「FOSMET X Note Rec10」をレビューしました。
AIによる「音声録音→文字起こし→要約」の流れがあまりにスムーズで、正直かなり驚きました。
AIデバイスが次々と登場する今、今回は「AI付きのレコーダー」を紹介します。
それが「FOSMET X Note Rec10」です。
このモデル最大の特徴は、録音した音声をAIが高度に分析し、活用しやすい情報へ変換してくれる点です。
録音→文字起こし→AI要約→マインドマップ化
この一連の作業を、専用スマホアプリが自動でまとめて処理してくれます。
| 高精度AI文字起こし | GPT-4.1/GPT-4o/o3-miniなど複数モデル対応、118言語対応 |
| 自動話者識別 | 複数人の会話も、誰が話したかを自動で区別 |
| AI要約 | 議事録やToDo、マインドマップなど30種類以上のテンプレートから最適な形でまとめ |
| Ask AI機能 | 録音内容をもとにAIが質問に答えてくれる、分析や提案まで可能 |
「記憶してくれる」「まとめてくれる」「質問に答えてくれる」と、3拍子揃っています。
センタクメイドまるで自分の脳の記憶容量が増えたかのように、情報が整理される実感がありました。
会話やアイデア、メモ的な情報など、「もう自分で覚えておかなくてもいいや」と思える安心感さえ生まれました。
だって、AI要約を見ると・・・まさに自分が欲しかった要約そのもの（笑）。
そして、手のひらサイズのコンパクト設計なので気軽に持ち歩け、思い立った瞬間すぐ使える利便性も魅力でした。
- スペック
- 開封・外観
- 使い方
- メリット・デメリット
- こんな人におすすめ
以下、ていねいにレビューしていきます。
ポチップ
10%OFF 割引コード：REC10SEN
有効期間：2025年10月23日（木）00:01 JST ～ 2026年1月23日（金）23:59 JST
- 録音から文字起こし・AI要約・マインドマップ化まで一括で完結
- 外部記憶デバイスとして優秀｜“外部脳”レベルの情報整理能力
- 薄型・軽量で持ち運びしやすい｜とっさの録音でもすぐ起動
- 音声文字起こしは無料プランでも月300分利用可能
- 付属ケースがタイトで本体が取り外しにくい
FOSMET X Note Rec10のスペック
| 製品名 | FOSMET X Note Rec10 |
|---|---|
| 素材 | アルミニウム合金 |
| 重さ・サイズ | 32 g 8.6 × 5.4 × 0.32 cm （カードと同等サイズ） |
| カラー | メタリックグレー |
| 内蔵ストレージ | 64GB |
| 連続録音時間 | 最長35時間 |
| バッテリー容量 | 400mAh |
| バッテリー持ち | 最大166日 |
| マイク | 高感度ノイズキャンセル搭載（複数指向性） |
| 録音品質 | 最大48kHz/32bit |
| 接続 | Bluetooth 5.0 |
| 備考 | 有料会員1年間無料 |
FOSMET X Note Rec10の開封・外観
ここでは「FOSMET X Note Rec10」の開封および外観レビューをします。
開封
それでは開封していきます。
開封すると以下の通りです。
第一印象は「小さい！薄い！！」と驚きでした。カードと同等のサイズ感で、とにかく軽く、持ち運びがラクです。
同梱品は以下です。
- レコーダー本体
- 専用MagSafeケース
- OTG変換アダプター
- 充電ケーブル
- MagSafeリング
付属の充電ケーブルは独自端子で、マグネット式のため近づけるだけでピタッと接続できます。
スマホに貼り付けて使うMagSafeリングやOTG変換アダプター（PCとの接続用）も付属します。
専用のMagSafeケースも付属します。ケースにぴったり収まるシンデレラフィット設計で、操作部分だけ露出するデザインです。ケースをつけたまま充電も可能です。
ケースにはマグネットが内蔵されており、スマホの背面に装着できます。電話の録音に活用できます。
取扱説明書は図解付きでわかりやすく、シンプルな操作性も相まって、すぐに使い始められます。
外観
それでは本体を見ていきます。
サイズはまさにカードそのもので、手のひらにすっぽり収まるコンパクトさです。
薄くて軽いため、服のポケットやバッグの小ポケットに入れてもまったく邪魔になりません。
本体上部にはディスプレイ、電源ボタン、録音スイッチが配置されています。下部にはFOSMETのロゴが刻まれており、全体的にスタイリッシュな印象です。素材はアルミニウム合金で、質感の高さも魅力です。
ディスプレイは小型ながら、必要な情報をしっかり表示してくれます。多くの録音デバイスには、基本ディスプレイがないため、本製品はひと目でステータスやバッテリー残量を確認でき大きなメリットだと感じました。
