HUAWEI WATCH GT 5 Proをレビューしました。
質感・機能ともにトップクラスのスマートウォッチです。
ついに最高のスマートウォッチが登場しました。
- デザイン
- 機能、スペック
- 耐久性
どの要素をとっても、どの要素を取っても僕が使った中で最高の仕上がりです。
それが「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」。
腕につけた瞬間、しっとり手首に吸い付くようにフィットし、高級感がバチバチです。
僕はこれまで、メイン機として「HUAWEI WATCH GT 4」を1年使い続けてきました。
そことくらべても、進化をしっかりと感じました。
ポイントは3つ。
- 間違いない質感・デザイン、サファイヤガラスとチタン素材の贅沢さ
- 豊富な測定項目、これ着けときゃ間違いない
- 新機能が追加!特に「情緒」はメンタルの健康管理に役立つ
これらについて、くわしくレビューさせていただきます。
- スペック
- 開封・外観
- 使い方
- メリット・デメリット
- こんな人におすすめ
たまらなく最高なスマートウォッチでした。
- デザイン・質感、すべてが最高
- 文字盤の数が豊富
- 測定できる項目が多い
- 新機能「情緒」が使える
- バッテリー持ちがめちゃめちゃ良い
- ベルトが固定されていて平らにできない
- キーボードが使えるけど打ちづらい
- 無印版とくらべると高価|Pro版と無印版を比較
HUAWEI WATCH GT 5 Proのスペック
製品名 | HUAWEI WATCH GT 5 Pro |
---|---|
サイズ | 46 mmモデル:約46.3 mm × 約46.3 mm × 約10.9 mm 42 mmモデル:約42.49 mm × 約42.49 mm × 約9.6 mm |
手首サイズ | 46 mmモデル:約140-約210 mm 42 mmモデル:約120-約190 mm |
重量 | 46 mmモデル:約53g(ベルト含まず) 42 mmモデル:約44g(ベルト含まず) |
ディスプレイサイズ | 42 mmモデル:1.32インチAMOLEDディスプレイ | 46 mmモデル:1.43インチAMOLEDディスプレイ
ディスプレイ素材 | サファイアガラス |
ディスプレイ解像度 | 42 mmモデル:466 × 466ピクセル、PPI 352 | 46 mmモデル:466 × 466ピクセル、PPI 326
材質 | 42 mmモデル:ナノクリスタルセラミック | 46 mmモデル:チタニウム
ベルト | 46 mmモデル:ブラック フルオロエラストマーベルト or チタニウムベルト 42 mmモデル:ホワイト フルオロエラストマーベルトor ナノクリスタルセラミックベルト |
センサー | ジャイロセンサー 磁気センサー 光学式心拍センサー 気圧センサー 温度センサー 環境光センサー 深度センサー | 加速度センサー
ボタン | ホームボタン(回転クラウン)とサイドボタン |
充電端子 | ワイヤレス充電 |
対応OS | Android 8.0以降 iOS 13.0以降 |
防水 | 5 ATM、IP69K |
通信規格 | NFC:対応 Bluetooth:2.4 GHz、BT5.2(BR,BLE) GNSS L1:GPS + GLONASS + GALILEO + BDS + QZSS L5:GPS + GALILEO + BDS + QZSS |
動作環境 | -20℃–+45℃ |
充電 | 5V-9V DC/2A |
バッテリー持続時間 | 通常使用で約14日間 ヘビーユースで約9日間 常時点灯機能使用時で約5日間 42 mmモデル 通常使用で約7日間 ヘビーユースで約5日間 常時点灯機能使用時で約3日間 | 46 mmモデル
マイク | 対応 |
スピーカー | 対応 |
付属品 | 充電クレードル(充電ケーブル含む)× 1 クイックスタートガイド / 保証とアフターサービスのご案内 × 1 |
HUAWEI WATCH GT 5 Proの開封・外観
ここでは「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」の開封および外観レビューをします。
開封
それでは開封していきます。黒いパッケージにゴールドのロゴが映えて、豪華さが際立っています。
箱を開けると、HUAWEI WATCH GT 5 Proが堂々と鎮座しています。初見で質感の良さがわかるレベルです。
前モデルのHUAWEI WATCH GT 4シリーズのデザインを踏襲した八角形を基調にしたデザインを採用しています。シンプルな丸ではなく、この形状がアクセントになり、見た目にも高級感が増しています。
写真たくさん撮ったので、ぜひ見ていってください。
同梱物はとてもシンプルです。
- HUAWEI WATCH GT 5 Pro本体
- 充電クレードル
- 取扱説明書
充電器は無線タイプで、ウォッチをマグネットで接続して充電できます。付属の充電器だけでなく、他社製の無線充電器も使用可能です。
