「ジェットウォッシャーBVRES」をレビューしました。
小型で省スペース、なのに水流強め、日々の口内ケアがはかどります。
まったく新しいタイプのジェットウォッシャーが登場しました。
それが今回紹介する「ジェットウォッシャーBVRES」です。
これまでのジェットウォッシャーとくらべて、
- 内蔵タンク、外付けタンクが無い
こんな特徴があります。コップなどから給水する仕組みです。
そのメリットは以下。
- 外付けタンク型とくらべてコンパクト化
- 内蔵タンク型とくらべて軽量化
- 給水の手間がラクに
実際に使ってみて、「外付けと内蔵の良いトコ取りしているなぁ」という感想です。
というのも、
- 使い心地は外付けタンクタイプに近い、水流は十分強い
- 見ためやサイズは内蔵タンクタイプに近い、しかもさらに軽量化・小型化
「うまいこと考えたな〜」と思いながら、日々愛用しています。
他にも、「防水」や「電動歯ブラシとしても使える」なんてオマケ付き。
自宅の口腔ケアをググっと向上してくれる製品でした。
- スペック
- 開封・外観
- 使い方
- メリット・デメリット
- こんな人におすすめ
以下、ていねいにレビューしていきます。
- パルス水流で口の中スッキリ
- タンク無し、コップなどから給水
- お風呂で使える防水仕様(IPX7)
- 電動歯ブラシとしても使える
- コンパクトサイズで省スペース
- 軽くて使い勝手◎
- 強さが物足りない人もいるかも
- 片付けの手間はそれなりにある
- 付属のホースは消耗品、3ヶ月で交換が必要
ジェットウォッシャーBVRES(ビブレス)のスペック
製品名 | ジェットウォッシャー BVRES |
---|---|
水圧調整機能 | 3段階 強 弱 マッサージモード |
水圧 | 強 586kpa / 弱 275kpa / マッサージモード 413kpa |
防水性能 | IPX7 |
オプション機能 | 電動歯ブラシ機能 |
振動数 | 強:19,000回/分 弱:12,500回/分 マッサージモード:16,000回/分 |
バッテリー性能 | リチウムイオンバッテリー搭載 |
充電時間 | 6~8時間(0から満タンまで) |
持続時間 | 約40分 |
生産国 | 中国 |
サイズ | 高さ27cm × 幅4cm × 奧行4cm (ノズル8cm) |
本体重量 | 200g |
ジェットウォッシャーBVRES(ビブレス)の開封・外観
ここでは「ジェットウォッシャーBVRES(ビブレス)」の開封および外観チェックをします。
開封
それでは開封していきます。
外箱は、かなりの豪華仕様ですね。
清潔感のあるブルーやロゴのゴールドなど、プレゼントとしても良いのでは?と感じました。
開封するとこんな感じ。高級感あります。
内容は以下です。
- BVRES本体
- フロスノズル
- ブラシノズル
- コンパクトブラシノズル
- ホース
- 充電スタンド
- USBケーブル
- 収納袋
- 取扱説明書
取扱説明書は日本語対応で、わかりやすく説明されています。
図解もされているので、問題なく使いはじめられるはずです。
収納用の袋が付属します。ぬれにくいビニール状の素材なので、カバンなどに入れても大丈夫です。
本体自体がコンパクトなので、持ち運びが捗りそう。
USB-Cの充電ケーブルが付属します。
付属するノズルは計3つ。
左から、フロスノズル、コンパクトブラシノズル、ブラシノズル、そしてホースになります。
これがメインで使用するウォーターピック用のノズルです。
先が細くなっていて、ここを口に入れ歯間や歯茎にあてます。
先には小さな穴が開いていて、ここから強力なパルス水流が出る仕組みです。
フロスノズルは1つしか付属しませんが、買い増すことができます。
ノズルを換えれば、家族みんなで使えますよ。
電動歯ブラシも付属します。ジェットウォッシャーだけじゃないってのがポイントですね。
本体に差し込むことで、電動歯ブラシ用の振動に切り替わります。ブラシはやわらかめです。
ポイントブラシも使用できます。細かい部分を磨くのに使いやすいです。
僕は、主に歯間を磨くのに使っていますが、かなりスッキリします。着色が気になる部分に集中的に使うのもアリですね。
ジェットウォッシャー用の水ををくみ上げるホースです。
クリップのような形状になっていて、コップに挟んで固定する仕組みです。
クリップ部にクルクルとホースを巻ける仕様になっています。片付けの際に便利です。
外観
それでは本体を見ていきます。
一般的な電動歯ブラシより少し大きいくらいのサイズ感で、手に持っても大きさは気になりませんでした。
ちょうど握りやすいサイズ感と思ってもらってOKです。
カードやiPhone SE3とサイズ比較してみました。イメージより小さいと思いませんか?
