電動歯ブラシをお探しの皆さま。
中でも、コスパに優れるアイテムをご希望のあなた。
今回紹介するのは3大電動歯ブラシメーカーのひとつ「ブラウン」から「オーラルB iO3」です。
iO3は、ブラウンの新ラインナップ「iOシリーズ」のエントリーモデルで、手にとりやすい価格が魅力の製品です。
でもでも、上位モデルを買ったほうがしっかり磨けて良いんじゃないの?
そう思ったあなた、ぜひ本記事をチェックしていただけたらと思います。
先に言っちゃえば、iO3、最上位モデルのiO9と磨きに関しては同じです。
芯である磨きの部分は、どのモデルも同じなんです。
最上位クラスの磨きを搭載したエントリーモデル、コスパに優れる理由はわかっていただけたかと思います。
ただ!それだけじゃないのがiO3のすごいところ。
- スペック
- 価格
- 開封・外観
- 使い方
- メリット・デメリット
- ソニッケアーとの比較
- こんな人におすすめ
実際に使ってみた感想をはじめ、誰もが気になるソニッケアーとの比較など、くわしく解説します。
電動歯ブラシ探しの一助にしてもらえたらうれしいです。
- 歯面の磨きが一級品
- ブラシの動きは上位モデルと同じ
- 手磨きより圧倒的短時間で磨ける
- ブラシ圧がわかりやすい
- 超音波によくある嫌な振動がない
- コスパは高め
- 奥歯は届きにくい
- 替えブラシが高価
- モードの切り替えがわかりにくい
ブラウン オーラルB iO3のスペック
製品名 | オーラルB iO3 |
---|---|
ブラシの動き | 遠心マイクロモーション | 丸形回転
モード数 | ・標準クリーン ・やわらかクリーン ・ホワイトニング | 3モード
使用時間 | 12日間連続使用可能 (1日2回、各2分間使用した場合) |
充電時間 | 16時間 |
スマート押しつけ防止センサー | 対応 |
AIブラッシングガイド | 非対応 |
ディスプレイ | なし |
本体寸法 | W30xH183xD30mm |
重量 | 127 g |
内容 | 電動歯ブラシ本体 ブラシ アルティメイトクリーン1本 充電器 |
ここでは、「ブラウン オーラルB iO3」のスペックを紹介します。
ポイントは以下。
- ブラシの動きは上位モデルと同様
- スマート押しつけ防止センサー搭載
この2点。
こういうことですからね。うん万円くらい違うのに。
また、スマート押しつけ防止センサーのおかげで、力具合がわかりやすいです。
電動歯ブラシ初心者にはおすすめの機能です。
△をつけたのが以下。
- モード数
- AIブラッシングガイド
- ディスプレイ
ここは、上位モデルにはついているけど、オーラルB iO3にはついていない機能。
これらの機能を使いたいなら上位モデルの購入をおすすめします。
ただ、僕は必要ないと思ったので、本モデルを購入しました。
ブラウン オーラルB iO3の価格
2023年3月現在、Amazonにて12,980円(税込)ほどとなっています。
オーラルBの現行「iOシリーズ」のエントリーモデルです。
モードや機能などは少ない代わりに、価格を抑えています。
ただ、ぶっちゃけ、電動歯ブラシとしての主機能「磨き」に関しては上位モデルと大差ないので、1番コスパに優れるモデルとなっています。
個人的には、上位モデルには必要ない機能が多いので、このモデルをチョイスしました。
ブラウン オーラルB iO3の開封・外観
ここでは「ブラウン オーラルB iO3」の開封および外観チェックをします。
開封
それでは開封します。
エントリーモデルなので、外箱はそれなりといったところ。
パカッと開けるとこんな感じ。
中身は以下。
