スマートリング「FY RING」をレビューしました。
軽くてつけ心地が良く、スマートウォッチが苦手な人にもおすすめできる製品でした。
ここ数年で、ウェアラブルデバイスが急速に普及しました。
街を歩けば多くの人が「スマートウォッチ」を装着しているのを目にします。
僕自身もスマートウォッチのヘビーユーザーで、5年以上愛用しています。
最近よくつけてるスマートウォッチは以下。
スマートウォッチは「心拍数」や「血中酸素」などのバイタルサイン、「運動」や「睡眠」の解析までやってくれます。むちゃ便利。
でもね、スマートウォッチ、つけていない人もいるんです。こんなに便利なのに。
その人たちの大半はこう言います。
時計を24時間つけたくない。
わかります!すごくわかります!!寝るときまで時計をつけているのはうっとうしいですよね。
なら、スマートリングをつけたまえ!!
ということで、今回はスマートリング「FY RING」を紹介します。
僕自身、普段は結婚指輪さえつけていませんが、FY RINGを24時間装着してみて、軽さとつけ心地の良さに感動しました。特に感じたポイントは以下の通りです。
指輪型なので、
- 軽くて日常生活の邪魔にならない
- つけていることを忘れるレベル
- 就寝中につけても違和感がない
装着感の面で、スマートウォッチを一歩リードといった感想です。
つまりはね、スマートウォッチの装着が苦手な人に使ってもらいたいデバイスでした。
だって、こんなにちっこいデバイスなのに、
- 睡眠
- 歩数
- 消費カロリー
- 移動距離
- ストレス
- 心拍数
- 酸素飽和度
- 表皮体温
- 心拍変動性
- 心拍数(リアルタイム)
- 酸素飽和度(リアルタイム)
リアルタイム:測定したいタイミングで測定できる
測定項目は十分ですよね。
しかもですよ、バイタルサインチェックは、腕より指のほうが精度が高いと言われています。
その通りで、FY RING、僕の1日をていねいに、高い精度でデータ解析してくれます。ありがたい。
やっぱね、指輪型デバイスはアリだと再確認できた製品でした。
- FY RINGのスペック
- 開封・外観
- 使い方
- メリット・デメリット
- FY RINGはこんな人におすすめ
以下、ていねいにレビューしていきます。
- 測定項目・精度は文句なし
- 本体自体が軽く、装着感が良い|時計が苦手な人でもOK
- IP68防水仕様でずっとつけてられるからラク
- マットで落ち着いたデザイン|仕事でつけてもOK
- サブスク要素がないのが好印象
- スマホとの接続性がイマイチ
- バッテリー持ちがよくない|内容を更新しました
FY RINGのスペック
製品名 | FY RING |
---|---|
ヘルスケア機能 | 歩数/カロリー、心拍数/心拍変動/ストレス 血中酸素レベル、睡眠時間/睡眠品質、体温変化 |
その他機能 | 睡眠スコア、アクティビティスコア |
Bluetooth | BLE5.0(Bluetooth Low Energy) |
充電時間 | 約45分 |
バッテリーライフ | 最大12日 |
防水規格 | IP68 |
材質 | Outer case: チタン Inner case: Non-Allergy material |
カラー | ブラック、シルバー |
サイズ | 8mm x 3.3mm x 16.5-22.3mm(US6-US13,8 sizes) US6&US13 特注(最小MOQ) |
充電器のサイズ | 約80mm x 80mm x 40mm |
重量 | 4.5-6g |
パッケージ内容物 | スマートリング、充電器 ケーブル、取扱説明書 |
FY RINGの開封・外観
ここでは「FY RING」の開封および外観チェックをします。
開封
それでは開封していきます。手のひらサイズのしっかりした箱に入っています。真っ白の箱には「Φ(ファイ)」の文字が刻まれています。シンプルかつおしゃれなデザインで、開封前から中身への期待が高まります。
箱をパカッと開けると、まず目に飛び込んできたのは「充電ケース」です。
正直驚きました。「ちっさい!!」って。言い方は悪いかもしれませんが、ガチャガチャのカプセルに入るレベルのコンパクトさです。
中身は以下の通りです。
- FY RING本体+充電ケース
