Morus V3をレビューしました。
自立式の衣類スチーマーで、前モデルの不満点をしっかり解消した優秀な新モデルでした。
服をばっちり選んで着てみたけど…なぜか見た目に清潔感がない。
よく見ると、シャツがシワだらけ。
外から見た印象は、シワのあり・なしで大きく変わります。
そんな時に活躍するのが「衣類スチーマー」、僕は特に「Morus V6」を愛用していました。
短時間でサッとシワを伸ばせるうえ、ニオイ対策にもなり、手軽に使える便利なアイテムでした。

そのMorusから、新しいモデルが出たので、今回はそれを自信を持って紹介します。
それが「Morus V3」、型番的には下位モデルのように見えますが、Morus V6で「残念だな」と感じた点を見事に改善した1台でした。
具体的に、
- タンク容量がアップ!長時間の使用OK
- 自立するデザインに変更!好きな場所に置けて、安全性も高い
- 香り付け機能搭載!衣服の清潔感がさらにアップ


衣類スチーマーとしての使い勝手が大きく向上し、日常使いにさらに便利になりました。
特に印象的だったのは「自立式デザイン」。スタンド不要で扱える点は、安全性と利便性の両方に優れていました。
しかもですよ、V6から1万円ほど安くなっているので驚きです。
とはいえ、価格が下がった背景にはコストカットによるデメリットも存在します。
本記事では、そのあたりのマイナス面も含めて、しっかりと紹介していきます。
- スペック
- 開封・外観・実際に使ってみた結果
- メリット・デメリット
- こんな人におすすめ
以下、ていねいにレビューしていきます。
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- スタンド不要の自立式デザイン
- 350mlの大容量タンクで長時間の使用が可能
- Morus V6とくらべ、吸引部とアイロン部が逆配置に変更
- 香り付け機能で衣類をリフレッシュ
- 手頃な価格|Morus V6より1万円安い
- ボディの質感がややチープ
- 動作音が大きめ
Morus V3のスペック


製品名 | Morus V3 |
---|---|
サイズ | 113 × 162 × 292 mm |
重量 | 850 g |
消費電力 | 900 W |
電源 | 100 V(50-60 Hz共用) |
スチーム穴数 | 7穴 |
注水量 | 350 ml |
余熱時間 | 30秒 |
スチーム量 | 約16 g / 分 |
吸引力 | 3,000 Pa |
コードの長さ | 1.8 m |
生産国 | 中国 |
Morus V3の開封・外観・使ってみた結果


ここでは「Morus V3」の開封および外観レビューをします。
開封
それでは開封していきます。


外箱は「Designed by Morus」の文字が入った、シンプルでかわいらしいデザインです。


開封すると、すぐにクイックスタートガイドが目に入ります。最近はこのように、製品を取り出す前に使い方を確認できる製品が増えてきましたよね。使い方がわかりやすくまとめられていて好印象でした。








同梱品は以下です。
- Morus V3本体
- 香り付け専用アタッチメント
- セラミックパッド
- クイックスタートガイド


香り付け用のアタッチメントとセラミックパッドが付属します。








香り付け機能は、アタッチメントにセラミックパッドをセットし、そこにアロマオイルを垂らして使用する仕組みです。




外観
それでは本体を見ていきます。カラーは「リネンベージュ」をチョイスしました。真っ白よりも、これくらいのカラーが今の気分です。他にも「アッシュネイビー」が用意されています。


本体は、アイロン部位、操作部位、水タンク部位の3つのパートで構成されています。






まず「アイロン部位」から見ていきます。上部に排気口、背面の縁にカラーインジケーターがあります。動作中はインジケーターが光る仕組みで、視覚的にも状態がわかりやすいです。


本体は丸みのあるかわいらしいデザインです。無駄のないシンプルな外観が気に入りました。




アイロン部にはさりげなく「Morusのロゴ」が入っています。


前面から見ると、上部が加熱部、下部が吸引部という構造です。吸引によって衣類を引き伸ばし、同時に加熱部でシワを伸ばしていく仕組みになっています。この構造により、片手で上から下へなぞるだけで簡単にシワを取ることができます。