- iO3本体
- 替えブラシ
- 充電器
- 取扱説明書
ブラシはひとつしか付いてこないので、家族で使おうって方はご注意を。
取扱説明書はめっちゃ丁寧です。
意外と機能豊富なので、使い始める前に読んでおくことをおすすめします。
充電器はiO3本体を置いて使うタイプ。
このへんは上位モデルからすると簡素な印象ですね。
こんな感じで、ブスッと差し込めば充電できます。
外観
ブラシ部分は個別包装になっています。
追加で替えブラシも買ったのですが、それも個別包装でした。
高価なだけあります(笑)。
ブラシの首は太めに感じました。
ソニッケアーを使っている人にとっては、少し違和感があるかも。
本体との接続部も、かなり太くしっかりしている印象です。
最大の特徴である丸型のヘッドはこんな感じ。
ここがクルクルと回り、かつ振動します。
親指とくらべると、ヘッドのコンパクトさ、わかっていただけるかと。
ブラシ自体は、とてもやわらかく、やわらかめ好きの僕にとってはまさにドンピシャでした。
本体はこんな感じ。
水色をベースとしたシンプルなデザインですね。
エントリーモデルなだけあって、高級感はないですね。
本体には、ボタンが2つ。
上が電源ボタン、下がモード変更ボタンです。
背面はこんな感じ。
ラバーとまではいきませんが、すべりにくく持ちやすい素材になっています。
下部には充電用のくぼみが空いています。
ブラシ取り付け部位は、これまた太めですよね。
クルクル回るブラシのギミックのために必要なんじゃなかろうかと思ってます。
手で持つとこんな感じ。
持ってみた印象は、ソニッケアーとくらべると全体的にちょい太め。
持ちにくいことはなく、これは慣れの問題かな。
電源ボタンを押すと、ボタンの部分とLEDライトが点灯します。かわいい。
ヘッド部分はこんな感じ。実にコンパクトですね。
ただ、厚みがあるので、奥歯には届きにくい印象を持ちました。
ここはデメリットのところでお話します。
歯に当てる圧力で、LEDライトの色が変わる仕組みになっています。
緑がOK、赤は強すぎです。
iO3本体から、磨きの圧の指示があるので、とても扱いやすいです。
ちなみにこれが追加で購入した替えブラシ。
4本入り約4,000円なり。たけえ。
ブラウン オーラルB iO3の使い方
ここでは「ブラウン オーラルB iO3」の使い方を紹介します。
使い方と言えど、ぶっちゃけ簡単。
- 本体にブラシヘッドを装着
- 歯磨き粉をつける
- ブラシを口に入れる(飛び散らないように)
- スイッチオン
- あとは磨くだけ
磨き方を簡単にまとめると以下。
- 口の中を4分割(左右・上下)する
- ブラシを軽くあて、歯の外側、内側、上を各10秒ずつ(合計30秒)なぞる
- この30秒ブラッシングを4箇所行う(4分割分)
ブラッシングモードは、ボタンを押すたびに以下の順で切り替わります。
標準クリーンモード:毎日の歯磨きに
やわらかクリーンモード:歯や歯ぐきにやさしくすっきりと磨き上げます
ホワイトニングモード:ステイン(着色汚れ)ケアに
正直、標準クリーンモードしか使ってません。上位モデルだと、このモード数が7個に増えます。使いこなせない(笑)。
ブラウン オーラルB iO3のメリット
ここでは「ブラウン オーラルB iO3」を使ってみてわかったメリットを紹介します。
以下6点です。
- 歯面の磨きが一級品
- ブラシの動きは上位モデルと同じ
- 手磨きより圧倒的短時間で磨ける
- ブラシ圧がわかりやすい
- 超音波によくある嫌な振動がない
- コスパは高め
歯面の磨きが一級品
歯の磨きって要素において、 オーラルBの右に出る電動歯ブラシはないんじゃないかな?
