サウナ・交互浴ファンの皆さま、「良いサウナライフ」送れていますか?
相変わらず「サウナブーム」はほとぼり冷めることなく、粛々とファンを増やし続けています。
YouTubeを見てても、芸能人やインフルエンサーたちが、ここぞとばかりにサウナ関連の動画を出していますね。
動画を見てみると、良くも悪くもサウナが手の届かない場所に行ってしまったかのようで悲しいです(笑)。
冗談はさておき、今回のテーマは「外気浴」、し・か・も、皆さま大好きな「ととのい」に関する記事となっています。
詳細は抜きにして、皆さま、ふと考えたことありませんか?
どんなときにととのうのだろう?
僕(プロフィールはこちら)は常日頃から、こんなことを考えているタイプの人間です(笑)。
ここで外気浴したらととのうだろうな~
この椅子って、外気浴のときに良さそうだな~
いっつも考えています(笑)。
そして、そんなこと考えているうちに、原点に返りました。
どんな体勢が一番ととのうのだろう?
サウナ・交互浴ファンの皆さま、皆さまはどうお考えですか?
いくら頭で考えても時間の無駄ですから、速攻この足でサウナに直行し調査してきました。
今回は、そんな記事となっています。
お時間のある方は、ぜひご覧になってください。
外気浴とは?
まずは「外気浴とはなんぞ?」というお話をしていきます。
サウナは、以下、3つの工程で構成されています。
- サウナ:サウナに入り体を極限まで温める
- 水風呂:サウナで温まった体を、水で一気に冷却する
- 外気浴:水風呂で冷えた体を外気に当て、休憩し落ち着ける
この3つを繰り返すことで、人は「ととのう」のです。
もう、信じられないくらいに、ハッピーになるのです(笑)。
で、今回のテーマである「外気浴」は、工程の一番最後に位置しています。
そして、この一番最後に位置している「外気浴」。
この外気浴の工程でととのいます。
ココ、めちゃくちゃ重要!異論は認めません!!!(笑)
サウナでも、水風呂でもなく、外気浴のときに人はととのうのです。
つまり、言い換えれば、サウナでは「外気浴の工程が一番重要」と言っても過言ではありません。
すいません。熱くなりました(笑)。
でもそれほどに、この外気浴が「ととのいの深さ」、「リラックス感」、そして「多幸感」を決めているのです。
そしてそして、この外気浴、温浴施設の設備や人の好みによって、そのスタイルはバラバラなのです。
スタイルは様々、人それぞれなのですが、大きく分類すると、以下の3つ。
- ととのい椅子に座る:椅子タイプ
- リクライニングタイプの椅子に座る:リクライニングタイプ
- 寝っ転がれる場所で寝る:寝っ転がりタイプ
あなたは、どのスタイルが好みですか?
正直言って、どのスタイルも気持ちがいいです。
でもね、先に言っちゃえば、これら3つ、大きな差があります。
それを普段から感じていたので、実際にサウナ施設に伺い、どんな差があるのか?に関して調査してきました。
熱が冷め、忘れてしまわないうちに、早めに記事書きます(笑)。
外気浴の効果
あとひとつ、本編に入る前に、ひとつだけ書かせてください。
「外気浴の効果」についてです。
サウナは、自律神経をうまく刺激することで体調をととのえる健康法です。
サウナに入ると、汗はダラダラ、心拍数は上がり、交感神経がONになります。
水風呂に入ると、血管がキュっと絞られ、これまた交感神経がONになります。
そして、外気浴、じんわりと休むと、冷やされていた体温は段々と平常に戻り、副交感神経がONになります。
外気浴で迎えるこの状態が、いわゆる「ととのう状態」になります。
外気浴の効果は、サウナ水風呂で交感神経がガンガンにONになっている状態をフッとOFFにし、ディープリラックス状態を作ることにあります。
つまり、ととのうためには、サウナ工程の最終段階、外気浴が非常に重要なのです。
さらに言えば、外気浴の良し悪しは「どれだけととのえるか?」で決定されます。
さらにさらに言えば、この記事は「どの外気浴方法が一番気持ちがいいか?」という単純明快な内容なのです(笑)。
どうすれば、一番気持ちよくなれるか・・・実際に調査してきました。
以下どうぞ。
ととのい椅子(座るタイプ)
最もベーシックな外気浴方法と言っても過言でないのが、この「ととのい椅子」に座るタイプ。
温浴施設に行くと、絶対見ますよね?椅子に座ったおじさん。
あれが、サウナーの在りし姿です(笑)。
水風呂からザっと上がって、四の五の言わずに椅子に座る。
これが正しいサウナの姿です。
事実、椅子に座って目を閉じるだけで、脳内は新たな世界を作り出します(笑)。
椅子に全体重を預け、力をフッと抜くと、もはや思考が停止します。
問答無用に、ととのいます。
先に書きましたが、これが「ベーシック」です。
あくまで「基準」です。
ここから「外気浴三段活用」、ここをしっかり解説していきます。
ととのい椅子(リクライニングタイプ)
リクライニングタイプの椅子を、温浴施設で見たことないですか?
