ワイヤレススピーカーをお探しの皆さま。
中でも、英会話や音声学習をメイン用途に考えているあなた!
BenQから、特化型のスピーカーが登場したので、紹介します。
それが「treVolo U」、かわいらしいネーミングですよね。
「声」に特化したスピーカーで、ネットを介した会議や授業が増えた今にピッタリのアイテム。
BenQさんが「語学学習専用」と言いきるスピーカー、その性能、気になりませんか?
実際に使ってみて感じたのは、
- 声がはっきり・くっきり
- 会話に最適な機能満載
- しかも、音楽鑑賞にも使える
語学学習専用とは言いますが、その他用途にもバッチリ使えるコンパクトなスピーカーでした。
- スペック
- 価格
- 開封・外観
- 使い方
- 音質
- メリット・デメリット
- こんな人におすすめ
以下、気になる「語学学習専用とはなんぞや?」を体感したことベースで紹介します。
BenQ treVolo Uのスペック
製品名 | treVolo U |
---|---|
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.0 |
Bluetooth通信距離 | Bluetooth標準規格Power Class1、10m(障害物がない場合) |
インターフェース | 3.5mm(4pin CTIA) ,Type C USB2.0 (充電用) 使用周波数帯域:60-20K Hz |
連続再生可能時間 | 約12時間 |
マイクロフォン | 全指向高感度マイク×1 全指向性環境音マイク ×1 |
電源 | DC5V/ 2A Type Cケーブル |
音声コントロール | 搭載 |
(安心モード)検知可能距離 | <1.5 m |
音声モード | 音楽モード、動画学習モード、ライブ学習モード |
サイズ(横幅×高さ×奥行き) | 174 * 95.34 * 81.36 mm |
重さ | 約760g |
環境条件 | 0~40º C(動作時) |
専用アプリケーション | treVolo Uアプリケーションサポート |
ポイントは以下。
- Bluetooth5.0対応、接続性◎
- 最大12時間のバッテリー持ち
- 2機のマイク搭載
- 3つの音声モードに対応
- コンパクトなサイズ
- 専用アプリがサポート
語学学習うんぬんをいったん忘れても、コンパクトなスピーカーとして優秀な、ワイヤレススピーカーでした。
また、語学学習の面では、普通のスピーカーにはないスペック(マイクや赤外線デバイス)をしっかり搭載している点も見逃せませんね。
専用のアプリも使いやすく、使い勝手も◎でした。
以下、くわしく内容をチェックしていきます。
BenQ treVolo Uの価格
2022年10月現在、Amazonにて29,900円(税込)ほどとなっています。
お高く感じる人が多いのではないでしょうか?
事実、僕自身も使ってみるまではそう感じていました(笑)。
ただ、実際に使ってみて、考えを改めました。
語学学習用という特化型の価値プラス、スピーカーとしての質感・スペックは間違いなく高いです。
「ちょっと良いワイヤレススピーカーを購入した!」って考えると、納得できるのではないでしょうか?
BenQ treVolo Uの開封・外観
それでは開封していきます。
外箱の時点でめっちゃかわいいし、高級感あります。
中身はこんな感じ。
- 本体
- 電源アダプター
- 電源ケーブル
- オーディオケーブル
- クイックスタートガイド
- 保証書
ごくシンプルです。
クイックスタートガイドは日本語です。
オーディオケーブルにも対応しているので、Bluetoothに対応していない端末でもOK。
イヤホンジャックさえあれば使えます。
電源は、USB Type-Cで供給します。
手持ちの充電器でも充電できるはずです。
外観は、なかなかかわいらしいですよね。
個人的に、すごくハマりました。
- 丸みをおびたフォルム
- 淡いブルーのカラーリング
高級感もしっかりあります。
treVoloのロゴもワンポイントとしてかわいいですよね。
製品のキモな、マイク・センサー類です。
- 全指向性高感度マイク
- 遠赤外線検出センサー
見えませんが、全指向性環境音マイクも埋め込まれています。
表面は金属製で、ツヤっとした質感。
そのため、持つとズッシリとした重みがあります
耐久性も高そうです。
上部にはボタンが5種類。
ポチポチとした押し心地のボタンです。
操作性は悪くありません。
背面はこんな感じ。
背面下部に、充電ポートとオーディオジャックがあります。