- 充電ケーブル
- 取扱説明書
取扱説明書はしっかり日本語対応です。アプリのダウンロードから初期設定、ペアリング方法などわかりやすく記載されていました。
充電ケーブルは、クルクルっと巻かれて届きました。
30cmほどの長さで、平打ち麺状の使いやすいケーブルです。
外観
それでは、FY RINGの充電ケースを見ていきます。
ケースは、じっくり目を凝らして見ると、わずかにラメ状になっています。素材はプラなので高級感はあまりないですが、その分軽く、持ち運びがまったく苦にならないタイプの充電器です。
手のひらに乗せるとサイズがわかりやすいですよね。むちゃくちゃ小さいです。
カードとも比較しました。カードよりも圧倒的に小さいです。
充電ケースを指輪ケースのようにパカッと開けると、本体がピッタリと収められています。この状態で充電ケーブルをつなげば、すぐに充電を開始できます。
充電ケースの前面にはLEDインジケーター、背面には充電ケーブルの接続部位があります。
実際にFY RINGを充電してみました。充電開始すると、ケースのインジケーターが青く光ります。
さて、お待たせしました。FY RING本体をじっくりと見ていきます。
FY RINGはケースからサッとつまみ上げれば簡単に取り出せます。
178cm、68kgの僕は、10サイズを注文しました。
人差し指か中指につけたいと思い、このサイズを選びました。
カラーは「シルバー」を選びました。ツヤのあるシルバーではなく、ツヤ消しのシルバーです。素材はチタンで、めちゃめちゃ軽いです。
サイズは、一般的な指輪と比較すると幅が広めで、約8mmくらいあります。個人的には気になりませんでしたが、女性の指には大きく見えるかもしれません。
FY RINGの内側を見ていきます。これぞスマートリングという感じで、センサー類がうまく配置されています。センサーはまとめてクリアコーティングされており、メカメカしさが魅力的です。実物をまじまじと見ると、よくこのサイズに抑えられたなと思いますね。
僕が所有しているスマートリングの1つ「EVERING」と比較してみました。こう見ると、内側のセンサー類が特徴的だとわかります。でもね、EVERINGよりFY RINGの方が軽いんですよ。驚きです。
FY RINGは、全周フラットな設計ではなく、一部に突起がついています。
この突起を手の甲側にくるようにFY RINGを装着します。「しるし」としての突起ですが、デザイン的にアクセントになっていて、僕はとても好きです。このデザインがなければのっぺりとした単調なリングになっていたと思います。
薬指にFY RINGをつけてみました。一般的な指輪とくらべると、やはりスマートリングなので少しボリュームがありますね。本体の幅と厚みがあるので、はじめは違和感を感じるかもしれません。僕自身、はじめは「リングの隣の指との接触が気になるな」と思っていたのですが、すぐ慣れました。
また、ボリュームがあるので「目立つかな?」と思っていたのですが、落ち着いたマットなシルバーカラーのおかげで、まったく悪目立ちしません。これについては、後で詳しくお話しします。
装着時の厚みについてですが、見た目は普通の指輪に近いです。厚みがあっても、装着感に違和感は全くありません。センサー類が豊富に搭載されているのに、このサイズ感に抑えているのは、「技術力高っ!」と感じました。
今のところ、僕は中指の装着がしっくりきました。実際に装着してみて、中指か人差し指のどちらかがおすすめです。スマートリングをつける人は、人差し指に装着している人が多い印象です。
FY RINGの使い方
ここでは「FY RING」の使い方を紹介します。
初期設定
まずは初期設定からはじめます。
「FY RING専用アプリ」をスマートフォンにインストールします。アプリはGoogle PlayとApp Storeの両方で提供されているので、AndroidユーザーもiPhoneユーザーも利用できます。
Androidユーザーの方:Google Playストアを開き、検索バーに「FY RING」と入力してアプリを見つけます。「インストール」ボタンをタップしてダウンロードを開始してください。
iPhoneユーザーの方:App Storeを開き、同様に検索バーに「FY RING」と入力します。「入手」ボタンをタップしてアプリをダウンロードします。
