サウナ大好きサウナーの皆さま。
皆さまはどんなサウナが好みでしょうか?
・温度
・湿度
・明るさ
・ロウリュ有り無し
・テレビ有り無しetc
様々な条件があり、そのセッティングひとつでサウナの良し悪しを左右しかねません。
今回は、その条件の中でも『温度』をピックアップし、サウナの温度について色々と考えふけってみました。
特に、超高温サウナに入ることで分かった体の変化、そして「ととのい」に与える影響などなど、サウナーの方なら誰しも気になる内容(筆者だけ?)となっております。
日々のサ活の片手間に、サラッと読んでいただければ幸いです。
※サウナの体感・気持ち良さは千差万別その人次第です。本記事もあくまで参考としていただけたらと思います。
今回訪れた施設
今回の施設はここ!
なんと言っても魅力は超高温サウナ。
120℃に迫る温度をどう乗りこなし、自分のペースに持ってくるかが勝負。
(ちなみに一般的なサウナは90℃程度だと思う。)
この高温がどうサウニングに影響を与えるかが見ものです。
もちろん水風呂、外気浴設備もバッチリ。寝ころべるタイプのととのい椅子はありがたい。
この素晴らしい施設にて、サウナの温度、しっかり研究して参りました。
ファーストインプレッション|温度と湿度のバランス
皆さま、熱いサウナはお好きでしょうか?
熱ければ熱いほど良い・・・ノンノン。
良いサウナは総じて『温度と湿度のバランス』が絶妙なのだ。
そういう意味では、このサウナ、絶妙の一言。
温度計は約120℃・・・それでも肌を刺すピリピリした刺激や息のしづらさは全くない。これが温度と湿度のバランスが絶妙なサウナの効果なのである。
[サウナポイント①]
熱けりゃいいわけじゃない、それがサウナ。温度と湿度のバランスがすべてだ。
心拍数の最大値はあまり変わらない
筆者はなかなかハイなレベルに達しているようだ。
120℃を示す最強の高温サウナ。筆者が平常心を保ち、目をつむり、熱と会話した。
「その程度か?」と。
心拍数は140bpm程度、至って通常運転、心臓も「おれはまだイケる」。そう言っていた。
120℃のじゃじゃ馬も、筆者の前ではただのサウナに過ぎない。
サウナにおいて、心拍数は重要だ。
日本サウナスパ協会のありがたい解説を引用する。
サウナに入った直後、脈拍数は急激に上昇します。初期上昇といって、交感神経の緊張によるものです。ついで数分後に、ゆるやかな二次上昇がみられます。これはサウナで身体が暖まって血行がよくなり、心臓から送り出される血液量が増加するからです。ちょうどジョギングなどをしたときと同じ状態になるわけです。(引用:https://www.sauna.or.jp/kisochishiki/saunabook_2.html)
ここにおける二次上昇、言い換えると心拍数のおおよその最大値は、温度が高いサウナも低いサウナも、大きな違いがないことがわかった。
「サウナの温度なんて所詮そんなもんよ」
筆者は一旦、高温サウナ室を後にした。
[サウナポイント②]
基本的にどんなサウナも最大心拍数はほぼ同じ。自分の心拍数を把握するのは重要。
変わるのは最大心拍数まで達するスピード!
サウナ2セット目。
確かに温度が高いのはわかる・・・でもそれ以上は・・・!!!
2セット目で確実に違いを感じた。
最大心拍数に達するスピードが速い!!!