下部は、全面ゴム状の素材でできていて、すべることはまったくないです。
片手でも持てるくらいのサイズ感。
コンパクトで使い勝手◎です。
カードと比較すると、よりコンパクトさが伝わると思います。
BenQ treVolo Uの使い方
ここでは、「treVolo U」の簡単な使い方について紹介します。
初期設定
ぶっちゃけ、初期設定は簡単中の簡単です。
- treVolo Uの電源オン
- 接続したい端末からBluetoothで接続
- 音声を聞く
これだけ。
すぐ使い始められるのは気持ちがいいですね。
本体
本体には、上部に5つのボタンがあります。
- 音声モード
- 安心モード
- 音量
- Bluetooth接続
- 電源
音声モードは以下、3つのモードがあります。
- 動画学習モード
- ライブ学習モード
- 音楽モード
ボタンを押すことで、切り替えができます。
また安心モードのボタンを押すことで、音量の自動調整が可能です。
その他ボタンは説明不要かな。
シンプルな使い心地なので、迷うことは少ないと感じました。
アプリ
アプリもシンプルで実に使いやすいです。
できることは、以下4つ。
- バッテリー状況の確認
- 接続デバイスの確認、変更
- サウンドの最適化
- 安心モードの音量調節
アプリ側から調整できるのは便利ですね。
以下、簡単に使い方を紹介します。
まずは、専用アプリ「treVolo U」をインストール。
自動でtreVolo Uを検出します。
トップページはこんな感じ。
わかりやすく、見やすいUIだと思います。
- バッテリー状況
- 接続端末
- 音声モード
これらを確認することができます。
アプリ側からは、2点、調整することができます。
1つめが音声モードの最適化。
環境テストをすることで、その部屋、その環境に最適な音を作ってくれます。
かなり詳細までチェックしてくれますよ。
健康診断のときの、耳の検査みたいな感じでした。
2つめが、安心モードの調節。
音量を最適化してくれます。
- 最適な音量
- 環境音量
- 聞き手とtreVolo Uの距離
これらを計測、算出してくれます。
ガッツリ使う前に、調整してあげると気持ちよく使えそうです。
BenQ treVolo Uの音質
ここでは、treVolo Uの音質について、各音声モードの特徴を見ていきます。
先に言っちゃいますが、モード変更でびっくりするくらい変わりますよ。
動画学習モード
声:際立つ
周囲の音声:適度に低減
声を際立たせることで、音声学習に適したモードになります。
周囲の音声を程度に低減させることで、動画学習に最適な条件にすることができます。
例えば、動画学習で、次に紹介する「ライブ学習モード」を使うと、周囲の音声(バックの音楽など)に大きなエフェクトが入り、違和感のある音声になります。。
適度な効果ってのが重要なポイントです。
その点で、動画学習モードは、うまいポイントをついていると感じました。
ライブ学習モード
声:めちゃくちゃ際立つ
周囲の音声:おおはばに低減
ライブでの会話に適したモードになります。
周囲の雑音がおおはばにカットされ、本当に声だけが抽出されます。
ネットを介した会話がしやすくなります。
treVolo Uを使っている側にも、話し相手側にもメリットがありますよ。
本当に声しか聞こえないレベルの効きで、はじめて使ったときめちゃくちゃびびりました。
音楽モード
忘れちゃいけないのが、音楽モード。
音声にしか使えないスピーカーだと、普段使いしにくいですからね。
その点、treVolo Uは音楽もバッチリです。
高音・中音よりな印象もありますが、適度に低音も出る、バランスのとれた音を楽しめます。
スカスカした音ではなく、しっかり身の詰まった音です。
おまけ程度のスペックじゃなく、普通に製品として成り立つレベルの音質だと感じました。
音声用、音楽用と切り分けることなく、どちらにも使えるのは、ユーザーとしてはうれしい限りです。
BenQ treVolo Uのメリット
ここでは「BenQ treVolo U」を使ってみてわかったメリットを紹介します。
以下8点です。
- 雑音カットで会話が捗る
- 声がガチで際立つ
- 音量の自動調整ができる
- 音楽鑑賞にも十分以上に使える
- ワイヤレスで便利
- アプリが使える
- コンパクトなサイズ
- かわいらしいデザイン
雑音カットで会話が捗る
これ、ガチでビビったポイント。
ライブ学習モードの効きをチェックするために、音楽をガンガンにかけた部屋とLINE電話をしてみました。
…音楽聞こえない!!