ガジェット好きはお気に入りの無線充電器をひとつやふたつ持っているはずなので、それが使えるのはうれしいポイントだと思いました。
取扱説明書は日本語記載です。ただ、内容は基本的なものに限られています。使い方は簡単なので、特に説明書を見なくても使いこなせると思います。
外観
それでは、「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」の外観をくわしく見ていきます。今回はPro版のブラックモデルをチョイスしました。
まずはディスプレイのデザインから。はじめに書いた通り、八角形をベースにした特徴的なデザインになっています。ただの丸じゃないのが良いんですよ。アクセントとして効いているし、何よりかっこいいですよね。
ディスプレイも実に美しいです。サファイヤガラスを採用していて、キズがつきにくく、汚れもサッと拭き取れます。1.43インチの大型のディスプレイで、小さな文字までしっかり見やすいです。
ディスプレイの解像度は「466 × 466ピクセル」で、めちゃめちゃキレイです。前モデルとくらべても、ディスプレイの明るさ、鮮明さ、透明度、どれをくらべても向上しているように感じました。
ウォッチのサイド部分には、2つのボタンが搭載されています。
リューズ部分は、クルクルと回転操作もでき、ポチッとボタンにもなります。赤いラインがアクセントになっていて、小さくHUAWEI WATCH GTの刻印もあります。細部までこだわったデザインです。
下側のボタンを押すと、フィットネス機能を簡単に呼び出せるようになっています。ここのボタンは操作を好きにカスタマイズ可能です。
ウォッチの反対側サイドには、特にボタン類はありません。ケーシングはチタン製で、上品なツヤがあり、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
ウォッチの上下部分「ラグ」と呼ばれるパーツまでもチタン製で、より高級感が増しています。
HUAWEI WATCH GT 5の無印版とくらべると、このラグ部分のデザインが大きく違いますね。
背面を見ていきます。ここも、前モデルとくらべるとめちゃめちゃ美しくなっています。センサー類が均等に並べられているデザインで、「裏側までデザイン美しいなぁ」と率直に感じました。無駄のないセンサー配置は幾何学模様のようでお気に入りです。
HUAWEI WATCH GT 5 Proのブラックモデルは、ベルトがフルオロエラストマー製となっています。サラッとした触り心地の素材で、24時間装着してもストレスを感じにくいです。汗をかくスポーツとの相性も良いです。
Pro版は本モデルと別にチタン製ベルトを搭載したモデルも用意されています。ただ、24時間の装着を考えれば、僕はフルオロエラストマー製のベルトをおすすめします。
ウォッチ背面の上下にボタンがあるのわかりますか?「EasyFit 3.0デザイン」と名前が付けられていて、ワンタッチでベルトの着脱が可能です。
このように、簡単にベルトが取り外せます。取り付けも簡単で、ベルト部分をウォッチ本体に押し込むだけです。このおかげでベルト交換がラクですね。シーンにあわせてベルトを選ぶのも楽しそうです。
金属製のベルトに変えて、雰囲気をガラッと変えてみるのも良いかなと思っています。
バックル部位も実に質感高いです。HUAWEIの刻印が入っているのも高ポイント。
実際に装着してみました。着けたらすぐわかります、やっぱ良いわって。装着感の良さはもちろんのこと、適度な重厚感で「良いモノ着けている感」がすごいです。1.43インチの大型のディスプレイが存在感があって、それも気に入りました。全体的にツヤが抑えられたデザインもポイントで、落ち着いた雰囲気となっています。
ラグ部分のデザインがPro版はやっぱり特徴的ですよね~。金属の重厚感が前面に出された良デザインだと思います。ここが気に入ってProを選ぶ人も多いんじゃないかな。かく言う僕も、このデザインにほれてProを選びました。
ウォッチ部分とベルト部分の一体感があり、ディスプレイからスムーズにベルトに繋がり美しささえ感じます。
フルオロエラストマーのベルトの装着感は、言うまでもなくすばらしいですね。しっかり腕に吸い付くようにフィットし、だからといって窮屈感はなく快適に装着できます。スマートウォッチって基本的に24時間着けるものなので、この装着感の良さは譲れない部分なんですよね。
その点でも、ブラックモデルのバンドは、スマートウォッチとして1番適していると思いました。軽いですしね。
普段僕が見ている風景です。スマートリング「FY RING」との相性も良く、HUAWEI WATCH GT 5 Proとセットで気に入っています。ガジェット好きとして「グッとくる組み合わせ」です。ずっと眺めていられるほど美しいです。
ファーストインプレッション時点で、もうお気に入り確定!デザイン・素材感・装着感、どれをとっても大満足です。
HUAWEI WATCH GT 5 Proの使い方
ここでは「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」の使い方を紹介します。
初期設定
まず、初期設定方法を紹介します。手順は簡単で、5分もあれば完了します!