なんか浜辺の高級コテージとかに置いてありそうな椅子。
あれ、ととのい椅子の上位版です。
あったら嬉しいヤツです。
問答無用で、この椅子に全神経あずけてみてください。
・・・昇天します(笑)。
「サウナや水風呂は、この椅子に座るためにある」
そう言っても言い過ぎではないほどに、この椅子開発した人、グッジョブ。
敬遠して、この椅子を使った経験ない人には、ぜひチャレンジしてみてほしいです。
寝っ転がる(寝湯、畳etc)
お家でリラックスするとき、皆さま、なにをしますか?
そうですね、寝っ転がりますね(笑)。
温浴施設でも、時たま見かけます。
お湯がちょろちょろ流れている「寝湯」だとか、純粋に寝るだけの「畳」とか。
見たことある方も中にはいるのではないでしょうか?
使い方は単純明快。
「寝るだけ」です。
仰向けで、目を閉じて、頭を空っぽにしてみてください。
異次元です(笑)。
異次元へ行けます!タイムトリップ、新たな境地へたどり着けます。
すいません。取り乱しました(笑)。
でも、それくらいのインパクトがあり、ととのい度は・・・桁違いです。
経験がない方は、ぜひとも寝て欲しい。
水風呂上がりに、軽く水気をタオルで拭い、フーっと息を吐きながら、ゴロっとして欲しい。
サウナの奥深さ、未開の地、気づけるはずです。
ととのい度ランキング
紹介した3つの「ととのい方法」、サウナマニアである僕の「独断と偏見で」、ととのい度ランキングを作成してみました。
こんな感じです。
まずね、圧倒的1位なのが文句なく「寝っ転がる」。
僕は、初めて「ととのい」に気づいたのが、水風呂上がりに寝っ転がったときでした。
正直、当時は戸惑いました(笑)。
これまで経験したことのない気分になれたのですから(笑)。
寝っ転がるとリラックスできますし、リラックスできるイコール、自ずとととのいへ近づきます。
ととのいまでの速さ、ととのいの深さ、そしてリフレッシュ感、なにをとってもズバ抜けています。
まだ、サウナセッションにて、寝っ転がった経験がない人には、ぜひ寝っ転がってみて欲しいです。
「ととのう感覚をまだ知らない人」には特に!