背面は以下の通りです。
下部には充電端子があり、マグネット式ケーブルでカチッと接続できます。
底面に小さな穴が2つあり、これが収音用のデュアルマイクです。
ポチップ
FOSMET X Note Rec10の使い方
ここでは「FOSMET X Note Rec10」の基本的な使い方を紹介します。
初期設定
まずは、初期設定を紹介します。操作はとても簡単です。
Google PlayまたはAppStoreにて、「DOWAY」というアプリを入手し、ログインまたはアカウント作成を行います。
ログイン後、アプリの「デバイス追加」をタップします。電源を入れると本体が検出されるので、「接続」を選んで連携します。
これで初期設定は完了です。
本体の操作
ここからは本体の基本操作を簡単に紹介します。
電源ボタンを3秒長押しすると、電源がオンになります。
電源をオフにする場合も同様に長押しします。
録音スイッチを上にあげると録音がスタートします。
録音中に電源ボタンを押すと、一時停止が可能です。
スイッチを下に戻すと、本体が2回振動し、録音データが保存されます。直感的に使えるところが魅力です。
アプリ操作
専用のアプリ「DOWAY」を実際に使いながら紹介します。
トップページには録音データが一覧表示され、上部の虫眼鏡アイコンからファイル検索もできます。
録音ボタンを押すと、「録音開始」「音声インポート」「OTGインポート」の3つが選べます。すでにある音声ファイルも取り込めるため、手持ちの音声データをAIで解析することも可能です。「録音開始」をタップすると波形が表示され、録音がスタートします。
録音が終了すると、文字起こしなどAI編集機能が利用できるようになります。今回は理解が難しい「国会討論」の音声データを使い、AIでどこまで処理できるか試してみました。
音データは編集画面でトリミングやファイル名変更が行えます。
機能としては、「文字起こし」「要約」「マインドマッピング」が利用できます。
「文字起こし」を選ぶと、「要約テンプレート」「話者識別」「AIモデル」「録音言語」が設定できます。
要約テンプレートは大量に用意されており、用途に合わせて選択できます。
AIモデルは「GPT-5」をはじめ多くのモデルに対応しており、対応言語は118種類です。
今回は「オートパイロット」を選び、話者識別オン、AIモデルはGPT-5、言語は日本語に設定しました。20分程度の音声でしたが、文字起こしはおよそ2分で完了しました。
文字起こし結果を音声と照らし合わせながら読んでみたのですが、本当に精度が高いです。ほぼほぼ間違いがないし、漢字も特殊な名詞以外ははずれなしです。話者識別も優秀で、政治家3名の発言をしっかりと区別できていました。話者には名前をつけて管理できるため、議事録作成も効率的に行えます。
文字起こしで間違っている部分があれば、以下のように手打ちで編集可能です。タイトルも自動生成され、「日本経済の停滞と消費税問題に関する質疑」と、内容にふさわしいタイトルが提案されました。
Ask AI機能では、音声内容に関する質問を投げかけると、そのまま自然な回答を返してくれます。ガチですごいです。例えば、「スピーカーの名前を教えて」と聞いてみました。それぞれ3人の名前をピックアップし、音声データ最後の方で切り取られていた4人目の名前まで、しっかりと把握し教えてくれました。また、「会話継続」として、関連質問が並び、タップするだけでさらに深掘りできるのも便利です。
「消費税についてまとめて」とお願いすると、質問者と回答者の立場を整理しながら的確に要点をまとめてくれました。
「内容を簡単にまとめて」と聞くと、わかりやすい簡単なことばで、質問内容とそれに対する回答をまとめてくれ、おまけに音声データにおける「核心的な論点」まで教えてくれました。本当にかしこいです。
「要約」や「マインドマッピング」をタップすると、視覚的に把握しやすい情報が生成されました。音声データによって得意不得意はあるものの、重要ポイントをすばやく把握するのに役立つと感じました。
マイページでは、現在利用した音声分析の時間が確認できます。月300分までは無料で利用でき、それ以上使いたい場合は有料メンバーシップが必要です。
FOSMET X Note Rec10のメリット
ここでは「FOSMET X Note Rec10」を使ってみてわかったメリットを紹介します。
以下4点です。
- 録音から文字起こし・AI要約・マインドマップ化まで一括で完結
- 外部記憶デバイスとして優秀｜“外部脳”レベルの情報整理能力
- 薄型・軽量で持ち運びしやすい｜とっさの録音でもすぐ起動
- 音声文字起こしは無料プランでも月300分利用可能｜有料版も価値あり
録音から文字起こし・AI要約・マインドマップ化まで一括で完結