吸引部位は、レバー操作で簡単に取り外しできます。




また、吸引部はホコリコレクターになっていて、衣類に付着したホコリや花粉などがここに収集されます。吸引部は細かく分解できるデザインになっていて、ホコリや花粉などの掃除は手軽に行えます。丸ごと水洗いOKです。












次に、「操作部位」を見ていきます。背面には吸引機能のオン・オフスイッチがあります。




前面にはスチームと吸引のトリガーが配置されていて、これを引くことで動作が開始します。




持ち手部分は適度な太さで、女性や手の小さい方でも握りやすく設計されています。トリガー操作も軽く、長時間使用しても疲れにくい印象でした。




続いて、「水タンク部位」を見ていきます。350mlの大容量のタンクになっていて、複数の衣類をまとめてアイロンがけする際にも、水持ちがいいです。


水タンクはレバーを下げるだけで簡単に取り外すことができます。




ゴム栓を外して、水を入れる仕組みです。給水用の栓だけでなく、排水用の栓も用意されているのが好印象です。排水栓があることで、タンク内の水を完全に抜ききることができ、衛生面でも安心です。




水を入れたら、タンクを本体に「カチッ」と戻せばすぐに使用可能です。




電源ケーブルは取り外しできないタイプで、長さは1.8mです。前モデルのMorus V6とくらべ、電源ケーブルはやや短くなっていますが、取り回しに大きな差は感じませんでした。




そして、Morus V3の最大の特徴を紹介します。それが「自立式デザイン」です。前モデルであるMorus V6は置く時にスタンドが必要でした。Morus V3は自立式なので、床やテーブルなど、どこにでも気軽に置けて、扱いやすさが格段に向上しています。


底面も広めに設計されていて、高温時でも安定して置ける点が安心感につながります。


ここからは、前モデルであるMorus V6とMorus V3を比較していきます。
まずサイズ感ですが、Morus V3のほうがやや大きめの設計です。


Morus V6は近未来感のあるデザインだったのに対し、Morus V3はよりシンプルなデザインになりました。


Morus V6とくらべ、Morus V3は水タンクの容量が約2倍になりました。Morus V3は、水を追加する手間が明らかに少ないです。


操作部の構成自体はV6と共通していて、トリガー操作でスチームと吸引が同時に開始されます。


最大の違いはやはり「自立式かどうか」です。V6ではスタンド必須だったのが、V3では不要になっています。


また、アイロン部と吸引部の並びもV6とV3で逆になっており、V3では上部がアイロン、下部が吸引です。この配置変更は実際の使い勝手に影響があると感じたため、メリットのところにくわしくまとめています。


実際に使ってみた結果
実際に、Morus V3を、シワシワのシャツでテストしてみました。画像左が使用前、右が使用後ですが、見た目の印象がまったく違います。
まず前面ですが、細かい部分含め。キレイにシワ伸ばしできました。胸のあたりの装飾がなにもない部分は、吸引も相まって、特にアイロンがけしやすかったです。



こう見ると、使用前後で清潔感がまったく違いますね(笑)。




腕部分の深いシワも、数回なぞるだけでしっかり伸びました。




背面です。しっかりシワが入っていたので「とれないんじゃないか?」と思っていましたが、しっかりシワが伸びたので驚きました。ポケットや装飾のない部位は非常に操作しやすいですね。



上から下までザっとシワがとれるので快感でした(笑)。
シャツ1枚、おおよそ10分かけて丁寧に作業した結果、シワシワのシャツが、外に着て出てもまったく問題ないまでになりました。ハンガーにかけたままの作業でも扱いやすく、ストレスなくシワ伸ばしができました。








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Morus V3のメリット


ここでは「Morus V3」を使ってみてわかったメリットを紹介します。
以下5点です。
- スタンド不要の自立式デザイン
- 350mlの大容量タンクで長時間の使用が可能
- Morus V6とくらべ、吸引部とアイロン部が逆配置に変更
- 香り付け機能で衣類をリフレッシュ
- 手頃な価格|Morus V6より1万円安い
スタンド不要の自立式デザイン