文句なしにととのい度100、僕が一番おすすめする外気浴方法です。
次点が「リクライニングタイプのととのい椅子」になります。
サウナのための椅子だけあって、リラックス感、そして使い勝手の良さなどで人気、ととのい度も高いです。
「寝っ転がる」には一歩及ばずですが、このタイプの椅子があったら僕は絶対座ります。
「サウナのことわかってる」ってサウナには必ずこのタイプの椅子、置いてありますよ。
最後が「ととのい椅子」、簡単に設置できますし、場所も取らないので、運営側としては利点が多いですが、ととのい目線になれば、その他の方法に一歩譲ります。
個人的感覚ですが、ととのうまでの時間が長いように感じます。
どっちかというと、リクライニングタイプの椅子や、寝っ転がるスペースがない場合は、この椅子に座るといった感じですかね。
でも、正直なところ「ととのい椅子でととのえてこそ一人前」みたいな感覚が僕の中にあります(笑)。
だって、サウナにいるベテランのおじさん、おじいさんは、この椅子で「めっちゃ気持ち良さそうに」してますよね。
あれ見ると、僕もまだまだ若輩者だと感じたりします(笑)。
そう考えると、ととのいは、この「ととのい椅子」あってこそ、あくまでもこれが王道なんだと、思っています。
外気浴体勢が体に与える影響|心拍数の考察
今回「外気浴体勢が体に与える影響」と題して、心拍数を並行して測定しました。
その結果がコチラ。
「サウナ→水風呂→外気浴」、この過程を繰り返すと、図のような「心拍数が上昇、一気に下降、そして安定」という変化を繰り返します。
画像には3つの山がありますが、違いは「外気浴の体勢」にあり、
- 寝っ転がった場合
- リクライニングタイプの椅子に座った場合
- 椅子に座った場合
このような違いです。今回紹介してきたヤツですね。
これら「ととのい方法の違い」による影響、画像から伝わりますでしょうか?
少し画像を加工してみました。それがコチラ。
縦軸が心拍数、横軸が時間です。
この画像から「ととのい体勢」の体へ与える影響がわかりました。
心拍数の下がり方に違いがあると思いませんか?
オレンジ色の破線が心拍数のピーク、そして黄色の丸が心拍数が落ち着いたポイントとなります。
①②③の場合、比較してみると、①が最も早く心拍数が下がり安定します。
対して、③の場合は中々心拍数が下がらず、落ち着くまで時間がかかり、安定するまで時間を要するのです。
この「心拍数が安定するまでに要する時間」が、僕が体感で感じた気持ちよさ、ととのいの深さと相関しています。
ここからわかることは以下。
- 外気浴の体勢は確実にととのいに影響がある
- 心拍数が速攻で下がる方法がととのうには良さそう
そういった意味では、「リラックスでき心拍数を落ち着ける体勢が、ととのう体勢として最も良い」と言えるのではないでしょうか?
外気浴は最もリラックスできるスタイルが◎
今回紹介したととのい度ランキングは、あくまで「僕の場合」になります。
ととのいは千差万別、その人次第です。
目をつぶった方が良いとか、耳栓をするとかしないとか、そういう小さなところも含め、ご自身の好きなように、最もリラックスできるスタイルが一番良いです。
そして、このスタイルを確立し、「オリジナルのととのいスタイル」を見つけ出していくのも、これまたサウナの魅力。
あーでもない、こーでもないと言いながら、試行錯誤してみるのも楽しいですよ。
そのオリジナルととのいスタイルの確立の一助に、この記事がなってくれたら嬉しいです。
番外編:立ったままととのえるか?
昨今のサウナブームで、満員のサウナ。
自ずと、ととのいスポットも先客で一杯・・・。
サウナファンの皆さまは、いかがしますでしょうか?
諦める?・・・ノンノン、僕は立ったままととのうことにしました(笑)。
腰にタオルを巻き、仁王立ち、プラスαで両手を腰に当て、スッと目を閉じました。
その姿、まさにサウナ界の武蔵坊弁慶。
ととのいのためとあれば、立ったままととのう、その意気や良し・・・そんなイメージ(笑)。
結果から申しましょう。
立ったままととのうのは無理です(笑)。
立ったままととのえたら、その人は未踏の地に立っているサウナスペシャリストでしょう。
「我こそは」という方はぜひともチャレンジしてみてください。
また、「私は立ったままととのえるぞ!」、そういう方がいらっしゃいましたら、ぜひともコメントください(笑)。
最もととのいやすい外気浴方法まとめ
サウナで超絶大切な時間である「ととのいタイム」。
ととのいタイムを迎える「外気浴」。
外気浴の重要性とともに、その方法や種類もわかっていただけたのではないでしょうか?
気持ちがいいサウナ。
それをもっとトコトン追求したいあなた。
ぜひとも「ととのいやすい外気浴方法」を探求していただきたいですね。
ととのい研究シリーズは以下にまとめています。
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