Amazonの「Echo Pop(エコーポップ)」をレビューします。コンパクトだけど音もそこそこ良く、何より低価格で手に取りやすいスマートスピーカーでした。
とうとう出ました、Amazon Echoの新型。
スマートホーム好きとして、コイツは見逃せません。
それが「Echo Pop」。まさにPopの一言がびったりの1台です。
- 半球状のかわいらしいデザイン
- トレンドをおさえたカラーリング
- 手のひらサイズのコンパクトさ
部屋に置いておくだけで「気分があがる」、そんなスマートスピーカーでした。
もちろん、スマートスピーカーとして十分使えるスペック。
Amazonアレクサ搭載で、スマートホーム化にぴったり。
しかもですよ、これがお安いんですよ。これが。
我が家では、「Echo Show 5」や「Echo Dot」を愛用していますが、中でもとびきり安い!
「Amazon Echo試してみたいな」って人にイチオシの1台です。もちろんサブにもおすすめ。
- スペック
- 価格
- 開封・外観
- 使い方
- メリット・デメリット
- 比較
- こんな人におすすめ
そんなお値段含め、デザイン、機能など、以下ていねいにレビューしていきます。
- 音質は予想していたよりはるかに良い
- カラーリングがむちゃくちゃ気に入った
- 半球状のコンパクトかつミニマムなデザイン
- 必要最低限のEcho=価格が安い
- 上位モデルには音質、機能で劣る
Amazon Echo Popのスペック
スピーカーサイズ | 1.95インチ |
Ultra HD/空間オーディオ対応 | 非対応 |
Dolby | 非対応 |
ライン入出力 | 非対応 |
音声・ビデオ通話 | 音声通話のみ対応 |
家電の操作 ※別売 対応機器が必要 | 対応 |
リモコン家電の操作 ※別売 赤外線コントローラー必要 | 対応 |
Zigbeeスマートホームハブ内蔵 | 非搭載 |
モーション検知 | 非対応 |
温度センサー | 非搭載 |
音声ショッピング | 対応 |
サイズと重量 | 99 x 83 x 91 mm 196 g |
カラー | ティールグリーン、チャコール | ラベンダー、グレーシャーホワイト
詳細 | 詳細をみる |
ポイントは以下。
- 1.95インチのスピーカー搭載、音は悪くない
- コンパクトで置き場所に困らない
- 魅力的なカラー展開
「Amazon Echoの中で1番お安いモデルなのにがんばってるな~」ってのが第一印象。
上位モデルとくらべると、非搭載だったり非対応な部分もありますが、それでもスマートスピーカーとして十分なスペックです。
Amazon Echo Popの価格
2023年7月現在、Amazonにて5,980円(税込)ほどとなっています。
今発売しているEchoの中では1番安く、手にとりやすいモデルになっています。
とはいえ、スペックは上々。かわいらしい見た目も相まって、Echo Popを選ぶ人は多いです。
Amazon Echo Popの開封・外観
ここでは「Amazon Echo Pop」の開封および外観チェックをします。
開封
それでは開封していきます。
パカッと開けると、簡単なセットアップ方法が書いてあります。Amazonらしい(笑)。
内容は以下。
- Echo Pop本体
- 電源ケーブル
- 取扱説明書
Amazonのデバイスは、付属品スッキリしていて好印象です。
電源ケーブルはごく一般的なものです。
取扱説明書は日本語です。
ここらへんの簡潔な説明も、Amazonデバイスさすがだな〜って思います。
外観
それでは本体を見ていきます。
半球状のかわいらしいデザイン。今回は「ティールグリーン」というカラーをチョイス。
実物は、ウェブで見ていたより色が濃いめで、ひと目で気に入りました!
以下、細かい部分を見ていきます。
まず、前面上部にLEDランプがひとつ。LEDの色の違いで、以下を表現しています。
青:アレクサが聞き取り中
赤:マイクがオフ
オレンジ:セットアップモード
紫:おやすみモード
黄:新しい通知
緑:着信あり
アレクサ!と呼ぶとピコンと光るのがかわいいですよ。
上部には、物理ボタンが3つ。
- 両サイドが音量
- 中央がミュート
ぶっちゃけ、普段は声で操作するので、このボタンは使わないですね。
また、3つのポッチ(穴)が。こちらがマイクになります。声をしっかり聞きとってくれますよ。
背面下部に電源用のポートがひとつ。
また、下面はゴム素材が用いられていて、すべりにくくなっています。グラグラ感はゼロ。
前面は布地のファブリックが使用されていてPopな印象。お部屋のアクセントになってくれます。
ティールグリーンの色味がお気に入りポイントです。
サイドはプラ素材でできていて、正直高級感はないです。でも価格からすれば十分。
こちらも濃い目のティールグリーンで、Popさが際立ちます。
丸みをおびたデザインが良いですよね。これまでAmazon Echoには完全になかったデザインです。
手で持ってみました。小ささ、伝わりますかね?