そう思うくらい、 歯面の磨きが素晴らしい。ツルッツルです。
回転に微細な振動を加えたヘッドの動きがキモ。
これはiOシリーズから強化された部分です。
微細な振動は特許取得済みで、「遠心マイクロモーション」 と言うそうですよ。
歯ブラシをやさしく当て歯に沿わせるよう動かすだけで、歯磨き効果は十二分に得られます。
ヘッドのコンパクトな形状も相まって、 歯1本1本を丁寧に磨けるのもポイントですね。
歯を包み込むように磨けると書いたらイメージ通りかも。
初めて使った瞬間から、違いを実感していただけるはずです。
ブラシの動きは上位モデルと同じ
iOシリーズは、iO3をはじめ、 いくつかラインナップがあります。
- iO3
- iO4
- iO5
- iO6
- iO7
- iO8
- iO9
数字が上がれば上がるほど上位モデルで機能が追加されるのですが、価格も跳ね上がります。
ですので、機能と価格を天秤にかけ、 製品を選ぶことになります。
僕は、エントリーモデルのiO3をチョイス。
理由は「磨きのキモになるブラシの動きは上位モデルと同じ」だからです。
アプリに対応したり、 急速充電できたりと、 上位モデルには魅力的な機能が追加されています。
ですが!超重要になる電動歯ブラシとしての磨きの部分は、 iO3もiO9も同じなのです。
ちなみに価格を比較すると(2023年7月現在)、
製品名 | iO3 | iO4 | iO5 | iO6 | iO7 | iO8 | iO9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
価格 | 12,980円 | 17,380円 | 22,880円 | 24,260円 | 36,080円 | 33,206円 | 49,280円 |
詳細 | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る | – | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る |
こうなってくると、 コスパに優れるのはiO3かなぁと僕は思いますね。
低価格で、上位モデルと同じ磨きを得られるなら、そりゃお得感あります。
手磨きより圧倒的短時間で磨ける
iO3を使えば、手磨きよりも圧倒的に短時間で歯磨きが済みます。
しかも、 手磨きよりめちゃめちゃしっかり磨けるワケです。
歯科医が推奨する磨き時間は「2分」。むっちゃあっという間です。
でも、これで十分な磨き効果が得られるのが、iOシリーズのすごいところですよね。
実際に使ってみて、 2分でも十分磨いた満足感を得られました。
2分が経過すると、iO3本体のLEDライトでおしらせしてくれるのも便利なポイント。
「セレブレーションライト」というらしく、ブラッシング完了をお祝いしてくれます (笑)。
忙しい現代人、歯磨きがたった2分でしっかりできるのは、うれしいポイントですね。
ブラシ圧がわかりやすい
電動歯ブラシで難しいのが「ブラシ圧」です。
どれだけ押し付けていいのかわからん…。
って人、多いんです。
せっかくの電動歯ブラシ、
- ブラン圧弱すぎて効果なし
- ブラン圧強すぎて歯や歯茎にダメージ
そんなコトは避けたいものです。
iO3は、そこにもしっかり対策されています。
本体内蔵のLEDで、ブラシ圧をガイドしてくれる仕組みを搭載しているんです。
青:弱い
緑:適切
赤:強い
緑になるように、圧を加えるとOK。
個人的には、自分の感覚で使っていると弱すぎなケースが大半でした。
自身に染み付いているブラッシングのクセを矯正してくれる意味でも、ありがたいです。
超音波によくある嫌な振動がない
超音波タイプの電動歯ブラシを使ったことがある人はわかるはず。
ソニッケアーとか使ったことある人は特にです。
たまーにある、操作をミスったときの歯にガガッとくる振動?衝撃?あれ嫌ですよね。
オーラルB、その嫌な振動がありません。これもありがたポイント。
オーラルBは超音波タイプではなく、 回転タイプですからね。
妻は、この振動が嫌でソニッケアーは使わなかったのですが、 オーラルBは気に入って使っています。
コスパは高め
メリットの最後、コスパです。
上位モデルと同じ磨きなのにも関わらず、価格据え置きなんです。
正直に言っちゃうと、 上位モデルはいらない機能が多いので僕には下位モデルで十分。
本当に必要な機能を低価格で味わえる、iO3が僕にはピッタリです。
コスパは重視する人には、間違いなくiO3をおすすめします。
ブラウン オーラルB iO3のデメリット
ここでは「ブラウン オーラルB iO3」を使ってみてわかったデメリットを紹介します。
以下3点です。
- 奥歯は届きにくい