リューズボタンを長押しして、ウォッチを起動します。
画面上で使用したい言語を選択します。
スマホとウォッチをペアリングします。最初に、HUAWEIの「ヘルスケア」アプリをインストールしてください。スマホアプリでウォッチを追加します。
ウォッチとスマホの両方で認証を行うと、ペアリングが完了します。操作はスムーズで、特に問題なく進められました。
アプリ上で利用規約に同意し、言語パッケージのダウンロードやスマホ権限の設定を行います。
ウォッチ側で、操作方法のチュートリアルを行います。
これで初期設定は完了です。時間にして、5分もあれば完了できました。
本体操作
次に、HUAWEI WATCH GT 5 Proの基本的な操作方法を紹介します。
まず、上から下にフリップすることで、「コントロールセンター」が表示されます。アラームやスマホ探索、懐中電灯など便利な機能が集約されています。
左から右にフリップすると、「スマートアシスト機能」にアクセスできます。天気予報と音楽再生機能が利用できます。
現在地の天気予報を時間や日ごとに確認できるため、とても便利です。
ウォッチ内にダウンロードした曲や、スマホの音楽プレイヤーの操作も可能です。Spotifyなどのストリーミングサービスもウォッチ側から操作できます。
右から左にフリップすると、「機能カード」が起動します。活動記録などを素早く確認したい時に便利です。
ムーブ(消費カロリー)、エクササイズ(運動時間)、スタンド(立った回数)をチェックでき、その日に足りていないものがすぐにわかります。歩数や距離なども見れるので、運動不足の人にはおすすめの機能です。1週間の活動記録も見れるので、運動不足のチェックに役立ちます。
ムーブ、エクササイズ、スタンドは、時間軸や回数でくわしくチェックできます。それぞれの目標も設定でき、足りていなかったたら通知することもできます。
「今日は運動足りてないから歩いたら?」なんて通知もきますよ(笑)。
僕は、心拍数やストレス、睡眠時間などがまとめられたカードをよく見ます。自分に合った情報を素早く確認できるのが良いですね。
「機能カード」は、たくさん種類が用意されているのでお気に入りのものが見つかるはずです。
機能カードは、長押しすることで新しいカードを追加したり、いらないカードを削除したり、使いやすいようにカスタマイズできます。
「文字盤」はびっくりするくらい数が豊富で、ひとつひとつのクオリティが高いです。
僕が気に入ったモノをピックアップして載せてみました。クラシックなものからスポーティなものまで幅広く用意されているので、お気に入りが見つかるはずです。
リューズ部分を押すと、アプリ一覧にアクセスできます。
アプリは、リューズを回すことで表示を変えられます。また、アプリアイコンのみのグリッド表示だけでなく、右画像のように一覧表示にも切り替えられます。
ボタンを押すと、ワークアウト一覧に簡単にアクセスできます。
運動をはじめる前にワークアウト設定が簡単にできます。
ワークアウトをいくつかピックアップアップしてみました。ウォーキングやランニングなどの一般的なものから、ゴルフや登山、スキーまで、かなりマニアックなところまでトラッキングできます。
「屋外ウォーキング」では、心拍数や歩数を、ペースや移動距離がわかりやすく表示されます。また、ワークアウト中にマップが確認できるのも、「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」の大きな特徴です。ワークアウト後に「回復心拍数」が測定できるのもポイントで、どれくらいの運動強度があるか?を把握できます。運動不足がバレます(笑)。
ちなみに僕のお気に入りは「縄跳び」。運動不足を感じた時は、サクッと部屋でエア縄跳びをします。回数を正確にカウントしてくれるのがお気に入りポイントです。500回するだけで結構つかれます(笑)。
HUAWEI WATCH GT 5 Proの目玉機能のひとつが「ゴルフ」です。ウォッチ内にコース情報まで内蔵しているのがすごいですよね。周辺のゴルフ場情報を検索できるので、使い勝手も良さそうです。コースを回らなくても打ちっぱなしでも使えます。ゴルフ好きにはたまらない機能です。
ワークアウト結果は、すべてウォッチ側で確認可能です。ランニング能力指数という機能もあり、久しぶりにランニングをはじめようという気持ちにさせてくれました。