Morus V3の最大の特徴は、スタンド不要の自立式デザインです。
本体の底面が大きく設計されており、どこでも安定して自立させることができます。




前モデルのMorus V6では、スタンドが必要だったため、自立式を望む声が多くありました。
僕自身も、V6を使っていて「自立してくれたらいいのに」と思うことがよくありました。
そこをしっかりアップデートして自立式でリデザインしたMorusさん、ユーザー目線の改善がうれしいです。


実際にMorus V3を使ってみて、
- アイロン掛けの途中にサッと置ける
- どんな場所にもそのまま置けるので、作業場所を選ばない
- スタンドが不要で、普段の保管にも便利
格段に扱いやすく、便利になりました。
本体は水タンク含めやや重さがある分、作業途中で「休憩をとりやすい」のも、自立式の助かるポイントです。
休み休み作業できるので、女性の方や子どもでも、無理なく使えます。
また、底面が大きめに設計されているので、安定性が高く、どっしりと置けるので安心して使えるのも魅力です。


Morus V6の場合、組み立て式のスタンドに置くしかなかったので、やや不安定さがありました。





それにくらべ、Morus V3は安心感があります。高温で危険性のあるスチーマーなので、この安心感は大きなメリットでした。
350mlの大容量タンクで長時間の使用が可能


水タンクが大容量になりました。
Morus V3の水タンクは350mlと、前モデルの170mlと比べて約2倍の容量です。


おかげで、
- 連続使用時間が大幅に伸びた
- 途中で何度も給水しなくて済むので、ストレスが軽減
- たくさんの衣類を一度にケアできる
やっぱり、一度の作業で何度も給水するのってめんどうじゃないですか。
その点、Morus V3の給水回数は、Morus V6の半分に抑えられます。



わが家での使い方(シャツ3枚程度)では、Morus V6だと絶対に1回は給水する必要があります。それがMorus V3だと、給水なしでOKでした。
忙しい朝やたくさんの衣類をまめて作業する際、大容量タンクのありがたみを感じましたね。ストレスゼロです。
ただ、タンク容量が上がった分、水の分の重量増加はたしかに感じました。それでも、何度も給水する手間よりは、重いほうが良いというのが僕の結論です。
日常使いもスムーズに、使い勝手を大きく向上してくれる良アップデートでした。
Morus V6とくらべ、吸引部とアイロン部が逆配置に変更


この画像を見て、Morus V3とMorus V6の違いを考えてみてください。
・・・
正解は、「アイロン部位と吸引部位が逆になった」です。
実のことを話すと、Morus V3が販売する以前、Morus V6を使っていた時、「アイロン部位と吸引部位が逆になればいいのにな〜」と思っていました。
だってイメージしてみてください。シャツをハンガーにかけて衣類スチーマーをあてる時、「上から下」に向かってかけませんか?上から下にスーッと。
となるとですよ、下の部分しっかり吸引して衣類を固定しながら、上のアイロン部位でしっかりシワを伸ばす・・・このほうが効率的だと思いませんか?
逆だとアイロンが先で、吸引が後・・・ややチグハグ感がありませんか?
さて、画像に戻りましょう。


Morus V3は、Morus V6から、アイロン部位と吸引部位が逆になりました。僕がイメージした「正しい向き」にです。
実は心のスミで、Morus V6をレビューしていたその時、「次のモデルではアイロン部の配置が逆になるんじゃないかな〜」と思ってたんです。
それが現実になり、開封時に「やっぱりね!」とニヤリとしました。