次は、アカウントの作成と基本情報の入力を行います。アプリ上で、メールアドレスやパスワード、身長・体重などの基本情報を入力します。
次に、FY RINGとスマートフォンをペアリングします。「接続設定へ進む」ボタンをタップし、FY RINGに位置の特定を許可します。
「スマートリングを検索」ボタンをタップし、FY RINGに位置情報へのアクセスを許可します。
後は、アプリ右上の「SCAN」をタップするとリング情報が表示されます。表示されたリング情報を選び、「選択したリングに接続する」ボタンをタップします。
これでFY RINGとスマートフォンのペアリングは完了です。スマートリングの情報が表示されるまでに少し手こずりましたが、10分もかからず初期設定は終わりました。
装着方法
FY RINGの正しい装着方法を見ていきます。FY RINGは前後があるため、正確に装着する必要があります。
リングは表面に突起部分があります。また、リング内部は片側にセンサー3つが集まっています。
突起部分の反対側にセンサーが配置されている構造です。
リングの突起部分が手の甲側、センサーが指の腹側にくるように、リングを装着します。リングを指にはめ、センサー部分が指の腹にしっかりと接触していることを確認します。
以上が装着方法です。正しく装着することで、FY RINGのセンサーが正確に機能します。
使いはじめ、僕自身が前後間違えていたのは内緒です(笑)。
アプリ
それでは、FY RINGアプリを細く見ていきます。
まずアプリを開くと、バッテリー状態やペアリングの有無、測定したバイタルサインがずらっと表示されます。
トップページで血中酸素レベルや心拍数、心拍変動などのデータがグラフで視覚化され、一目で確認できるのが特徴です。各項目をタップすると、より詳細な情報が表示されます。
トップページの「健康指標」をタップすると、各測定データが1ページでまとめて表示されます。現時点での健康状態が把握しやすく、SNSでデータを共有するのにも便利です。
「睡眠」をタップすると、以下のように詳しい情報にアクセスできます。まず、昨晩の睡眠時間、睡眠スコアが表示されます。またトレンドグラフも合わせて表示されるので、「何時に寝たか?」や「いつ目が覚めたか?」も簡単に把握できます。睡眠は「覚醒」、「REM」、「浅い」、「深い」の4つに区分されます。
「覚醒、REM、浅い、深い」は、それぞれの解説も提供されます。僕は浅い睡眠が多く、深い睡眠か足りてないようです。実際に「グッスリ寝た〜」って感覚あまりないですもん。
日、週、月ごとにデータを確認できます。月で見ると、睡眠時間がしっかりとれているかが一目瞭然ですね。深い睡眠や浅い睡眠など、それぞれ平均値が見れるのも良いですね。
僕は…睡眠時間にバラツキがあるので、もう少し整えたいところです。
睡眠中の「心拍数」や「血中酸素レベル」を自動でチェックしてくれる機能も搭載されています。寝ているときは意識がないため、自分でバイタルサインを確認するのは難しいですが、この機能があれば問題なしです。
次は「歩数」です。小さいリングなのに、歩数まで正確にデータ化してくれます。単に歩数をカウントするだけでなく、消費カロリーや歩いた距離も計測してくれます。「今日は運動足りてないから、もう少し頑張ろう!」など、モチベーションを高めることができます。
「毎日の目標設定」ができるのもFY RINGの優れた点です。「歩数」、「消費カロリー」、「歩いた距離」、「睡眠時間」の目標を細かく設定できます。設定した目標に対して、その日の達成度を確認できるため、健康管理しやすくなります。目標達成に向けて日々の進捗を簡単に把握できるのは、大きなメリットです。
歩数も、日、週、月ごとにデータを確認できます。歩いた日と歩かなかった日が一目でわかります。
僕は…歩数ぜんぜん足りてないと感じることが多いです。反省です。
次は「血中酸素レベル」です。コロナ禍で需要が高まった血中酸素レベルも、FY RINGはしっかり測定可能です。平均値だけでなく、最小値もチェックできるので、異常な値が出ていないか一目でわかります。また、ステータスを「高低」でお知らせしてくれるので、異常があれば気づきやすいです。体調が悪いときには、血中酸素レベルを定期的にチェックする習慣をつけるのがおすすめです。
