ロボット掃除機をお探しの皆さま。
その中でも「賢く高性能なロボット掃除機が欲しい」という皆さま。
ロボット掃除機を大きく分けると、2つに分類できます
マッピングができるロボット掃除機
マッピングができないロボット掃除機
マッピングとは後述しますが、ザックリいうと「お部屋の形を認識する」ということ。
となれば、マッピングできるロボット掃除機とできないものの差はお分かりになるかと思います。
マッピングができる = 高性能
こう思っていただいて問題ないです。
そして本記事は、そんな「マッピングができるロボット掃除機」についての記事となっています。
本記事ではマッピングができるロボット掃除機の
メリット
デメリット
おすすめ機種
これらを詳しく、皆さまにご紹介していこうと思っております。
ちなみに僕(プロフィール)もマッピングができるロボット掃除機のユーザーです。
そんなユーザー目線で、マッピングができるロボット掃除機について語っていきたいと思います。
マッピング機能とは?
皆さま、改めてマッピングってご存じですか?
すごく簡単に書くと「あなたのご自宅の部屋の形状や間取りを正確にマップ化する」ということ。
我が家では、このようにお部屋がマッピングされています。
これまでの一般的なロボット掃除機は、どちらかというとマッピングしないタイプのモノが主流でした。
ただ、マッピングしないタイプのロボット掃除機は、
ランダム走行
掃除効率が低い
モノへの衝突が多い
部屋数が多い家には不向き
このようなデメリットがありました。
簡単に言ってしまえば、フラフラと壁に当たっては方向転換、再び壁に当たっては方向転換・・・これが一般的なロボット掃除機だったのです。
対してマッピングできるタイプのロボット掃除機・・・そのデメリットをしっかり克服しています。
そこのところを、以下詳しく解説していきます。
マッピングできるロボット掃除機のメリット
ここでは、ロボット掃除機がマッピングできると何が嬉しいのか?メリットをご紹介していきます。
大きく分けて3つのメリット
掃除の質が高い
短時間で掃除できる
複雑な間取りでもOK
これらについて、お話していきますね。
掃除の質が高い
まず、お掃除そのものの話。
マッピングすることで、部屋の形をロボット掃除機が認識しますので掃除の質が非常に高いです。
掃除した場所
掃除していない場所
これらをしっかり把握しながら掃除してくれるので、掃除もれがありません。
おかげで使用後は床にごみはほぼ落ちていないです。
マッピングできないタイプのロボット掃除機とは、かなり大きな差がでてきます。
短時間で掃除できる
マッピングできるロボット掃除機はマップを把握しているので、基本的に直線的な動きで部屋を無駄なく掃除してくれます。
画像を見ていただければ、まっすぐ移動していることが分かると思います。
対して、マッピングできないロボット掃除機は、ランダムな動きで、基本的に手探り手探り部屋を掃除します。
ここに、掃除時間の差が生まれます。
マッピングできるロボット掃除機は、圧倒的に掃除時間が短いです。
だって、マップを把握することで、最短距離で効率の良い掃除ルートを採用してくれるから。
短時間で掃除を終わらせてくれることは、時間のない現代人にとっては大きなメリットになります。
その上、バッテリーを搭載している関係で、掃除時間は短ければ短いほど有利。
もたもたしていたらバッテリー切れ・・・なんてことも考えられますしね。
短時間でサクッと掃除を終わらせられるのは、嬉しい人が多いのではないでしょうか?