これも本体に水タンクがないからこそ達成できたサイズ感だと思います。内蔵タンクタイプはどうしてもサイズが大きくなってしまいますからね。
本体正面には、電源ボタンと強さの調節ボタンがあります。
電源ボタンを1回押すと、すぐに水が出はじめる仕様です。強さが青色のライトで表示されます。
本体上部には、ノズル類をはめ込むための穴があります。
ノズルを取り外す場合は、サイドにあるボタンを押して引き抜きます。
一般的な電動歯ブラシの使い方とほぼ同じですね。
本体下部には、水を供給するための穴があります。ここにホースを接続する仕組みです。
また、下部には充電用のUSB-Cポートがあります。防水仕様(IPX7)なので、シリコンの蓋ができます。
本体には波のような模様が入っていて、デザイン性は高いですね。白がベースの清潔感のあるデザインになっています。BVRESのロゴもかわいいです。
オーラルケアって、日々のモチベーションを維持するのが大切。だからこそ、使っていて嬉しい・楽しい、そんなデザインの良さは重要です。
各ノズルを取り付けてみました。
これ全部使えるって考えたら、お得感ありますよね。洋服のリバーシブルのような(笑)。
あくまでメインはジェットウォッシャーになりますが、ブラシもサブ的に使えるのはうれしい限りです。
台座も付属しています。
本体に加え、ノズル2つとホースが収納できます。
カードと同程度の面積で設置可能です。洗面台の収納場所にちょうどいいくらいでした。
個人的には、画像のように電動歯ブラシとセットで立てて収納しています。
ちなみに、洗面台の収納場所に置いています。
ジェットウォッシャーBVRES(ビブレス)の使い方
ここでは「ジェットウォッシャーBVRES(ビブレス)」の使い方を紹介します。
最初にすること
使いはじめる前にしなければならないことがあります。「空気抜き」です。
方法は以下。
- BVRESがすっぽり入る容器に水を貯める
- BVRESの蓋などをすべて閉じる
- 水の中にBVRES全体をつける
- 電源をオン(動かす時間は3秒以下)
- 電源をオフ
- BVRES本体を取り出す
空気抜きをしっかりしないで使いはじめると、パルス水流の勢いが弱かったです。
空気抜きをしないと故障する場合もあるようなのでご注意を。
使い方
使い方は実に簡単です。
- ノズルを取り付ける
- コップなどに水(お湯)をはる
- ホースをコップに固定する
- ホースを取り付ける
- ノズルを口に入れる
- 電源ボタンオン、パルス水流が出る
- あとは好きなだけ口をキレイにする
- 電源ボタンオフ、口から取り出す
下準備がラクなので、毎日使うのが億劫にならないのが良いですね。
はじめは使い方に慣れないかもしれませんが、使っていく内に慣れるはずです。
コツは以下。
- ノズルは常に口の中に入れておく
- 口から洗面台に水が流れるようにする
- ノズルを少しづつ動かし、歯間に当てる
- 口からノズルを出すときには電源をオフにする
ビショビショにしないよう注意しましょう。
注意点
使いはじめにパルス水流の出が悪い時があります。
僕も何度もあり、初期不良かな?と思っていました。
ただ、解決方法があったので紹介します。
電源オンして出が悪い時は、水をノズル先から出すイメージで少し振ります。
パルス水流が出るキッカケを与えるイメージです。
一度出はじめると、あとは問題なしです。ご参考程度まで。
ジェットウォッシャーBVRES(ビブレス)のメリット
ここでは「ジェットウォッシャーBVRES(ビブレス)」を使ってみてわかったメリットを紹介します。
以下6点です。
- パルス水流で口の中スッキリ
- タンク無し、コップなどから給水
- お風呂で使える防水仕様(IPX7)
- 電動歯ブラシとしても使える
- コンパクトサイズで省スペース
- 軽くて使い勝手◎
パルス水流で口の中スッキリ
使いはじめるまで、心配していたことがあります。
「水流が弱くないかどうか?」です。
というのも、僕自身、これまでタンク型のジェットウォッシャーを愛用してきました。