「情緒」機能では、現在の気分を「快適」、「普通」、「不快」の3段階で評価してくれます。これがね、今の気分としっかり相関しているのでびっくりしました。これについてはメリットのところでくわしく書いています。また、「ストレス機能」も内蔵していて、ストレスを100点満点で評価してくれます。
これら2つの機能は、ストレスを抱えがちの現代人にはすごくおすすめの機能だと感じました。
ストレス解消法として、「呼吸エクササイズ」機能が搭載されています。ウォッチの指示に従い、「息を吸う、息を止める、息を吐く」、この3段階を繰り返すだけです。呼吸エクササイズって良いとは知りながらもなかなか自分自身では実行できないものです。スマートウォッチにこの機能が内蔵していて、気軽に試せるのはすごく良いと思いました。
「タスク」機能では、名前の通り、日々のタスクを管理できます。具体的に、起床時間や水分補給などを、ウォッチでチェック可能です。タスクの追加も可能で、僕は「薬を飲んだかどうか?」や「呼吸エクササイズをしたか?」、「運動したか?」などのタスクを追加し、日々実行しやすい環境をつくっています。
バイタルサイン関係の機能も多数搭載しています。メインとしては、「心拍数」、「血中酸素濃度」、「体温」などがあります。ウォッチ単体でグラフまで見れるのがうれしいポイントです。
よく使う機能としては、「アラーム」、「タイマー」、「ストップウォッチ」があります。アラームは手首をバイブで振動させて起こしてくれるので、起きるのが苦手な人におすすめです。タイマーやストップウォッチは、わざわざスマホを取り出さずに、手首のスマートウォッチですぐに使えるのが本当に便利です。
「気圧」や「高度」がチェックできるのも本機の特徴ですね。個人的に、気圧が測れるのが助かります。
低気圧になると頭痛だったり体調不良になりがちなので、スマートウォッチでササッと気圧が見れるのはありがたいです。
また、「スケージュール管理」、「電卓」、「方位磁石」などの機能も搭載しています。
「睡眠」も、ウォッチ単体でくわしくチェックできます。睡眠スコアをはじめ、睡眠の質をチェックしたり、睡眠中の呼吸数や心拍数、血中酸素までモニタリング可能です。昼寝までカウントしてくれるのも、睡眠機能の正確性の信頼度を上げてくれますね。
ちなみに、夜のうたた寝を昼寝としてカウントしてくれています。うたた寝の後、ブログ作業しました(笑)。
「キーボード」機能を搭載しているのもHUAWEI WATCH GT 5 Proの特徴です。LINEやSMSなどの返信がキーボードでできます。これ画期的ですよね。スマホの仕事をひとつ奪ってます(笑)。
ちなみに、LINEやSMSなどの返信には、「OK」や「はい」などの定型文や絵文字での返信も選べます。スマホを触れない状況でサクッと返信するのに適しています。
アプリ
ここからは、「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」とセットで利用するアプリ「HUAWEIヘルスケア」を見ていきます。
以下が「デバイス」のタブになります。「文字盤」や「ウォッチに追加するアプリケーション」の詳細を確認できます。
まずは、「文字盤」を見ていきます。無料の文字盤の一部をピックアップしてみました。これで「ほんの一部」ですからね。魅力的な文字盤がズラッと並んでいます。アプリで文字盤を選べば、ウォッチ側にすぐに反映されます。
ちなみに有料の文字盤も用意されています。もしも!もしも!ですが、無料版で気に入るものがなかったり、有料版でめちゃめちゃ気に入るものがあったら、ぜひ購入してみてください。
有料のアイテムをピックアップしてみました。これも「ほんの一部」です。60円くらいから高くても500円くらい、リーズナブルに購入できます。文字盤が豊富なので、選ぶのがめちゃめちゃ楽しいですよ。
僕がダ試してみたお気に入りの文字盤一覧です。魅力的なモノが多いと思いませんか?本当にね、迷いますよ。これだけあったら。
ちなみに以下はすべて無料の文字盤です。
文字盤は、以下のようにカテゴライズされていて、好きなジャンルのものから選べます。個人的には、クラシックな文字盤より、デジタルで機能性の高い文字盤が好みなので、「マルチファンクション」や「ヘルス」、「アクティブ」が好みでした。
