスタマイズの細やかさは、本機を気に入ったポイントのひとつ。
設定項目では、以下を確認可能。
タッチ動作もカスタマイズ可能です。
また、イヤホンを探す機能も搭載しています。
完全ワイヤレスイヤホンってなくしやすいので助かります。
QCY ArcBuds HT07のメリット
ここでは「QCY ArcBuds HT07」を使ってみてわかったメリットを紹介します。
以下6点です。
- この価格帯では音質は最高クラス
- ANCの効き◎|カスタマイズもできる
- カスタマイズできる項目が多く調整幅が広い
- 電池持ちは良さげ
- 軽いつけ心地
- ケース込みでもかなりコンパクト
この価格帯では音質は最高クラス
冒頭でも書いた通り、音質には満足しています。
最初聴いた時は「スカスカした音」に感じたのですが、1時間ほど聴き続けると音が変わりました。
いわゆるエージンクってやつ、もうしばらく鳴らすともっと音が良くなるかもと期待しています。
ちょい低音よりですが、ナチュラルな音づくりがされたイヤホン。
Boseなど、ゴリゴリと音作りされたイヤホンとは正反対ですね。
ただ、そこにもの足りなさを感じる人も少なからずいるかもしれません。
その場合は、イコライザーで調整してあげるのがおすすめ。僕のおすすめ設定はこんな感じ。
中音をちょこっと、高音をガツっと効かせてあげると、個人的に好きな音に化けました。
イマドキの派手めなサウンドにも、バチっと合いましたよ。
ANCの効き◎|カスタマイズもできる
「QCY ArcBuds HT07」最大の魅力はココかもしれません。
最大45のアクティブノイズキャンセリング(ANC)付きです。
実際使ってみた感想としては、
- 周囲の音はしっかり消える、実用レベル
- ANCの効きをいい具合にカスタマイズできる
- ANC独特の耳への圧迫感も少なめ
かなりね、考えられているANCだと感じました。
特に、カスタマイズできるところがポイント。
ANCって効けばいいってもんじゃないんですよ。周囲の雑音にちょうどいいくらいがベストなんです。
その点でQCY ArcBuds、ANCをむっちゃカスタマイズできます。
- 室内
- 通勤
- 騒がしい
この3つのモードから、好みのANCの効きを選べます。それぞれ3段調整できるので、計9パターン。
ANCの効きをよくしすぎると、音質は下がるので、環境にあわせて選ぶのが◎です。
個人的には、室内で使うことが多いので、「室内モード」をよく使っています。
サーキュレータやPCのファンの音を消すには十分なレベルです。
通勤など、人込みの中や乗り物の乗る場合は、「通勤」か「騒がしい」がおすすめ。
ANCの効きをしっかり調整できる。ここは他のイヤホンにないメリットですね。
カスタマイズできる項目が多く調整幅が広い
「QCY ArcBuds HT07」、カスタマイズできる項目が豊富なのがポイント。
- イコライザー
- ANC
- タッチ操作
自分好みの1台に仕上げられるのが良いですよね。
特に、メリットでもあげた「イコライザーとANC」のカスタマイズ性が素晴らしい。
また、カスタマイズできる項目が豊富なだけでなく、調整幅が広いのもポイント。
自分好みに仕上げるだけでなく、曲に合わせてだったり、その日の気分に合わせてだったり。
少なからず、ここまでカスタマイズ性に優れたイヤホン、これまで使ったことがありませんでした。
ぜひQCY ArcBudsを、好みの1台に育て上げてほしいですね。
電池持ちは良さげ
実際に使ってみて、電池持ちは良いように感じました。
メーカーいわく、
- 本体のみで約8時間以上
- ケース込みで約32時間以上
とのことでした。1日1時間くらいの使い方なら、1か月くらい持ちそうですね。
また、急速充電にも対応していて、5分の充電で60分使用可能に復活します。
本体の電池持ちの良さとこの急速充電のおかげで、充電周りではまったくストレスを感じていません。
イヤホンを長時間使う人には、ここ、間違いなくおすすめポイントです。
軽いつけ心地
「QCY ArcBuds HT07」のつけ心地、とても気に入りました。
というのも、QCY ArdBudsはカナル型のイヤホンに分類されるのですが、つけ心地、めっちゃ軽いです。
カナル型のイヤホンって、どうしても耳につっこむので、圧迫感を感じる人が多いです。