複雑な間取りでもOK
マッピングできるロボット掃除機のメリット・・・複雑な間取りの部屋もOKだということ。
例えば、部屋数が多かったり、ちょっといびつな形をしている部屋だったり。
想像してみてください。
目隠しして、部屋から部屋を移動すると、なかかな大変ですよね。
マッピングできないロボット掃除機は、これと同じで目隠し状態に近いです。
対して、マッピングできるロボット掃除機は、目をしっかり見開いて、部屋の形状を理解している状態です。
圧倒的に後者の方が有利ですよね。
掃除においても同じで、一部屋くらいだったら大きな差は生じないのですが、複数の部屋がある場合には大きな差が生まれます。
個人的には、1LDKくらいからはマッピングできるロボット掃除機を選んだ方が良いと思います。
マッピングできるロボット掃除機のデメリット
ここまでメリットを書いてきましたが、デメリットももちろんあるのです。
それを包み隠さずご紹介していきます。
価格が高め
それがね、コレ!価格が高いということです。
マッピングできるか否かで、価格が大きく違います。
ザックリ言うと、倍くらいは違うと思います。
この価格がネックで、マッピングできないロボット掃除機を選ぶ方も多いくらいです。
でもね、僕個人的な意見としては、価格というデメリットを大きく覆すほどに、マッピングができるというメリットは大きいです。
価格の分は、使ってみたら納得していただけると思います。
悩ましい問題ですが、複数部屋がある方は絶対マッピングできるロボット掃除機を選んだ方が良いと思います。
逆にワンルームとか一人暮らしとか、そんな方々にはマッピングができる機種はオーバースペックになるかもしれません。
そんな方々は、是非この記事をチェック!
あわせて読みたい(一人暮らしにおすすめのロボット掃除機)
マッピングできるおすすめのロボット掃除機7選
それでは具体的にマッピングができるロボット掃除機をご紹介していきたいと思います。
実際にロボット掃除機を愛用している目から見て、7機種、厳選に厳選を重ねて選びました。
是非とも機種選びの参考にしていただければと思います。
ANKER「Eufy RoboVac L70 Hybrid」
まずご紹介しますのが、Anker社のフラッグシップモデルである「Eufy RoboVac L70 Hybrid」。
価格は。2021年2月現在。Amazonにて54,800円ほどとなっています。
個人的に愛用させていただいているロボット掃除機です。
もうね、一言「超かしこい!!!」。
AIによる正確なマッピング技術により、部屋の形を瞬時に把握し、適切な掃除経路にて掃除をしてくれます。
そのおかげで、掃除能力は頭ひとつ抜きんでており、ゴミの取り残しはとても少ないです。
スマートホームにも対応しており、スマートスピーカーがあれば、声で操作できるのもポイントですかね。
「小さなおじさんが乗ってるんじゃないの?」
そう思うほどに、賢い掃除をしてくれる「Eufy RoboVac L70 Hybrid」。
かなりおすすめです。
Beijing Roborock Technology「Roborock S5 Max」
スマートフォンで世界トップクラスの総合家電メーカー「Xiaomi(シャオミ)」から出資を受ける、ロボット掃除機メーカー「Beijing Roborock Technology」から、全部入りのロボット掃除機が販売されています。
それがコレ、「Roborock S5 Max」!!!
価格は20201年2月現在、Amazonにて58,095円(税込)ほどとなっております。
本製品、次に紹介します「Roborock S6 MaxV」の型落ち製品・・・つまり現在、価格がガクッと落ちております。
狙い目でございます!!!!!
高精度のLDSレーザーセンサーを搭載しており、室内を360°スキャンし障害物を把握、効率的なルートで掃除を実行してくれます。
さらに、14種20個というビックリな数の高精度センサーを積んでおり、圧倒的に高精度な動きを実現しております。
とにかく今、超高性能のロボット掃除機が安めに買える・・・そんなお買い得な時期にあるのです。
コスパを重視される方に今イチオシです。
Beijing Roborock Technology「Roborock S6 MaxV」
こちらは、Beijing Roborock Technologyから販売されております最新機種、はっきり言って一言「最強のロボット掃除機」です。
まずは価格、2021年2月現在、Amaonにて83,000円(税込)ほどとなっております。
10万円を切ってきます。超ハイスペックなのに・・・です。
詳しく見ていきましょう。
まず本機の特徴、優秀なセンサーに加え、2眼のカメラを搭載しており、障害物の回避性能がかなり高いです。
かなり高いというレベルじゃないです。はっきり言って「世界一」だと思います(あくまで僕調べです)。