「ヘルスケア」のタブでは、測定項目をそれぞれチェックできます。スマホの大画面で確認できるので、ウォッチ側でチェックするより見やすいです。
アプリでは、「トレンド」も確認できます。過去のデータとくらべて、現在のデータがどのような状態なのかを教えてくれます。これが地味に便利で、日々の体調やメンタル面の管理に役立ちます。
活動履歴では、「ムーブ」、「エクササイズ」、「スタンド」の1日の状況がチェックできると共に、通常時とくらべて今日がどうなのか?比較できます。「いつもより運動してない」とか「立っている時間が長い」だとか、自分では気づきにくいことに、アプリが気づいてくれます。
僕はデスクワークをしているので、「スタンド」のチェックが欠かせません!座りっぱなしは体に悪いですからね。
「タスク管理」がアプリでもチェックできます。また、食事の記録もできます(ウォッチ側では確認はできるけど、食べ物の登録ができません)。摂取と消費カロリーのバランスを把握できます。ダイエットに最適な機能です。レコーディングダイエットとしても使えますね。
アプリ内には「ホワイトノイズ」や「呼吸エクササイズ」などが収録されていて、無料で利用できます。良質な睡眠のために、ストレス解消のために活用できます。
ワークアウトは、以下のように確認できます。ウォッチ側でも確認できますが、やはりスマホアプリで見るほうが見やすいですね。無料で利用できる「フィットネス」もたくさん収録されているので、ぜひチェックしてみてください。むちゃくちゃ幅広いフィットネスが収録されていて、運動不足の方にはありがたい機能になっています。
以下が「睡眠」の結果になります。こちらもウォッチ本体でも確認できますが、アプリの方が見やすい上に、内容が濃いです。睡眠時間や睡眠の質をはじめ、睡眠中の心拍数や呼吸数までチェックできます。
睡眠スコアがどう変化したのか?過去とくらべて良くなったのか悪くなったのかをチェックできます。これがありがたい。
ちなみに僕は、過去にくらべ少し睡眠スコアが上がったようです。
また、睡眠に関する情報もたくさん記載されていて、寝付きが悪かったり、睡眠の質に悩んでいる人は、一読の価値があります。
新機能「情緒」や「ストレス」もアプリ側でチェック可能です。アプリ側にはストレステストが実装されていて。1分程度で現在のストレスを測定できます・
「トレンド」では、各測定項目を、過去とくらべてどうなのか?や平均値が一覧でチェックできます。自分でここまで詳しくまとめるのは難しいので、アプリがここまでやってくれるのはとても助かります。
「マイデータ」では、今の自分自身のデータをチェックできます。自分の「平均値」をおおまかに知っておくことで、そこから外れた値を出す「非常時」に気づきやすくなります。
「達成記録」では、これまでの自分の運動の通算を確認できます。過去の結果を再確認して、自分を奮い立てるのに使えそうです。僕自身は…運動あまりしていないんだなぁと気づけました(笑)。
HUAWEI WATCH GT 5 Proのメリット
ここでは「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」を使ってみてわかったメリットを紹介します。
以下5点です。
- デザイン・質感、すべてが最高
- 文字盤の数が豊富
- 測定できる項目が多い
- 新機能「情緒」が使える
- バッテリー持ちがめちゃめちゃ良い
デザイン・質感、すべてが最高
まず、Proモデルだけあって、デザインには一切妥協がありません。
これまでのGTシリーズの八角形をベースにしたデザインを踏襲しつつ、さらに洗練されたデザインです。
- ケーシングには「チタン」を採用!高級感と耐久性を両立
- ディスプレイはキズに強い「サファイヤガラス」を採用!透明感のある美しさも兼ね備える
- 八角形のオリジナルデザインはスポーツウォッチ感も残しつつ、洗練された大人の印象に
装着していて、「うれしい・楽しい」、見せびらかしたくなるスマートウォッチでした。
仕事中でも左腕を眺めては、うっとりしてしまいます(笑)。
フォーマルなシーンでもしっかりなじむデザインなので、スーツスタイルのサラリーマンにもぴったりです。
実際に、一般的な機械式腕時計よりも数倍高級感があるし、何よりスーツにも合います。
見た目は重厚感があるのに、じっくり見ると細部のディテールは繊細で、そのコントラストが魅力的です。
重厚感 | 繊細 |