次は「ストレス」、FY RINGはストレスを数値で評価してくれます。
穏やか:< 25
普通:25 – 50
緊張した:51 – 75
酷い:> 75
これにより、1日を通じて、「どこで、何にストレスを感じているのか?」を具体的に把握できます。ストレス値が高い日もあれば、比較的低い日もあり、その違いを確認することもできます。
ストレスが高いときには、なるべく穏やかに過ごすよう心がけるのがおすすめです。
次は定番の「心拍データ」です。FY RINGでは心拍数が常に測定されるため、変動を一目で把握できます。
心拍数は、10分ごとに自動で計測されます。「すべてのデータを表示」で、以下のとおり確認可能です。データが定期的に記録されるので、心拍数の変化を正確に把握し、健康管理に役立てられます。
心拍数は常時計測されるので、現在の体調のバロメーターとして活用できます。具体的に、「過去のデータと比較してどうか?」を確認することで、現在の状態を把握できます。心拍数が極端に高い場合などは、体調の変化に気をつける必要とがあります。
次が「心拍変動」です。心拍変動を測定できるウェアラブルデバイスは限られているので、FY RINGは貴重な存在です。心拍変動を把握すると、心身の状態やストレスレベルを詳細に理解できます。
心拍変動は、重要なバイタルサインです。簡単に言えば、「ストレスに関連するバイタルサイン」として知られています。FY RINGは、心拍変動を具体的なデータに基づいて計測するため、ストレスレベルの信頼性はとても高いです。正確なデータを元に、より効果的なストレス管理が可能になります。
「体表温」が測定できるのも、FY RINGの強みです。体温の絶対値だけでなく、変動も視覚的に確認できるのが特徴です。「過去のデータと比較して、極端に高かったり低かったりする場合は、体調に気をつける」など、体調管理に役立ちます。
体表温の説明は以下です。
カレンダー機能を搭載しているので、過去のデータを簡単に参照できます。具体的に、過去の日付をタップするだけで、該当する日のデータにさかのぼって確認できます。
その日の睡眠やバイタルサイン、目標達成度がチェックできます。例えば、「1年前の同じ季節はどんな体調だっただろう?」といった過去のデータを振り返ることで、健康維持に役立てることができます。過去に同じ時期に風邪を引いていたことがある、なんてこともよくあるので、こうしたデータの確認はとても便利です。
「リアルタイム」のタブを見ていきます。まず、現在の歩数、消費カロリー、歩いた距離、睡眠時間が一目で確認できます。これにより、今の自分の活動量や健康状態を瞬時に把握することができ、日々の生活の改善に役立てられます。
「ターゲットの変更」をタップすると、目標設定の変更が可能です。
また、リアルタイムでは、心拍数を測定できます。ワンタップで、今時点の心拍数が表示されます。
心拍数同様、血中酸素レベルもリアルタイム確認が可能です。
詳細な設定は以下の通りです。特に日常的に操作するものはありませんが、必要に応じて確認や調整が可能です。
FY RINGのメリット
ここでは「FY RING」を使ってみてわかったメリットを紹介します。
以下5点です。
- 測定項目・精度は文句なし
- 本体自体が軽く、装着感が良い|時計が苦手な人でもOK
- IP68防水仕様でずっとつけてられるからラク
- マットで落ち着いたデザイン|仕事でつけてもOK
- サブスク要素がないのが好印象
測定項目・精度は文句なし
「FY RING」を使用してみて、測定項目は充実していると感じました。以下の項目が網羅されています
- 睡眠
- 歩数
- 消費カロリー
- 移動距離
- ストレス
- 心拍数
- 酸素飽和度
- 表皮体温
- 心拍変動性
- 心拍数(リアルタイム)
- 酸素飽和度(リアルタイム)
リアルタイム:測定したいタイミングで測定できる
知りたい情報がしっかり網羅されている点で「これで十分」だと感じました。
特に、体温を測定できないスマートウォッチを使っている人にとって、「FY RING」を追加してあげるのはアリなんじゃないかと思います。
また、知ってほしいのは「精度」について。
スマートリングって、小さくて精度悪そうに感じませんか?