- 替えブラシが高価
- モードの切り替えがわかりにくい
奥歯は届きにくい
コンパクトなヘッドで「さぞかし奥歯が磨きやすいのだろう」と想像していました。
ですが、案外奥歯は磨きにくいです。
特に、上の奥歯ってスペースせまいじゃないですか。 そこが磨きにくいです。
というのも、ヘッドはコンパクトですが厚みがあるため、入っていきにくいんですね。
女性や子ども、あごがせまい人は注意が必要かも。
ある程度慣れで何とかなりはしますが、ヘッドが薄くなるともっと磨きやすくなると思います。
替えブラシが高価
これはね、正直オーラルBだけの話じゃないのですが、 替えブラシが本当に高い。
1本1,000円前後しますからね。
歯ブラシって日常的に使うものなので、もう少し安いとうれしいなってのが本音です。
iOシリーズは、まだ販売開始して間もない製品なので、互換品も今のところ見つかりませんでした。
そういう意味でも、 ランニングコストの高さは、気になる部分です。
モードの切り替えがわかりにくい
iO3は3種類のモードを搭載しています。
- 標準クリーンモード
- やわらかクリーンモード
- ホワイトニングモード
モード変更ボタンで切り替えるのですが、今どっちのモードなのかがわかりづらいです。
モード自体に特徴があるので、慣れればわかるのですが、使い始めは迷いました。
まぁぶっちゃけ言えば、あまりモード変更はしないので、気にはならないんですけどね。
上位モデルになると、ディスプレイが搭載されたりするので、その点モードの把握はしやすそうです。
商品リンク
ブラウン オーラルB iO3の口コミ調査
口コミ調査を行いました。良い点・悪い点とありましたのであわせて紹介します。
良かった点
やはり、使用後の歯のツルツル感に感動している人が多かった印象です。
また、旧モデルからめちゃめちゃ進化しているというレビューが多く、2023年現在、買うなら新モデルなのかな?とも感じました。
悪かった点
悪かった点は2点。
替えブラシの価格が高いというレビューがほとんどでしたね(笑)。
確かに高いです。プリンター商法と同じですね。
電源ボタンが押しにくいというレビューも見かけました。が、個人的には押しにくさは感じませんでしたね。
ソニッケアーとオーラルB iO3の比較
ここでは「オーラルB iO3」と、永遠のライバル「ソニッケアー」のエントリーモデルを比較しました。
製品名 | オーラルB iO3 | ソニッケアー プロテクトクリーンプラス |
---|---|---|
磨き方 | 回転式 | 音波式 |
モード | 3種 | 3種 |
充電時間 | 約16時間 | 約48時間 |
本体寸法 | W30xH183xD30mm | W31xH250xD28mm |
重量 | 127 g | 133 g |
歯面の磨きやすさ | 回転式でツルツルに磨ける | オーラルBに劣る |
歯間の磨きやすさ | ソニッケアーに劣る | 音波水流でスッキリ |
奥歯への届きやすさ | ブラシに厚みがあり届きにくい | ブラシが薄く届きやすい |
歯の振動 | 初心者向け | 回転式なので振動は少ない操作をミスると歯にガッとくる | 音波式なので振動がある
詳細 | 詳しく見る | 詳しく見る |
それぞれ長所・短所があるのが事実で、どちらが優れているなどはありません。
強いて言うなら、こんな差別化ができます。
オーラルB:歯面がツルツルに磨けるのが特徴。回転式は初めてでも簡単に使える。
ソニッケアー:音波水流による歯間の磨きが特徴。奥歯の磨きやすさはソニッケアーが上。
さらにザックリ言えば、回転して磨くのが良いならオーラルB、振動で磨くのが良いならソニッケアーくらいでOKです。
ブラウン オーラルB iO3はこんな人におすすめ
- 電動歯ブラシの中でもコスパに優れるモノを探している人
正直ブラウンの中で、間違いなく1番コスパが高い電動歯ブラシです。
回転タイプの丸ブラシに魅力を感じ、かつコスパが高いやつ!となると、iO3を全力でおすすめします。
ブラウン オーラルB iO3のレビューまとめ
「ブラウン オーラルB iO3」を紹介しました。
歯の健康は全身の健康につながるとよく言います。
歯の健康が失われると、QOLもガクっと下がると言いますしね。
長い人生を考えると、電動歯ブラシiO3、絶対悪くない投資になるはずです。
適度な振動と回転で、しっかり歯をケアできるiO3、ぜひ試してみてほしいと思います。
エントリーモデルなのに上位モデルと同じ磨きの精度、コスパの高いモデルなので、電動歯ブラシの初めてのチャレンジにもおすすめします。
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