録音の開始方法は以下の2つです。
- 本体の録音スイッチをオン
- スマホアプリの録音ボタンをタップ
シーンに応じて使い分けできます。
センタクメイド特に本体操作は、ポケットやバッグから取り出してスイッチを入れるだけで即録音が開始します。一瞬のシーンも逃しにくい設計です。
録音したデータは専用アプリで、
- 文字起こし
- AI要約
- マインドマップ化
これらが一括で処理できます。
| ビジネス | 会議の議事録、通話の記録、話者識別 |
| 教育 | 講義やセミナーのノート取り、多言語に対応、マインドマップで視覚化 |
| 日常 | アイデアのボイスメモ、家族会議まとめ、病院での説明記録など |
実際に使ってみて、幅広いシーンで役立つと感じました。
センタクメイドちょっとした独り言レベルのボイスメモでも、AIがあとからキレイに整理してくれるので本当に助かります。
ただ録音してくれるだけでも便利なのに、AIが組み合わさることで、強力な時短ツールへ進化していると感じました。
会議などだけで使うツールだと思わず、日常、学習、今まで自分の耳で聞いて整理していた部分を、FOSMET X Note Rec10におまかせするイメージが正解です。
会議だけで使うのはもったいなく、学習・日常のあらゆる場面で、今まで自分の耳で聞いて整理していた部分を、FOSMET X Note Rec10におまかせできます。
生活のさまざまなシーンで積極的に活用していきたいと思える1台でした。
外部記憶デバイスとして優秀｜“外部脳”レベルの情報整理能力
ちょっとした会話、会議、相談など、日常のあらゆるやり取りを覚えておくのは人間にとって難しいものです。
メモを取ったとしても、そこから内容を把握し要点を整理するのは手間がかかり、そこまでしないと情報は価値を持ちません。
センタクメイド人間の脳は、少なくとも僕の脳は年々衰え、昨日の晩ごはんも思い出せないポンコツ状態です（笑）。
そんなケースで、「FOSMET X Note Rec10」は真価を発揮します。
音声記録→文字起こし→要約→マインドマップ化
この流れで、記憶の衰えやを理解不足を丸ごと補完してくれます。
取得した情報はアプリ内に保存、テキスト化されキーワード検索が可能。「あの時の話」をいつでも呼び出せます。
あと驚いたのがAI機能（Ask AI）。
センタクメイド録音された内容に関する質問なら、AIがほぼ何でも答えてくれます。
例えば、
| ビジネスシーン | 会議で決まったことを簡単に教えて 誰がどんな意見を言っていたか整理して 専門用語の部分を簡単な言葉に言い換えて 全体の要点を3ポイントにまとめて 決定していない論点をリスト化して |
| 医療・病院 | 病院で先生は何て言ってたっけ 診察で言われた注意点だけ教えて 処方された薬の説明部分をまとめて 検査結果で重要なポイントを整理して 医師が特に強調していた内容を教えて |
| 学習・講義・勉強 | 講義で重要だった部分のみをピックアップして テストに出そうなポイントだけまとめて 先生が強調していた箇所を抽出して 講義中の用語を簡単に説明して 理解すべきキーワードを並べて |
| 日常会話・雑談・家族 | 会話の要点を短くまとめて 相手が伝えたかった意図を整理して 似た内容をグループ化してまとめて 感情的になっていた部分を教えて 会話から注意すべきことを抜き出して |
| アイデアメモ・独り言・思考整理 | さっき話したアイデアを整理して 思いついた内容から具体的なタスクに落として アイデアの方向性を3パターンでまとめて 重要なポイントだけ抜き出して 次に考えるべきことを提案して |
| クリエイティブ・コンテンツ制作 | 動画の構成案になりそうな部分を抜き出して ナレーション原稿として整理して SNS投稿に使えるポイントだけ抽出して 伝えたいメッセージを1文に要約して 重要なセリフや引用部分をピックアップして |
| イベント・ワークショップ・インタビュー | インタビューで語っていた重要テーマを教えて 参加者の意見をまとめて比較して ワークショップで出たアイデアを分類して アフターレポート用に要点を整理して |
こうした要望にもスパッと答えてくれます。
単なる録音機を優に超えたデバイスに仕上がっていました。
だって、人間の脳だけでは、ここまでできないですよね。
センタクメイド特に、大量の情報を日常的に扱うビジネスパーソンや、物忘れしがちな人にとって、FOSMET X Note Rec10はまさに「外部脳」として欠かせないパートナーとなるはずです。
薄型・軽量で持ち運びしやすい｜とっさの録音でもすぐ起動
「FOSMET X Note Rec10」は想像していた以上に薄く、驚くほど軽量です。
厚みはカードを数枚重ねた程度で、荷物に入れても負担になりません。