センサーも15種類、計25個と、前モデルを凌駕しており、無敵と言っていいでしょう。
これに、吸引力最強の2500Pa・・・そりゃめちゃくちゃキレイに掃除してくれますよ。
とにかくハイスペックなロボット掃除機を、比較的手に取りやすい価格で・・・そんな人には絶対コレです(筆者、コレ、めちゃくちゃ欲しいです)。
エコバックス「DEEBOT OZMO T8」
世界的に見たら、ロボット掃除機でかなりの有名メーカーであるエコバックス社。
そのエコバックス社の誇るハイエンドロボット掃除機が「DEEBOT OZMO T8」になります。
何と言っても、業界で初めて「3D構造化ライト技術」を応用した3D物体回避テクノロジーを搭載しております。
そのため、物体回避能力に非常に長けており、掃除中のトラブルが圧倒的に少ない製品になります。
それだけでなく、D-ToF(ディートフ)と言う車の自動運転に用いられる技術を応用し、マッピングシステムを構築しております。
だからこそマッピングの精度が非常に高く、リアルタイムでお部屋の形状を認識します。
価格は、2021年2月現在、Amazonにて64,800円ほどとなっております。
価格に対し性能が段違いの、かなりコスパに優れたロボット掃除機です。
「価格は抑えたいけど性能は妥協したくない」・・・そんな人に、本製品イチオシです。
エコバックス 「DEEBOT OZMO T8 AIVI」
OZMO T8の進化版と言って良い「DEEBOT OZMO T8 AIVI」。
マッピングの精度はT8から引き継ぎ、非常に精度が高いです。
D-ToF技術を応用しており、リアルタイムに部屋の構造を把握します。
この技術に加え、ここからがT8 AIVIの強みです。
それが「AIVIクリーニングアシスト」になります。
高性能のAIチップセットと広角122度のレンズのカメラを搭載しており、障害物を超高速で認識します。
そのおかげで、障害物の回避能力が非常に高く、トラブルをうまく避けてくれます。
特に「電源コード、毛布、スリッパ、靴、靴下、Uシェイプチェア、小さな敷物」を識別し、うまく回避するようプログラミングされています。
価格は、2021年2月現在、価格.comでは67,890円(税込)ほどで販売されています。
ロボット掃除機のトラブルの可能性を徹底的にそぎ落とした、そんな高性能ロボット掃除機です。
床に物が多かったり家具や家電が多いご家庭は、本製品、大活躍すると思います。
エコバックス 「DEEBOT OZMO 920」
エコバックス社のミドルクラスのロボット掃除機になります。
もちろんマッピング技術には対応しており、レーザーにより部屋をくまなくスキャン、スマホ上にマップを作成してくれます。
上位機種に劣りはりますが、マッピングの精度は高いです。
それに加え、マルチフロアマッピング機能にも対応しており、複数階での使用が可能となっております。
1階でも2階でも、ロボット掃除機を使いたい方にはとても良い機種だと思いますよ~。
価格は、2021年2月現在、44,890円(税込)ほどとなっており、上位機種と比べるととても手を出しやすい価格となっております。
マッピング機能搭載の上に、複数階での使用を考えている方に、本製品はピッタリだと思います。
エコバックス 「DEEBOT OZMO 901」
920の一個下のモデルになります。
本製品の特徴は、マッピング機能付きであるにも関わらずお値打ち価格であるということ。
2021年2月現在、Amazonにて36,800円(税込)ほどで販売されております。
マッピング機能が付いてこの価格・・・なかなか探しても見つかりません。
920との差は、
本体の厚みが1cmほど厚い(10.2cm)ということ
複数階での使用に対応していないこと
これがメインの差になります。
正直、コスパの話をしだしたら、本製品に勝るものはないです。
ロボット掃除機の中では、マッピングができる高性能な部類。
でもその中では、手を出しやすいクラスのロボット掃除機になります。
コスパを重視される方に、一番におすすめしたいモデルです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
マッピング機能のメリット・デメリット含め、マッピングできるロボット掃除機をご紹介いたしました。
少なくとも、
1LDK以上
床に物が置いてある
高性能な掃除を望む
こんな方は、マッピング機能付きのロボット掃除機を購入するべきだと、僕は思っております。
その中でも、上位のモデルから手を出しやすい価格帯のモノまで、各社から用意されております。
是非とも、あなたのライフサイクルやお部屋の状況に合わせて、ピッタリな1台を選んでいただければ幸いです。
ロボット掃除機のおすすめ記事は以下です。ぜひご覧ください。
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