据え置き型かつコンセントから電源をとるので、パワーが強いです。
対して「BVRES」は、タンク型でもないし、バッテリー駆動。
「・・・水流、弱かったらいやだな」、そう思っていました。
ですが!実際にBVRESを使ってみて、まったく問題なかったですね。
パルス水流が、グイグイロ内を洗浄します。
- 歯間に詰まった汚れや食べカスが取れる
- 歯茎には適度なマッサージ効果
- 普段の口内ケアでは届かない部位まで水流が届く
ジェットウォッシャーのメリットを十分に体感できました。
強さは、HighとLowの2つ。はじめて使う人にはLowをおすすめします。
それくらい強さは十分です。
使ってみた感覚は以下。
- Lowでも十分な強さ、適度な水流でマッサージ感がある
- Highだと水流はかなり強め、歯間をキレイにするならこっちがおすすめ
- 口内環境によってはHighだと強すぎると感じる場合も
実際に使ってみて、口の中のスッキリ感がとにかく印象的でした。
もうね、一度この気持ちよさを体感しちゃうと、手放せなくなります。
タンク無し、コップなどから給水
BVRESの最大の特徴が「タンク無し」です。
これまでのジェットウォッシャーは、
- 内蔵タンク
- 外付けタンク
このどちらかでした。
有名ドコロを紹介すると、以下。
両者ともにメリットもありますが、デメリットがありました。
デメリット | |
---|---|
内蔵タンク | 水の継ぎ足しがめんどくさい 本体側に水タンクがあるので重い 手入れがめんどくさい |
外付けタンク | 水の継ぎ足しがめんどくさい 設置のスペースが必要 |
と、これらのデメリットをうまく解消したのが「タンク無し」なんです。
- コップに水を注ぎながら使えば水の継ぎ足しの手間がゼロ
- タンクが別なので、本体が軽い
- 外付けタンクがないので省スペース
- タンクの拭き上げや乾燥の手間が少ない
実際に使ってみて、予想していたより、使い勝手が良かったですね。
特に、給水のトコロのストレスが解消しました。
口内ケアは毎日の作業、小さなストレスが使わなくなるキッカケになります。
その点でも、BVRESは毎日使うための条件がそろっていると感じました。
めんどくさがりな人でも、これなら続くはずですよ。
お風呂で使える防水仕様(IPX7)
ジェットウォッシャーの最大のデメリット、お教えします。
「水が飛び散る」点です。
初めてジェットウォッシャーを使う人は、びちゃびちゃになるはずです(笑)。
そんな時に助かるのが「IPX7の防水仕様」。コードレスも相まって、お風呂で使えます。
お風呂だと、気兼ねなくびっちゃびちゃにできますから(笑)。
それだけでなく、お風呂の時間を有効活用できるのもポイント。
お風呂でジェットウォッシャーして、あがってから歯磨き。時短になります。
時短かつ口内環境の向上と、良いとこづくめです。
それもこれも、BVRESがIPX7と高めの防水設計になっているから(0~8評価の上から2番目)。
お風呂で体や頭だけでなく、口までスッキリ!バスタイムが充実しますよ。
電動歯ブラシとしても使える
BVRESは、なんと電動歯ブラシとしても使えます。
- 通常の電動歯ブラシ
- ポイントブラシ
2つが付属し、ノズルを替えれば電動歯ブラシになるんです。
電動歯ブラシに付け替えると、電動歯ブラシ用の振動に自動で切り替わります。
- はじめはジェットウォッシャー
- 電動歯ブラシでしっかり磨く
- 仕上げはポイントブラシ
このような手順で使えば、より効果は高まりますよ。
個人的には、ポイントブランが気に入りました。
- 細かいトコロまでていねいに磨ける
- 特に、歯と歯のスキマが磨きやすい
- 歯並びが気になる人に特におすすめ
ポイントブラシ(タフトブラシ)を電動で使えるモノってあまり見かけたことないです。
そういう意味でも、BVRESは貴重な製品だと感じました。
コンパクトサイズで省スペース
外付けタンクのジェットウォッシャーとくらべて圧倒的に省スペースです。
ジェットウォッシャーって、主に洗面台で使います。
でも、洗面台ってスペースせまくないですか?