カードやiPhone SEと比較してみました。
むちゃくちゃちっこいサイズで、置き場に困りにくいのがメリット。ちょっとしたスキマがあれば設置できます。
「Echo Dot」と比較してみました。
サイズ感にあまり違いはないものの、Echo Popのほうがコンパクトに感じます。
半球状のデザインがそう思わせるのかもしれません。
何度も言いますが、このカラー、良くないですか?
今のところEcho Popにしかないカラーです。
他のEchoでも展開してほしい(切実)。
上部のLEDはこのように光ります。視認しやすいですし、何よりちょっとしたアクセントになってかわいらしいです。
Amazon Echo Popのメリット
ここでは「Amazon Echo Pop」を使ってみてわかったメリットを紹介します。
以下4点です。
- 音質は予想していたよりはるかに良い
- カラーリングがむちゃくちゃ気に入った
- 半球状のコンパクトかつミニマムなデザイン
- 必要最低限のEcho=価格が安い
音質は予想していたよりはるかに良い
まずは、スマートスピーカー気になる「音質」から。
購入前までは、正直「音質はそれなりなんだろなぁ」と思っていました。
結果からお話しすると、「音質は予想以上に良かった」です。
もちろん、Echoの上位モデルにくらべれば劣りますが、起動した瞬間、響く音にビビッときました。
- スカスカじゃない芯の詰まった音
- 高音から低音まで、まんべんなく鳴る
- コレ1台で十分満足できるレベル
5,000円台の価格からすれば、おどろきといっても大げさな表現じゃないです。
スマホにつないでBluetoothスピーカーとしても使えるので、音を十分楽しんでもらえるはず。
高中低と、イコライザーで好みに調整できるのも良いですよね。
Echo Popを2台つかえば、「ステレオペア再生」することもできます。
期待しすぎは厳禁ですが、思った以上の音を鳴らしてくれますよ。
カラーリングがむちゃくちゃ気に入った
Echo Popの第一印象がコレ。カラーリングめちゃ良い。
- ラベンダー
- グレイシャーホワイト
- チャコール
- ティールグリーン
4色が用意されています。
個人的には1番Popっぽいカラー「ティールグリーン」をチョイスしました。
画像で見るよりもちょい濃いめ、グリーンとブルーの中間のような色です。
これがね、僕にクリティカルヒット、他のEchoにもこのカラー用意してほしいくらいでした。
他のカラーも部屋になじみやすい、適度にアクセントになるカラーです。
この色味、ぜひ実物を手にとって見てほしいですね。
半球状のコンパクトかつミニマムなデザイン
「Echo Pop」の大きな特徴のひとつが、その形状。
半球状のコンパクトなデザインです。
これまでのAmazon Echoにはなかったデザインですね。
本体自体のシンプルさも相まって、スッキリまとまっています。
- コンパクトだからこそ置き場所に困らない
- 半球状デザインで、カラーが映える
- まさにPop、部屋になじむかわいらしさ
似たデザインとして「Echo Dot」がありますが、そっちは球状ですからね。
インテリアとしても◎です。これなに?って聞かれるはず。
コンパクトかつかわいらしいデザインを求めるなら、間違いなくEcho Popがイチオシです。
必要最低限のEcho=価格が安い
「Echo Pop」、現行のEchoの中では、必要最低限のモデルになっています。
上位モデルについている温度センサーやもちろんディスプレイもありません。
ここだけ聞くとメリット?と思いますが、これはメリットなんです。
あくまで必要最低限のスマートスピーカーに仕上げることで、価格をグンと抑えてあります。
ひとつ上のモデル「Echo Dot」と比較しても、1,500円ほど安い価格設定になっています。
もちろん、現状のAmazon Echoの中で、最安のモデルなんです。
- Amazon Echoをはじめて試してみたいな
- 別の部屋にもEchoを置きたいな
こんな人にぴったりのモデル。そのために、あえてスペックダウンしてあります。
正直に言えば、上位モデルに付属する機能すべてをうまく使うのは、なかなか難しいです。
そういう意味でも、Echo Pop、多くの人に「ちょうどいいモデル」と呼べそう。
「Amazon Echo、どれにしよう?」とお悩みの方は、ぜひ1台目にEcho Pop、選んでほしいですね。
Amazon Echo Popのデメリット
