自律神経失調症でお悩みの皆さま。
近年、様々な「メンタルの病」が一般化してきました。
自律神経失調症もその中のひとつで、昔に比べたらその認知度も上がってきているように感じます。
事実、認知度の向上により「あれ?自分も自律神経失調症かも?」と気づいた方もいらっしゃることと思います。
筆者である僕も自律神経失調症の経験者です。
僕自身、謎の病に悩まされていた頃に、その謎の病が「自律神経失調症であるのかも?」と気づけたのも、認知度の向上が理由のように思います。
さて、そのような現状において、「有名人の自律神経失調症であったことのカミングアウト」が、自律神経失調症をより一般的なものにしてきたと、そう思っています。
メディアに出られている方々の言葉や経験は、よりリアリティを持って受け入れられますよね。
そこで今回の記事では、「自律神経失調症だった有名人」というテーマでお話していきます。
- 意外と多くの人がかかる
- 誰にでもなる可能性がある
- だからこそ自分がなってもなんらおかしくはない
そんなマインドに気づくためにも、本記事を読んでいただければと思います。
- 自律神経失調症(うつ状態)を2015年6月発症
- 内科に通院して悪化、心療内科に通院して改善
- 症状:吐き気、耳つまり、動悸、頭痛、不安感
- 原因:仕事、ペットロス、検索のしすぎ
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自律神経失調症だった有名人
さっそくですが、過去に自律神経失調症であったことを公表している有名人の皆さまをご紹介していこうと思います。
「あの人も自律神経失調症だったんだ!」なんてびっくりする人もいると思いますよ。
ATSUSHI
言わずと知れたEXILEのボーカリストであり、パワフルな歌声を聞かせてくれる彼も、実は自律神経失調症であったことを明かしています。
2018年2月23日に放送された報道ステーションにて、自律神経失調症を患っていたことを公表しています。
自律神経失調症のための休養として、留学をしていたようです。
華やかで煌びやかな世界に立っていらっしゃって、我々から見ればうらやましく思うATSUSHIさん。
意外かもしれませんが、そのような方であっても自律神経失調症になってしまうのです。
長嶋一茂
元プロ野球選手で、現在バラエティー番組で大活躍をされている長嶋一茂さん。
彼は、プロ野球の現役時代、自律神経失調症を経験していたようです。
テレビで我々が見ている「物おじしない気持ちの良いコメント」から、メンタル面の病とは無縁そうに感じていた方も多いのではないでしょうか?
当時は飛行機に乗るたびにパニック障害を発症するほど、極度のストレス状態にあったようです。
草野仁
ニュースキャスターや司会者として、ハツラツと活動されている草野仁さん。
彼も、自律神経失調症の経験者です。
アナウンサーとしての活動をされている最中、転勤をキッカケに自律神経失調症を発症されたようです。
元気ですごくアクティブなイメージの強い方ですから、自律神経失調症のようなメンタル面の病気をは無縁な印象を持ちます・・・それでもやっぱりなるときはなるのですね。
当時を振り返った際のコメントとして「病は気からだった」とおっしゃっています。
確かに、自分の不調を気にしすぎて、それが新たな症状を生む・・・そんな負のループが自律神経失調症にはありますからね。
「自律神経失調症に無縁そうな人でもかかるときはかかる」、そんな風に思わせてくれますね。
氷室京介
ロックシンガーであり、バンドBOOWYのヴォーカリストとしてかなりコアなファンが多い氷室京介さん。
彼は、ソロ活動を始めてから自律神経失調症に悩まされていたようです。
音楽制作のなかで煮詰まり、まっすぐ歩けないほどに症状は悪化していたとのことです。
ただ、それでも音楽活動は続けたことを語っています。
DJ FUMIYA(RIP SLYME)
現在は活動休止している日本のラップグループRIP SLYMEのDJである「DJ FUMIYAさん」も、自律神経失調症の経験者です。
実際に、2005年に自律神経失調症で活動を休止しています。
音楽活動休止されるほどですから、かなり症状があったのでしょうね。
ちなみに、2006年には復帰されています。
精力的で何に関してもクリエイティブな印象の音楽活動されている方でさえも、自律神経失調症で活動休止せざるを得ない状況に追い込まれてしまうのですね。
薬師丸ひろ子
ドラマの母親役で引っ張りだこの「薬師丸ひろ子さん」。
彼女も過去に、自律神経失調症を経験されています。
映画の撮影中「病気になってはいけない」という緊張感から、自律神経失調症を発症したそうです。
今となってはそのようなそぶりもなく、ドラマやバラエティも活躍されていますが、そのような方でもあるキッカケから自律神経失調症になってしまうのですね。
キッカケは人それぞれで、それがどこに転がっているかわからない・・・それも自律神経失調症の怖さのように感じました。
高木美保
女優であり、タレントの高木美保さん。
彼女も自律神経失調症を患った中のひとりです。
「直撃!シンソウ坂上」というテレビ番組で、そのことを告白しています。
芸能界という不規則な生活のさなか、自律神経失調症を発症し、それを悪化させていったことを語ってくれています。
動悸やパニックなど、自律神経失調症特有の症状についてもお話しされていて、共感される方も多いと思います。
最終的には田舎に引っ越し仕事を休むことで、症状は改善されたようです。
やしきたかじん