試してみたところ、こちらの音もあちらには軽減されるし、あちらの音もまた同じく軽減されるようです。
「エコーキャンセラー技術」という、人の声だけ抽出する技術が搭載されているからだそう。
人の声:抽出
環境騒音:減少
エコー:減少
ネットを介した会話は、何かと雑音で伝わりにくいのが弱点でした。
「もう一回お願いします」って何回言ったことか…。
それが解消され、はっきり、くっきりと声を聞き取れるようになるので、会って話しているような感覚になるはずです。
なるほど!BenQが語学学習専用って言いきるだけあるな〜、そう感じました。
声がガチで際立つ
- 動画学習モード
- ライブ学習モード
この2つにすると、声がハッキリと際立ちます。
使ってもらえればすぐ気づくレベルに…です。
自分の声もハッキリと相手に伝わるし、相手の声もくっきりとわかりやすくなります。
声がわかりづらいとき、人は音量を上げがちです。
が、treVolo Uを使うと、その必要もなくなります。
treVolo Uが人の声に特化した「Clear Sound技術」を搭載していて、人の声の微妙なニュアンスなどもスピーカーに伝えることができるためです。
発音が気になる語学学習にピッタリなのは、このため。
さすが声に特化しているだけあるな!と、感心したポイントです。
音量の自動調整ができる
treVolo Uには、音量を自動調整する「安心モード」が搭載されています。
自分とtreVolo Uの距離や位置関係で、適切な音量に勝手に調節してくれるのです。
お子さんがスピーカーを使う場合、おもしろくって爆音にしがち。
そうなると、耳に悪いのは簡単にわかります。
そういう点でも、treVolo Uは安心ですよね。
耳に気持ちいい音量を自動で届けてくれるので、重宝すること間違いなしです。
音楽鑑賞にも十分以上に使える
僕がtreVolo Uを手にするまで1番気になっていたことが「音楽鑑賞に使えるか?」でした。
結果からお話すると、バッチリ使えます。
音楽モードが搭載してますからね。
初めて鳴らしたときはイマイチかと思ったのですが、ほんの30分くらい音楽をかけ続け、エージングしてあげたら音が変わりました。
音質のところでもお話したとおり、低音は控えめですが、高音・中音がよく鳴り厚みのある音を楽しめます。
treVolo Uのサイズからすると、十分以上の音質だと思いますよ。
語学学習にも、音楽鑑賞にも使えるのはうれしいですね。
スマホで簡単に音楽が聴けるようになるのもポイントです。
ワイヤレスで便利
treVolo Uは、連続再生12時間に耐えるバッテリーが搭載されています。
しかも、スマホやタブレット、PCとはBluetooth接続です。
つまりは、完全にワイヤレスで使えるワケです。
これが便利!
部屋を移動したり、位置を変えたりなんてことはお手の物です。
- リビング
- 寝室
- 子ども部屋
どこでも簡単に、シームレスに語学学習・音楽を楽しむことができます。
コンセントからぴぴぴってケーブルがないだけで、むちゃくちゃフットワーク軽くなりますからね。
アプリが使える
アプリがシンプルでとても使いやすいです。
- 音量の自動調整(安心モード)
- 音の環境テスト
- 接続端末の管理
できることは多くないですが、それくらいのほうが使いやすいってもんです。
わかりやすい使い心地で、アプリにも手を抜かれてないなって感心しました。
コンパクトなサイズ
手にして最初に思ったことが「ちっちゃ!」でした。
外箱の時点ですでにスリムです。
本体は余裕で片手で持てます。
部屋を移動する際の持ち運びも難なくできますし、置き場所にも困りません。
何より、子どもの小さなデスクにちょこんとかわいくおけます。
- 部屋を移動すること
- 置き場所に困らないこと
この2点が考慮された絶妙なサイズ感だと思いました。
かわいらしいデザイン
デザイン…かわいいですよね。
丸みをおびたポップなデザイン。カラーリングも好みです。
なのに、近くで見たらしっかり高級感もあるんですよ。
大人から子どもまで、広い世代の人に好まれるデザインです。
BenQ treVolo Uのデメリット
ここでは「BenQ treVolo U」を使ってみてわかったデメリットを紹介します。
以下2点です。
- カラーリングが1色
- 内蔵音声アシスタントはイマイチ
カラーリングが1色
カラーリングは1色しかありません。
せっかくのかわいらしいデザインなので、何色か展開があればうれしかったかなと思います。
誰しもが好きな色だとは思うのですがね。
個人的には、大人が好きそうな色がプラス2色(男性向け、女性向け)くらいあればうれしかったですね。
内蔵音声アシスタントはイマイチ
treVolo Uにははじめから音声アシスタントが内蔵されています。
「音符ちゃん」って言います。
音符ちゃんって呼ぶと、言うことを聞いてくれます。
ただ、使用感はちょっとイマイチに感じました。
- 反応性があまりよくない
- 使う場面があまりない
アシスタントがついているのはめちゃくちゃうれしかったのですが、上記2点で今のところあまり使用してないです。
BenQ treVolo Uはこんな人におすすめ
- ネットで語学学習をしている人
- WEB会議をよくする人
語学学習をしたい人には迷わずおすすめします。
今の時代、ネット上にはさまざまな音声学習の教材が転がっているので、それらを120%恩恵を受けるにはうってつけのアイテムだと思いました。
自己投資としていかがでしょうか?
また、WEB会議を良くする人にもおすすめします。
「今なんて言ったのかな?」を限りなく少なくできるスピーカーだからです。
在宅勤務とかにも使えると思います。
これから語学学習を始める人へのプレゼントにもおすすめします。
BenQ treVolo Uのレビューまとめ
BenQの語学学習専用スピーカー「treVolo U」を紹介しました。
- 声の聞き取りやすさ
- 声のつたえやすさ
これを追求に追求した特化型スピーカーで、BenQさんの本気度が伝わってきました。
でも、音楽鑑賞にもバッチリ使える汎用性の高さもあり、多くの人におすすめできるスピーカーだと感じました。
大人にも子どもにも、「ネットを介して声を伝え・伝えられる人」にぜひ1度使ってほしいです。
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