それね、逆なんです。精度はかなり高いと感じました。
一般的に、指で測定するスマートリングは、手首で測定するスマートウォッチよりも高い精度を提供できるとされています。
実際に、僕が普段つけている「HUAWEI WATCH FIT 3」や「HUAWEI WATCH GT 4」と比較しても、結果に大きな違いはありませんでした。デラタメなデータは一切なかったですね。
心拍数や血中酸素はもちろん、睡眠の分析結果の精度の高さにも驚かされました。
だって、昼寝や仮眠までしっかりカウントしてくれますから。
精度的には、FY RINGの睡眠評価が高いと翌日の調子が良く、逆だと不調なケースが多いです。
要は、分析結果がしっかり僕のカラダに現れるので、その点でも信頼おけるデバイスだなと感じました。
心拍数、血中酸素、体温、ストレス、睡眠などを精度良くモニタリングしたい人には、ぜひ「FY RING」を試してほしいですね。
本体自体が軽く、装着感が良い|時計が苦手な人でもOK
FY RINGの最大の魅力はここですね。
「装着感の軽さ」、これに尽きます。
まずね、本体がかなり軽い!
開封時のファーストインプレッションが「軽すぎ!!」でした。
チタン製のボディがその理由です。
僕が所有しているスマートリング、例えば「EVERING」よりも明らかに軽いです。
「FY RINGどう設計してここまで軽くしてるの?」と気になるくらい。本当に中に機械入ってるんだろな!冗談です(笑)。
また、指輪型のデバイスならではのメリットとして、「つけてるのを忘れる」感があります。
結婚指輪してる人って、もはやつけてること忘れるじゃないですか。カラダと一体化してるみたいな。
FY RINGも同じくそんな感覚で、ずーっとつけても違和感がないです。ウェアラブルデバイスとして最強のメリットですね。
その点で、スマートウォッチが苦手な人や、つける習慣がない人に、強くおすすめします。
FY RINGは、軽さと装着感の良さで、スマートウォッチに代わる優れたウェアラブルデバイスと言えますね。
今もFY RINGを左手の中指つけながらこの記事を書いていますが、うむ、今つけていることを思い出しました(笑)。
IP68防水仕様でずっとつけてられるからラク
僕の生活は、24時間FY RINGとともに過ごしています。
だからこそ「つけていることを忘れる」感覚が味わえます。
これができるのは、FY RINGの優れた防水性能にあります。
- お風呂
- 手洗い
- 食器洗いなど
IP68という強力な防水仕様により、以下のような状況でも全く問題ありませんでした。
お風呂で水没させても大丈夫だったので、水泳などのスポーツでも問題ないと思います。
ウェアラブルデバイスって1日中つけるものだからこそ、「水」に制限されたくないですよね。
電化製品であるスマートウォッチなどは、どうしても水に対して気を使いがちです。
その点で、FY RINGは水に対する不安が少ないので、気楽に使えます。
水を気にしなくて良いのは、日常生活でのストレスを大幅に軽減してくれますね。
マットで落ち着いたデザイン|仕事でつけてもOK
指輪型のデバイスで気になるポイントが1つあります。
「目立ちすぎないか?」です。
アクセサリー要素が強すぎると、どうしても職場でつけにくくないですか?
スマートリングは常に装着するものなので、仕事の時だけはずすのは避けたいものです。
その点、FY RINGは良い意味で目立ちすぎないデザインで、職場でつけても全然OK!
- 落ち着いたカラー展開|シルバー、ブラック
- マット仕上げ|ツヤ消しで目立たない
- シンプルなデザイン|模様なし
FY RINGをつけて出社しても、特に指摘を受けたり、気づかれたりもありませんでした。
実物を見るまでは「目立ちすぎて職場で使えないかも」と心配していましたが、完全に心配しすぎでした。
ただ、目立ちすぎないとはいえ、リング自体はシンプルながら精度高く、デザインの良さが際立っています。
ガジェット好きは間違いなく愛着が湧くはずです。
言い方は難しいですが、スマートウォッチをつけながらもFY RINGをつけている左手が、僕は好きです。
サブスク要素がないのが好印象
現状、スマートリングで1番の有名どころが「Oura Ring」です。
デザインも測定項目もよく、少しお高いですが、ギークに支持されています。
ですが!僕は1つ気に食わないことがあります。
それは、Oura Ringにはサブスクリプション(サブスク)要素があることです。
具体的には、Oura Ringの全機能を利用するためには、月額999円もしくは年間10,999円の料金が必要です。
対して、「FY RING」はサブスクリプション要素が一切ありません。
本体を購入すれば、追加料金なしで全てのデータにアクセスでき、分析機能もフル活用できます。