---|---|
チタンの八角形デザイン | エッジの立った繊細なデザイン |
ダイバーズウォッチのような高耐久性 | リューズやボタンなどの精密なつくり |
1.43インチの大きなディスプレイ | 艶と透明感のあるサファイヤガラス |
見た目だけでも買う価値ありです。左腕に渋く光る姿、想像してみてください。
八角形デザインは計算に計算しつくされてるだろうなぁ。本当に気に入りました。
文字盤の数が豊富
HUAWEIのスマートウォッチ全般に言えることなのですが、文字盤がめちゃめちゃ豊富です。
無料の文字盤だけでも、すべてチェックするのが大変なレベルで数が用意されています。
ちなみに僕はレビュワーなので、しっかり全てチェックしました(むちゃくちゃ時間かかった)。
HUAWEI WATCH GT 5 Proみたいにデザインが良いスマートウォッチって、文字盤にもこだわりたいじゃないですか。
その期待にしっかり応えてくれるHUAWEIさん、さすがです。
まず、無料版から見てもらいましょう。
無料の文字盤だけでも十分に満足できるラインナップです。ちなみに僕も無料版を使っています。
文字盤の種類は、
- デジタル
- アナログ
- アニメーションetc
絶対気に入るひとつが見つかるはずです。
また、有料版もたくさん用意されています。
有料版はワンコインほどで購入でき、その点もありがたいです。
僕は気分にあわせて文字盤を変えて楽しんでいます。新しい時計をゲットした気分になって、ずっと新鮮なキモチで使えるんですよ。
ぜひね、HUAWEI WATCH GT 5 Proで自分好みの文字盤を探してみてください。見るだけでも楽しいですよ。
ちなみに、僕がダウンロードした文字盤は以下です。
測定できる項目が多い
HUAWEI社製、他社製含め、低価格モデルとの差は「測定項目」にあります。
HUAWEI WATCH GT 5 Proは、さすがフラッグシップモデル!測定項目はかなり充実しています。
- 心拍数
- 血中酸素
- 体温(皮膚温)
- 情緒
- ストレス
- 歩数・距離
- 上昇・下降した高さ
- ワークアウト記録
- 消費カロリー
- 運動時間
- 立ち上がった回数
- 睡眠時間
- 睡眠中呼吸乱れ
- 気圧
- 高度
低価格モデルにあまり搭載していない項目をピックアップすると、
- 体温(皮膚温)
- 情緒
- ストレス
- 睡眠中呼吸乱れ
- 気圧・高度
個人的に「気圧」が測れるところがお気に入りポイント!
低気圧が苦手な僕にとって、スマートウォッチで気圧を簡単にチェックできるのは本当に便利です。
「今日は気圧が低いな、体調に気をつけよう」というように、体調管理に役立っています。
あと「皮膚温度」も測定でき、体調不良を早めに予測する参考になります。
「なんだか調子が悪いな」と感じる時には、皮膚温度をチェックして早めに対策とることができます。
他にも、心拍数や血中酸素濃度はもちろん、睡眠やストレスまで幅広く測定できます。
これだけ測定項目があると、健康面へのデータとしての信頼度も増すし、「健康への意識付け」にもなりました。
今日は歩数が少ないな | ちょっと歩いて帰るか |
睡眠時間が足りてないな | 早寝早起きを意識しなきゃ |
運動の時間が最近減ってきてるな | ランニングしはじめようかな |
ストレスの値が高いな | 土日は趣味の山登りに行こう |
仕事で座りっぱなしみたいだ | リフレッシュ時間をとろう |
こんな感じで、日々の生活をより良くする意識が自然に生まれました。
HUAWEI WATCH GT 5 Proは、こうした豊富なデータをもとに、生活をより健康的に導いてくれます。
新機能「情緒」が使える
新機能で特に気に入ったのが「情緒」です。
この機能では、今の感情状態を、
- 快適
- 普通
- 不快
3段階で表現してくれます。
一見、シンプルな機能ですが、実際に使ってみると、自分の気分や体調と見事にリンクしています。
例えば、最近涼しくなり、子どもたちと公園で走り回り、めちゃめちゃリフレッシュした時がありました。このときはもちろん「快適」。
ブログ作業を深夜やりすぎて、2時間くらいしか寝てない日がありました。次の日は「不快」。
めちゃめちゃ精度高く、今の僕の状態を示してくれて、「これすげえな」と思いました。
でね、使えるのはこれから。
職場で、何気なく情緒を見てみたんです。
不快!!