その圧迫感がQCY ArcBuds HT07はまったくないですね。
- つけ心地の良いイヤーピース
- 本体サイズがコンパクト
- 本体自体むちゃくちゃ軽い約4g
このへんが大きな理由なのかも。
長時間付けていても違和感なく音楽を聴き続けられます。
ここはね、カナル型のイヤホンとしては、良い意味で誤算でしたね(笑)。
カナル型苦手な人にも、ぜひチャレンジしてほしいですね。
ケース込みでもかなりコンパクト
本体サイズもとても小さいのですが、ケースもめちゃくちゃ小さいです。
ポケットにもバッグにも、ポンと入れておけるレベルのサイズ。
僕が所有しているイヤホンの中でも、忖度抜きに1番小さいです。
ANC付きのイヤホンって外で使うことが多いと思うので、ココは大きなメリット。
好みにカスタマイズした音を、ぜひ外に持ち出しましょう。きっと気分はアガルはずですよ。
QCY ArcBuds HT07のデメリット
ここでは「QCY ArcBuds HT07」を使ってみてわかったデメリットを紹介します。
以下3点です。
- 本体のロゴが好みによる
- タップ操作が使いにくい|特に3回タップ
- LDAC未対応(だけど)
本体のロゴが好みによる
まず1点目、本体の1番目立つ場所に、QCYのロゴがどん!とのっています。
これが、人によって好みわかれるんじゃないかな?と感じました。
個人的には、もう少し目立たない位置だったらうれしかったかな。
ただ、ゴールドがかったおしゃれなカラーのロゴではあります。画像では白に見えるんですけどね。
タップ操作が使いにくい|特に3回タップ
「QCY ArcBuds HT07」は、本体をタップして操作可能になっています。
が、ここに使いにくさを感じました。
反応する時にしないときがありました。
慣れはあると思うのですが、要改善点かなと思いました。
2回タップとか、3回タップに操作を割り当てるのですが、この反応性がイマイチ。
特に、3回タップはシビアで、5回に1回成功するかな?くらいのレベル。
デフォルトでは、3回タップに曲送りが割り振られているので、2回タップに変えるのがおすすめです。
LDAC未対応
「LDAC」や「aptX Adaptive」など、最新のBluetoothオーディオコーデックに非対応です。
オーディオ好きは、ここ残念に思うかもしれませんね。
ただ個人的には、「そこまで気にならない」ってのが本音。
ぶっちゃけると、人間の耳に聞きとれるレベルの大きな違いはほぼないですから。
その点で、気になる人は気になるくらいのデメリットとして、いちおう書いておきました。
QCY ArcBuds HT07はこんな人におすすめ
- 高コスパのイヤホンを探している人
- 特に、ANC付きのイヤホン希望の人
ANC付きの高コスパイヤホン = QCY ArcBuds HT07
それくらい、ANC付きイヤホンを探している人にはおすすめのアイテムです。
低価格で、十分実用レベルのANCを味わうことができますよ。
なおかつ、音も悪くないので、ガチで文句なしです。
QCY ArcBuds HT07のレビューまとめ
「QCY ArcBuds HT07」を紹介しました。
完全ワイヤレスイヤホン、良い時代になったなぁ〜。
そう、しみじみ思わせてくれる良イヤホンでした。
もちろん、上には上があり、音質も追求すればうん万円、うん十万円の世界が。
でも、その世界、必要ない人がほとんどですよ。
この6,000円台の価格とANC、そして必要十分な音質を備えたイヤホン、間違いなく価値があります。
それほど、多くの人に「ちょうどいいスペック」で、幅広い人に「これ買っとけば間違いない」って言えるイヤホンでした。
低予算で、完全ワイヤレスイヤホンの便利さ、快適さを味わってみてはいかがでしょうか?
毎日、手放せない相棒になってくれるはずですよ。
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Amazonのクーポンとセットで使えば30%オフの4,063円(税込)で購入できます。
クーポンコード:F3QFLBJO
使用期限:2023/8/28 23:01 JST〜2023/9/4 23:59 JST
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