枠の部分にチョロっとスペースあるくらいですよね〜。
我が家は賃貸で、洗面台はそれほど広くありません。ですが、BVRESなら十分に余裕をもって設置できます。
本体サイズは以下ほど。
- 高さ27cm(ノズル8cm) × 幅3cm × 奥行き4cm
手のひらサイズ程度に、BVRES本体と付属品込みで収まります。
充電タイプなので、コンセントが要らず、設置場所にしばられないのもポイントです。
本体自体がコンパクトなので、旅行や出張などにも持っていけます。
従来タイプのジェットウォッシャーより「圧倒的に小さいからこそ」ですね。
軽くて使い勝手◎
コンパクトなだけじゃなく、本体重量もとても軽いです。
内蔵タンク式の有名ドコロと比較するとこんな感じ。
- BVRES:200g
- EW-DJ55-W:276g(タンクの水含まず)
BVRESは、本体にタンクが無いので、「水の分だけ軽くなる」ってのもポイントですね。
実際に使ってみて、手や手首の負担になりません。スマホくらいの重さです。
想像してみてください。数百mlの水を入れたジェットウォッシャーを使っているトコロ。
いかにも、手が疲れそうでやりづらそうですよね。
内蔵タンクで水入りだと・・・ちょっとゾッとします。
だからこそ「サクッと使える」ので、毎日使うのも負担になりません。
BVRESは、重量も軽い上にサイズもコンパクトなので、口周りでの取り回しも良いです。
それもこれも、BVRESがタンク無しとタンク有りの良いトコ取りだからこそ、です。
ジェットウォッシャーBVRES(ビブレス)のデメリット
ここでは「ジェットウォッシャーBVRES(ビブレス)」を使ってみてわかったデメリットを紹介します。
以下3点です。
- 強さが物足りない人もいるかも
- 片付けの手間はそれなりにある
- 付属のホースは消耗品、3ヶ月で交換が必要
強さが物足りない人もいるかも
メリットのトコロでもお話ししましたが、BVRES、水流の強さは十分に強いです。
ですが、僕が所有しているPanasonicの据え置きタイプとくらべると、劣る部分があります。
具体的に言えば、強さの最高値は、明らかにPanasonicの方が上です。
ゴリゴリ強い水流で使いたい慣れている人は、BVRESは物足りないかもしれません。
ただですよ、そのレベルだと一般の人には痛いくらいなので、物足りないのは少数かと。
僕はね、BVRESの水流の強さで十分満足しています。
ジェットウォッシャー玄人の方で、BVRESに買い替えようとしている人だけ、熟考が必要です。
片付けの手間はそれなりにある
BVRESはタンクレスのため、片付けがラクなのがメリット!・・・ですが、それなりに片づけは手間かかります。
- ノズルと本体を洗い拭く
- ノズルをはずし乾燥させる
- ホースをはずし乾燥させる
特にホースの部分がめんどくさく感じました。
でも、どう考えても、タンクタイプよりはずいぶんとラクです。
ジェットウォッシャー自体が衛生的にも手がかかるので、その点はご承知おきを。
付属のホースは消耗品、3ヶ月で交換が必要
付属のホースは消耗品で、おおよそ3か月に1度交換が必要だそうです。
ちょっとスパンが短いかなと、率直に感じました。
とは言え、1本550円(税込)なので、ランニングコストとしては高くはないです。
ホースは衛生面では気を付けたいパーツなので、定期的な交換はアリかと。
その点で、一長一短なポイントだと感じました。
ジェットウォッシャーBVRES(ビブレス)はこんな人におすすめ
- スタイリッシュなジェットウォッシャーを探している人
- 口内環境を改善したい人、特に歯茎周りが気になる人
- 日常にひとつプラスでQOLを向上したい人
ジェットウォッシャーとして使いやすく、初めての人でもすぐに慣れると思います。
その点で、口内環境を整えたい人の多くにおすすめします。
口内環境が整えば、日々のストレスも緩和されます。虫歯とか特にいやですからね。
その点でも、多くの人に日常的に使ってほしいオーラルケアアイテムでした。
ジェットウォッシャーBVRES(ビブレス)のレビューまとめ
「ジェットウォッシャーBVRES(ビブレス)」を紹介しました。
これまでジェットウォッシャーを愛用してきた僕としては、
- コンパクトサイズだから、使用時も収納時にも助かる
- 水流は思っていたより強め、このスッキリ感はこれでしか味わえない
- タンクレスタイプは、イメージしていたより使いやすい
この3点、ユーザーのニーズをしっかり形にしたアイテムだと感じました。
また、
- お風呂で使える自由さがうれしい
- コンパクトサイズで、収納時に助かる
- タンクの水の残量を意識しなくて良くなった
ここがうれしい、使いやすくなったポイントでしたね。
ジェットウォッシャー自体、生活を変える、QOLを向上させるアイテムです。ぜひ使ってほしい。
そのジェットウォッシャーの中でも、とびきり使いやすい「BVRES」、人生のお供にどうぞ。
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