自分ではそんなに不快に思っていなかったのですが、やはり仕事、データを分析すると不快と示されました。
でね、気づいたんです。こういう仕事の何気ないタイミングでも、「不快に感じてることあるんだな」…と。
それに気づければこっちのもの。HUAWEI WATCH GT 5 Pro内蔵の呼吸法アプリでリラックスしたり、仕事を10分ほど休憩してリフレッシュしたり。
リフレッシュ後は情緒は快適や普通に戻りました。
たったこれを習慣化するだけで、1日がガラっと変わるものですね。自宅に帰って泥のように眠る…そんなことが無くなりました(笑)。
これに気づけたのも、HUAWEI WATCH GT 5 Proのおかげ!自分の状態をリアルタイムで把握できます。
だからこそ、ガチで良い機能だと思いました。ストレスまみれの日本人にこそ使ってほしい機能ですね。
バッテリー持ちがめちゃめちゃ良い
HUAWEIのスマートウォッチ全般に言えることですが、バッテリー持ちがめちゃめちゃ優秀です。
今回、HUAWEI WATCH GT 5 Proをハードに使ってテストしましたが、それでもバッテリーは12日間持ちました。
メーカー公称値が「14日間」なので、この結果は間違いなく優秀だと思います。
これだけバッテリーが持つと、普段使いがしやすいですよ。充電の回数が減りますから。
スマートウォッチは、常に身につけておきたいデバイスなので、頻繁に外して充電するのはストレスですよね。
その点、HUAWEI WATCH GT 5 Proは、ストレスフリーで使いやすいデバイスです。
他のブランドのスマートウォッチ、例えばApple WatchやGoogleのPixel Watchは、1日しか持ちませんからね。
単純計算で、HUAWEI WATCH GT 5 Proは、Apple Watchなどの充電回数の1/14で済むワケです。ガチで驚異的ですよね。
ウェアラブルデバイスは、ちょっとしたストレスが積み重なると「使うのがめんどう」と感じやすいものです。
その点でも、HUAWEI WATCH GT 5 Proはめんどくさいという気に全くさせない、ユーザー目線のデバイスに仕上がっていました。
HUAWEI WATCH GT 5 Proのデメリット
ここでは「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」を使ってみてわかったデメリットを紹介します。
以下3点です。
- ベルトが固定されていて平らにできない
- キーボードが使えるけど打ちづらい
- 無印版とくらべると高価
ベルトが固定されていて平らにできない
HUAWEI WATCH GT 5 Proは、ベルトの仕様上、ベルトを完全に平らにできません。
画像でわかるかな?
これが意外と厄介で、充電がしにくいのです。
HUAWEI WATCH GT 5 Proは専用の充電器だけでなく、市販の無線充電器が使えます。でも、ベルトが平らにできないせいで本体が浮いてしまい、充電がうまくできないことがあります。
こんな感じです。
ベルトの根本が金属製でデザインとしてはかっこいいのですが、このような実用面では少し不便な部分もありますね。
キーボードが使えるけど打ちづらい
HUAWEI WATCH GT 5 Proは新機能として「キーボード機能」が使えます。
LINEなどの返信を、ウォッチ単体で行える便利な機能です。
タッチパネルで文字を打ち込む仕組みなのですが、このキーボードが打ちにくいです。
QWERTYキーボードでもなく、スマホのようなフリック入力でもなく、独自の入力方式のようですが、慣れが必要で、かなり時間がかかります。
正直、「それならスマホで打ったほうが早い」と思うこともあります(笑)。
せっかくの目玉機能なので、今後の改善希望です。スマートウォッチで簡単にLINE返信できたら便利ですもんね。
ちなみに、ワンタップで定型文や絵文字を返せる機能もあります。
ちょっとした返信にはこっちが便利ですね。
無印版とくらべると高価|Pro版と無印版を比較
GT 5シリーズは、大きく分けると無印版とPro版があります。
46mmサイズの最安モデルで比較すると、以下のようになります。
HUAWEI WATCH GT 5 Pro | HUAWEI WATCH GT 5 | |
---|---|---|
価格 | 48,180円(税込) | 33,880円(税込) |
性能差、外観の差はもちろんありますが、約1.5万円の価格差があります。
この「無印版より高価」な点は、デメリットと言わずも、迷うポイントになります。
スペックを比較してみました。
製品名 | HUAWEI WATCH GT 5 Pro | HUAWEI WATCH GT 5 |
---|---|---|
サイズ | 46 mmモデル:約46.3 mm × 約46.3 mm × 約10.9 mm 42 mmモデル:約42.49 mm × 約42.49 mm × 約9.6 mm | 46 mmモデル:約45.8 mm × 約45.8 mm × 約10.7 mm 42 mmモデル:約41.3 mm × 約41.3 mm × 約9.5 mm |
手首サイズ | 46 mmモデル:約140-約210 mm 42 mmモデル:約120-約190 mm | 46 mmモデル:約140 – 約210 mm 42 mmモデル:約120 – 約190 mm |
重量 | 46 mmモデル:約53g(ベルト含まず) 42 mmモデル:約44g(ベルト含まず) | 46 mmモデル:約48 g(ベルト含まず) 42 mmモデル:約35 g(ベルト含まず) |