ありがたやありがたや。
やっぱ企業としては、サブスク要素あったほうが収益安定しますからね。
でも、ウェアラブルデバイスのように日常的に使う製品では、毎日チャリンチャリンとお金がかかるのはいい気がしません。
その点で、FY RINGは日常的に使いやすいですよね。本体価格はそれなりにしますが、サブスクリプション費用がかからなので、長期的にはコストパフォーマンスが良いと感じました。
FY RING | Oura Ring | |
---|---|---|
デザイン | ||
測定項目 | 歩数/移動距離/消費カロリー 心拍数/心拍変動/ストレス 血中酸素レベル 睡眠時間/睡眠品質 体温変化 | 歩数/移動距離/消費カロリー 心拍数/心拍変動 血中酸素ウェルネス 睡眠時間 体表面温度 呼吸速度 |
本体価格 | 35,200円(税込) | 48,800円(税込)から |
サブスクリプション | なし | 月額999円 or 年間10,999円 |
追加費用 | 一度の購入で終了 | 継続的に発生 |
詳細 | くわしく見る | くわしく見る |
どちらのデバイスを選ぶかは、使用スタイルや予算によりますが、僕としてはサブスク要素なしの「FY RING」の方を使いたいなと感じました。
FY RINGのデメリット
ここでは「FY RING」を使ってみてわかったデメリットを紹介します。
以下2点です。
- スマホとの接続性がイマイチ
- バッテリー持ちがよくない⇒内容は更新済み
スマホとの接続性がイマイチ
スマホとの接続がイマイチなことが何度かありました。
具体的に、アプリを開いてもデータを同期しない、もしくは遅いことがありました。
どうやらリング内にある程度データが蓄積してないと、スムーズに同期できないようです。
スマートリングは本体にディスプレイがないので、結果を見るためにはアプリとの同期が必須です。
だからこそ、「データはサクッと同期できたら良かったな」と感じました。
この点については、今後のアップデートで改善されることを期待しています。
アプリの同期がスムーズに行われるようになれば、「FY RING」がさらに快適になるはずです。
バッテリー持ちがよくない|内容を更新しました
以下は、不具合だったので評価を改定しました。
現状、フルで充電してもまる1日、よくて2日程度しかバッテリーがもちません。充電自体は、およそ45分で完了するので優秀なのですが、1日に1回充電となるとストレスです。レビューのためにテストをしていてアプリを開く回数が多いので、それが原因かな?とも考えています。しばらく使ってみて進展があったら、ここで追記しますね。
不具合が解消されると・・・快適の一言です。
使ってみた結果、「FY RING」のバッテリーは余裕で12日間も持ちました。
毎日アプリを見ながら「まだ減らない、まだ減らない!」と、テンションが上がってしまいました(笑)。
10日を超えた時点でバッテリー残量は25%もありました。これなら安心して使用できます。
ガジェット類の充電が苦手な人に、特におすすめです。
気が向いた時にチャチャっと充電すればOK。充電スピードも速いので最高です。
FY RINGはこんな人におすすめ
- スマートウォッチの装着感が苦手な人
- 24時間快適につけられるウェアラブルデバイスを探している人
- サブスク要素のないスマートリングを探している人
やはり、スマートリングの「軽いつけ心地」と「装着のラクさ」がポイントです。
スマートウォッチを腕につけるのが苦手でウェアラブルデバイスを諦めていた人にこそ、「FY RING」は最適な選択肢です。
また、サブスク要素がないため、一度購入すれば追加費用が必要ないスマートリングになっています。
その点で、ランニングコストを抑えて生活を良くしたい人に、FY RINGはおすすめです。
FY RINGのレビューまとめ
「FY RING」を紹介しました。
心拍数や血中酸素、体温などのバイタルサインを測定するスマートリングをはじめて試したのですが、一言「良い」と感じました。
だってね、やっぱりスマートウォッチとは別物ですよ。つけるのがラクだし、つけているのを忘れるくらい自然です。
しかも、測定精度も高いです。
「ならスマートリングが良くない?」そう思っちゃいました。
価格はそれなりにしますが、サブスク要素がないので懐へのダメージも小さいです。
そして、これだけ最後に言っておきます。
最新ガジェット「スマートリング」をつけているのがうれしいし、楽しいです。やっぱ新しいモノって良いですね〜。自慢したくなります。
ぜひあなたも、ウェアラブルデバイスの中でも最新中の最新、「FY RING」を試してみてはいかがでしょうか。
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