ここでは「Amazon Echo Pop」を使ってみてわかったデメリットを紹介します。
以下1点です。
- 上位モデルには音質、機能で劣る
上位モデルには音質、機能で劣る
デメリットは1点のみ。
当たり前のことですが、上位モデルに劣る部分がいくつかある点です。
- 音質:EchoやEcho Dotに劣る
- 温度センサーや人感センサーは搭載していない
- Echo Showのようにディスプレイがないので、得られる情報量が少ない
つまり、適材適所、Echo Popが最適かどうか?しっかり考えて購入するのをおすすめします。
必要最低限で価格が安く、かわいらしいデザインを楽しみたい人には、間違いなくEcho Popが最適です。
Echo Popと上位モデルの違いを比較
ここでは、Amazon Echoの中でも売れ筋の製品と、「Echo Pop」を比較しました。
Echo Pop | Echo Dot | Echo Show 5 | |
---|---|---|---|
スピーカーサイズ | 1.95インチ | 1.73インチ | 1.7インチ |
カメラ | 非搭載 | 非搭載 | 2MP |
ディスプレイ | 非搭載 | 非搭載 | 5.5インチ 解像度960 x 480 |
音声・ビデオ通話 | 音声通話のみ対応 | 音声通話のみ対応 | どちらも対応 |
家電の操作 ※別売 対応機器が必要 | 対応 | 対応 | 対応 |
リモコン家電の操作 ※別売 赤外線コントローラー必要 | 対応 | 対応 | 対応 |
モーション検知 | 非対応 | 搭載 | 非対応 |
温度センサー | 非搭載 | 搭載 | 非搭載 |
音声ショッピング | 対応 | 対応 | 対応 |
サイズと重量 | 99 x 83 x 91 mm 196 g | 100 x 100 x 89 mm 304 g | 147mm x 82mm x 91mm 456g |
カラー | ティールグリーン、チャコール | ラベンダー、グレーシャーホワイトグレーシャーホワイト、クラウドブルー | クラウドブルー、グレーシャーホワイト、チャコール |
価格 | 5,980円(税込) | 7,480円(税込) | 9,980円(税込) |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
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「Echo Pop」の売りは以下。
- コンパクトなサイズ
- 豊富なカラーリング
- Echoの中で1番安い
ここにググっとくる人には、Echo Popは間違いなくおすすめ。
Echo Dotは、小さいサイズなのに音質が良いのが◎。価格もそれなりに安いので、まん丸デザインが嫌じゃなければおすすめします。
Echo Show 5は、何と言ってもディスプレイ搭載なのがポイント。価格はEcho Popの2倍程度になりますが、それでもディスプレイ搭載は魅力的です。
どの製品も魅力たっぷりの良品なので、ぜひぴったりの1台を見つけて選んでほしいですね。
Amazon Echo Popはこんな人におすすめ
- 価格をおさえてEchoを使いたい人
- Echo Popのデザイン・カラーが気に入った人
- コンパクトなサイズのEchoが欲しい人
「Echo Pop」のメリットは、「安い・かわいい・コンパクト」です。
この点で、他のEchoとしっかり差別化しています。
3点がハマる人には、ぜったい満足してもらえるスマートスピーカーに仕上がっていますよ。
Amazon Echo Popのレビューまとめ
「Amazon Echo Pop」を紹介しました。
かわいらしいデザインとカラーで、人に見せたくなるスマートスピーカーでした。
価格も手にとりやすいので、はじめてのスマートスピーカーにも、サブにも、どちらにもおすすめ。
しかもしかも、実際に使ってみると音質も悪くなく、「これ本当に最安のEcho なんかな?」と思うはず(笑)。
これまで、「Echo Show 5」や「Echo Dot」など使ってきましたが、どれともしっかり差別化された良品でした。
ぜひEcho Popで、
- アレクサとはなにか?
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- スマートスピーカーがある生活
これらを体感してほしいですね。
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