ディスプレイサイズ | 46 mmモデル:1.43インチAMOLEDディスプレイ 42 mmモデル:1.32インチAMOLEDディスプレイ | 46 mmモデル:1.43インチAMOLEDディスプレイ 42 mmモデル:1.32インチAMOLEDディスプレイ |
ディスプレイ素材 | サファイアガラス | アルミノケイ酸ガラス |
ディスプレイ解像度 | 46 mmモデル:466 × 466ピクセル、PPI 326 42 mmモデル:466 × 466ピクセル、PPI 352 | 46 mmモデル:466 × 466ピクセル、PPI 326 42 mmモデル:466 × 466ピクセル、PPI 352 |
材質 | 42 mmモデル:ナノクリスタルセラミック | 46 mmモデル:チタニウム42 mmモデル:ステンレススチール | 46 mmモデル:ステンレススチール
ベルト | 46 mmモデル:ブラック フルオロエラストマーベルト or チタニウムベルト 42 mmモデル:ホワイト フルオロエラストマーベルトor ナノクリスタルセラミックベルト | 46 mmモデル:ブラック フルオロエラストマーベルト、ブラウン レザーベルト、ブルー ウーブンベルト 42 mmモデル:ブルー フルオロエラストマーベルト、ホワイト レザーストラップ |
センサー | ジャイロセンサー 磁気センサー 光学式心拍センサー 気圧センサー 温度センサー 環境光センサー 深度センサー(40mのフリーダイビングに対応) | 加速度センサージャイロセンサー 磁気センサー 光学式心拍センサー 気圧センサー 温度センサー 環境光センサー | 加速度センサー
ゴルフ機能 | (詳しい比較はこちら) | ハイスペックミドルスペック |
ボタン | ホームボタン(回転クラウン)とサイドボタン | ホームボタン(回転クラウン)とサイドボタン |
充電端子 | ワイヤレス充電 | ワイヤレス充電 |
対応OS | Android 8.0以降 iOS 13.0以降 | Android 8.0以降 iOS 13.0以降 |
防水 | 5 ATM、IP69K | 5 ATM、IP69K |
通信規格 | NFC:対応 Bluetooth:2.4 GHz、BT5.2(BR,BLE) GNSS L1:GPS + GLONASS + GALILEO + BDS + QZSS L5:GPS + GALILEO + BDS + QZSS | NFC:対応 Bluetooth:2.4 GHz、BT5.2(BR,BLE) GNSS L1:GPS + GLONASS + GALILEO + BDS + QZSS L5:GPS + GALILEO + BDS + QZSS |
動作環境 | -20℃–+45℃ | -20℃-+45℃ |
充電 | 5V-9V DC/2A | 5V~9V DC/2A |
バッテリー持続時間 | 46 mmモデル 通常使用で約14日間 ヘビーユースで約9日間 常時点灯機能使用時で約5日間 42 mmモデル 通常使用で約7日間 ヘビーユースで約5日間 常時点灯機能使用時で約3日間 | 46 mmモデル 通常使用で約14日間 ヘビーユースで約9日間 常時点灯機能使用時で約5日間 42 mmモデル 通常使用で約7日間 ヘビーユースで約5日間 常時点灯機能使用時で約3日間 |
マイク | 対応 | 対応 |
スピーカー | 対応 | 対応 |
付属品 | 充電クレードル(充電ケーブル含む)× 1 クイックスタートガイド / 保証とアフターサービスのご案内 × 1 | 充電クレードル(充電ケーブル含む)× 1 クイックスタートガイド / 保証とアフターサービスのご案内 × 1 |
詳細 | 詳しく見る | 詳しく見る |
ポイントは3つ。
素材 | Pro版の方がプレミアムな素材を使っていて、高級感があり、耐久性も高い |
センサー | Pro版は深度センサー有り、かつ40mのフリーダイビングに対応 |
ゴルフ機能 | Pro版の方がゴルフ機能がハイスペック |
個人的には、「素材感にこだわる人はPro」、「価格を重視したい人は無印」くらいの選び方が良いと思いました。
HUAWEI WATCH GT 5 Proはこんな人におすすめ
フラッグシップモデルがほしい人 | 外観・性能どちらをとってもトップクラスのスマートウォッチです |
バッテリー持ちを重視する人 | Apple WatchやPixel Watchにストレスを感じている人には特におすすめです |
ゴルフが好きな人 | ここまでゴルフに特化したスマートウォッチは他にありません |
HUAWEI WATCH GT 5 Proのレビューまとめ
「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」を紹介しました。
まず、見た目の美しさに驚きました。写真で見た時点でむっちゃ良いなと思っていたのですが、やはり実物を見てさらに惚れました。
- チタン製ボディ
- 八角形ベースのオリジナルデザイン
- こだわりの文字版
やっぱりね、冒頭で書いた通り、左手首のHUAWEI WATCH GT 5 Proを眺めてはうっとりしちゃうんですよね~。もうつけはじめて2週間以上経つのに。
また外観だけでなく、中身も充実していて、毎日の生活をさまざまな視点でサポートしてくれます。
運動不足の人や寝れなくて困っている人など、生活を見直す意味でも、とても価値のあるデバイスだと感じました。
HUAWEI WATCH GT 5 Proで「健康な生活」、「快適な毎日」、そして「良いモノをつけている優越感」、ぜひ体感していただければと思います。
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