軽さと薄さのおかげで、どんなシーンでも気軽に持ち歩けます。
今の時代、会議、取材、学習、日常のアイデア記録など、さまざまなシーンで録音デバイスが必須とされています。
そんな録音デバイスが、ポケットやカバンにスッと収まり、外出先でも気軽に携帯できるのは大きな強みですね。
持ち運びやすいからこそ、とっさのタイミングでもすぐに取り出して録音できるのが強みです。
スマホよりも起動が速く、スイッチを入れるだけで即録音開始できるため、大事な瞬間を逃しません。
センタクメイドパッと思いついたアイデアを、サクッとボイスメモするだけで便利です。
音声文字起こしは無料プランでも月300分利用可能
AIを活用した機能で気になるのが料金です。
いくら便利でも、高額だと気軽に使い続けるのは難しいですから。
その点「FOSMET X Note Rec10」は、無料プランでも月300分のAI文字起こしと要約が利用できる太っ腹な設定。
ライトユーザーであれば無料プランで十分だと思います。
もし月300分を超える場合は有料プランが用意されていますが、料金はかなり良心的です。
| Starter（無料） | Pro | Max | |
|---|---|---|---|
| 料金（税込） | 無料 | 月額：約7800円 年額：4,520円 | 月額：1,580円 年額：11,000円 |
| 文字起こし上限 | 初年度：無制限 2年目以降：月600分（81言語） 2年目以降：月300分（38言語） | 無制限（81言語） | 無制限（114言語） 月300分（38言語） |
| プロフェッショナル テンプレート | 制限あり | フルアクセス | フルアクセス |
また、以下のように分数を追加することもできます。
| 追加分数 | 料金（税込） | 1分あたり目安単価 |
|---|---|---|
| 120分 | 310 円 | 約2.58 円/分 |
| 600分 | 620 円 | 約1.03 円/分 |
| 3,000分 | 2,540 円 | 約0.847 円/分 |
| 6,000分 | 4,740 円 | 約0.790 円/分 |
自分の使い方に合ったプランを選んで、賢く利用するのがおすすめです。
それにしても、無料プランがありがたいし、Maxプランの使い放題で年間11,100円って・・・正直破格すぎます。
センタクメイドちなみにですよ・・・今ならMAX会員が1年間無料とのこと。もはや本体価格がタダに感じるレベルです。
ポチップ
FOSMET X Note Rec10のデメリット
ここでは「FOSMET X Note Rec10」を使ってみてわかったデメリットを紹介します。
以下1点です。
- 付属ケースがタイトで本体が取り外しにくい
付属ケースがタイトで本体が取り外しにくい
「FOSMET X Note Rec10」の付属ケースは、サイズがタイトで本体を出し入れしにくいです。
頻繁に出し入れする場合、ストレスを感じると思います。
ケースをつけっぱなしにするか、ケースを使わず直接持ち歩くなら特に問題ありません。
（※ケースをつけたまま充電できます）
ただ、質感の良いケースなので、「もう少し余裕のあるサイズだったらうれしかった」というのが本音です。
※取り外し方が用意されていました！
センタクメイド付属する白いカードを使えば、比較的かんたんにケースから本体を取り外すことができました。
FOSMET X Note Rec10はこんな人におすすめ
- 会議や打ち合わせを効率的に記録・整理したいビジネスパーソン
- 学習効率を高めたい学生や研究者
- 物忘れなどから、外部記憶装置として頼りたい記憶力に自信がない人
- アイデアや日常の会話をさっと録音し、後で簡単に検索・整理したい人
FOSMET X Note Rec10のレビューまとめ
「FOSMET X Note Rec10」を紹介しました。
録音から文字起こし、AI要約、マインドマップ化まで一括でこなせる素晴らしいデバイスでした。
センタクメイド正直、これらの作業を自分ひとりの力でやろうとすると・・・はっきり言って無理です（笑）。
それが可能になる本製品、無料プランでも月300分まで使えるため、本体価格込みでもお買い得に感じました。
ビジネス用途だけでなく、学習や日常的なメモ、自分の脳の記憶領域を補完する用途で使用するのがおすすめです。
「日常にあふれる情報をスマートにまとめ活用する最先端の録音デバイス」だと感じました。
ポチップ
10%OFF 割引コード：REC10SEN
有効期間：2025年10月23日（木）00:01 JST ～ 2026年1月23日（金）23:59 JST
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