パワフルで大胆不敵なイメージの「やしきたかじん」さん。
亡くなってから7年経過しますが、彼も自律神経失調症の経験者でした。
コンサートになると自律神経失調症の症状が出て、意識を失ったこともあるとか。
メンタル強そうなイメージがありますが、そのような方でも自律神経失調症にはなります。
周りのメンタル強そうな方でも「もしかしたらメンタル系の病になるかも」という認識でいるといいかもしれませんね。
中村晃
福岡ソフトバンクホークスで活躍されている中村晃さんも、過去に自律神経失調症と診断されています。
2019年に自律神経失調症を患い、自宅療養をされています。
その後は無事回復され、一軍に復帰されています。
体力面でもメンタル面でも、かなりタフな印象を持たれがちなスポーツ選手でも、自律神経失調症に罹患してしまうのですね。
「それだったら自分がかかってもおかしくない!」、そんなポジティブマインドを持たせてくれますね。
川崎宗則
ムネリンの愛称でおなじみの、プロ野球選手、川崎宗則さんも自律神経失調症を過去に発症していたそうです。
かなり明るいイメージで、メンタルの問題とは無縁そうに見えがちですが、それはあくまでイメージ、誰にでも発症する可能性はあります。
自律神経失調症から「体を動かすのを拒絶するようになった」と語り、療養したとのことでした。
日本、そして海外でも活躍したプロ野球選手でさえ、このような症状になるのですから、自律神経失調症の怖さがうかがい知れますね。
自律神経失調症は誰にでもなる可能性がある
自律神経失調症だった有名人、いかがだったでしょうか?
「えっこの人も!?」なんて思った方も多いかもしれませんね。
「意外と多いなぁ」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それほどに、自律神経失調症という病気はありふれたもので、誰にでもなる可能性があることを知っていただきたいと思います。
ただ、まだまだ「自律神経失調症になってしまった」ことに抵抗があるのも事実。
その部分を「有名人の方もなるんだ!」という認識を持つことで「一般的なもの」、もっと簡単に言えば「ありふれた病気中のひとつ」として、捉えていただけるのではないでしょうか?
自分は大丈夫って思ってませんか?
自律神経失調症は誰にでもなる可能性があります。
ただ「自分は大丈夫」、そう思っていませんか?
事実、自律神経失調症になる前の僕は「自分は絶対メンタルが関与する病にならない」って思ってました。
なぜそのように思うのでしょうね?
それはおそらく、自律神経失調症という「メンタルが関与する病に対する見えない壁がある」からだと思います。
「自分はメンタル面は絶対大丈夫!自分には関係ないものだ!」、そんな一種の暗示のような過信を持っていたいからだと思います。
「自分は大丈夫」・・・その考えは持つべきでありません。
- 自律神経失調症は誰でもかかる
- 有名人だってかかるんだから自分がなっても仕方ない
そんなマインドでいるべきだと、僕は思います。
もっと楽な気分で自律神経失調症と向き合って欲しい
あなたは自律神経失調症とどのように向き合っていますか?
「人に言い出しにくい」・・・そんな風に思っていませんでしょうか?
結果から言えば、それは間違いだと思います。
もっと知ってもらうべきなのです。
だって、自律神経失調症は誰にだってなる可能性のある病なのですから。
ひとりひとりがこそこそと隠している病であるがために、そこには後ろめたさが生じます。
大丈夫です。有名人の方だってなるのですから。
もっと楽な気分で自律神経失調症と向き合って欲しいと思います。
それが結果的に、あなたの症状を和らげたり、誰かが自律神経失調症と向き合えるようになったり。
そんな隠すような病気じゃないんだって。
自分を責めなくていい、もっと自律神経失調症になったとき不安にならないような。
そんな楽な気分でいられれば、自律神経失調症はもっと軽い病になるのでしょうね。
自律神経失調症だった有名人まとめ
すごくメンタルが強そうなあの人も、体を鍛え驚きの力を発揮するスポーツ選手も、結果から言えば自律神経失調症になります。
誰にでもなる可能性があるのです。
だからあなたが自律神経失調症になったのは、なんら変なことではないのですよ。
もちろん、あなたのそばにいる大切な人が、そのようになるのもおかしなことではありません。
そんなことを知っていただきたくて、もっとありふれたものだと自律神経失調症を思えるように、本記事を作成いたしました。
自律神経失調症を特別視して、自分だけな気がして、人には言い出しづらくて・・・そんな風に重く考えるのはやめましょう。
「自律神経失調症は誰でもなる」
もっと楽な気持ちでこの病気と向き合えたら、きっともっとツラくなくて済むのでしょうね。
自律神経失調症の改善には、「相談」が重要です。
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そのためには、カウンセリングが有効。
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自律神経失調症関連の記事を書いています。お時間のある方はぜひ覗いていってくださいね。
- 自律神経失調症(うつ状態)を2015年6月発症
- 内科に通院して悪化、心療内科に通院して改善
- 症状:吐き気、耳つまり、動悸、頭痛、不安感
- 原因:仕事、ペットロス、検索のしすぎ
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