Morusさんが僕と同じイメージで配置を変えたかは定かではないのですが、より使いやすくなったアップデートには間違いありません。
香り付け機能で衣類をリフレッシュ


「Morus V3」 は新しく、「香り付け機能」が搭載されました。
具体的に、
- 香り付け用のアタッチメントを準備
- 専用のセラミックパッドにアロマオイルなどを垂らす
- アタッチメントを本体に取り付ける
- スチームを衣類などに当てる
たった数ステップで、スチームにのせた香りを、衣類にまとわせることができます。
好きな香りを使える点がポイントで、ふんわりと長時間持続します。
スチームを当てるだけでも、衣類の消臭効果があるのですが、香り付け機能のおかげで、より「リフレッシュ効果」へ磨きがかかったという感想です。
強すぎない香りが好印象で、どんな方でも嫌味なく香りをまとえます。
また、洗濯が難しいアイテム(カーテンやクッション、スーツなど)の製品をリフレッシュするのにも使えました。
- 高温のスチームによる消臭効果
- 香り付け機能によるリフレッシュ
この2つの効果で、洗濯が難しいアイテムでも、気軽に清潔さを保てます。
子育て世代のわが家からすると、①清潔感を保てる②アロマなどの天然成分でいい匂いが出せる、この2点で子ども製品への活用ができるのがうれしいポイントでした。



Morus V3は、単にシワ伸ばしできるだけでなくて、「使える機能」を搭載しているので、普段から活躍の場が多い製品でした。
手頃な価格|Morus V6より1万円安い


「Morus V3」、一般販売価格は9,980円(税込)となっています。
前モデルのMorus V6とくらべ、なんと1万円も安く、約半額!!
・・・おどろきの価格設定です。
正直、Morus V6とくらべ、多くの点でアップデートがあり、Morus V3は非常に使いやすく進化しました。
- 自立式デザイン
- 大容量タンク




特にこの2点。
それなのに、価格が抑えられている点、コスパを重視する僕からすれば、かなりの優良製品でした。
一般的な衣類スチーマーとくらべても、一回りくらい安い価格水準となっています。
Morus V3:9,980円(税込)
パナソニック NI-FS70A:約15,000円(税込)
ティファール アクセススチーム:約10,000円(税込)
日立 CSI-RX71:約13,000円(税込)
東芝 TAS-X7:約12,000円(税込)
Morus V3は、性能を重視する人、価格を重視する人、どちらでも納得できる製品でした。
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Morus V3のデメリット


ここでは「Morus V3」を使ってみてわかったデメリットを紹介します。
以下2点です。
- ボディの質感がややチープ
- 動作音が大きめ
ボディの質感がややチープ
本体の質感については、ややチープに感じたのが正直なところです。
Morus V3の「カラー」や「マットな質感」は気に入ったのですが、全体的にプラスチック感が強く、見た目の高級感にはやや欠けます。
この点においては、Morus V6のほうが上で、所有感を満たすデザインでした。
ただ、価格がMorus V6の半分であることから、このチープさは許容範囲内かなと。
デザインを重視する人は、Morus V6をおすすめします。
動作音が大きめ
本体の吸引機能をオンにする際の、動作音がかなり大きめです。
モーター音のような、「ウィーーーン」という音がします。
吸引機能を使わなければ、この音はまったくしません。
ただ、やはり、Morus V3の最大のメリットである吸引機能を使わないのはもったいないので、動作音の大きさは目をつぶることになりそうです。
前モデルであるMorus V6にくらべても、動作音の大きさは目立つところで、個人的にはもう少し小さな音になるとうれしかったですね。
Morus V3はこんな人におすすめ


- 価格を抑えて、吸引機能付きの衣類スチーマーを購入したい人
- 忙しい毎日でも、サッと身だしなみを整えたい人
- 自立式デザインや大容量タンクなど、使い勝手を重視した衣類スチーマーを探している人
Morus V3のレビューまとめ


「Morus V3」を紹介しました。
前モデルであるMorus V6から、ユーザー目線の良アップデートが施されている点が印象的でした。
特に、
- 自立式デザインで置き場に困らず、安定性も高いので安心
- 大容量タンクを搭載していて、1度にたくさんの衣類をケアできる
前モデルで感じていた「惜しいな」という部分が、確実に改良されていました。
それでいて、価格が1万円以下と、手に取りやすい価格設定に驚きです。
短時間で衣類のシワを伸ばし、清潔感を取り戻せる便利アイテムです。



日々活躍する場面が多く、1台あると重宝すると思いますよ。
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