ずっと思っていました。
「スイッチボットの温湿度計、外で使えないかな〜」って。
事実、この間までスイッチボットの温湿度計をベランダの濡れない場所に置いてました。「壊れないかな?」とヒヤヒヤしながらも。
これがね、便利なんですよ。外気温と湿度がおおよそ把握できるから。
となるとですよ、欲しくなるワケです。外でもオフィシャルで使える温湿度計が。
はい。出ました。「スイッチボット 防水温湿度計」。
ほんとね、スイッチボットさんはわかってらっしゃる。欲しいモノを出してくれる。
製品名の通り、防水仕様。待ちわびた人も多いのでは?
- 屋外で使える
- 屋外の温度・湿度を計測できる
- 用途の幅がグーンと広がる
外の温度と湿度がわかるだけで、 天気とかその日の服装とかマジで困らなくなります。
スマートホーム用途だけでなく、さまざまな用途で活躍するデバイスです。
- スペック
- 価格
- 開封・外観
- 使い方
- メリット・デメリット
- 他製品との比較
- こんな人におすすめ
以下、くわしくレビューしていきます。
- 防水で屋外でも使える
- 温度湿度が自動でデータ化
- スイッチボット製品と連動可能
- コンパクトなサイズ
- 外に持ち出しもできる
- ディスプレイはなし
SwitchBot 防水温湿度計のスペック
ここでは、「SwitchBot 防水温湿度計」のスペックを紹介します。
製品名 | SwitchBot 防水温湿度計 |
---|---|
防水防塵構造 | IP65 |
製品サイズ | 66×28×20mm |
ディスプレイ | なし |
測定項目 | 湿度 絶対湿度 露点温度 飽和水蒸気圧 | 温度
快適度の表示 | 乾燥、快適、湿潤 |
対応アシスタント | Amazon Alexa Googleアシスタント Siri ショートカット |
ポイントは以下。
- IP65の防水防塵、屋外でも余裕で使える
- コンパクトなサイズ
- 豊富な測定項目
冒頭でもお話ししたとおり、やはり防水防塵はうれしいですね。他社製品でもなかなか見かけません。
小さなサイズも相まって、さまざまな場所に置けます。
測定項目も豊富で、ただ温度・湿度だけを見るだけだともったいないくらいです。
ディスプレイは搭載していないので、アプリで確認する必要があります。ここはちょっとだけ手間。
温度・湿度のデータロガーとして、トリガーとして優秀です。
SwitchBot 防水温湿度計の価格
2023年6月現在、Amazonにて1,980円(税込)ほどとなっています。
温湿度計と同じ価格です。
防水機能が付いたけど、ディスプレイはなしなので、同価格にできたのかと思います。
手にとりやすい価格帯は、ユーザーとしてはうれしい限り。
複数台の導入を検討している人も多いはずなので、2,000円いかない価格はありがたいです。
SwitchBot 防水温湿度計の開封・外観
ここでは「スイッチボット 防水温湿度計」の開封および外観チェックをします。
外箱からして、むちゃくちゃ小さい。手のひらサイズでおどろきました。
パッケージ内容は以下。
- 防水温湿度計
- 単4電池(本体に付属)
- ストラップ
- 取扱説明書
取扱説明書は日本語です。
ストラップも付属します。
防水温湿度計本体を持ち運んだり、吊るしたりするのに役立ちますよ。
それでは本体を見ていきます。
白を基調にしたツルっとしたデザイン。
外見では温湿度計だとわからないです。
本体自体とてもコンパクトで、カードよりひとまわり小さいです。
小さいからこそ、設置場所に困らないメリットがあります。
ちょっとしたスペースがあればポンと置いておけますからね。
本体下部には、ポチっとした穴が。
ここが温湿度センサーなので、ふさがないようにしましょう。
裏面を開けると、電池が内蔵しています。
単4電池2本で動きます。
電池下には物理ボタンがひとつ。初期設定の時に使います。
裏蓋はしっかりスキマなくはまるタイプ。
防水仕様なだけに、しっかりしています。