通常のサウナでは、サウナ室に入り6分くらいで最大心拍数に達し、8分くらいで水風呂に向かう。
それが今回は、約2分。2分で心拍数は上がり切り、大粒の汗が噴き出した。
「これが超高温サウナの効果か・・・」
相変わらず最大心拍数は変わらないようだが、水風呂欲はメーターを振り切った。
毛穴はバチバチに開き、見たこともないくらいに滴り始める。
このサウナに「その程度か?」と語りかけたことさえ、その時は忘れていた。
「このサウナではいつものルーティンが通用しない・・・」
6分で水風呂へ直行。水風呂で高ぶった精神を落ち着かせ、外気浴でディープなところまで持っていくのは容易かった。
[サウナポイント③]
超高温サウナは一気にピークを迎える!そこからのクールダウンは至高。
高温サウナのメリット|1サイクルがめちゃくちゃ速い
外気浴で副交感神経を一気にON。揺らぐ視界。
起き上がると、次のセットが待っている。
超高温サウナに身体を預ければ、すぐに極上のピークポイントまで持っていってくれた。
サウナの1セットが速い。
サウナ → 水風呂 → 外気浴
この1セットを、超高温サウナのペースに乗せられているかのようだった。
超高温サウナの手の中で転がされている。
自ずと深く深く、精神が持っていかれはじめた。
筆者ペースじゃない。サウナのペースに筆者が合わせるのだ。
[サウナポイント④]
超高温サウナはペースハイ。サウナに身を任せ、サウナにペースを合わせろ。
水風呂の温度がそこまで低くなくてもあまみでまくり|血流がよくなりまくる
外気浴中にふと目をやると、身体が色づいていた。
そう、『あまみ』だ。
知らない人のために少しだけ解説をする。
グッドなサウニングをするとハンパなく血行が良くなる。
皮膚表面の毛細血管にも、その血流はめぐってくる。
その結果、太ももや腕、様々な部位に『赤い斑点』が浮かび上がる。
それがあまみだ。
基本的にグッドなサウニングには、熱いサウナと冷たい水風呂がセットで必要となる。
今回はどうだろう?
今回お世話になったサウナ施設は、お世辞にもめちゃくちゃ冷たい水風呂ではなかった。17、8℃であろう。
それでも、筆者の身体はグッドなサウニングのしるしを示していた。
これが超高温サウナの効果であろう。
一気にピーク、そして急冷。ハイサイクル。
その超絶怒涛の血行促進効果は、並のサウナの追従を許さなかった。
[サウナポイント⑤]
超高温サウナはめちゃくちゃ血行促進効果が高い。
ガツンとくるパワー系サウナ
このサウナを一言で表すと・・・パワー系だろう。
「静かにサウナで汗を流し、静かに水風呂で脈を整える。そしてゆっくりと外気浴でその時を楽しむ」
こんなサウナとは、正反対の位置にある。それが超高温パワー系サウナだ。
「一気にピークを迎え汗が噴き出す。その汗を一気に水風呂でしめる。外気浴はほんのり熱を保ったまま、深く深くリラックスする」
これをハイスピードで繰り返す。これがパワー系サウナなのだ。
おじさんたちがじっと暑さに耐え、いつまで入ってんだというくらいサウナ室にいる。そのゆでだこ状態サウニングに当たらずとも遠からずだ。
でもそれが良いのだ。
超高温サウナの魅力・・・それはスピードとパワーを両立し、一気にMAXまでもっていくハードなパワー系のサウニング。それが答えだと筆者は教えられ、浴場を後にした。
まとめ
いかがだったでしょうか?
超高温120℃のサウナの魅力・・・伝わりましたでしょうか?
ゆっくりまったり楽しむサウナも良いですが、ガツンとくるパワー系のサウナもこれまた一興でございました。
ここでサウナポイントの復習です。
① 熱けりゃいいわけじゃない、それがサウナ。温度と湿度のバランスがすべてだ。
② 基本的にどんなサウナも最大心拍数はほぼ同じ。自分の心拍数を把握するのは重要。
③ 超高温サウナは一気にピークを迎える!そこからのクールダウンは至高。
④ 超高温サウナはペースハイ。サウナに身を任せ、サウナにペースを合わせろ。
⑤ 超高温サウナはめちゃくちゃ血行促進効果が高い。
「今日のサウナの温度は高いぞ!」
そんなときは、是非、本記事を思い出し、グッドなサウニングと高温サウナの魅力を肌で体験していただきたいと思います。
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