IP65で信頼性は高そうです。
厚みはこの程度。カロリーメイトくらいのサイズ感ですね(笑)。
本体上部にはストラップ穴がついています。
ストラップをつけるとこんな感じ。
個人的には、温湿度計を屋外につるすときに使っています。あるとないとじゃ全然違いますよ。
こんな感じでベランダにつるして設置しました。
SwitchBot 防水温湿度計の使い方
ここでは、「SwitchBot 防水温湿度計」の使い方を紹介します。
設置方法
設置自体は、
- 置く
- ストラップでかける
このどちらか。簡単。
ケーブルもないので、どこにでも設置できます。
アプリの初期設定
SwitchBotアプリを起動して、右上の+をタップ。「デバイスの追加」を選びます。
Bluetoothデバイスに防水温湿度計が出てくるので、タップします。
防水温湿度計を追加します。ハブミニとのセット購入した場合は同時に追加できます。親切。本体の物理ボタンを長押し後、次へをタップ。
後は、デバイス名とルームを選べば初期設定は完了。むちゃくちゃ早いし簡単です。
アプリの使い方
アプリの使い方を簡単に紹介します。
アプリトップには画像のように温度・湿度が表示されます(防水温湿度計、画像一番下)。
防水温湿度計をタップすると、詳細が見れます。
- 温度
- 湿度
- 露点温度
- 絶対湿度
- VPD(飽差)
これらの数値を細かくチェックできます。項目数が豊富です。
各項目は、画像のようにグラフでチェックできます。変化が一目瞭然です。
最高気温だったり、最低気温だったり、環境を把握するのにもってこい。エアコンをつける際の参考にもなります。
詳細設定には、以下の項目があります。
まず、アラートの設定が可能。
温度をはじめ、すべての項目で、数値が範囲外になるとスマホなどに通知できます。
部屋の環境を見張ってくれるイメージです。
温度と湿度の校正も可能。
僕は校正せずに使っていますが、用途によってはこだわりを持って校正するのもアリです。
快適度の設定も可能。
乾燥、快適、湿潤の3つに区分できます。
クラウドサービスの利用も可能。
SwitchBotの「ハブミニ」や「ハブ2」とリンクさせると、外出先からの温度・湿度をチェックもできます。
ぜひセットで使ってほしいですね。
また、Google AssistantやAmazon Alexaとの連動も可能。
スマートスピーカーに「リビングの温度教えて」などの使い方もできます。
「NFCタグ」との連動も可能。
防水温湿度計にはディスプレイがついていないので、スマホで数値チェックしないといけません。
そんなときは、NFCタグを使いましょう。
NFCタグを好きな場所に貼っておいて、そこにスマホをかざせば、一瞬でアプリが立ち上がり、温度・湿度をチェックできます。
めんどくさがりの人は、必要に応じて追加しておくと◎です。
SwitchBot 防水温湿度計のメリット
ここでは「スイッチボット 防水温湿度計」を使ってみてわかったメリットを紹介します。
以下5点です。
- 防水で屋外でも使える
- 温度湿度が自動でデータ化
- スイッチボット製品と連動可能
- コンパクトなサイズ
- 外に持ち出しもできる
防水で屋外でも使える
やはり、第一のメリットは「防水」。
IP65規格の防水・防塵仕様となっています。
数字の1桁目が防塵性能。2桁目が防水性能で、
防塵︰粉塵が中に入らない
防水︰あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない
(詳細:Wikipedia)
水没はNGですが、雨風くらいだったら全然OKなレベルです。
防水だからこそ、屋外で使えるのが魅力。
冒頭でも書きましたが、「これを待ってた」って人も多いはずです。
外の温度・温度がわかるだけで、めちゃくちゃ便利。
- 窓を開けるかどうか?
- エアコンをつけるかどうか?
- 今日の衣服はどうするか?
- 雨が降りそうかどうか?
- お出かけするかどうか?
- 熱中症対策にも
1番身近な実測値がリアルタイムでわかるので、参考になるんです。
浴室に設置しても、冬場のヒートショック対策に使えます。
それもこれも、防水だからできること。スイッチボットさん、良いモノ作ってくれました。
温度湿度が自動でデータ化
リアルタイムの温度・湿度がわかるのは当然。過去のデータも振り返って見ることができます。
一度設定してしまえば、後はほっといても自動でデータ取りしてくれますからね。
天気予報にない、1番身近な気候のデータベースがつくれます。
だって、自分が住んでいる場所そのもののデータがとれますからね。
これがね、参考になるんですよ。快適な生活をするための。
こうなると快適、こうなると不快って条件がわかるようになります。
となると、それを避けるように、エアコンや加湿器を動かせば良いワケです。
データを元に、赤ちゃんやペット、植物のための部屋作りができます。
ちょっと話は変わりますが、子どもの自由研究などにも使えそうです。
純粋に自宅周りのデータのグラフを見るだけでもおもしろいですよ。
スイッチボット製品と連動可能
スイッチボット関連デバイスと連携できるのも魅力。
例えば、「ハブ2」や「ハブミニ」など、スマートリモコンと連携すれば、
- 温度が28℃以上になったらエアコンON
- 湿度が65%以上になったらエアコンON
温度をトリガーに、エアコンを自動操作できるようになります。
「スイッチボット 加湿器」と連携すれば、
- 温度が40%以下になら加湿器をつける
と、加湿器の自動化も可能です。
トリガーとしての役割が、温湿度計は優秀。
屋外の温度・湿度をトリガーに、「スイッチボットカーテン」を閉める、そんなことも考えられます。
アイデア次第でいろんなことが自動化できるんですよね。
スイッチボットはとにかくデバイス数が豊富なので、やりたいことを実現できます。
コンパクトなサイズ
一目見たときビビリました。「ちっちゃ!!」って。
外箱からして小さい。こんな小さいモノかと思うくらい小さい。
多分、この話を聞いた後で実物見ても、それでも小さい!って驚くと思います。
小さいからこそ置き場所に困りません。持ち運びにも便利。
「よくこの中に機能詰め込めたな」って感心しました。
外に持ち出しもできる
外に持ち出して使うのもおすすめ。
特に、赤ちゃんがいる家庭では大活躍です。
屋内︰赤ちゃんのそばに置いておく
屋外︰ベビーカーやチャイルドシートに
常に赤ちゃんのそばの温度・湿度を計測することができます。
温度・温度が指定の条件から外れると、スマホに通知することも可能です。
温湿度計が、 赤ちゃんの環境を常に見張ってくれるイメージです。
同様に、夏の過酷な時期には、温湿度計を持ち運べば熱中症対策になります。
コンパクトなサイズも相まって、こんな使い方もできちゃいます。
SwitchBot 防水温湿度計のデメリット
ここでは「スイッチボット 防水温湿度計」を使ってみてわかったデメリットを紹介します。
以下1点です。
- ディスプレイはなし
ディスプレイはなし
本体には、ディスプレイがありません。
つまり、温度・湿度をチェックするためには、スマホアプリを開く必要があります。
ここが手間に感じる人もいるかもです。
ただ、防水とのトレードオフなので、仕方ない部分ではあります。
SwitchBot 防水温湿度計の比較
製品名 | 防水温湿度計 | 温湿度計 | 温湿度計プラス |
---|---|---|---|
画像 | |||
防水防塵構造 | IP65 | 非対応 | 非対応 |
製品サイズ | 66×28×20mm | 53.3×53.3×23.9mm | 79×65×22mm |
ディスプレイ | なし | あり | あり |
測定項目 | 湿度 絶対湿度 露点温度 飽和水蒸気圧 | 温度湿度 | 温度湿度 | 温度
快適度の表示 | 乾燥、快適、湿潤 | なし | 乾燥、快適、湿潤 |
対応アシスタント | Amazon Alexa Googleアシスタント Siri ショートカット | Amazon Alexa Googleアシスタント Siri ショートカット | Amazon Alexa Googleアシスタント Siri ショートカット |
価格 | 1,980円(税込) | 1,980円(税込) | 2,780円(税込) |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
スイッチボットの温湿度計、温湿度計プラスと比較しました。
メリットは、間違いなく「防水」。温湿度計もプラスも防水には対応していません。
ただ、防水温湿度計は、ディスプレイは付属していません。ここに使いにくさを感じる人もいるかも。
防水温湿度計は、測定項目も豊富。屋外で使うなら防水温湿度計をおすすめします。
SwitchBot 防水温湿度計はこんな人におすすめ
- 防水の温湿度計を探している人
- 屋外の温度・湿度をチェックしたい人
- 持ち運びできる温湿度計を探している人
本製品の魅力は、とにかく「防水」。
防水だからこそ、できることの幅が広がりました。
特に、屋外を気兼ねなく測定できるのは、大きな魅力です。
お風呂以外の、室内だけ測定するのでしたら、「温湿度計」や「温湿度計プラス」のほうをおすすめします。
SwitchBot 防水温湿度計のレビューまとめ
「スイッチボット 防水温湿度計」を紹介しました。
たかが防水。されど防水。
防水仕様で、使い道はグンと増えました。
まずは屋外、ベランダなどに置いて1度使ってみてほしいです。
生活する上で、「外気温や湿度を把握するだけでこうも違うか!」と気づいてもらえるはずです。
スイッチボット関連デバイスとの連携もできて、それで2,000円以下は、かなりのお値打ち品かと。
- 部屋の温度管理の参考に
- 着ていく服を決めるために
- 赤ちゃんが無理なく生活できるように
- 熱中症対策に
ご自身の用途にあわせて、自由度高く活用していただければと思います。
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